SSブログ

ツールド妻有2015 その2 スタート編 [ツールド妻有]

ツールド妻有2015前日編に続いて、今回からは当日編です。

宿が飯山線沿いではなく上越線沿い(石打駅)なので、
標高差260mの山越えを含む、
20kmの自走で会場へ向かいます。


会場へ

私は急遽当日受付に変更したので、
目指すは6:00~6:30の当日受付時間。
スタートは7:00からですから、おそらく多少遅れても受け付けていただけるとは思いますが、
そういうご厚意に頼ってはいけません。

当日の朝も雨

獲得標高350mの山越え
会場までの距離20km
1泊分の重い荷物を背負う
あまり脚を使えない(本番の為に)

という4つの悪条件を考えると、かなりゆっくり上らなければなりません。
余裕を持って1時間半くらいでしょうか。
6:00到着を目指すなら4:30出発です。

しかし、残念ながら4:30の時点ではかなりの雨。
しかも想定外の日の出前。
もう日が短くなってきているんですね・・・・

真っ暗な中、雨中走行は危険です。
調べると日の出が5:05らしいので、
もう少し雨が弱くなることも祈りつつ、5:00出発に切り替えます。
日の出5分前ですがかなり空も白んできているはず。

雨中のヒルクライムを考えると心が折れそうです。
このままDNS(Do Not Start)でもいいか。


とも考えたのですが、
サイクルマラソン阿蘇望の中止や
ここまでの旅費を考えると、
なんとか気を奮い立たせてやっぱり出発しましょう。

もしかすると、山を越えると雨が降っていないかもしれませんし。


出発

AS200_02060.JPG
というわけで、会場に向けて出発です。
5:00を過ぎると、少しだけ雨脚が弱くなった気もしてきました。
アクションカムの写真は、
レンズ(正確にはプロテクター)についた雨粒のせいで大雨のように見えますが、
実際はそこまで強い雨でありません。
ただし、確実に嫌な雨です。
上りながらもときどき雨粒を拭きながらのヒルクライム。


AS200_02120.JPG
こんな時間にも関わらず、意外と車が通ります。

AS200_02135.JPG
国道353号の山越えは、実は昨年も行なっています
ただし、車でですが。
そのときにわざわざ車を降りてまで撮った写真ポイントまできました。

DSC_0828.jpg
こちらが去年の写真。

時間帯の違いもあれど、
天候の違いでここまで気分が変わってしまうとは。
なかなか悲しいです。
でもペダルを踏むしかありません。


AS200_02160.JPG
車の交通量が多い中、
ルーフキャリアで自転車を運んでいる車も散見されます。
同じく湯沢方面に宿泊していた方々でしょう。
車内運搬の方も含めると、
もしかして交通量のほとんどはツールド妻有参加者だったのかも。


AS200_02173.JPG
この辺りはスキー場がたくさんあることから分かるように、豪雪地帯です。
道を守るスノーシェッドも多く、
雨中走行の私にはとてもありがたい。

路面が濡れているのは仕方ないですが、
顔に雨が当たらないのがこんなに快適だとは。
サングラスは雨粒で前が見えなくなるのでかけておらず、
目に雨が入らないのもポイント高い。


AS200_02223.JPG
さて、十二峠まトンネルまでやってきました。
正確には十二峠トンネル前のスノーシェッドで、
このままトンネルに入っていきます。

普段はあまりいい気はしない長いトンネルですが、
この日は大歓迎です。
しかも、十二峠トンネルを越えると主な上りは終了です。
あとは下りメインでスピードアップが望めますし、
そう、
もしかしたら山を越えると雨が降っていないかも。

国境の長いトンネルを抜けると

雨だった。

AS200_02289.JPG
やはり、そううまくはいきません。
それでも、多少は雨足が弱くなっているようなので、
少しは希望が通っているのかな。

この時点でまだ5:30。
距離はまだ15km残っていますが、下り基調であることを考えると、
受付時間中に間に合いそうです。


AS200_02332.JPG
現在の353号は土砂崩れのため交通規制が敷かれていて、
片側交互通行の部分があります。
待ち時間は5分ほど。
十日町市ホームページで確認しておいて良かったです。
知らなかったら長すぎる信号にいらいらしていたことでしょう。


AS200_02350.JPG
対面通行箇所はトンネル(スノーシェッド)でした。
逃げ場がありません。
信号待ちに耐え切れず、
もしくは信号が長すぎて故障と思い込んで、
突っ込んでいって対向車がやってきていたら・・・

危ないところでした。
まあ、よほどのことがないと信号を守ると思いますけどね。



AS200_02392.JPG
ここからは本格的な下り区間。
スピードを上げて急ぐ算段でしたが、
雨でカーブが怖すぎてスピードを上げられません。
直線でもタイヤから巻き上げられる雨が気持ち悪すぎます。
なんだかんだでそんなに速度が上げられない。
計算が狂ってきます。


瀬戸口温泉のあたりは少し平坦基調になります。
この雨だと下りより平坦の方が楽です。

AS200_02521.JPG
おお、同志よ。
もしかすると瀬戸口温泉のどこかに宿泊されていたのかもしれませんが、
雨の中、自走で会場を目指す方がいたので
すこし元気が出てきました。

ここま少し上っていますが、すぐまた下りになります。
しかも今度は3%程度の緩い下りなので、
雨の中でも危険な感じを受けません。
そういうときほど気をつけて走らなければなりませんが、
十二峠から瀬戸口温泉までの6%を超える下り坂は
雨の中では明らかに危険だったので、
それに比べたら全然違います。


AS200_02648.JPG
そんなこんなで無事国道117号との交差点まで下りきりました。
写真ではかなり霧が立ち込めているように見えますが、
レンズプロテクターが曇っているだけです。


AS200_02683.JPG
越後田沢駅の横を通ります。
帰りはここから輪行で帰宅。
昨年は乗れなかった飯山線・ほくほく線に初挑戦。


AS200_02759.JPG
そしてまずは会場のスタートゲートへゴール。
無事で何よりです。


会場にて

会場に着いてひと安心。
雨でびしょびしょですが、 今年は3年に1回の大地の芸術祭開催年。
オリジナルジャージ製作の年なので、
もれなく参加賞としてジャージがもらえます。
参加申し込みでもれなくもらえるのではなく、
あくまで参加しないともらえないらしいです。
頑張って来てよかった。
DNSでもさすがに会場まで来ていれば、おそらくもらえるとは思います。

ミオンなかさと

会場は例年通りミオンなかさと。

DSC00328.JPG
周囲は田んぼと信濃川しかありません。

ここの宿泊予約が取れなかったときのことを考えると、
他の民宿を仮押さえしておけばよかったです。
あまりキャンセルはしたくないのと、
ミオンなかさとの宿泊キャパシティがもっと大きく、
100部屋くらいあるのかと勘違いしていました。

DSC00319.JPG
メインステージから見下ろした会場は黄色一色。
みんなで同じジャージを着ているのはなかなか壮観です。

ちなみに、今回のツールド妻有は
大地の芸術祭の公式イベントだそうです。
2012年や2009年もそうだったのでしょうか。


本日2回目のスタート

さて、そんなに長くない(けど若干時間が押していたらしい)開会式も無事終わり、
いよいよスタートです。
会場までの20kmもかなりスタートまでに気合が必要だったので、
この日はスタートが2回目のような気持ち。


しかし、スタートの心地よさが全然違います。
ツールド妻有の住民への浸透度は他のロングライドイベントと段違いにすばらしく、
各所で沿道の声援があり、
いつまでも鼓舞し続けてもらえるのです。

スタートは10人程度ずつ。
一定間隔のスタートです。

AS200_02992.JPG
私の組もスタート。
ツールド妻有2015の始まりです。

次回に続きます。

***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編

スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。