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ツール・ド・NIKKO その13 帰路編 [ツール・ド・NIKKO]

ようやく前回でツールド日光を完走しました。
今回は、ゴール後から帰りの輪行までのレポートと、
ツールド日光の私なりの総括です。

総括というと仰々しいですが、
いわゆる感想文です。




会場の様子



前回はゴールゲートの写真を載せましたが、
それ以外の場所の様子も見てみましょう。




ステージ


DSC_1312.jpg
その4スタート編は誰もいなかったステージの写真を載せましたが、
ゴールしたころは誰かのライブが行なわれていました。
私はそういうのに詳しくなくて、
誰だかわからなくてすみません。

DSC_1313.jpg
ステージ横のメッセージボードもメッセージで埋まっていました。
これだけ離れて撮っていれば、
個人情報的なものが書いてあっても読めないでしょうから、
載せても大丈夫でしょう。





完走証・完走賞


DSC_1317.jpg
朝、受付をしてもらった場所(写真右手)で完走証をもらいました。
紙ではなく、木製です。
これはなかなかかっこいいのです。
ただ、保存に嵩張るという難点が・・・。
これにお金かけるなら、賞状形式の紙のほうが嬉しいなあ。

DSC_1319.jpg
完走証と同時に完走賞として写真の副賞を頂きました。
日清食品が協賛しているようで、
ラ王袋麺3つ(下段)とレンジで出来るカレーメシ(上段左)。

上段中央はよくわからないドリンクです。

上段右はキリンと味の素の共同開発したアミノバイタルドリンク。
私はスポーツドリンクの中でアミノバイタルドリンク最強説を唱えているのですが、
その知名度の低さから、ほとんどの場所で売っていません。
しかたなく次善策としてアクエリアスにすることが多いですね。


アミノバイタルドリンクの良いところは、私の理解ではこの3つ。

(1) ハイポトニック飲料である。
浸透圧の調整により、運動中に吸収しやすいようになっている。

(2) 炭水化物が100g中2.8gと少ない。
(アクエリアスで4.7g、ポカリスエットで6.2g)

水分の吸収率は、液体の炭水化物率にも依存するそうです。
5%を超えると吸収しにくくなるそうなので、
アクエリアスでぎりぎり、ポカリだと少し薄めた方がよさそうです。

(3) BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)、アルギニン配合である。
運動時のエネルギーとして直接使われたり、
筋肉の修復速度を高めたりする。


エネルギーが低いのは、補給ドリンクとしては残念ですが、
そこは補給食で補いましょう。
ちなみに、私は久しぶりに飲んだので何か味が変わったなあと思っていましたら、
どうやらアミノバイタルGOLDというのが新しく発売になったようです。
味としてはちょっと飲みにくくなったかも。
きっと何かの効果が上がったんだと期待しましょう。


話を戻して、ツールド日光。
これを配っている辺り、ツールド日光やるな、
となるところですが、どうせ配るなら走行中に飲めたら最高だったと思います。
ただし、ラーメンと写真上段中央のドリンクと違い、
アミノバイタルドリンクだけ冷やしてあったのはとてもありがたかったですね。
水で冷やしてあって、
さらにそれを1本1本タオルで拭ってから渡していただける気の遣いようはすごい。

なお、水分吸収率は、水温5℃~15℃くらいがもっとも高かったはずですので、
それを意識されていたのでしょう。
水温が低いと単に体を冷やす効果もあるので、一石二鳥です。



そうそう、これだけ色々もらっておいて言うのものどうかと思いますが、
もらったものがかさ張るものだらけで輪行者にはきついです。
そんなにバッグに余分はありません。
今回で言えば、
特にカレーメシがかさ張る上に形状がバッグに入れにくい。

ホント、もらっておいて申し訳ないのですが、
どう考えても車で来ることしか考えていない商品が多いんですよ。
新潟だとお米とか。
嬉しいんですけど、重かったり、かさばったりするのが大変なんです。

だったら受け取らなければいいじゃないといわれそうですが、
これも込みの参加料と思うとついもらっちゃいます。
貧乏性なんですよね。

今回は、着替えを重ね着してバッグのスペースを確保しました。
真夏だったら無理でしたね。





だいや川公園出発


さて、そろそろ輪行での帰宅を開始します。




出発駅選択


駅の選択肢は3つ・・・と思いきや、実は4つ。
※1と2は表には書ききれないので後述します。

長所 短所
日光駅 始発駅 4.4km
上今市駅 最寄(2.2km) 通過電車有り
下今市駅 ※1 4km
大谷向駅 ※2 3km

日光駅の長所は、始発駅であること。
JRでも東武線でもどちらも始発駅。
うまく時間調整してホームに並んでおけば、
必ずベストな場所を確保できます。
輪行にとってこれはかなりのメリット。
ついでに、駅周辺や日光東照宮で観光することもできます。

デメリットは、挙げた4つの駅の中で最も遠いこと。
4.4kmほどありますので、疲れた体にはしんどい、ということもあるかもしれません。
ちょっと上り基調ですしね。


次に、東武線上今市駅。
メリットはだいや川公園から最寄(2.2km)の近さ。
デメリットは電車によってはこの駅は停まらないようですので、
よく下調べしておく必要があること。
始発駅ではないので、日光からの輪行組にいい場所を占有されているであろうこと。
あと、ちょっと道が小さくてわかりにくいかも。


3つ目は下今市駅。
デメリットは、距離4kmと下今市駅に比べ倍程度の距離。
もうひとつ、始発駅ではないこともデメリットになるかと思いきや、
実はそうでもないことが分かりました。
なんと下今市駅で東武日光線と東武鬼怒川線の連結があるんです。
先に来ている東武鬼怒川線に、後から来る東武日光線が連結して東京へ向かうのですよ。
なので、東部鬼怒川線の車両に乗れば
始発駅ではないとは言え、
他のツールド日光参加者に場所を占有されている可能性は低いです※2。
これは案外メリット大きいですね。

あと、日光より東京側なので、
電車に間に合うかどうか1分1秒を争うぎりぎりの時間の場合、
日光~下今市間の8分の猶予が生まれます。


そして最後に大谷向(だいやむこう)駅。
これは実際に帰宅するまで気付いていなかったのですが、
下今市駅から鬼怒川線で1駅の駅です。

map_nikko.jpg
下今市駅から離れる方向の路線なので遠くなると思っていたのですが、
画像のB地点なので、意外と近いですね。
だいや川公園から3kmしかないです、
下今市駅はちょっと遠回りせざるを得ず、4kmほど走行する必要がありますので、
大谷向駅の方が1km近いことになるのです。
その上、鬼怒川線の電車は下今市駅で日光線と連結しますので、
結局同じ電車に乗ることになります。
下今市駅で乗るよりも更に輪行場所の競争率が下がりますので、
いいことずくめ。

下今市で日光線と鬼怒川線が全て連結されるのかどうか、
大谷向駅は全ての鬼怒川線が停まるのかどうか、
その辺りを調べる必要はありそうですが、
場合によっては選択肢にすべきだったです。


さて、私はというと、
日光まで4.4kmののぼり基調は面倒、
上今市は次の電車が停まらない、
ということで下今市に行くことにしました。
(大谷向駅は気付いていなかったので、当時は選択肢に入れていない)





下今市駅まで


では、ようやくだいや川公園を出発です。

DSC08064.JPG
もう何度も通った県道248号線。
日光よ、ありがとう。
この道は路面がきれいでとても走りやすいです。

DSC08075.JPG
しかし、(おそらく)ツール・ド・日光参加者の車の渋滞が始まってました。
車でイベントに参加すると、高速での渋滞と会場近くの渋滞がしんどいですよね。
ツール・ド・日光は会場近くの渋滞が特にひどく感じました。
もっと輪行しましょ。

DSC_1321.jpg
下今市駅に到着です。
私のイメージではもっと大きな駅を想像していたので、
思いのほか小さめの駅でちょっと拍子抜け。





下今市駅構内


駅舎に比べて、中に入ると広く感じます。

DSC_1323.jpg
どうやら高架橋を新しくしようとしているようです。
現在仕える高架は階段しかなくて、
エスカレータもエレベータもなかったので、
そのあたりのバリアフリー対策でしょう。

輪行者としてもエレベータはあると嬉しいですね。

DSC_1325.jpg
前述したように、
鬼怒川線からきた電車に乗り込みます。
ただし、最前部はすでに他の輪行者がいたので、
1両目と2両目の間にて場所を確保。

やはり大谷向駅の方が、場所確保競争の点で有利ですね。


さて、北千住で乗り換えです。
乗り換えた以降はお客さんが少ないので、
自転車を固定しておいて座席に座るのも楽です。
乗り換えはこの1回のみで渋谷まで行けるので、
輪行するにはかなりありがたいですね。

あとは乗客が増えてくるまでゆっくり寝て、
増えてきたら自転車の周りに行くだけ。
気がついたら帰宅です。

ツール・ド・日光、お疲れ様でした。




まとめ


2週間に渡ってのんびりレポートしていたツールド日光ですが、
ようやくレポートも終了です。

運営的にはとてもすばらしく組織されていたので、
そういう面での不満はありませんでした。
敢えて言うなら、
ASでのドリンクがポカリスエットではなくアミノバイタルか
せめてアクエリアスであればということくらいでしょうか。
自転車より車を優先する交通整理はどうかと思いますが、
参加者以外の車もいると考えると、
仕方ないのかもしれません。


コースは、検討の余地有りだと思います。

フラストレーションがたまりすぎる序盤、
景色を楽しめる中盤、
走り外のある終盤、
そしてすでにイベントが終わったかのような峠からの下り。

序盤は特に舗装なく砂の上を走るのはさすがにやめたいですし、
信号が多すぎてとても快適とはいえません。
どう考えても日光杉並木街道を無理やり組み込んだ弊害でしょうね。
「美しい杉並木をぜひ見て欲しい」
という気持ちは分かります。
ですが、快適性だけでなく安全面というこをと考えても、
杉並木をコースに入れることは強めに反対です。


アクセス面では、
新宿から下今市まで「スペーシアきぬがわ」で乗り換えなしです。
日光駅までと考えると都内の様々な場所から
乗り換え1回でいけますね。
交通費は片道3,000円程度、3時間程度ですので、
新潟や長野に比べてずいぶん気楽に行けます。

車で行く場合も、今市ICが近いので便利なはず。
会場近くの渋滞がひどいことにがまんできれば。

よく考えたら、
参加者用の駐車場(臨時含む)が、
コース上にあるのは考えものですね。
コースから外れた場所、
コースを通らない導線を考えられる場所にして欲しいものです。
そうしないと、参加者のフラストレーションを高めることになりますから。

宿は会場近くにはほとんどないですが、
日光や鬼怒川温泉・川治温泉などが近いので
観光や温泉を楽しみながらということができます。
地理的にも恵まれていると思います。


なんだかんだ言いましたが、
エイドも充実していますし、
景色もいいし最後の峠の満足感もあります。
なかなかいい条件が揃っています。

あとは、序盤の杉並木と、それ以降の国道119号。
あの部分が解消されることを願って。

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***** ツール・ド・NIKKO2014 目次 *****
その01 輪行編
その02 いろは坂ヒルクライム前編
その03 いろは坂ヒルクライム後編
その04 スタート編
その05 かたくりの湯AS編
その06 鬼怒川公園野外ステージAS編
その07 川治温泉ふれあい広場SS編
その08 橋からの絶景編
その09 そば処ひなたAS編
その10 大笹牧場AS編
その11 六方沢編
その12 ゴール編
その13 帰路編
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