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ときがわ町サイクルフェスタ その6 白石峠編 [ときがわ町サイクルフェスタ]

前回は白石峠の途中までレポートしました。
花で彩られた白石峠はとても綺麗ですが、
このあたりからは普通の峠道になります。




浅はか


補給とペース。
重要だとわかっていても、
先入観に縛られたり、ついうっかりということってありますね。




ピンチ


このあたりからどうも寒さが強くなってきます。
標高が高くなってきたせいかとも思いましたが、
苅場坂峠よりもまだまだ低いはず。

DSC06234.JPG
サイコンの温度計をみると、20度前後はありますね。
そりゃそうです、
4月とは言え、天気のいい昼下がりですから。

じゃあこの寒さは・・・・

もしかして、ハンガーノックになりかけてる?


そういえば、62kmという距離をみくびって、
ここまで満足に補給をしてないかも。
160kcalのエナジージェルを苅場坂峠と高篠峠で1つづつ摂っただけ。
いつもはスタート前に1箱食べるカロリーメイトも、
この日は半分しか食べませんでした。

エイドが各峠にあると勘違いしていたのもエネルギー不足を引き起こしています。
満足な補給食を持ってきていません。


この日、何度か寒いと思ったのは、
気温のせいではなく単にエネルギー不足のせいか。


とりあえず、最後のエナジージェルを緊急補給。
最後のジェルはビタミン系ですが、100kcalは補給できます。
白石峠を上ったら摂ろうと思っていた物ですが、
ここでためらう理由はありません。
堂平山の天文台まで行けばドーム食堂があるので、
補給は問題ありませんし。

ここまでの獲得標高は1200mを超えているはず。
なのに補給カロリーは160 x2 + 100 = 420kcal とは、
確かに少なすぎます。

なぜか、各峠にエイドがあると思い込んでいたんですよね。
なぜだろう。


DSC06239.JPG
綺麗な花はモチベーション維持にはなっても、
実際のエネルギー不足は補給してくれません。

そういえばちょっと頭痛もしてきました。


DSC06251.JPG
大きなリアバッグを備えた小径車に追い抜かれていきます。
ヘルメットをかぶっていないので、サイクルフェスタ参加者ではないですね。
サイクリングで白石峠を選ぶとはなかなかの通でございます。
バッグにはアウトドア用のコーヒードリッパーなんかが入っていたりして・・・
なんて空想してみますが、
この地域でさすがにそれはないですか。


DSC06280.JPG
確かこの辺りで、高篠峠で一緒になったエキップアサダジャージの方が追いついてきました。
私はさっさと高篠峠を下ったので、ちょっと先行していたようです。

しかし、高篠峠では頑張った私は、
今はハンガーノックの恐怖におびえるヘロヘロ状態。
もう足がないので、
高篠峠の半分くらいのペースで上っていることを伝えておきます。


DSC06296.JPG
やはり綺麗な路面が多いですね。
見通しの良い場所もいいですが、
木々に囲まれた場所もそれはそれで落ち着きます。


DSC06352.JPG
エキップアサダジャージの方もさすがに私の没落振りに痺れをきらしたのか(そりゃそうだ)、
マイペースで上って行かれます。
どんどん行ってください。
私はもう力が入らないのです。




意地


ここまで来ると、白石峠まで脚をつかずに上るというのが
最後に残された意地ですね。
ぎりぎりそれだけを決意して上っています。

DSC06376.JPG
下りの方方とのすれ違いが多くなってきました。
もう白石峠や堂平山に行ってきた方々が羨ましい。


DSC06408.JPG
少し景色が冬めいた感じになってきました。
木々の緑に活気がなく、
地面に枯葉が目立ちます。

でも、道路上までは覆っていません。
誰かが掃除でもしているのでしょうか。


DSC06411.JPG
峠道だけあって、みちが曲がりくねっています。
曲がり角の急なことこの上なし。
36/30でのダンシングは、
進まなさ過ぎて少しおもしろいです。


DSC06455.JPG
このくらいの斜度でも一息つかなければならないほど、
急勾配が続きます。
7~8%の勾配が休憩区間なのです。

この写真の右手に小さな標識が見えますが、
ここには
「 起点からXXkm 」
との表示があります。
これは、白石峠からの距離表示してあり、
残り6.2kmから200m置きに設置してあります。
これのおかげで、残りどれだけ頑張ればいいのかがわかります。

これがないと心が折れていてもおかしくなかったです。



DSC06458.JPG
「よしの」と書いてありますが、
ここは何かのお店だったのでしょうか。
今もやっているのかわかりません。
この場所でお店をやっても儲からないだろうなあと
力尽きる寸前の頭で考えたりします。




スタッフ


あと少し。
あと少しで白石峠。

DSC06471.JPG
というわけでスタッフ発見。
あと800mだったでしょうか。

ときがわ町サイクルフェスタでは、
なぜか峠の少し前にスタッフが配置されています。
下りの減速を喚起するためなのでしょうか。
よくわかりません。


DSC06482.JPG
ここへきて、下りの集団とすれ違うことが多くなります。
なんとなく峠が近くなってきている気になります。


DSC06493.JPG
なんと徒歩の方を発見。
どこからどこまでを歩かれているのでしょうか。
まさか下から・・・?

しかも下っているということは、
往復ということですよね。
一体何時間かかるのでしょう。
頭が下がります。




白石峠


そろそろその瞬間がやってきます。
継続は力なり。





到着


粛々と上ります。

DSC06501.JPG
ここはもしや!


DSC_0335.jpg
白石峠到着。
0.0km地点の標識が達成感を掻き立てます。
ぼろぼろになりましたが、
なんとか上りきりました。


DSC_0337.jpg
高篠峠から尾根伝いに来るとこちらから来ることになるのでしょうか。
奥武蔵グリーンラインという名前がついているのですね。
次に人的にきたときはこちらを走ってみましょう。


さて、ここで満足していてもどうにもなりません。
2kmほど先の堂平山天文台まで上りましょう。
そう、まだ上るんですよ。
峠に着いて一旦油断した後の上りは、
心理的なダメージがかなりあります。

次回に続きます。

***** 第4回 ときがわ町サイクルフェスタ 目次 *****
その1 輪行で会場へ編
その2 スタート編
その3 苅場坂峠編
その4 高篠峠編
その5 白石峠編1
その6 白石峠編2
その7 堂平天文台編
その8 春の緑遊会編
その9 ゴール編

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