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奄美大島チャレンジサイクリング その09 [奄美大島チャレンジサイクリング]

前回はCP2の古仁屋港まで到着しました。
今回は、次のCP3へ向けて出発しますが、
CP3の前にAS2がありますので、
とりあえずはAS2ですね。

AS2は宇検村の湯湾会館です。



出発


CP2の制限時間は、午後14:00+スタート順による遅れ分。
ただし、CP1からCP2は47kmで3時間の計算になるので、
微妙に制限時間よりは早く出発できました。

と言っても、なんやかんやで10分くらいしか余裕がないです。
CP2は約60km先で17:00+スタート遅れ分。
3時間10分ほどで60km走らないといけません。




CP3までを予習


そういえば、朝のスタート後は抑え気味のペースで走っていたためか、
抑え気味ペースで走ることに慣れてきています。
ダンシングなどで一気に上れそうな短い坂も、
慎重にマイペースで走っているので、
関節が痛いとかそういうものが起こっていません。

CP1で時間が無くなって、一気に脚を使ってしまったものの、
意外と抑え気味に入ったのは無駄になっていないようだと感じていました。

さて、スタートの前に、CP3までをおさらい。

profile09.jpg
これは公式サイトに載っているプロファイル図。
前日にもらう(私は当日でしたが・・・)資料でも、
各CPでも、この図が用意してあります。

図の水色のところがCP1・CP2・CP3なので、
CP2からCP3を見てみましょう。

序盤に70~80mくらいのいくつかの小峠の後、
200mくらいの佐念山の峠があります。
佐念山の峠は、「かんつめ節」という奄美に伝わる島唄の舞台だそうです。
走っているときなそんなこと何も知りませんでしたが。

佐念山の峠の後は少し平坦が続いた後、
250m級の峠が待ち構えています。
この峠の名前は調べても出てこなかったです。

憎らしいことに、この250mの峠の後、
CP3の直前に100m級の峠があるんですね。
大きくはないですが、小さくもない。
時間ぎりぎりになった時に少し難儀しそうな峠です。
そういう意味では重要な、意味の大きな山場になりそうで怖い。


200m以上の峠が2つあります。
普段ならなんともない大きさの峠ですが、
ここまですでに150km走ってきている体には、
なかなかの難敵となります。

奄美大島チャレンジサイクリングの峠は、
段々と小さくなっていくのが憎らしい。
まるで、残りの体力をぎりぎりまで奪っていくかのように。




姉さん、事件です


時間がないので補給とトイレ(と写真)を済ませたらすぐに出発です。

DSC06289.JPG
古仁屋港はとても天気が良かったですね。
今度は加計呂麻島にも行ってみよう。


DSC06387.JPG
しばらくは基本的には海沿いを走るので、大きな峠はありません。
ひとつひとつは小さいとはいえ、
連続して上りか下りなんですけどね。


DSC06400.JPG
綺麗な道です。
こんな道が続くなら、いくらでも走ってられるのですが。

DSC06410.JPG
まさかのダート。
シクロクロスが流行り始めてるから、取り入れたんですか??
ここでパンクのリスクはとれないので、
ゆっくり走行しておきましょう。

走行時は気づいていなかったのですが、
左手のガードレールの下に海面が見えています。
水面に雲がはっきり写っていて、
どれだけ安定した水面だったのかと驚きです。




姉さん、事件です2


ダート事件はなんとか処理して、
先に向かいましょう。

DSC06423.JPG
この辺りは1車線となる場所が多いです。
交通量が少ないのであまり恐怖心はありません。
むしろ、こういう狭い山道を走るのも、

「走ってるぞ」

という気になれるのでんなんかいいですよね。
自分だけの世界に浸れるというか。

そういえば、ここまでほぼ単独走だったので
奄美大島チャレンジサイクリング中にもかかわらず、
1人で走ってるのと間違えてしまいます。


そう物想いにふけっていると、
バキッという大きな音がしました。

しばらく何の音かわからなかったのですが、
この写真を見ればわかるでしょうか。

DSC06465.JPG
なんと、アクションカムが台座から外れて、
ぶらんとぶら下がっているじゃありませんか。
そのせいでフロントホイールが写ってしまう結果に。

まずいまずい。
給電していたUSBケーブルが抜けなくて助かりました。


でも、よく見てみると、台座のねじ固定部が折れています。
瞬間接着剤があれば修復できるかもしれませんが、
さすがに持ち合わせていません。


というわけで、残念ながら
奄美大島チャレンジサイクリングのアクションカム写真はここで終わり。
でも止まって写真を撮ってる時間もないので、
これ以降は文章のみとなります。

DSC06501.JPG
一応、せっかく台座から自由になってしまったので、
手で持って普段は撮れない進行方向左の写真を撮ってみたり。

DSC06504.JPG
一応、横向きに置いてみるとなんとなく落ちなさそうな感じだったので、
縦向きの写真を撮ってみたり。

縦向きは景色が狭くなってしまいますが、
たまにはいいですね。

DSC06511.JPG
ちょうど道がまっすぐだったり、
電線がパース線(でしたっけ?)みたいになってみたりして、
縦も意外と悪くない。


でもまあ、平坦や上りはいいとしても
下りは確実に落下事故が起こる。
カメラが壊れるだけならいいですが、
迷惑をかけてはまずいですから、縦置きもここまで。


で、このときふと思いつきました。
ビニールテープを持っているので、
台座にぐるぐる巻きにすれば修復可能なのでは?

ちょっと気づくの遅かったですが、
まあ気づいた自分を褒めましょう。
制限時間が気になりますが、
ここは停止して修繕するべきでしょう。

サドルバッグの奥に入れた、ビニールテープを取り出して・・・・
ってビニールテープが入ってない!!
どこいった?
(正解は、ホテルに置いてあるリュックの中)

せっかくうまくいくと思ったのに。



失意の中、再スタートです。
100mもない峠の途中ですが、
脚がとても重く感じます。
走行はほぼ最後尾なので、
制限時間的にも無駄なストップが痛いのです。


いや、
最後尾ということは、
私の後ろには最後尾を追いかけているスタッフ車がいるはず!
ビニールテープをわけてくれるかも。

後ろを振り返ってみると、はやり最後尾を見守ってくださっていましたので、
早速伺ってみると、
ビニールテープはないものの、ガムテープならあるそうです。

ありがとうございます!

というわけで、最後尾にいたために、
無事アクションカム撮影が復活しました。

DSC_0083.jpg
(写真は翌日落ち着いたところで撮ったもの)
ガムテープとは原始的ですが、
保持力は十分で、撮影には全く影響なさそう。

DSC06537.JPG
この車が最後尾を見守ってくださっていた車。
奄美市役所と書いてあります。
本当に助かりました。

DSC06567.JPG
その後は快調に撮影ができました。
むしろ、これまでより写りがいい気がしますが気のせいでしょうか。




佐念山の峠


アクションカムが復活したのでで、
元気に先へ進みます。



時間と体力のバランス


CP3まではここを含めて3つの峠があります。
無駄に体力を使わず、しかしながらなるべく早く上る必要があります。

DSC06797.JPG
ただ、この佐念山の峠は、
上りはじめは10%を超す激坂です。
ついつい頑張ってしまいそうになりますが、
自分を抑えて抑えて抑えてと、まるで念じるように上ります。
170km以上走ってきましたが、
まだ距離は60km以上、峠もいくつか残っていますから。

DSC06830.JPG
激坂区間の後もそれなりにきつい坂が続き、
この峠の平均勾配は約7%になります。


DSC06858.JPG
宇検村に入るところがちょうど峠になります。
スタッフも声援を送ってくださいました。
声援はとても力になりますね。

あれだけ高かった気温も、
曇ってきたことと夕方になったことで、
下りは寒いくらいになりそうです。
ウィンドブレーカーを着てからの下りにしましょう。

ちょっと中途半端なところですが、続きは次回
AS2の宇検村の湯湾会館と、CP3の大和村・名音漁港を目指します。

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***** 奄美大島チャレンジサイクリング240K 2014 目次 *****
その00 一報
その01 バニラエア輪行編
その02 前日の奄美編
その03 当日スタート編
その04 最初の峠編
その05 AS1編
その06 CP1編
その07 CP2前篇
その08 CP2後編
その09 AS2前篇
その10 AS2後編+CP3編
その11 ゴール地点編
その12 さよならパーティ編
その13 帰路+まとめ編
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