佐渡ロングライド2015 その6 多田AS・小木AS編 [佐渡ロングライド]
前回は両津BSまで到着しました。
両津までは昨年走ったBコースと基本的には同じコースですから、
なんとなく思い出しながら走りました。
そういうのもいいものですね。
でもここからは未知の世界。
何が待ち受けているでしょうか。
まずは40km先の多田ASへ向かいます。
プロファイルを見る限り、基本的には平地なので、
敵は向かい風のみです。
その向かい風が最強の敵なのですが。
両津BSを出て2kmの間、
実はまだAコースとBコースは同じルートを走ることになります。
両津のあたりは、佐渡ロングライドのコースとしては珍しく信号が多い地域なので、
誘導スタッフも多く配置されています。
両津BSを出てから2kmほどのところでBコースは右に折れ、
佐渡島の中央部を西に横断します。
Aコースは直進。
今度は小佐渡の海沿いを走ります。
小佐渡に入って姫崎までは、南東向きに走ることになります。
この日はありがたいことに追い風でした。
普段も追い風なんでしょうか。
また、このあたりは微妙に小高いところを走り続けるのですが、
舗装がやたら新しかったです。
こんな道を走れるなんて幸せですわ。
まっすぐな道が続いていて、
その先が小高い丘になっていてその先が見えません。
その結果、まっすぐな道だけが見えていることになって、
絶妙な永遠感をかもし出しています。
小さく2台の自転車がその永遠に立ち向かっているように見えるのも、
不思議な絵のようです。
この区間は正直なところこれといった目印がないので、
どのあたりを走っているのかよくわかりません。
本当は姫崎灯台が目印になったのでしょうが、
走行中は存在を知らなかったので探そうともしてませんでした。
もったいない。
そうでなくとも景色に見とれていた、そういうことにしましょう。
たまには舗装の悪いところも載せておきましょう。
そうしないと、舗装が良すぎるのを期待して佐渡に行く自転車乗りが
「騙された!」
と思ってしまうかもしれません。
舗装が悪いところだってちゃんと(?)残っています。
海がみえてきました。
よく考えたら360度が日本海に囲まれているんですよね。
南側の海岸すら日本海というのは新鮮です。
日本海というと、映画の東映でお馴染みな高い波ですが、
この日は穏やかです。
日本海と言っても佐渡沿岸は穏やかなのかな。
基本的に海沿いですが、
時には内地を走ったり、
時には山にのぼったり色々です。
天気がよすぎて、日陰がありがたかったり。
それにしても、さっきまでの広い道とはうって変わって狭くなりましたね。
どういう基準で道の広さが決まっているのでしょうか。
単に地形?
そしてまた海。
海に迫る山。
なかなか楽しいところを走らせてもらえます。
狭い道ですが、
脇道がないので飛び出しなどがない分安心です。
対向車と追い越し車に気をつけていれば大体大丈夫なのですから。
いやいやいや、狭い道は好きですが、
ここまでくると狭すぎなのでは?
対向車に車が来ると、
自転車ですらすれ違うのが大変そうです。
住んでらっしゃる方はどうしてるんでしょうね。
写真はちょうど追い越されているところですが、
自転車も2台がやっとです。
まるで自転車道のような細さ。
細いまま緩い下りもあります。
気をつけて下りましょう。
狭い道のままガードレールがなくなりました。
ちょっと緊張しますね。
そのドキドキ感もたまりません。
そうか、これが吊り橋効果か。
これが横風だったらもっと大変だったのだろうと思うのですが、
幸か不幸か向かい風。
左右に振られることがあまりないので、
海に落ちる心配はあまりありません。
このあとしばらく走り続けます。
気が付いたら多田ASに到着。
両津ASから多田ASへは40kmほどで、
しかも半分以上が向かい風すが、
実際はそれほど長く感じなかったですね。
何なんでしょうか、このアーチというかドームというか、
おしゃれな屋根付き広場は。
接近してみても良く分かりません。
テニスコートにしては屋根が低すぎますし、
ゲートボールにしては地面が砂入り人工芝ですし。
ここでも補給食。
コッペパン、おにぎり、フルーツなど。
あいかわらずおにぎりがおいしい。
本当に、エイドを準備されている方々には頭が上がりません。
新潟県はおにぎり出しておけば
「特産品を用意しました!」
って感じになるのでいいですね。
実際にお米が特産品なのでいいのですが。
米が特産品でない多くの県では、
イベントのエイドでおにぎりだけ出していると、
まるで手抜きしているように受け取られかねません。
手抜きというと言いすぎですね。
そもそも、特産品を出さなくても手抜きでもなんでもないのですが、
何か一つ、地域のものがあると嬉しさが違いますよね。
新潟県(他に秋田県とか)なら、
おにぎりを出しておけば特産品と見てもらえるでしょう。
うーん、なんだかどうでもいいことを語ってしまいました。
そういえば、ここのエイドでは元バレーボール日本代表の
益子直美さん(現在は山本直美さん・・・かな?)をみかけました。
今回は単独走行なのかと思ったら、
どうやら両津BSくらいから単独走らしいです。
両津までは追い風基調なので、
むしろ風除けが欲しいのは後半でしょう。
多田ASを出発して、
次の小木ASを目指しましょう。
小木ASまでは22kmです。
これまで同様、小佐渡の南海岸の続きを走る区間です。
多田ASを出てすぐに、いくつかトンネルがあります。
多田トンネルもその一つ。
長めのトンネルです。
それほど空気が悪いわけでもないので、
日差しがきつくなってきた時間帯にはむしろ清涼感が嬉しい。
トンネルを出るとすぐに信号待ち渋滞が発生していました。
それにしてもこんな場所に信号ですか。
しかも自転車は前の方までかなり並んでいて大渋滞。
信号が少ないのも佐渡のいいところだったんだけどなあ。
と思ったら、どうやら工事渋滞でした。
もしかして道を拡幅しようとしているのでしょうか。
元は1車線ですが、対抗1車線にしようとしているみたいです。
ということは将来的には渋滞が起こらなくなるでしょう。
狭い道を走れなくなるのは少し残念。
拡幅工事で交互通行になっている区間は結構長いです。
その途中、
無駄に路面に水があふれている箇所がありました。
今回は一切こういうところが無さそうだったのに。
木々の間をすり抜けたり、
海沿いを走ったり。
想定外の暑さのせいでばてたのか、
背中を押されている人を発見しました。
なんともほほえましい・・・・くはありません。
危険なのでやめましょう。
そもそも、これでは完走とは言えないですよね。
危ないというのは、
こんなヘロヘロの状態で走っいる人はこけてしまう可能性が高いこと。
そのときに、周りの参加者を巻き込まないかという不安です。
本人にそのつもりはないとしても、
大丈夫だと思っていても、
どうかんがえてもありえない状況ですからね。
見ていてとても恐ろしいです。
押されていたせい、もしくはヘロヘロすぎてこける本人の怪我は心配していません。
自己責任です。
そのせいで回りに迷惑をかける「可能性がある」からやめて欲しい。
なんで素直に止まって休めないんだろう。
ツール・ド・フランスならペナルティくらっちゃいますよ。
最悪の場合は失格です。
自転車の隊列が大きくなってきたところで、
大きく左折です。
こういうときは何かあります。
何かというか、エイドステーションが。
沿道の花が鮮やかになってきました。
そして予想通り到着し巻いた
エイド到着。
小木港です。
ここは、なんだか人数が多い。
佐渡ロングライドはどこまで行っても人数が減りませんね。
それだけ参加者が多いのでしょう。
たしかAコースだけで2000人近い参加者のはず。
おにぎりは、佐渡のASでは珍しく海苔がまいてあります。
このスタンダードなおにぎりにしても美味しいですね。
佐渡で食べる白ごはんは何にしてもうまいですわ。
もしかして、
ロングライドで疲れてるから何食べても美味しく感じるだけ?
そうか、なんだかそれもそうか。
小木ASの次の区間は、
佐渡ロングライドAコースで最高標高到達点を通過する区間です。
ここは気を引き締めて走らなければなりません。
そう思っていたら、
小木ASにおいてあったエアサロンパスはまだ中身がありました。
(多田ASのスプレーは全て空でしたが・・・)
なので、傷む左ふくらはぎにスプレーして、
いざ最高標高に挑みます。
最高標高と言っても、200mもないわけです。
普段ならなんともない坂。
ゆっくり上れば、今日のコンディションでも大丈夫。
次回に続きます。
***** 佐渡ロングライド2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 相川AS・入崎AS編
その4 Z坂・大野亀・はじき野AS編
その5 両津BS編
その6 多田AS・小木AS編
その7 佐渡太鼓の坂・素浜AS編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編
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両津までは昨年走ったBコースと基本的には同じコースですから、
なんとなく思い出しながら走りました。
そういうのもいいものですね。
でもここからは未知の世界。
何が待ち受けているでしょうか。
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まずは40km先の多田ASへ向かいます。
プロファイルを見る限り、基本的には平地なので、
敵は向かい風のみです。
その向かい風が最強の敵なのですが。
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両津BSを出て2kmの間、
実はまだAコースとBコースは同じルートを走ることになります。
両津のあたりは、佐渡ロングライドのコースとしては珍しく信号が多い地域なので、
誘導スタッフも多く配置されています。
両津BSを出てから2kmほどのところでBコースは右に折れ、
佐渡島の中央部を西に横断します。
Aコースは直進。
今度は小佐渡の海沿いを走ります。
小佐渡に入って姫崎までは、南東向きに走ることになります。
この日はありがたいことに追い風でした。
普段も追い風なんでしょうか。
また、このあたりは微妙に小高いところを走り続けるのですが、
舗装がやたら新しかったです。
こんな道を走れるなんて幸せですわ。
まっすぐな道が続いていて、
その先が小高い丘になっていてその先が見えません。
その結果、まっすぐな道だけが見えていることになって、
絶妙な永遠感をかもし出しています。
小さく2台の自転車がその永遠に立ち向かっているように見えるのも、
不思議な絵のようです。
この区間は正直なところこれといった目印がないので、
どのあたりを走っているのかよくわかりません。
本当は姫崎灯台が目印になったのでしょうが、
走行中は存在を知らなかったので探そうともしてませんでした。
もったいない。
そうでなくとも景色に見とれていた、そういうことにしましょう。
たまには舗装の悪いところも載せておきましょう。
そうしないと、舗装が良すぎるのを期待して佐渡に行く自転車乗りが
「騙された!」
と思ってしまうかもしれません。
舗装が悪いところだってちゃんと(?)残っています。
海がみえてきました。
よく考えたら360度が日本海に囲まれているんですよね。
南側の海岸すら日本海というのは新鮮です。
日本海というと、映画の東映でお馴染みな高い波ですが、
この日は穏やかです。
日本海と言っても佐渡沿岸は穏やかなのかな。
基本的に海沿いですが、
時には内地を走ったり、
時には山にのぼったり色々です。
天気がよすぎて、日陰がありがたかったり。
それにしても、さっきまでの広い道とはうって変わって狭くなりましたね。
どういう基準で道の広さが決まっているのでしょうか。
単に地形?
そしてまた海。
海に迫る山。
なかなか楽しいところを走らせてもらえます。
狭い道ですが、
脇道がないので飛び出しなどがない分安心です。
対向車と追い越し車に気をつけていれば大体大丈夫なのですから。
いやいやいや、狭い道は好きですが、
ここまでくると狭すぎなのでは?
対向車に車が来ると、
自転車ですらすれ違うのが大変そうです。
住んでらっしゃる方はどうしてるんでしょうね。
写真はちょうど追い越されているところですが、
自転車も2台がやっとです。
まるで自転車道のような細さ。
細いまま緩い下りもあります。
気をつけて下りましょう。
狭い道のままガードレールがなくなりました。
ちょっと緊張しますね。
そのドキドキ感もたまりません。
そうか、これが吊り橋効果か。
これが横風だったらもっと大変だったのだろうと思うのですが、
幸か不幸か向かい風。
左右に振られることがあまりないので、
海に落ちる心配はあまりありません。
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多田AS到着 | ||
このあとしばらく走り続けます。
気が付いたら多田ASに到着。
両津ASから多田ASへは40kmほどで、
しかも半分以上が向かい風すが、
実際はそれほど長く感じなかったですね。
何なんでしょうか、このアーチというかドームというか、
おしゃれな屋根付き広場は。
接近してみても良く分かりません。
テニスコートにしては屋根が低すぎますし、
ゲートボールにしては地面が砂入り人工芝ですし。
ここでも補給食。
コッペパン、おにぎり、フルーツなど。
あいかわらずおにぎりがおいしい。
本当に、エイドを準備されている方々には頭が上がりません。
新潟県はおにぎり出しておけば
「特産品を用意しました!」
って感じになるのでいいですね。
実際にお米が特産品なのでいいのですが。
米が特産品でない多くの県では、
イベントのエイドでおにぎりだけ出していると、
まるで手抜きしているように受け取られかねません。
手抜きというと言いすぎですね。
そもそも、特産品を出さなくても手抜きでもなんでもないのですが、
何か一つ、地域のものがあると嬉しさが違いますよね。
新潟県(他に秋田県とか)なら、
おにぎりを出しておけば特産品と見てもらえるでしょう。
うーん、なんだかどうでもいいことを語ってしまいました。
そういえば、ここのエイドでは元バレーボール日本代表の
益子直美さん(現在は山本直美さん・・・かな?)をみかけました。
今回は単独走行なのかと思ったら、
どうやら両津BSくらいから単独走らしいです。
両津までは追い風基調なので、
むしろ風除けが欲しいのは後半でしょう。
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次のエイドへ | ||
多田ASを出発して、
次の小木ASを目指しましょう。
小木ASまでは22kmです。
これまで同様、小佐渡の南海岸の続きを走る区間です。
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小木港へ | ||
多田ASを出てすぐに、いくつかトンネルがあります。
多田トンネルもその一つ。
長めのトンネルです。
それほど空気が悪いわけでもないので、
日差しがきつくなってきた時間帯にはむしろ清涼感が嬉しい。
トンネルを出るとすぐに信号待ち渋滞が発生していました。
それにしてもこんな場所に信号ですか。
しかも自転車は前の方までかなり並んでいて大渋滞。
信号が少ないのも佐渡のいいところだったんだけどなあ。
と思ったら、どうやら工事渋滞でした。
もしかして道を拡幅しようとしているのでしょうか。
元は1車線ですが、対抗1車線にしようとしているみたいです。
ということは将来的には渋滞が起こらなくなるでしょう。
狭い道を走れなくなるのは少し残念。
拡幅工事で交互通行になっている区間は結構長いです。
その途中、
無駄に路面に水があふれている箇所がありました。
今回は一切こういうところが無さそうだったのに。
木々の間をすり抜けたり、
海沿いを走ったり。
想定外の暑さのせいでばてたのか、
背中を押されている人を発見しました。
なんともほほえましい・・・・くはありません。
危険なのでやめましょう。
そもそも、これでは完走とは言えないですよね。
危ないというのは、
こんなヘロヘロの状態で走っいる人はこけてしまう可能性が高いこと。
そのときに、周りの参加者を巻き込まないかという不安です。
本人にそのつもりはないとしても、
大丈夫だと思っていても、
どうかんがえてもありえない状況ですからね。
見ていてとても恐ろしいです。
押されていたせい、もしくはヘロヘロすぎてこける本人の怪我は心配していません。
自己責任です。
そのせいで回りに迷惑をかける「可能性がある」からやめて欲しい。
なんで素直に止まって休めないんだろう。
ツール・ド・フランスならペナルティくらっちゃいますよ。
最悪の場合は失格です。
自転車の隊列が大きくなってきたところで、
大きく左折です。
こういうときは何かあります。
何かというか、エイドステーションが。
沿道の花が鮮やかになってきました。
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小木AS | ||
そして予想通り到着し巻いた
エイド到着。
小木港です。
ここは、なんだか人数が多い。
佐渡ロングライドはどこまで行っても人数が減りませんね。
それだけ参加者が多いのでしょう。
たしかAコースだけで2000人近い参加者のはず。
おにぎりは、佐渡のASでは珍しく海苔がまいてあります。
このスタンダードなおにぎりにしても美味しいですね。
佐渡で食べる白ごはんは何にしてもうまいですわ。
もしかして、
ロングライドで疲れてるから何食べても美味しく感じるだけ?
そうか、なんだかそれもそうか。
小木ASの次の区間は、
佐渡ロングライドAコースで最高標高到達点を通過する区間です。
ここは気を引き締めて走らなければなりません。
そう思っていたら、
小木ASにおいてあったエアサロンパスはまだ中身がありました。
(多田ASのスプレーは全て空でしたが・・・)
なので、傷む左ふくらはぎにスプレーして、
いざ最高標高に挑みます。
最高標高と言っても、200mもないわけです。
普段ならなんともない坂。
ゆっくり上れば、今日のコンディションでも大丈夫。
次回に続きます。
***** 佐渡ロングライド2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 相川AS・入崎AS編
その4 Z坂・大野亀・はじき野AS編
その5 両津BS編
その6 多田AS・小木AS編
その7 佐渡太鼓の坂・素浜AS編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編
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