佐渡ロングライド2015 その7 佐渡太鼓の坂・素浜AS編 [佐渡ロングライド]
前回は小木ASまで到着しました。
小佐渡の南海岸を堪能した後は、
Aコース後半の難所に入っていきます。
Z坂と大野亀は名前が付いていて言いやすいですが、
後半の2つ(3つ?)の難所はこれといった名前がありません。
何か峠か坂に名前が付いているといいのですが。
一つ目の最高標高の坂は、
とりあえず佐渡太鼓の坂としておきましょうか。
小木ASから素浜ASの区間の前半は
小佐渡の南海岸の最西端、沢崎へ向かいます。
小木港は漁港でもあるのでしょうか。
海産物の水揚げのできそうな場所を通ります。
海産物の香りもすごいです。
MAVICカーが停まっていました。
屋根に載せてある代車はマビックの黄色に塗られているのですが、
1台だけ白いバイクが載せてあります。
よく見るとピナレロのバイクのようなので、
参加者の誰かがサポートを受けたのでしょうね。
マシントラブルは悲しいですが、
MAVICカーにサポートを受けるなんて、ちょっと羨ましい。
長者ヶ橋までやってきました。
エヴァンゲリオンにこんな敵(使徒?)がいませんでしたっけ?
ここを直進すると沢崎鼻。
佐渡ロングライドは右折して、
ついに小佐渡の南海岸からお別れです。
いやあ、長かったですね。
沢崎で右折すると、
ここから先は北東へと進みます。
そう、それはつまり、
これまでの向かい風から開放されるということ。
いやあ助かります。
まずはどこを走っているか確認。
画像右側から走ってきたAコース参加者は、
中央下にある白丸あたりが小木AS。
沢崎が画像の最も左側、最西端ですが、
ここから北東に向かって海沿いを突き進む・・・・って良く見ると、
2つの赤矢印のところは無駄に内陸に入り込んでません?
一つ目の入り込みが、佐渡太鼓の坂。
運営が無理やり目玉として押し込んだとしか思えない、
不自然なルートになっています。
さて、どんなところなのでしょうか。
右折直後は、港な感じがすごいところ。
なんだか懐かしい感じがします。
このあと、トンネルを抜けると世界が変わっています。
さながらこのトンネルはワープトンネル。
間違えました、もうひとつ、
土管のようなトンネルを通ります。
このトンネル、何のためにあるのでしょうか。
山を切り抜けているわけでもないですし、
豪雪地帯というわけでもない。
波がかぶるのを防ぐ?
ようやくきました。
このあたりは、一面に草に覆われた丘が連なるのです。
なかなか見慣れないこの景色は
去年のBコースでは見れない絶景。
あえて言うなら、
大野亀がずっと続いているような感じでしょうか。
いやあ、すごい。
しかも、その草に覆われた丘の反対側は海だという不思議空間。
カルスト台地が海に面しているような感じですね。
しかも、そこを自転車で走れるのです。
そんな不思議な絶景を走っていると、
街に入ってきました。
気付いたら右折までやってきました。
ここから内地に向かって走り出します。
そう、ここから上りの始まりです。
狭い・・・・。
その上、勾配がなかなかきついですから、
追い抜いたり追い抜かれたりするのも大変です。
上っていると、もう諦めている人もいました。
スタートから170kmをすぎているこの段階で
この勾配は確かにきついですね。
写真右の緑と青のジャージの方、背中にNISEKOって書いてあります。
NISEKOって北海道のニセコでしょうか。
北海道から佐渡ってどうやって来るのでしょうね。
羽田経由?
時間も費用もすごいことになりそうです
「佐渡ロングライドは楽しいんだけど、
東京から佐渡までの旅費がね」
・・・なんて愚痴ってる場合ではないですね。
今年の7月5日にニセコネイチャーライドが開催されます。
費用とかアクセスとかで、参加するかどうか迷っていて、
「ニセコ」に引っかかってしまいました。
坂はまだ続きます。
標高180mくらいまでしかない坂であれば
いつもはあまり気にしない程度の坂のはず。
でも、佐渡ではなぜかきつく感じてしまいますね。
なぜなんでしょう。
左足の痛みのせいでしょうか。
そういえば、佐渡太鼓の坂を登っている途中、
脚の痛みがなぜか少し和らいでいました。
小木ASのエアアロンパスが効いたのか、
それとも痛みを気にしすぎて強度を下げすぎているのか。
どちらにしても、いい傾向です。
もし、怪我がひどくなりすぎて、
「痛み」を超えて「麻痺」に近づいてきているなら最悪ですが、
どうもそんな感じでは無さそう。
押し歩きでうなだれる人もいます。
この辺りは少し傾斜が緩くなっているので、
再び乗りはじめるならここですぜ。
再び傾斜がきつくなってきました。
傾斜がきついときは全員の速度が遅いので、
写真に写る自転車の数が多いですね、
日陰なので体温上昇は抑えられていますから、正に体力勝負。
このあたりからだったか、
遠くから太鼓の音が聞こえます。
上り途中で苦しい中に聞く太鼓は、
まさかロングライドの参加者を鼓舞するために演奏しているのかな?
と期待しちゃいますね。
自己中心的過ぎてすみません。
でも、太鼓に合わせて元気も出てきます。
おしゃれな建物が見えてきました。
ここは佐渡太鼓体験交流館だそうです。
なるほど、太鼓の音はここからでしたか。
ずいぶん遠くまで聞こえるものなんだな、と思っていましたが、
まさかまさかの期待に沿ってくださっていて、
ロングライド参加者の為に演奏して下さっていたのでした。
嬉しいなあ。
嬉しすぎて、手を振ったりしていたら、
応えてくださいました。
ノリまで良くて最高の気分です。
というわけで、私の中では「佐渡太鼓の坂」です。
佐渡太鼓体験交流館で、ほぼ上りは終了のようです。
ここから一旦緩やかにアップダウンがあった後、下っていきます。
上りが急勾配なら下りも急勾配でして、
安全運転を心がけながら下ります。
この写真はいつもよりスピード感がありますが、
おそらくいつもと同じくらいしかスピードが出てないはずなんですよね。
微妙にブレているのがいいのかな。
どちらにしろ、くだりはあまり楽しくないですね。
体力的には疲れませんが、
精神的に疲れてしまいます。
カーボンホイールのときは、
安全に気を遣いながらカーボンリムとブレーキパッドのことも考えながらですから、
それはそれは面倒です。
上りは急勾配でもいいので、
下りは他の場所に平均的に -1% くらいで満遍なく配置されればいいのに。
地形に文句言っても仕方ないですが。
海が見えてきました。
でもまだ海岸までは遠そうです。
まだ下りが続くのか・・・・。
もちろん続きます。
写真左に見えるのは、「下り注意」の警告を持ったスタッフ。
ようやく下りが終わりました。
そしてまた草原に覆われた小高い丘を見ながら走ります。
木々が生息できないわけでもないでしょうし、
一体どういう経緯でこんな地形になったのでしょうね。
到着しました。
180km地点の素浜ASです。
ここが佐渡ロングライドの最後のエイドステーションで、
残り30kmはもうエイドがありません。
最後のエイドなので、
補給とトイレはしっかりと。
ここではごまのおにぎり。
どこまできてもおにぎりがうまい。
写真左に見切れているのは塩です。
ミネラル補給を怠ると頭痛が始まる私にはとても助かります。
たまに、塩をつけすぎて塩の味しかしなくなるのはご愛嬌。
他に、バナナやオレンジなどもありました。
海はなだらかで、波があまりありません。
そろそろ夕日と言ってもいい感じの時間になってきているので、
先を急ぎますか。
次回に続きます。
***** 佐渡ロングライド2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 相川AS・入崎AS編
その4 Z坂・大野亀・はじき野AS編
その5 両津BS編
その6 多田AS・小木AS編
その7 佐渡太鼓の坂・素浜AS編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編
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小佐渡の南海岸を堪能した後は、
Aコース後半の難所に入っていきます。
Z坂と大野亀は名前が付いていて言いやすいですが、
後半の2つ(3つ?)の難所はこれといった名前がありません。
何か峠か坂に名前が付いているといいのですが。
一つ目の最高標高の坂は、
とりあえず佐渡太鼓の坂としておきましょうか。
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佐渡南海岸の後半 | ||
小木ASから素浜ASの区間の前半は
小佐渡の南海岸の最西端、沢崎へ向かいます。
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沢崎まで | ||
小木港は漁港でもあるのでしょうか。
海産物の水揚げのできそうな場所を通ります。
海産物の香りもすごいです。
MAVICカーが停まっていました。
屋根に載せてある代車はマビックの黄色に塗られているのですが、
1台だけ白いバイクが載せてあります。
よく見るとピナレロのバイクのようなので、
参加者の誰かがサポートを受けたのでしょうね。
マシントラブルは悲しいですが、
MAVICカーにサポートを受けるなんて、ちょっと羨ましい。
長者ヶ橋までやってきました。
エヴァンゲリオンにこんな敵(使徒?)がいませんでしたっけ?
ここを直進すると沢崎鼻。
佐渡ロングライドは右折して、
ついに小佐渡の南海岸からお別れです。
いやあ、長かったですね。
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北東へ | ||
沢崎で右折すると、
ここから先は北東へと進みます。
そう、それはつまり、
これまでの向かい風から開放されるということ。
いやあ助かります。
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景色の豹変 | ||
まずはどこを走っているか確認。
画像右側から走ってきたAコース参加者は、
中央下にある白丸あたりが小木AS。
沢崎が画像の最も左側、最西端ですが、
ここから北東に向かって海沿いを突き進む・・・・って良く見ると、
2つの赤矢印のところは無駄に内陸に入り込んでません?
一つ目の入り込みが、佐渡太鼓の坂。
運営が無理やり目玉として押し込んだとしか思えない、
不自然なルートになっています。
さて、どんなところなのでしょうか。
右折直後は、港な感じがすごいところ。
なんだか懐かしい感じがします。
このあと、トンネルを抜けると世界が変わっています。
さながらこのトンネルはワープトンネル。
間違えました、もうひとつ、
土管のようなトンネルを通ります。
このトンネル、何のためにあるのでしょうか。
山を切り抜けているわけでもないですし、
豪雪地帯というわけでもない。
波がかぶるのを防ぐ?
ようやくきました。
このあたりは、一面に草に覆われた丘が連なるのです。
なかなか見慣れないこの景色は
去年のBコースでは見れない絶景。
あえて言うなら、
大野亀がずっと続いているような感じでしょうか。
いやあ、すごい。
しかも、その草に覆われた丘の反対側は海だという不思議空間。
カルスト台地が海に面しているような感じですね。
しかも、そこを自転車で走れるのです。
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佐渡太鼓の坂 | ||
そんな不思議な絶景を走っていると、
街に入ってきました。
気付いたら右折までやってきました。
ここから内地に向かって走り出します。
そう、ここから上りの始まりです。
狭い・・・・。
その上、勾配がなかなかきついですから、
追い抜いたり追い抜かれたりするのも大変です。
上っていると、もう諦めている人もいました。
スタートから170kmをすぎているこの段階で
この勾配は確かにきついですね。
写真右の緑と青のジャージの方、背中にNISEKOって書いてあります。
NISEKOって北海道のニセコでしょうか。
北海道から佐渡ってどうやって来るのでしょうね。
羽田経由?
時間も費用もすごいことになりそうです
「佐渡ロングライドは楽しいんだけど、
東京から佐渡までの旅費がね」
・・・なんて愚痴ってる場合ではないですね。
今年の7月5日にニセコネイチャーライドが開催されます。
費用とかアクセスとかで、参加するかどうか迷っていて、
「ニセコ」に引っかかってしまいました。
坂はまだ続きます。
標高180mくらいまでしかない坂であれば
いつもはあまり気にしない程度の坂のはず。
でも、佐渡ではなぜかきつく感じてしまいますね。
なぜなんでしょう。
左足の痛みのせいでしょうか。
そういえば、佐渡太鼓の坂を登っている途中、
脚の痛みがなぜか少し和らいでいました。
小木ASのエアアロンパスが効いたのか、
それとも痛みを気にしすぎて強度を下げすぎているのか。
どちらにしても、いい傾向です。
もし、怪我がひどくなりすぎて、
「痛み」を超えて「麻痺」に近づいてきているなら最悪ですが、
どうもそんな感じでは無さそう。
押し歩きでうなだれる人もいます。
この辺りは少し傾斜が緩くなっているので、
再び乗りはじめるならここですぜ。
再び傾斜がきつくなってきました。
傾斜がきついときは全員の速度が遅いので、
写真に写る自転車の数が多いですね、
日陰なので体温上昇は抑えられていますから、正に体力勝負。
このあたりからだったか、
遠くから太鼓の音が聞こえます。
上り途中で苦しい中に聞く太鼓は、
まさかロングライドの参加者を鼓舞するために演奏しているのかな?
と期待しちゃいますね。
自己中心的過ぎてすみません。
でも、太鼓に合わせて元気も出てきます。
おしゃれな建物が見えてきました。
ここは佐渡太鼓体験交流館だそうです。
なるほど、太鼓の音はここからでしたか。
ずいぶん遠くまで聞こえるものなんだな、と思っていましたが、
まさかまさかの期待に沿ってくださっていて、
ロングライド参加者の為に演奏して下さっていたのでした。
嬉しいなあ。
嬉しすぎて、手を振ったりしていたら、
応えてくださいました。
ノリまで良くて最高の気分です。
というわけで、私の中では「佐渡太鼓の坂」です。
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素浜ASへ | ||
佐渡太鼓体験交流館で、ほぼ上りは終了のようです。
ここから一旦緩やかにアップダウンがあった後、下っていきます。
上りが急勾配なら下りも急勾配でして、
安全運転を心がけながら下ります。
この写真はいつもよりスピード感がありますが、
おそらくいつもと同じくらいしかスピードが出てないはずなんですよね。
微妙にブレているのがいいのかな。
どちらにしろ、くだりはあまり楽しくないですね。
体力的には疲れませんが、
精神的に疲れてしまいます。
カーボンホイールのときは、
安全に気を遣いながらカーボンリムとブレーキパッドのことも考えながらですから、
それはそれは面倒です。
上りは急勾配でもいいので、
下りは他の場所に平均的に -1% くらいで満遍なく配置されればいいのに。
地形に文句言っても仕方ないですが。
海が見えてきました。
でもまだ海岸までは遠そうです。
まだ下りが続くのか・・・・。
もちろん続きます。
写真左に見えるのは、「下り注意」の警告を持ったスタッフ。
ようやく下りが終わりました。
そしてまた草原に覆われた小高い丘を見ながら走ります。
木々が生息できないわけでもないでしょうし、
一体どういう経緯でこんな地形になったのでしょうね。
到着しました。
180km地点の素浜ASです。
ここが佐渡ロングライドの最後のエイドステーションで、
残り30kmはもうエイドがありません。
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素浜AS | ||
最後のエイドなので、
補給とトイレはしっかりと。
ここではごまのおにぎり。
どこまできてもおにぎりがうまい。
写真左に見切れているのは塩です。
ミネラル補給を怠ると頭痛が始まる私にはとても助かります。
たまに、塩をつけすぎて塩の味しかしなくなるのはご愛嬌。
他に、バナナやオレンジなどもありました。
海はなだらかで、波があまりありません。
そろそろ夕日と言ってもいい感じの時間になってきているので、
先を急ぎますか。
次回に続きます。
***** 佐渡ロングライド2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 相川AS・入崎AS編
その4 Z坂・大野亀・はじき野AS編
その5 両津BS編
その6 多田AS・小木AS編
その7 佐渡太鼓の坂・素浜AS編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編
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