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サイクルマラソン阿蘇望 その3 衝撃の開会式編 [サイクルマラソン阿蘇望]

前日夕方編の続きです。

今回は当日朝の様子をレポート。
衝撃の開会式です。





今回の自転車


当日編の前に、自転車の装備を紹介。
今回の自転車は中華カーボンミニベロ号です。
これまでとの違いはホイールとモバイルバッテリーの配置。



ホイール


まずは全景。

DSC00642.JPG
まるしぇ若葉の前で撮った、
阿蘇山と中華カーボンミニベロのコラボレーション写真。

前回の那須高原ロングライドで、
どうも中華カーボンディープホイールのフロントのリムが
使用に耐えない感じになってしまいましたから、
今回はまたアルミホイールに戻しました。
そうでなくとも、マウンテンサイクリング阿蘇望は長いアップダウンがあるので、
アルミの方が良いでしょう。

しかも、台風が近づいてきているので、
多少の雨も覚悟しなければならないと考えると、
アルミしかあり得ませんね。
ブレーキシューをカーボン用からノーマル用に交換するのが面倒ですが、
身の危険を感じながら走るよりもよっぽどマシです。


ちなみに、トップチューブの下にある黒い物体、接近すると

DSC00645.JPG
こんな感じ。
結束バンドで留めています。
ここにモバイルバッテリーAnker Astro E5を入れています。
丁度いいバッグが無かったので、
100均で購入したメガネケースに孔を空けて、
結束バンドを通しています。
100円だから失敗しても惜しくない。

結束バンドは、トップチューブに3本で重量を支え、
ヘッドチューブにも1本使うことによって左右の揺れを抑えています。


無理やりな工作ですが、
そこそこ綺麗にできて満足しています。

工作自体は満足していますが、
この拡大写真を見て分かるように、
ボトルの取り出しに影響が出ます。
普段はの750mlのボトルではなく、500mlのボトルにしているのですが、
それでも取出しで引っかかるので、
ここはもう少し見直したいところです。





出発


サイクルマラソン阿蘇望の開会式は7:20から、
スタートは8:00からです。
前日に受付は済ませていますし、
出走はエントリー順らしいので、早く行く必要はあまりありません。
7:20に間に合うように行きますが、
パンクなどの不慮の事故があっても、
最悪8:00までに到着すればよいです。

会場のアスペクタまでは5kmほどですから、
いくら後半は上りになるとは言え、
ルミナスを6:30に出ればゆっくり走っても十分に間に合うでしょう。




出発前


その前にペンション・ルミナスでの朝食。
ピザ風のトーストとサラダ、他にもいろいろありつつコーヒー。
充実の朝食でした。

そして6:30をちょっと過ぎましたが出発。
そういえば、この日はなぜか寝坊の心配はしなかったですね。

もうあの悲しみを忘れているのか。
いかんいかん。
もう一度思い出して、寝坊をしないようにしなくては。





出発


外へ出てみると、
なんとか雨は降っていない様子。
台風の進路はかなり西にそれてくれました。
それでも、天草地方はかなりの強風と雨になったのですが、
阿蘇からはかなり離れています。


DSC08815.JPG
県道28号を走るのはこれで何度目でしょう。
太陽に向かって走っているのでとても天気が良いようにも見えますが、
黒い雲も広がっていて、
まだまだ予断は許しません。


DSC08904.JPG
県道28号から、アスペクタへ向かう上りでも、
遠くに黒い雲が見えます。
でも、ほとんどは晴天のようでとりあえずは一安心。


DSC00032.JPG
と思っていたら、
雨が降ってきてしまいました。
こりゃまずいかな。

でも風が弱いままなので、
雨だけなら大丈夫でしょう。
下りでスリップしないようにだけは十分気をつけなければなりませんが、
風よりは雨のほうが数段マシです。


DSC00051.JPG

アスペクタの入り口ゲートまで来ました。
もう雨は止んでいます。
雨は本当に一瞬だけでした。

風よりはマシと言いましたが、
もちろん、雨が降らない方がもっといいです。
このまま降らないでいて欲しい!
というのが参加者全員の本音でしょう。


DSC00073.JPG
昨日の受付に到着。
この日は荷物を全て背負ってきているので、
着替えなどが入ったリュックと輪行袋(OS-500)とスニーカーを
荷物預かり所に預けます。
OS-500は預けるには大きいですが、
問題なく預かっていただきました。


あとは開会式を待つだけですね。
アスペクタのステージ側に向かいましょう。

すでにちらほらと参加者が集まってきています。
サイクルマラソン阿蘇望の参加定員は、
120km走るAコースが600人、
71kmのBコースが300人の合計900人。
900人にしては少ない気がするのは、
多くの参加者が台風で諦めて来なかったのか、
それとも会場が広いせいで正しく人数が把握できていないだけなのか。


DSC00163.JPG
おそらく、会場が広すぎるんでしょうね。




開会式


開会式が始まりましたが、
どうせ偉い人たちの長い挨拶が続くので、
端のほうで待っておきます。

どうも諸注意が始まった辺りで、
気象庁の警報が出ているのでとかいう話が出始めています。
雨が降ったら、可能な限りのスロースピードで下ることにしましょう。

なんて思っていたそのとき、
諸注意をアナウンスしているのかと思っていたその方が、



「以上の理由により、サイクルマラソン阿蘇望2015を中止します」



とおっしゃったように聞こえました。

中止?
雨も降っていないのに?


何かの聞き間違いかなと思って近くにいた方に聞いてみると、
どうも阿蘇山頂付近に雷警報がでているらしく、
それが主な理由で安全性を確保できないとの判断だそうです。


そうか、


警報ならしかたない・・・・か・・・・。


いつもなら、
安全面を考慮したなら仕方ないか、
と思うようなところ。
でも、今回はどこか腑に落ちない。


東京から阿蘇まで来た、距離と時間(とお金)のせいなのか。


中止なら、一旦会場まで集めずに
早々に中止発表をすればよかったのでは?という疑念のせいなのか。
もっと早くから公式ページやfacebookで通知すれば良かったのに。
昼になってもまだ中止の掲示はされていませんでした。


それとも、開会式にて発表するのが、
いかにも前々から決まっていた予定調和に見えてしまったからなのか。


警報が出ているから中止。
言っていることは分かるのです。
一応、筋も通っています。

でも、その筋のほとんどは説明不足で、
自分で良識に照らして想像するしかないというところが
如何にも不信感を募らせる。



その原因のほとんどは、
多くの旅費と時間を無駄にしたという残念さから来ているのだと分かっていますが、
それでも、
それでも、
それでもそれを納得させるだけの情報が足りないのです。

自分の卑しい性格が恨めしいです。
が、
どこか説明不足ですし、
どこか対応が不親切ですし、
このやる気と時間とお金を無駄にした理由や、
無駄にせざるを得なかった経緯を、
教えて欲しいものです。

そう、経緯が不明瞭なんです。
ずっと、
「台風で天気は悪そうだけど開催の方向」
と表示されていたのですが、
いつからその方向が変わったのか、
それとも、
本当に最初は開催の方向で進んでいたのか、
無理そうだけど開催したいという願望だったのではないか、
黒い私の部分が、そういう疑惑の目で見てしまうのです。

最初から、
「開催で着たら開催するけど、無理そうだから覚悟してきてね」
と掲示されていたとか、
「開催できそう」
「ちょっと難しくなってきた」
などが頻繁に更新されていて、
状況を読むのが難しそうなことが分かっていれば、
もっと心の準備も出来ていたでしょう。


DSC00677.JPG
集まった参加者は、
間違いなくその日に走れるということで集まっていました。
開会式前に地元のご夫婦とも会話して、
その日のプランニングとか会話してみたり、
どこが厳しいなどの情報をもらったりしました。

開会式で中止を宣言されるよりも前に、
中止が決定していたことでしょう。
中止決定から発表までのタイムラグ、
その間は少なくとも、
中止を知らない参加者は出走を信じて開会式に臨んでいるわけで、
暑い中、無駄に立たされているわけです。

開会式での中止宣言ではなく、
中止決定直後に拡声器などで中止をアナウンスする方が、
よっぽど誠意があります。
開会式まで待たされるのは、
運営の自己満足でしかないでしょう。
開会式まではなんとか開催できました、とでも言いたいのでしょうか。







・・・という悪い私がどんどん想像を膨らませてしまって、
どうも収拾がつきません。
熊本まで来てイベント中止のダメージが、
心の余裕を奪ってしまったのでしょう。

安全面を考慮しての判断ですから、
納得するしかないのです。
納得するしか・・・。

それが出来ない私はまだまだ修行が足りないなあ。
実世界ではがまんするから、
せめて自分のブログくらいでは愚痴って発散してもいいでしょう。

次回も熊本編。
もう少しだけ続きます。

***** サイクルマラソン阿蘇望 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 前日夕方編
その3 衝撃の開会式編
その4 南阿蘇鉄道編
その5 帰路編

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