美ら島オキナワCentury run番外編1 [美ら島オキナワセンチュリーラン]
前回で美ら島オキナワ今回はその番外編その1。
前日の会場で行われていた、
最新ロードバイクの試乗会をお届けします。
その1としていますが、
その2は非常にネガティブな内容なので、
もしかすると非公開のまま闇に葬られるかもしれません。
(美ら島オキナワセンチュリーランには直接は関係ない内容ですし)
試乗会に出展されていたブランドは、
ピナレロ
アンカー
キャノンデール
GOKISO(ハブ)
の4社だったと思います。
普段はあまり試乗に興味がないのですが、
ここでの試乗はそのまま路上に出られるというのが魅力です。
そのまま2・3kmほど乗れるので、
もがいたりハイケイデンス・ハイギアードなどの踏み味を確認したり
短いながらも有用な試乗になりそうだったからです。
少なくとも、サイクルモードのあの試乗コースで
ただただ流される試乗に比べたら雲泥の差。
試乗するだけの価値はあるかなあと思ったのが1つ。
もう1つは、試乗するとくじ引きに参加できたんですよね。
ステージの左側にいる女性は、
自転車乗りとして有名なモデル、日向涼子さん。
(むしろモデル活動をしているお姿を拝見したことがない自転車乗りの方が
多いのではないかと思います)
美ら島オキナワセンチュリーランにも参加されるんですね。
このくじの景品がなかなか良いものだったので、
参加したくなったというのが2つ目の理由。
なんだかんだ言って2つ目の理由の方がメインだったのですが、
それは公然の秘密。
試乗車選びについてはほとんど迷いませんでした。
自分の乗っているのがCannondale Super Six(旧)なので、
元々エンデュランス系として興味のあったシナプスにしました。
正式には、
SYNAPSE Hi-Mod DISC ULTEGRA
です。
試乗するときに、
ロード用ディスクブレーキを使ってみたいのもありましたし、
Di2の操作や変速性能を試したいのもありました。
なので、
シナプスの試乗も含めると3つの利益が一度に得られるわけです。
私の中華カーボンミニベロ号と並べてみるとこうなります。
なお、SPDペダルはCannondaleに用意がなかったので、
私のペダルを付けてもらっています。
BB~サドル高さは同じに調整してもらったはずなのに、
サドル高さ自体はシナプスの方が低いです。
BBハイトがシナプスの方が低いんでしょう。
SUPERSIX EVO HI-MOD 2と比べてみても、
シナプスの方がBBハイトが高い(BBドロップが大きい)ジオメトリになっています。
BBが地面に近いということは、
それだけ直進安定性が高くなりますので、
まさにエンデュランスロードというカテゴリーに入る訳です。
その代わり、カーブでペダルが地面にする範囲が広くなるので、
スピード重視のレースでは向かないのです。
ほぼロングライドばかりの私は
次はエンデュランスロードで良いなと思い始めているわけです。
ただ、エンデュランスロードとは言え、
ハンドルの高さは私のミニベロよりも高いのは、さすがに高すぎました。
BB高さのせいで実質的なサドル高さが低くなっているので
さらに高く感じるそのハンドルは、
まるでママチャリのようでした・・・。
はっきり言って私の旧型Super Sixよりもよっぽど剛性が高いと感じました。
Hi-Modと銘打っているわけですから、
ある程度の剛性があるのだろうとは思いましたが。
いや、剛性と言うとちょっと語弊がありますね。
たった3kmの試乗でそこまで分かるほど鋭敏な感覚を持ってはいないですから。
どうして高剛性だと思ったかと言うと、
金属的なカンカンとした踏み味と言うか、
反応と言うかそういうのがあるんです。
それも、軽量アルミフレームで高剛性を追求したような感覚。
昔のORBEAのARINのような感じ。
それで、剛性が高いと思ったのです。
でも、カーボンでその感覚を受けられるというのは
高剛性で振動吸収性もあるので、
ロードとしては高水準でバランスが取れている・・・と言うことになるのだと思います。
次に、ディスクブレーキですが、
これははっきり言って全く違和感がありませんでした。
違和感がないというのは本当はよくないのかもしれません。
ディスクブレーキの長所も感じられなかったということですから。
とは言え、ディスクブレーキの長所はどちらかと言うと
雨天などの悪路状態でのブレーキ性能低下が少ないこと。
そう思えば、この時の性能が雨天でも保たれると思えば、
通勤バイクにディスクブレーキを採用するのはアリかなと思いました。
ただ、メインのロードでディスクはないなと思います。
調整が面倒ですし、
全体重量が重くなるし、
そもそもそこまで天気が悪いときにはなるべく乗らないようにしますし。
そういえば、ディスクブレーキは油圧でした。
機械式ディスクに乗っていたこともありますが、
その恩恵とか違いがいまいちよくわからなかったです。
デュアルコントロールレバーは油圧ディスク対応のST-RS685です。
ST-6870ではないですが、
油圧にしては、そんなに大きいとは思いませんでした。
旧タイプのST-R785は頭でっかちすぎて非常に格好悪かったですが、
ST-RS685なら許容範囲かと思います。
最後に、Cannondaleには一切関係ないDi2について。
私はDura-Ace7970系が出た時のサイクルモードで一度試しただけでした。
しかも、ローラー台の上で変速を試しただけなので、
再度その性能を試したかったのです。
まずはリア変速。
これは別に機械式とほとんど変わりません。
普段から1速ずつしか変速しない私は、
連続変速の恩恵は感じませんし、
そもそも機械式の変速性能が高すぎて、
電動にする意味を感じませんね。
続いて、フロント変速。
これははっきり機械式との差が感じられます。
変速がスムーズ過ぎて、
本当に変速したかな?と不安になるのですが、
ギアの重さが変わるので、本当に変速したんだということが分かります。
すごいですね、このフロント変速は。
感動の域です。
私のフロント調整が悪いのもあって、
その差が歴然としてしました。
本当は、変速性能だけではなくて、
インナーローやアウタートップの時の自動トリムなどにも
言及すべきなのでしょう。
ただ、トリム動作を確認する余裕はありませんでした。
インナーロー・アウタートップでもギア版をする音がしなかったので、
トリムは効いていたのだと思いますが。
むしろ、気づかずに機能している方がいいので、
これで良かったのかも。
というわけで、
試乗の感想はほとんどDi2フロント変速の感動に持っていかれてしまいました。
キャノンデールさん、すみません。
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前日の会場で行われていた、
最新ロードバイクの試乗会をお届けします。
その1としていますが、
その2は非常にネガティブな内容なので、
もしかすると非公開のまま闇に葬られるかもしれません。
(美ら島オキナワセンチュリーランには直接は関係ない内容ですし)
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試乗会 | ||
試乗会に出展されていたブランドは、
ピナレロ
アンカー
キャノンデール
GOKISO(ハブ)
の4社だったと思います。
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動機 | ||
普段はあまり試乗に興味がないのですが、
ここでの試乗はそのまま路上に出られるというのが魅力です。
そのまま2・3kmほど乗れるので、
もがいたりハイケイデンス・ハイギアードなどの踏み味を確認したり
短いながらも有用な試乗になりそうだったからです。
少なくとも、サイクルモードのあの試乗コースで
ただただ流される試乗に比べたら雲泥の差。
試乗するだけの価値はあるかなあと思ったのが1つ。
もう1つは、試乗するとくじ引きに参加できたんですよね。
ステージの左側にいる女性は、
自転車乗りとして有名なモデル、日向涼子さん。
(むしろモデル活動をしているお姿を拝見したことがない自転車乗りの方が
多いのではないかと思います)
美ら島オキナワセンチュリーランにも参加されるんですね。
このくじの景品がなかなか良いものだったので、
参加したくなったというのが2つ目の理由。
なんだかんだ言って2つ目の理由の方がメインだったのですが、
それは公然の秘密。
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SYNAPSE Hi-Mod | ||
試乗車選びについてはほとんど迷いませんでした。
自分の乗っているのがCannondale Super Six(旧)なので、
元々エンデュランス系として興味のあったシナプスにしました。
正式には、
SYNAPSE Hi-Mod DISC ULTEGRA
です。
試乗するときに、
ロード用ディスクブレーキを使ってみたいのもありましたし、
Di2の操作や変速性能を試したいのもありました。
なので、
シナプスの試乗も含めると3つの利益が一度に得られるわけです。
私の中華カーボンミニベロ号と並べてみるとこうなります。
なお、SPDペダルはCannondaleに用意がなかったので、
私のペダルを付けてもらっています。
BB~サドル高さは同じに調整してもらったはずなのに、
サドル高さ自体はシナプスの方が低いです。
BBハイトがシナプスの方が低いんでしょう。
SUPERSIX EVO HI-MOD 2と比べてみても、
シナプスの方がBBハイトが高い(BBドロップが大きい)ジオメトリになっています。
BBが地面に近いということは、
それだけ直進安定性が高くなりますので、
まさにエンデュランスロードというカテゴリーに入る訳です。
その代わり、カーブでペダルが地面にする範囲が広くなるので、
スピード重視のレースでは向かないのです。
ほぼロングライドばかりの私は
次はエンデュランスロードで良いなと思い始めているわけです。
ただ、エンデュランスロードとは言え、
ハンドルの高さは私のミニベロよりも高いのは、さすがに高すぎました。
BB高さのせいで実質的なサドル高さが低くなっているので
さらに高く感じるそのハンドルは、
まるでママチャリのようでした・・・。
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乗ってみて | ||
はっきり言って私の旧型Super Sixよりもよっぽど剛性が高いと感じました。
Hi-Modと銘打っているわけですから、
ある程度の剛性があるのだろうとは思いましたが。
いや、剛性と言うとちょっと語弊がありますね。
たった3kmの試乗でそこまで分かるほど鋭敏な感覚を持ってはいないですから。
どうして高剛性だと思ったかと言うと、
金属的なカンカンとした踏み味と言うか、
反応と言うかそういうのがあるんです。
それも、軽量アルミフレームで高剛性を追求したような感覚。
昔のORBEAのARINのような感じ。
それで、剛性が高いと思ったのです。
でも、カーボンでその感覚を受けられるというのは
高剛性で振動吸収性もあるので、
ロードとしては高水準でバランスが取れている・・・と言うことになるのだと思います。
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ロード用ディスクブレーキ | ||
次に、ディスクブレーキですが、
これははっきり言って全く違和感がありませんでした。
違和感がないというのは本当はよくないのかもしれません。
ディスクブレーキの長所も感じられなかったということですから。
とは言え、ディスクブレーキの長所はどちらかと言うと
雨天などの悪路状態でのブレーキ性能低下が少ないこと。
そう思えば、この時の性能が雨天でも保たれると思えば、
通勤バイクにディスクブレーキを採用するのはアリかなと思いました。
ただ、メインのロードでディスクはないなと思います。
調整が面倒ですし、
全体重量が重くなるし、
そもそもそこまで天気が悪いときにはなるべく乗らないようにしますし。
そういえば、ディスクブレーキは油圧でした。
機械式ディスクに乗っていたこともありますが、
その恩恵とか違いがいまいちよくわからなかったです。
デュアルコントロールレバーは油圧ディスク対応のST-RS685です。
ST-6870ではないですが、
油圧にしては、そんなに大きいとは思いませんでした。
旧タイプのST-R785は頭でっかちすぎて非常に格好悪かったですが、
ST-RS685なら許容範囲かと思います。
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Di2 | ||
最後に、Cannondaleには一切関係ないDi2について。
私はDura-Ace7970系が出た時のサイクルモードで一度試しただけでした。
しかも、ローラー台の上で変速を試しただけなので、
再度その性能を試したかったのです。
まずはリア変速。
これは別に機械式とほとんど変わりません。
普段から1速ずつしか変速しない私は、
連続変速の恩恵は感じませんし、
そもそも機械式の変速性能が高すぎて、
電動にする意味を感じませんね。
続いて、フロント変速。
これははっきり機械式との差が感じられます。
変速がスムーズ過ぎて、
本当に変速したかな?と不安になるのですが、
ギアの重さが変わるので、本当に変速したんだということが分かります。
すごいですね、このフロント変速は。
感動の域です。
私のフロント調整が悪いのもあって、
その差が歴然としてしました。
本当は、変速性能だけではなくて、
インナーローやアウタートップの時の自動トリムなどにも
言及すべきなのでしょう。
ただ、トリム動作を確認する余裕はありませんでした。
インナーロー・アウタートップでもギア版をする音がしなかったので、
トリムは効いていたのだと思いますが。
むしろ、気づかずに機能している方がいいので、
これで良かったのかも。
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試乗まとめ | ||
というわけで、
試乗の感想はほとんどDi2フロント変速の感動に持っていかれてしまいました。
キャノンデールさん、すみません。
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