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Mt.富士ヒルクライム その7 下山編 [Mt.富士ヒルクライム]

Mt.富士ヒルクライムの五合目ゴールまで到達した前回の続きです。
五合目、下山中、会場へ戻った後などをレポートします。



ゴール後


五合目の売店などは通常通りかどうか分かりませんが営業されていました。
ただ、私はお金を1円も持っていなかったので
残念ながらそのまま下山です。

いつもは1,000円くらいは持っているんですが、
スバルラインではどうせ使えないと思ってたんですね。
五合目の売店の事をすっかり忘れていました。

せめて五合目まで運んでもらえる荷物の中に入れておけばよかったのですが、
この荷物はなくなっても文句言えないので、
金目の物はなるべく入れたくない気持ちがあります。




五合目


ゴールしたらまずはその荷物を取りに行きましょう。
ゴール後売店に向かって左下側にある駐車場が受け取り場所です。


DSC_1445.jpg
さすが8,500人もいるだけあって、
すごい人数で混雑しています。

そういえば、8,500人ってエントリー数なんでしょうか。
それともDNSを除いた参加人数?


荷物受け取りの駐車場までは自転車を押して歩きます。
行列にはなっているものの、
進まないわけではないのでストレスは感じません。

DSC_1442.jpg
後ろを振り向くと、行列が伸びているのが分かります。
この列は駐車場へ向かう下り坂なので、
クリートで体勢を保持しながら下るのがなかなかつらい。
ヒルクライムを終えたボロボロの脚ですしね。

ここを耐え抜けば自分のリュックがある、
それを希望に進みました。
上ったばかりなので寒いわけではなく、
リュックの中に入れておいたおにぎりが食べたかったのです。

そう、微妙にお腹がすいていました。
26kmほどだからと言って、走行前の食事を手を抜いてしまったのか。
前日の宿がコンビニから遠かったこともあって
朝食が満足行く物ではなかったのですよね。
それでも26kmくらい、1時間半くらいなら大丈夫だと思っていたのですが。
やはり短時間の走行とは言え、
出走前の食事・補給は重要です。


荷物を受け取って、まずはおにぎりで腹を満たしました。
同時に、体の熱さも抜けてきたので、
すぐに防寒具を着ておきます。
寒いと感じる前に着ておかなければ、
急激な気温変化に体調を崩しかねません。


DSC03070.JPG
五合目売店前に来てみました。
お金が無いのでどうせ何も買えませんが。
スバルラインの五合目と言えばこの建物。


DSC_1451.jpg
中華カーボンミニベロ号も記念撮影しておきましょう。
スバルラインを上ったことを証明するために。




山下り


五合目ではとくにやることも無いですし、
このまま居続けても体が冷えるだけ。
まだまだ上ってくる方々の為にスペースを開ける意味もあり、
さっさと下山を開始します。

体が冷えて風邪をひくのは避けたいです。


DSC_1461.jpg
フィニッシュラインを反対側からみたところです。
まだまだ上ってくる方が多いので、
心の中で応援しておきます。



DSC03192.JPG
しばらく進んだところで、
下山コントロールの為の出発待ち行列が出来ていました。


DSC_1467.jpg
みなさん6月とは思えないほどの重装備です。
グローブ・シューズカバーも忘れないようにしましょう。

この日は曇り空ではあったものの、
そこまで寒くは無かったのでまだ良かったです。
これが雨だったり、
少し気温が低めの日だったりすると、
それはもう地獄です。

26kmの下りを常に40km/hで下ったとしても
40分ほどかかりますから相当体温が奪われてしまいます。


以前、1月に伊豆サイクルスポーツセンターのレースに出たことがあるのですが、
試走時に、下りで手がかじかんでしまって
ブレーキをひいた感覚が全くなくなったことがあります。
あのときの恐怖と言ったらもうすごいものでした。
周りに人がいなかったことと、
丁度上り返しの場所でスピードを緩められたことが幸いしましたが、
寒さの危険を身にしみて感じました。

暑さは熱中症に気をつければ事故は起こりにくいですが、
寒さは制御不能に陥って事故に直結します。
注意しないといけないですね。


というわけで私も完全冬装備で、
一応持っていたレインウェアも着ておくと風が防げていいですね。
シューズカバーをつけるとなぜか左のクリートがはめられなくなったので、
左だけカバー無しにしました。
さすがにクリートの方が寒さ対策より優先します。


DSC03408.JPG
下り開始。
まだ上り途中の方が多く、
対面通行が続きます。
入り乱れていますね。


DSC_1474.jpg
途中の駐車場で休憩です。



DSC03656.JPG
更に下ると、もう上ってくる参加者もいなくなって、
みなさんなかなかのスピードで下っています。
誰が指揮しているのかたまたまなのか、
十分な安全マージンを確保しているので、
下りが苦手な方でも怖くない程度のスピードにうまく調整されていますが。

とは言え、
下りが苦手な人は十分に練習してからにしましょう。
上りは苦手でも遅いだけなので迷惑になりません。
下りが苦手で遅いのは迷惑ではないですが、
自信無さそうにふらふら走っているのはいけません。
下りは慣れが必要ですから、
練習しておきましょう。
残念ながらこれは必須。

下りに慣れるほど練習をするには上らなければなりませんから、
そのうち上りに強くなっているでしょうしね。



DSC_1476.jpg
ついに料金所まで戻ってきました。
ここまで来るともう安心・・・・でもなくて、
もう少し下りが続きます。


DSC03842.JPG
ついにスタートゲートまで戻ってきました。
これがゴール。
Mt.富士ヒルクライムの本当のゴールがここだと思います。
家に帰るまでが遠足、に近い感覚。
来るまで来ている人はまさにそうなのですが、
私は輪行なのでそこそこ安全です。
電車では、私が寝ても事故にはなかなか遭いませんから。

自分で運転する車ではこそうはいきません。




会場にて


ちょっと会場に寄っていきましょう。


DSC_1481.jpg
テントには人だかりが。
このテントでは、



DSC_1485_2.jpg
富士吉田うどんを振舞っていただきました。
なかなかのコシが特徴的ですね。
下りで冷えた体ということも相まってとても美味しかったです。

やはり、走行後には炭水化物が美味しく感じますね。



DSC_1490.jpg
富士山は結局最後まで山頂を見られず。
残念。
夏にまた来よう。


DSC_1491.jpg
ステージでは表彰式が開催されるようでしたが、
私は表彰に一切関係ないので、
さっさと帰ることにしました。

来るときはバスで来ましたが、帰りは電車。
最寄駅はおそらく富士山駅か富士急ハイランド駅ですが、
輪行のスペース確保競争を避けるため、
始発駅の河口湖駅へ向かいます。


DSC_1495.jpg
輪行の様子などはまた別の機会に。






まとめ


Mt.富士ヒルクライムのまとめです。
いつものように感想なだけですが。




感想


いつの間にか日本最大級の自転車イベントになっていました。
びっくりです。
いや、私が以前参加したときにもすでに数千人の参加でしたので、
そのころから最大級だったのですが、
まさか8,000人を超えるイベントになっているとは。

さすがに大規模イベントになるだけあって、
運営がとてもしっかりしていて、
ほとんどストレスを感じません。

ただそのせいか、
あまりにもシステマチックすぎて
逆にベルトコンベアに乗っているかのようなクールさを感じてしまいました。


単に好き嫌いの判断になりますが、
私はもう少し手作り間のあるイベントの方が好みのようです。

それ以外は本当に完璧。
ああ、一部のスタッフのタバコが煙たかったのがありましたが、
それ以外は完璧だったと思います。


ですので、
初心者の方が最初に自転車イベントに参加するなら
とてもいいイベントかと思いますね。
下りだけ少し練習しておけば大丈夫。


もう少し天気が良ければ景色も素晴らしいものになったと思いますが、
残念ながら曇り空だったので、
ちょっと印象が薄いですね。
これはめぐり合わせなので仕方ない。
Mt.富士ヒルクライムが6月の梅雨時期なので、
これはむしろ雨の確率が高いのかもしれません。

日頃の行いを良くして大会に挑みましょう。


では、完走はこの辺で。
輪行編は、TANTANロングライドも含めてそのうちやります。

富士山には今年中にもう一回くらい来たいなあ。

***** Mt.富士ヒルクライム 2015 目次 *****
その1 スタート
その2 スバルライン
その3 ミニベロたち
その4 10kmあたり
その5 第2給水所
その6 ゴール
その7 下山編

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