ツールド妻有2015 その12 ゴール編 [ツールド妻有]
前回は五十子平ASまで到着しました。
今回はついに最終区間、
この先はもうエイドはなくて、ゴールに突き進むだけ。
五十子平ASからゴールまでは約13km。
まだ気は抜けませんが、
完走はもうひと踏ん張りです。
第9区間は最終区間となります。
この13kmを走りきるとツールド妻有もゴールとなります。
いざここまで来てみると、
120kmの道程もあっという間に感じてしまいますね。
それでは五十子平ASを出発です。
五十子平ASも他のASと同じく、
自転車を置く場所がありません。
エイドを通り過ぎた道路わきに、多くの自転車がころがっています。
ここに転がっている自転車の総額がいくらになるのか心配です。
そんな自転車放置場を通り過ぎて、
ようやく自転車に乗り始めても少しだけ上りが残っています。
とはいえ、五十子平ASまではあの厳しい上りを上ってきたわけで、
すぐに下り区間に入ります。
少し上りが残っていたのは、
上りが終わるところは道が2車線になっていて、
交通量が多いからでしょう。
このあと、国道353号を走っていると、
公式マップでは長いトンネルがあるようです。
トンネル辺りが峠になっていて、
ツールド妻有の最後の長いのぼりの終わりを告げます。
大して上っていないのに、トンネルまで来てしまいました。
最終区間と言うことで、
感慨深くなっていたのでしょう。
人間の感覚というものは、
かくも環境によって変わってしまうものなのですね。
トンネルを過ぎてもまだまだ上っています。
そういえばさっきのトンネルは、
公式マップに注意書きをするほど長くはなかったような。
そうか、あのトンネルは件のトンネルではないのか。
自分の感性の正常さに安心しつつ、
まだ上りが終わっていないことを残念に思いつつ。
またしても赤い橋を発見。
そしてパブロフの犬のような条件反射で写真停車しておきます。
川が小さすぎて見えません。
というかここは川ではなく、単に谷になっているだけ?
もう少し進むとまた赤い橋が。
橋の欄干を赤く塗るのはなにか意味があるのでしょうか。
赤い塗料が劣化しにくいとか、
橋であることを目立ちやすくしているとか、
この地方に伝わる言い伝えかなにかとか。
更に更に進むと、
また赤い(くすんでますが・・・)欄干の橋を渡った先に、
今度こそ長いトンネル、豊原トンネルが現れました。
なるほど、これは確かに長めです。
ただ、交通量が少ないため、
恐怖心はあまりありません。
実際、車とすれ違ったのは1台だけ。
地面が濡れているのは少し不安ですが、
照明もそれなりにあるのでさっさと駆け抜けるが吉です。
トンネルを抜けると、ツールド妻有の本格的な上りは終わり。
多少のアップダウンはありますが、
もう体力的な心配はいりません。
ではとりあえず下りましょう。
右手に何か変なものが見えてきました。
ダムとかタンクのように見えますが、
木製っぽいので違うと思うんです。
ワイン樽?
もしかして、大地の芸術祭の1作品だったのでしょうか。
だとするとスケールが大きすぎな様な気もしますが。
よくわからない巨大樽の後も、
順調に下って行きます。
大きく右に曲がって、
左に曲がると下りも終了。
ここから信濃川沿いにそこそこのアップダウンをj走ったらゴール。
去年はここを甘く見ていましたが、
今年は意外とアップダウンがあることを知っているので気持ち的に準備が出来ています。
最初は住宅地っぽいところを走ります。
ここで気を抜いてはダメですね。
しっかり1列で走りましょう。
なんだこれ?
住宅地を抜けて、
ここからは緑に囲まれた道になります。
ただ、道幅が狭い上に路面が濡れたままなので、
かなり神経質な走行が必要になります。
ところどころで信濃川を望める場所があって、
常に見えるわけではないだけに希少感でとても嬉しくなります。
嬉しすぎて。
その後も危険を感じながら慎重に下りをこなしつつ、
細かい上りをこなしつつ、
少しずつゴールに近づいていきます。
ゴールの気配を感じながら走ります。
信濃川の向こうに、
宮中ダムが見えてきました。
これはもうゴールがすぐそこだということですね。
よく見ると、
ダムの向こうにはゴールの「ミオンなかさと」も見えています。
ちいさなトンネルはこの細い道の終了を示しています。
トンネルを抜けてしばらく走ると、
そこには、スタート地点からも見えていた、
一面に広がる田んぼの中を裂くように走る一本道に出るのです。
この道を走ると感動しますね。
自分が主役になったかのような感覚になります。
いや、自分が主役で構いませんよね。
走ってるみんなが主役です。
ウィニングロードもあとわずか。
多くの沿道の方々が迎えてくれます。
スタッフの方、住民の方、そしてすでに走り終わった参加者の方。
暖かい拍手に包まれながら。
ゴール!
120kmコースを完走しました。
今年も大満足の122kmでした。
ゲートにSTARTと書いてあるのが少し気になりますが。
無事ゴールを果たした私ですが、
この後の帰路がります。
家に帰るまでがロングライドイベントなので。
ついでにゴール後の会場の様子も少しだけ。
最後に、まとめというより感想をアップして締めたいと思います。
次回に続きます。
***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編
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今回はついに最終区間、
この先はもうエイドはなくて、ゴールに突き進むだけ。
五十子平ASからゴールまでは約13km。
まだ気は抜けませんが、
完走はもうひと踏ん張りです。
第9区間
第9区間は最終区間となります。
この13kmを走りきるとツールド妻有もゴールとなります。
いざここまで来てみると、
120kmの道程もあっという間に感じてしまいますね。
最後の峠
それでは五十子平ASを出発です。
五十子平ASも他のASと同じく、
自転車を置く場所がありません。
エイドを通り過ぎた道路わきに、多くの自転車がころがっています。
ここに転がっている自転車の総額がいくらになるのか心配です。
そんな自転車放置場を通り過ぎて、
ようやく自転車に乗り始めても少しだけ上りが残っています。
とはいえ、五十子平ASまではあの厳しい上りを上ってきたわけで、
すぐに下り区間に入ります。
少し上りが残っていたのは、
上りが終わるところは道が2車線になっていて、
交通量が多いからでしょう。
このあと、国道353号を走っていると、
公式マップでは長いトンネルがあるようです。
トンネル辺りが峠になっていて、
ツールド妻有の最後の長いのぼりの終わりを告げます。
大して上っていないのに、トンネルまで来てしまいました。
最終区間と言うことで、
感慨深くなっていたのでしょう。
人間の感覚というものは、
かくも環境によって変わってしまうものなのですね。
トンネルを過ぎてもまだまだ上っています。
そういえばさっきのトンネルは、
公式マップに注意書きをするほど長くはなかったような。
そうか、あのトンネルは件のトンネルではないのか。
自分の感性の正常さに安心しつつ、
まだ上りが終わっていないことを残念に思いつつ。
またしても赤い橋を発見。
そしてパブロフの犬のような条件反射で写真停車しておきます。
川が小さすぎて見えません。
というかここは川ではなく、単に谷になっているだけ?
もう少し進むとまた赤い橋が。
橋の欄干を赤く塗るのはなにか意味があるのでしょうか。
赤い塗料が劣化しにくいとか、
橋であることを目立ちやすくしているとか、
この地方に伝わる言い伝えかなにかとか。
更に更に進むと、
また赤い(くすんでますが・・・)欄干の橋を渡った先に、
今度こそ長いトンネル、豊原トンネルが現れました。
なるほど、これは確かに長めです。
ただ、交通量が少ないため、
恐怖心はあまりありません。
実際、車とすれ違ったのは1台だけ。
地面が濡れているのは少し不安ですが、
照明もそれなりにあるのでさっさと駆け抜けるが吉です。
何だこれ
トンネルを抜けると、ツールド妻有の本格的な上りは終わり。
多少のアップダウンはありますが、
もう体力的な心配はいりません。
ではとりあえず下りましょう。
右手に何か変なものが見えてきました。
ダムとかタンクのように見えますが、
木製っぽいので違うと思うんです。
ワイン樽?
もしかして、大地の芸術祭の1作品だったのでしょうか。
だとするとスケールが大きすぎな様な気もしますが。
よくわからない巨大樽の後も、
順調に下って行きます。
大きく右に曲がって、
左に曲がると下りも終了。
ここから信濃川沿いにそこそこのアップダウンをj走ったらゴール。
去年はここを甘く見ていましたが、
今年は意外とアップダウンがあることを知っているので気持ち的に準備が出来ています。
最初は住宅地っぽいところを走ります。
ここで気を抜いてはダメですね。
しっかり1列で走りましょう。
なんだこれ?
住宅地を抜けて、
ここからは緑に囲まれた道になります。
ただ、道幅が狭い上に路面が濡れたままなので、
かなり神経質な走行が必要になります。
ところどころで信濃川を望める場所があって、
常に見えるわけではないだけに希少感でとても嬉しくなります。
嬉しすぎて。
その後も危険を感じながら慎重に下りをこなしつつ、
細かい上りをこなしつつ、
少しずつゴールに近づいていきます。
ウィニングラン
ゴールの気配を感じながら走ります。
信濃川の向こうに、
宮中ダムが見えてきました。
これはもうゴールがすぐそこだということですね。
よく見ると、
ダムの向こうにはゴールの「ミオンなかさと」も見えています。
ちいさなトンネルはこの細い道の終了を示しています。
トンネルを抜けてしばらく走ると、
そこには、スタート地点からも見えていた、
一面に広がる田んぼの中を裂くように走る一本道に出るのです。
この道を走ると感動しますね。
自分が主役になったかのような感覚になります。
いや、自分が主役で構いませんよね。
走ってるみんなが主役です。
ウィニングロードもあとわずか。
多くの沿道の方々が迎えてくれます。
スタッフの方、住民の方、そしてすでに走り終わった参加者の方。
暖かい拍手に包まれながら。
ゴール!
120kmコースを完走しました。
今年も大満足の122kmでした。
ゲートにSTARTと書いてあるのが少し気になりますが。
次回は帰路とまとめ編
無事ゴールを果たした私ですが、
この後の帰路がります。
家に帰るまでがロングライドイベントなので。
ついでにゴール後の会場の様子も少しだけ。
最後に、まとめというより感想をアップして締めたいと思います。
次回に続きます。
***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編
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