RALEIGH ミニベロ2015 考察8 サドル周り編 [ミニベロ考察]
前回はホイール編でした。
ほとんどの部品が終わって、
あとはサドル周りと泥除けくらい。
パーツリストを再掲しておきます。
今回はサドルから。
RSCのサドルは「VELO Racing CrN/Ti Rail RALEIGH-spec」・・・って、
なんじゃこりゃ。
Google先生に聞いても良く分かりません。
Veloは有名なサドルメーカー。
あまり高級なサドルのイメージは無くて、
安価なサドルを作っているイメージです。
ただ、Racingという名前のサドルは見つかりませんでした。
CrN/Ti Railは、サドルレールがチタンのクロムナイトライド(窒化クロム)メッキでしょう。
Raleigh-specとあるので、
ラレーの別注であることも考えられますが、
そういう別注品って色とか模様とかくらいしか発注しませんよね。
1つのモデルを設計して発注しているわけではないと思います。
色々調べていたら、
オークションに出品されていたキャッシュが残っていて、実測216gとのこと。
チタンレールにしては軽くないですが、
ミニベロにしては軽量なサドルですね。
Raleighとプリントされているので、
おそらくこのプリントがRaleigh-specたる所以かと思います。
このサドルは細身でかつ穴あきサドルなので、
レース用サドルに近い見た目。
なかなか使えそうなサドルに見えます。
が、サドルの好みは個人差が大きいので、
結局交換されてしまう運命でしょう。
ではRSCはというと、
「VELO Brown/Beige CITY RALEIGH-spec」だそうです。
Brown/Beigeは色のことだとして、
VeloのCityというサドルを探しても全く見つかりません。
画像を見る限りでは、限りなくママチャリサドルに近い感じ。
クッションが厚めの幅広で、
短距離でなければすぐにくるしくなりそう。
私なら最初に交換したいようなサドルです。
のんびり乗る、というコンセプトにはそっているのかもしも知れません。
シートポストは、RSC・RSP共通で、
KALLOY SP-373です。
KALLOYと言えばSP-248Dによくお世話になります。
(いつの間にかDがついたんですね)
SP-248Dのすごいところは、
そのポスト径のバリエーションの豊富さです。
少なくとも、
25.4mm
26.2mm (シルバーのみ)
26.4mm (シルバーのみ)
26.6mm (シルバーのみ)
26.8mm (シルバーのみ)
27.0mm (シルバーのみ)
27.2mm
28.6mm
29.2mm (シルバーのみ)
30.9mm
31.6mm
のバリエーションがあります。
長さは全て350mm。
安いフレームを買ったりすると、シートポスト径が特殊なことが多く、
そういうときにSP-248Dに頼るわけです。
25.4mm、27.2mm、28.6mm、31.6mmあたりなら選択肢に困りませんが、
それ以外の径のシートポストになるととたんに種類がなくなります。
350mmまではSP-248D、
もっと長いものはBBBのBSP-20 SKYSCRAPERでなんとかなります。
話がそれました。
そんなSP-248Dでよくお世話になるKALLOYですが、
SP-373は詳細が分かりません。
SP-374は27.2mm x 250mmのアルミシートポストのようです。
おそらくSP-373もアルミシートポストでしょう。
最後になりました。
RSP限定で、泥除けが付属します。
RSCもマッドガード(FN-RSC)がオプションであるようですが、
7,500円もするので、なかなか手が出ないでしょう。
RSPの泥除けは、
写真を見る限りオーソドックスにタイヤに沿って装着するタイプ。
シルバーの色身といい、
なかなかレトロ感を演出してくれます。
この泥除けは機能性もさることながら、
そのランドナー感を出すのに大きな役割を担っていますね。
そうか、この泥除けをつけたかったからカンチレバーブレーキなのか。
ロードブレーキでは、隙間が無いので長いマッドガードを装着できません。
どうしてもブレーキ部分で分断されてしまいますから。
カンチブレーキなら泥除けが装着できます。
ブレーキの構造上、中央に泥除けを通せますからね。
というわけでひと通りパーツを確認してきました。
次回はギア比考察をした後でまとめです。
大体見えてきましたが、
RSC・RSPそれぞれどういう観点で選択するべきか、
どういう目的の人が購入するべきなのかを
考えてみたいと思います。
と言っても、もうほとんど在庫がないようなのですが・・・・。
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ほとんどの部品が終わって、
あとはサドル周りと泥除けくらい。
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パーツリスト | ||
パーツリストを再掲しておきます。
name | RSC RSW Carlton | RSP RSW Special |
---|---|---|
color | スチールグレー | グロスブラック クイーンズアイボリー |
Size | 460mm 520mm | 440mm 520mm |
Frame | REYNOLDS 520 Mid-size D.B. TIG Welding | Cr-Mo Std-size D.B. TIG Welding |
Fork | Carbon Aero Blades | Cr-Mo w/Investment-cast Crown |
Headset | FSA INTELLASET 1-1/8” AHEAD w/5,10,10,15mm Spacers | TH-1150 1” Threaded w/20mm Spacer |
BB set | BB-UN26 110mm-68mm | BB-UN26 110mm-68mm |
Handle Bar | JD Shallow-Drop 400mm Φ31.8 | HL DR-AL-10 Maes-Drop 410mm Φ25.4 |
Handle Stem | KALLOY AS-21 -17° 100mm | HL HE-C80D-2 100mm -17° 150mmQuill |
Bar-tape/Grips | Diamond-pattern | PU Brown w/Alloy Caps |
Shifter | ST-5800 11 speed | SL-R400 8 speed |
Rear Derailleur | RD-5800-SS | RD-2400-SS |
Front Derailleur | FD-5800 (105) 28.6mm 11speed | FD-2400 (バンド式31.8mm) |
Chainwheel | スギノ RD 5000D SQ (56x42T) 165mm (460) 170mm (520) Large Gear Special Minivelo-Road Spec (リンク先はRD2) | スギノ RD 5000D SQ 170mm (52x39T)リンク先はRD2 |
Gear | CS-5800 (105) 11speed 11-28 | CS-HG50-8 11-28 (CLARIS) 8 speed |
Chain | CN-HG600-11 (105) 11speed | CN-HG40 |
pedals | - | Wellgo LU-962 |
Brakes | BR-5800 (105) | BR-CX50 |
Levers | 兼用レバー (shifterを参照) | BL-R400 |
Front Hub | HB-5800 (105) 32H | HB-2400 (CLARIS) 32H |
Rear Hub | FH-5800 (105) 32H | FH-2400 (CLARIS) 32H |
Spokes | 14G Stainless | 14G Stainless |
Rims | ALEXRIMS R-390 32H silver (リンク先はblack) | ALEX VP-15F 20” ETRTO-451 Polish Silver 32H |
Tires | KENDA 20×1 KONTENDER | DURO 20×1-3/8 Skinside F/V |
Saddle | VELO Racing CrN/Ti Rail RALEIGH-spec | VELO Brown/Beige CITY RALEIGH-spec |
Post | KALLOY SP-373 27.2×350 | KALLOY SP-373 27.2×300 |
Madguards | 無し | Raleigh original British-style Alloy Anodized w/adjustable stays |
Weight | 9.2kg | 11.0kg (11.4kg) |
今回はサドルから。
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サドル | ||
RSCのサドルは「VELO Racing CrN/Ti Rail RALEIGH-spec」・・・って、
なんじゃこりゃ。
Google先生に聞いても良く分かりません。
Veloは有名なサドルメーカー。
あまり高級なサドルのイメージは無くて、
安価なサドルを作っているイメージです。
ただ、Racingという名前のサドルは見つかりませんでした。
CrN/Ti Railは、サドルレールがチタンのクロムナイトライド(窒化クロム)メッキでしょう。
Raleigh-specとあるので、
ラレーの別注であることも考えられますが、
そういう別注品って色とか模様とかくらいしか発注しませんよね。
1つのモデルを設計して発注しているわけではないと思います。
色々調べていたら、
オークションに出品されていたキャッシュが残っていて、実測216gとのこと。
チタンレールにしては軽くないですが、
ミニベロにしては軽量なサドルですね。
Raleighとプリントされているので、
おそらくこのプリントがRaleigh-specたる所以かと思います。
このサドルは細身でかつ穴あきサドルなので、
レース用サドルに近い見た目。
なかなか使えそうなサドルに見えます。
が、サドルの好みは個人差が大きいので、
結局交換されてしまう運命でしょう。
ではRSCはというと、
「VELO Brown/Beige CITY RALEIGH-spec」だそうです。
Brown/Beigeは色のことだとして、
VeloのCityというサドルを探しても全く見つかりません。
画像を見る限りでは、限りなくママチャリサドルに近い感じ。
クッションが厚めの幅広で、
短距離でなければすぐにくるしくなりそう。
私なら最初に交換したいようなサドルです。
のんびり乗る、というコンセプトにはそっているのかもしも知れません。
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シートポスト | ||
シートポストは、RSC・RSP共通で、
KALLOY SP-373です。
KALLOYと言えばSP-248Dによくお世話になります。
(いつの間にかDがついたんですね)
SP-248Dのすごいところは、
そのポスト径のバリエーションの豊富さです。
少なくとも、
25.4mm
26.2mm (シルバーのみ)
26.4mm (シルバーのみ)
26.6mm (シルバーのみ)
26.8mm (シルバーのみ)
27.0mm (シルバーのみ)
27.2mm
28.6mm
29.2mm (シルバーのみ)
30.9mm
31.6mm
のバリエーションがあります。
長さは全て350mm。
安いフレームを買ったりすると、シートポスト径が特殊なことが多く、
そういうときにSP-248Dに頼るわけです。
25.4mm、27.2mm、28.6mm、31.6mmあたりなら選択肢に困りませんが、
それ以外の径のシートポストになるととたんに種類がなくなります。
350mmまではSP-248D、
もっと長いものはBBBのBSP-20 SKYSCRAPERでなんとかなります。
話がそれました。
そんなSP-248Dでよくお世話になるKALLOYですが、
SP-373は詳細が分かりません。
SP-374は27.2mm x 250mmのアルミシートポストのようです。
おそらくSP-373もアルミシートポストでしょう。
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泥除け | ||
最後になりました。
RSP限定で、泥除けが付属します。
RSCもマッドガード(FN-RSC)がオプションであるようですが、
7,500円もするので、なかなか手が出ないでしょう。
RSPの泥除けは、
写真を見る限りオーソドックスにタイヤに沿って装着するタイプ。
シルバーの色身といい、
なかなかレトロ感を演出してくれます。
この泥除けは機能性もさることながら、
そのランドナー感を出すのに大きな役割を担っていますね。
そうか、この泥除けをつけたかったからカンチレバーブレーキなのか。
ロードブレーキでは、隙間が無いので長いマッドガードを装着できません。
どうしてもブレーキ部分で分断されてしまいますから。
カンチブレーキなら泥除けが装着できます。
ブレーキの構造上、中央に泥除けを通せますからね。
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次回 | ||
というわけでひと通りパーツを確認してきました。
次回はギア比考察をした後でまとめです。
大体見えてきましたが、
RSC・RSPそれぞれどういう観点で選択するべきか、
どういう目的の人が購入するべきなのかを
考えてみたいと思います。
と言っても、もうほとんど在庫がないようなのですが・・・・。
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