さぬきセンチュリーライド その12 [さぬきセンチュリーライド]
大都会「JR高松駅」に到着した前回の続きです。
高松から東京へ帰るのは16km自走で高松空港に行って、
飛行機が最速なのは明白です。
でも、もっと楽しい移動方法(人によっては)、
「サンライズ瀬戸」
もありますよね。
寝台車ってどこかわくわくする、
ということに共感してくれる方は結構いるはず。
サンライズ瀬戸・出雲に乗るのはこれが2回目です。
1回目は倉敷から乗りました。
島根から来るサンライズ出雲と、
高松から出ているサンライズ瀬戸は岡山で連結するので、
サンライズ瀬戸に乗ったのは正確には初という事になります。
車両自体は同じもののようですが。
サンライズ号(瀬戸と出雲をまとめてこう呼んでおきます)にはいろいろな座席の種類があります。
輪行する場合、シングルもしくはシングルより広い座席が推奨です。
のびのび座席は他の方に迷惑をかける可能性がありますし、
ソロは横幅がかなり狭く、
輪行バイクと一緒に寝るのが困難です。
しかし、今回の私はチケット予約競争に失敗したので、
残念ながらソロ座席。
シングルよりも30cmほど横幅の狭い席になります。
もし取れるならシングルを強くオススメします。
料金は1000円ほどしか違わないので、
長時間乗ることを考えると迷わずシングルです。
そんなシングル座席獲得競争に敗れ、
どうしてもソロしか取れなかったのが今回の輪行レポートです。
つまりは、
あまり参考にならないかもしれません。
このレポートを見て、
「ああ、ソロはやめとこう」
となるか、
「ソロでもいけるやん」
となるか。
TULLYSで時間をつぶしてからホームに行くと、
すでにサンライズ号は入っていました。
一見して寝台車と分かる車両ではありません。
サンライズ瀬戸は高松駅を21:26に出発。
池田港発のフェリーの遅い便では
サンポート高松に18:10着および19:00着があります。
18:00池田港発~19:00サンポート着が最終便で、これに乗っても十分間に合います。
大会会場のふるさと村から池田港は3kmほどなので、
17:30の大会会場閉鎖までに出発していれば無事帰れることになります。
22:30ごろに岡山駅でサンライズ出雲と連結します。
瀬戸の方が先に入って、出雲を待つ形になるので、
瀬戸の乗客は岡山駅の売店に行く時間くらいはあります。
売店がこの時間まで開いているかどうかは確認していませんが・・・。
むしろ、連結を見に行く鉄道好きが多数いるようです。
私は寝台車は好きですが、
そういうのが好きなわけではないので車内待機してました。
(ブログ用に写真を撮っておくべきだったと後で後悔。)
サンライズ号の下りは大坂に停まりませんが、
上りは大坂に停まります。
日付も変わった0:34です。
青春18切符が使えるなら、日付が変わっているのは便利なのですが、
サンライズは特急なので青春18切符は使えないそうです。
東京着は7:08。
早朝すぎますが、その日が有効に使えるのでありがたいです。
ではいよいよ乗車です。
車内に入りましょう。
車両への入り口には新幹線と同じように空間があります。
自転車をここに置くこともできる広さではありますが、
他の乗客の迷惑になるのでやめましょう。
写真左のあみあみになっている部分は通路扉なので、
コクーンでは通路の邪魔にもなっています。
そう、サンライズ輪行では、
コクーンのような前輪外しタイプではなく、
オーストリッチのロード320のような前後輪外しタイプが強く推奨されます。
理由はもちろん、自転車収納サイズを小さくするため。
帰りがサンライズ瀬戸な事をすっかり忘れて、
間違えてコクーンで来てしまうと言う失態を犯しました。
部屋紹介です。
今回の私の席(部屋)はソロ。
ソロ車両に入ると、左右に部屋が分かれています。
ソロはこの中で上下2階構造になっていますので、
なかなかの窮屈感がありますね。
シングルの場合の車両です。
写真のように、2階に上がる階段と1階に降りる階段(写真右手)があります。
(ダブルデッカーと言うらしいです)
こちらが1階に降りる階段です。
1階に下りる階段は途中で曲がらなければなりません。
サンライズのシングルで輪行する場合は2階を選ぶべきだと思います。
基本的に夜なので、
2階のほうが景色がいいとかいうことはあまり期待できません。
私の席はソロの2階席です。
ソロは1階か2階かどちらがいいか事前には分からなかったので、
成り行き任せでした。
結果、2階は正解でした。
これが2階席の入り口。
入ってすぐ急な階段で2階に上ることになります。
JRの意図としては、入った側が頭側、奥が足側としているようです。
奥側には証明とハンガーがあります。
そして、写真左側に注目。
無駄なスペースがあるのですが、
輪行で荷物が多いサイクリストはここに荷物を置くことが出来るのです。
このスペース、ソロの1階にはありませんでした。
これがソロ1階より2階の方がよかった理由その1。
鞄を収納してみました。
ちょっと飛び出しているのは、写真に分かりやすく写すためで、
実際は奥まで入れられます。
写真が急に朝になりましたが、お気になさらぬよう・・・・。
毛布と枕と浴衣が綺麗に畳んであります。
清潔感があるので安心。
部屋の入り口側には電源を取れるコンセントと非情ボタンがあります。
2Aなので、タブレットの充電をしていると他には使えなさそうですが、
あると無いとでは大違い。
何のためらいもなくブログの更新が出来るというものです。
ではいよいよ自転車を部屋に入れましょう。
自転車の入れやすさは、ソロ2階と1階では1階の方が楽です。
そりゃそうですね、1階は段差なくそのまま入るだけですから。
まずは入り口の階段に載せてみます。
奇跡的に階段と扉に引っかかって、固定できています。
ここに置けるといいのですが、
このままでは私が入れません・・・・。
ベッドの上に載せた場合は
幅の半分以上を占めてしまいます。
でも、思ったより空間が残っていますね。
もっと輪行袋が存在感を示すと思っていましたが、
コクーンの性質上、あまり幅が大きくならないのが効いているようです。
この分なら隙間に寝るのも不可能ではなさそうです。
むしろ、ロード320タイプの方が足元を占領されて、
逆に苦しいかもしれません。
ところが、更なる裏技があります。
はい、階段部分にコクーンを差し込んでみましょう。
ロード320タイプでも可能だと思います。
こうすると、ベッドの上に自転車を置く必要がなく、
全く普通にベッドを利用することができます。
これはうまい事いきました。
なお、デメリットが2点。
ひとつは、コンセントが輪行袋に隠れるので、使いにくい事。
まあ、使えないこともないのでこちらは小さな問題。
もうひとつは、トイレなどの出入りするのが大変な事。
これは大きな問題です。
毎回毎回載せたり下ろしたりは面倒なので、
「もう寝るぞ」
って時になって初めてこの体制にするのがよいかと思います。
なお、出入り口を塞ぐことになると防災上問題があるかもしれないので、
次にサンライズに乗ることがあってもこれはやりません。
今回は間違えてコクーンで乗ってしまったことと、
シングルではなくソロ座席だったことに加え、
何か事故などがあって逃げられないというような事があっても、被害は私だけということから、
今回だけありということにしました。
ただし、間違って扉が開くと外の人が危ないので、
扉が開かないように鍵をしっかりかけることを確認です。
今回は、さぬきセンチュリーライドと関係なく、
完全にサンライズ瀬戸の紹介になってしまいました。
次回は最終回。
サンライズ移動の続きと、
さぬきセンチュリーライドのまとめを少しだけ。
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***** さぬきセンチュリーライド2014 目次 *****
その01 新岡山港編
その02 小豆島到着編
その03 スタート前編
その04 土庄港再び編
その05 第1エイド編
その06 第2エイド編
その07 坂手港編
その08 オリーブ園編
その09 ゴール編
その10 ゴール後編
その11 第一こくさい丸編
その12 サンライズ輪行編
その13 まとめ編
高松から東京へ帰るのは16km自走で高松空港に行って、
飛行機が最速なのは明白です。
でも、もっと楽しい移動方法(人によっては)、
「サンライズ瀬戸」
もありますよね。
寝台車ってどこかわくわくする、
ということに共感してくれる方は結構いるはず。
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サンライズ瀬戸輪行 | ||
サンライズ瀬戸・出雲に乗るのはこれが2回目です。
1回目は倉敷から乗りました。
島根から来るサンライズ出雲と、
高松から出ているサンライズ瀬戸は岡山で連結するので、
サンライズ瀬戸に乗ったのは正確には初という事になります。
車両自体は同じもののようですが。
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言い訳 | ||
サンライズ号(瀬戸と出雲をまとめてこう呼んでおきます)にはいろいろな座席の種類があります。
輪行する場合、シングルもしくはシングルより広い座席が推奨です。
のびのび座席は他の方に迷惑をかける可能性がありますし、
ソロは横幅がかなり狭く、
輪行バイクと一緒に寝るのが困難です。
しかし、今回の私はチケット予約競争に失敗したので、
残念ながらソロ座席。
シングルよりも30cmほど横幅の狭い席になります。
もし取れるならシングルを強くオススメします。
料金は1000円ほどしか違わないので、
長時間乗ることを考えると迷わずシングルです。
そんなシングル座席獲得競争に敗れ、
どうしてもソロしか取れなかったのが今回の輪行レポートです。
つまりは、
あまり参考にならないかもしれません。
このレポートを見て、
「ああ、ソロはやめとこう」
となるか、
「ソロでもいけるやん」
となるか。
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高松駅~東京駅 | ||
TULLYSで時間をつぶしてからホームに行くと、
すでにサンライズ号は入っていました。
一見して寝台車と分かる車両ではありません。
サンライズ瀬戸は高松駅を21:26に出発。
池田港発のフェリーの遅い便では
サンポート高松に18:10着および19:00着があります。
18:00池田港発~19:00サンポート着が最終便で、これに乗っても十分間に合います。
大会会場のふるさと村から池田港は3kmほどなので、
17:30の大会会場閉鎖までに出発していれば無事帰れることになります。
22:30ごろに岡山駅でサンライズ出雲と連結します。
瀬戸の方が先に入って、出雲を待つ形になるので、
瀬戸の乗客は岡山駅の売店に行く時間くらいはあります。
売店がこの時間まで開いているかどうかは確認していませんが・・・。
むしろ、連結を見に行く鉄道好きが多数いるようです。
私は寝台車は好きですが、
そういうのが好きなわけではないので車内待機してました。
(ブログ用に写真を撮っておくべきだったと後で後悔。)
サンライズ号の下りは大坂に停まりませんが、
上りは大坂に停まります。
日付も変わった0:34です。
青春18切符が使えるなら、日付が変わっているのは便利なのですが、
サンライズは特急なので青春18切符は使えないそうです。
東京着は7:08。
早朝すぎますが、その日が有効に使えるのでありがたいです。
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車両 | ||
ではいよいよ乗車です。
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車両入り口 | ||
車内に入りましょう。
車両への入り口には新幹線と同じように空間があります。
自転車をここに置くこともできる広さではありますが、
他の乗客の迷惑になるのでやめましょう。
写真左のあみあみになっている部分は通路扉なので、
コクーンでは通路の邪魔にもなっています。
そう、サンライズ輪行では、
コクーンのような前輪外しタイプではなく、
オーストリッチのロード320のような前後輪外しタイプが強く推奨されます。
理由はもちろん、自転車収納サイズを小さくするため。
帰りがサンライズ瀬戸な事をすっかり忘れて、
間違えてコクーンで来てしまうと言う失態を犯しました。
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ソロとシングル入り方の違い | ||
部屋紹介です。
今回の私の席(部屋)はソロ。
ソロ車両に入ると、左右に部屋が分かれています。
ソロはこの中で上下2階構造になっていますので、
なかなかの窮屈感がありますね。
シングルの場合の車両です。
写真のように、2階に上がる階段と1階に降りる階段(写真右手)があります。
(ダブルデッカーと言うらしいです)
こちらが1階に降りる階段です。
1階に下りる階段は途中で曲がらなければなりません。
サンライズのシングルで輪行する場合は2階を選ぶべきだと思います。
基本的に夜なので、
2階のほうが景色がいいとかいうことはあまり期待できません。
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ソロの部屋 | ||
私の席はソロの2階席です。
ソロは1階か2階かどちらがいいか事前には分からなかったので、
成り行き任せでした。
結果、2階は正解でした。
これが2階席の入り口。
入ってすぐ急な階段で2階に上ることになります。
JRの意図としては、入った側が頭側、奥が足側としているようです。
奥側には証明とハンガーがあります。
そして、写真左側に注目。
無駄なスペースがあるのですが、
輪行で荷物が多いサイクリストはここに荷物を置くことが出来るのです。
このスペース、ソロの1階にはありませんでした。
これがソロ1階より2階の方がよかった理由その1。
鞄を収納してみました。
ちょっと飛び出しているのは、写真に分かりやすく写すためで、
実際は奥まで入れられます。
写真が急に朝になりましたが、お気になさらぬよう・・・・。
毛布と枕と浴衣が綺麗に畳んであります。
清潔感があるので安心。
部屋の入り口側には電源を取れるコンセントと非情ボタンがあります。
2Aなので、タブレットの充電をしていると他には使えなさそうですが、
あると無いとでは大違い。
何のためらいもなくブログの更新が出来るというものです。
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自転車を入れる | ||
ではいよいよ自転車を部屋に入れましょう。
自転車の入れやすさは、ソロ2階と1階では1階の方が楽です。
そりゃそうですね、1階は段差なくそのまま入るだけですから。
まずは入り口の階段に載せてみます。
奇跡的に階段と扉に引っかかって、固定できています。
ここに置けるといいのですが、
このままでは私が入れません・・・・。
ベッドの上に載せた場合は
幅の半分以上を占めてしまいます。
でも、思ったより空間が残っていますね。
もっと輪行袋が存在感を示すと思っていましたが、
コクーンの性質上、あまり幅が大きくならないのが効いているようです。
この分なら隙間に寝るのも不可能ではなさそうです。
むしろ、ロード320タイプの方が足元を占領されて、
逆に苦しいかもしれません。
ところが、更なる裏技があります。
はい、階段部分にコクーンを差し込んでみましょう。
ロード320タイプでも可能だと思います。
こうすると、ベッドの上に自転車を置く必要がなく、
全く普通にベッドを利用することができます。
これはうまい事いきました。
なお、デメリットが2点。
ひとつは、コンセントが輪行袋に隠れるので、使いにくい事。
まあ、使えないこともないのでこちらは小さな問題。
もうひとつは、トイレなどの出入りするのが大変な事。
これは大きな問題です。
毎回毎回載せたり下ろしたりは面倒なので、
「もう寝るぞ」
って時になって初めてこの体制にするのがよいかと思います。
なお、出入り口を塞ぐことになると防災上問題があるかもしれないので、
次にサンライズに乗ることがあってもこれはやりません。
今回は間違えてコクーンで乗ってしまったことと、
シングルではなくソロ座席だったことに加え、
何か事故などがあって逃げられないというような事があっても、被害は私だけということから、
今回だけありということにしました。
ただし、間違って扉が開くと外の人が危ないので、
扉が開かないように鍵をしっかりかけることを確認です。
今回は、さぬきセンチュリーライドと関係なく、
完全にサンライズ瀬戸の紹介になってしまいました。
次回は最終回。
サンライズ移動の続きと、
さぬきセンチュリーライドのまとめを少しだけ。
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***** さぬきセンチュリーライド2014 目次 *****
その01 新岡山港編
その02 小豆島到着編
その03 スタート前編
その04 土庄港再び編
その05 第1エイド編
その06 第2エイド編
その07 坂手港編
その08 オリーブ園編
その09 ゴール編
その10 ゴール後編
その11 第一こくさい丸編
その12 サンライズ輪行編
その13 まとめ編
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