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ツールド妻有2015 その13 帰路とまとめ編 [ツールド妻有]

前回は無事にゴールの「ミオンなかさと」まで到着しました。
朝は雨にたたられましたが、
今年の事故なくツールド妻有を終えられて満足です。

今回は、ゴール後のレポート。
会場と帰路、
そして個人的な感想でまとめに代えたいと思います。

ゴール後

スタート・ゴール会場のミオンなかさとは、
ゴール後の安堵の雰囲気に包まれていました。

ちょっと雲が黒くなってきていますが、
帰るまで本格的な雨には降られず。
朝だけ我慢して参加してよかったです。



会場の様子

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地面に直接座ってしまうのは、
疲れているので仕方ないですね。
本当はいすやベンチがあればいいのですが、
ただの駐車場に人数分の座る場所を用意ができるはずもないですから。
汚れさえ気にしなければ、
疲れを癒す方を優先して座ってしまいましょう。


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こちらはゲート側。
まだ到着したばかりの方々が自転車に乗っていますが、
あとは地面に座っていたり、ただ立っていたり。


・・・よく見ると、文字がFINISHになっています。
前回のゴール時点で感じた違和感は、これ。

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こちらがゲートの裏、つまり会場内から見たところ。


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こちらがゲートの表、参加者がゴールに入る方向から見たところ。

ゴールする人がFINISHの文字が見えるようにしておけばいいのに、
と思いましたが、私だけでしょうか。
せめて、STARTの垂れ幕をはがすだけでも良かったような。


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ツールド妻有のいいところは、
ゴール地点もエイド並みに補給が出来るところですね。
ゴール地点は難易もない、というイベントは結構多いです。
フルーツもたくさんありますし、


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定番のおにぎりと、


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けんちん汁?
気温が高くはならなかったので、
けんちん汁の温かさがとてもありがたかったです。


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ちょっと休んだら余裕が出来てきたので、
私も少しだけ応援に参加しました。
ゴールのお出迎えもなかなか良いものですね。


ミオンなかさと

122kmも走ってきたので汗だくです。
ミオンなかさとの温泉に入りましょう。
ツールド妻有参加者は、ミオンなかさと入浴券をもらっています。

そういえば、この日は石打から自走で来ているので、
プラス20km走っていました。
142km走破後のお風呂はなかなかいいものです。


AS200_00437.JPG
ミオンなかさとの写真を撮り忘れていました。
なので横顔だけ。

この時点で16:10くらいで、電車は17:17。
ちょうどいい時間になりました。

ミオンなかさとのスタッフの方はとても親切で、
とても気持ちよくお風呂を頂けました。
あまりにも気持ちよくて、
のんびりしすぎですね。

着替えも終えて、時計を見てみると、
あれ?
17:00を過ぎている?

しかもなぜか、
このときは越後田沢を17:17発ではなく、
17:12発だと勘違いしていました。

あと12分しかない(と勘違い)。
駅まで2km、そのあと輪行袋につめて・・・って、
間に合うのか?


しかし、目的の電車を逃すと、次は18:38。
1時間20分以上待たなければなりません。
17:17発の電車に乗れなければかなりの時間のロスとなります。

17:17でも結構ぎりぎりですが、私の頭にあるのは17:12。
それでも、チャレンジしてみることにしました。
とりあえずダメ元で猛ダッシュするしかないです。



帰路

というわけで、大急ぎで帰路に向かいます。
せっかくお風呂に入ったものの、
ミオンなかさとから越後田沢駅までの2kmは全力疾走するしかないですね。
もしかして、この日最も踏み込んだんじゃないでしょうか。

越後田沢まで

ここまで石打からの自走20km、
ツールド妻有122kmを走ってきましたが、
もう2kmの自走が残っていました。


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風呂に入らずに帰っているのか、
一旦自分の車に戻ろうとしているのか、
ツールド妻有ジャージのまま走行している集団もいます。
もちろんゆっくりと走っているので、
私はその脇を追い越していきます。


AS200_00470.JPG
丁度追い越し終わると、
信濃川沿いに並べられたツールド妻有の幟が綺麗でした。

ありがとうツールド妻有。
またいつか来る日まで。


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ミオンなかさとから越後田沢までは基本的に平坦なのですが、
信濃川を超えた辺りに少しだけ上りがあります。
ツールド妻有のスタート直後にも通ったこの坂ですが、
140km走った後の私にはなかなかの激坂となって襲ってきますね。
こんなところでのんびりしている暇はないのに。

17:06を超えています。
残り1kmほどくらいをあと6分と言うと余裕そうですが、
踏切を越えながら細い道を1km走るには3分くらいかかるでしょう。
駅についてから輪行袋につめる時間は3分しか残されていません。

しかも、17:06の表示も、
17:07に近い06分なのか、06分になったばかりの06分なのかで
状況が変わってきます。
1分・1秒が大きな意味を持つのです。


・・・本当は17:17発なので、あと11分あるんですけどね。
17:12発だと信じていた私は焦る焦る。



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踏み切りはこの時間に右からの電車(下り)が通らないことは重々承知していますが、
上りは来るかもしれません。
一時停止と左右確認は忘れずに。



AS200_00538.JPG
それでも、安全運転第1の気持ちは絶やさない中での最大速度を維持し
なんとか時間内に到着。


さきほどの計算どおり、17:09でした。



息付くまもなく輪行準備に取り掛かりましょう。
輪行の先客がすでに何人かいますね。
きっと、
「今頃来て大丈夫か」
と思われているはずですが、そこは気にしない。

3分パッキングの開始です。


この日は幸いにも前輪のみ外すタイプ。
最悪の場合でも、
外したホイールを1箇所だけフレームに留めておけば、
乗客が少なく、速度も遅そうな飯山線ならなんとかなりそう。
十日町駅に着いたらしっかりパッキングし直せばいいのです。

猛スピードでパッキングした結果、
意外とあっさrと終わりました。
電車の音に注意しながら進めたので、
ホイールはしっかり3箇所留める余裕もありました。

いやー、助かった。



飯山線を懐かしむ

さて、時計を見ると17:12です。
予定の時間だけど、まあ、田舎の路線は多少の誤差があるか。
なんて思っていました。

時刻間違いに気付いたのは、
飯山線に乗ってから。
何時に家に着くか調べようとしてみたところ、
飯山線の時刻が17:17となっているではないですか。

だったら風呂上りにこんなに汗だくになるほど踏まなくても良かったか
なんて思ったものの、
逆の勘違いをしなかっただけよしとしようと考え直しです。



時間があったので、
飯山線越後田沢駅での写真を撮れました。


DSC00650.JPG
待避線でしょうか。
使われていないのか、雑草が覆っています。


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ホームは中央に一箇所ですが、
片側にはガードレールがついているので、
上りも下りも同じ側に停まることでしょう。

1日8本しか走っていない飯山線なら、
こういう作りでも管理しやすいでしょうね。



DSC00654.JPG
ホームには既に輪行組が待ち構えています。
みなさんお疲れ様です。


DSC00656.JPG
なぜかローアングル。
RX100 M3の液晶画面を動かすとこんな撮影も
画面を見ながら出来てよかったです。
無理やり稼動液晶モニターを活用してみました。


DSC00655.JPG
こちらは飯山方面。
そのうちこちらから電車が来るはず。


DSC00659.JPG
来た!


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なんだか懐かしい電車です。
乗ったことのない電車ですが、
雰囲気だけで懐かしさを覚えます。

DSC00661.JPG
あまりにもゆっくりなので、
後方からの1枚も。



DSC00665.JPG
世界の車窓から。
飯山線は景色があまりにも田舎過ぎて、
とても安らかな気持ちになります。
また乗りたいと思わせる路線です。


ほくほく線

十日町駅に到着。
9分で乗換なので、普通に歩けば間に合います。


DSC00680.JPG
ほくほく線の車両が到着しました。
うーん、思ったより洗練されていて、
逆にがっかりしているような。
ほくほく線も飯山線のような雰囲気とばかり思ってましたから。

六日町でJR上越線に乗り入れます。
乗換が要らないのは楽でいいですね。

景色はと言うと、
トンネルが多くてあまり外を見ていませんでした・・・。



越後湯沢駅

上越線で越後湯沢まで来ました。
あとは新幹線に乗って帰るだけ。

とはいえ、最後の大仕事が残っています。
そう、輪行袋を安全な場所に配置する仕事です。
できれば3列シートの最後尾がいいのですが。


DSC00698.JPG
新幹線が入ってきました。
私が乗るのはMAXとき。

※もしかすると、写真は関係ない回送車両だったかもしれません。
鉄道に詳しくないので写真を見ても区別が付かないのです。


今回は何時に帰れるか分からなかったので、自由席です。
最悪デッキに立ちっぱなしも覚悟していたものの、
無事自転車を所望の場所に収め、座席も確保。
夏休みの日曜日の上りなのに、
意外と空いていました。


DSC00701.JPG
自由席だと1階席の方が空いているかなと思い下に行きましたが、

DSC00702.JPG
2階席の方が階段のカーブが少しだけ緩そうに見えました。
大差ないですが、
選べるなら2階のほうが良さそうです。


DSC00703.JPG
どうしようもない場合は、
車両間の通路に居座るしかないですが、
ちょっと狭いですね。
できれば避けたいところ。


今回は無事に席も自転車場所も確保できて、
あとは寝ていれば到着してくれます。

ツールド妻有も満足のまま終了。
お疲れ様でした。



まとめ

2年連続2回目のツールド妻有です。
初回には感じなかったことが色々と見えてきますね。

見えてくると言うと仰々しいですが、
気付けると言うか、
粗探しをっしてしまうと言うか。



妻有愛

まず、何と言っても、
地域の方々に浸透しているんだろうなと感じます。
これは他のロングライドイベントとは比較になりません。
とても心が温まるロングライドイベント、
それがツールド妻有ですね。


運営

運営も去年に引き続きしっかりされていて、とても好印象です。
ただ、今年は3年に1回の記念大会ということで、
参加者が例年以上の数になっていたせいか、
ところどころで「あれ?」と思うところはありました。

スタート時間の遅延、
スタート整列の順番抜かしの見逃し
(並ばせた方向以外からも押し寄せて、スタートが入り乱れていました)、
孟地ASでの行列など。

よく運営されているだけに重箱の隅が見えてくるのですが、
きっと来年以降には改善されることでしょう。


マナー

昨年には気付かなかったのか、
3年に一回のことしだったからか、
参加者の走行マナーには目を疑うところがありました。

延々と並走を続ける人の多いこと。
並走していなくても、蛇行などで道の中央付近を走行するのも多かった。
妻有は東京都は道交法が違うのかな?
と考えないと筋が通らないくらいひどい。
今まで、美ら島オキナワセンチュリーライドのマナーがひどいと思いましたが、
それに次ぐひどさでした。
沖縄の場合は、海外からの参加者が多いという背景もありましたが、
妻有は全く原因を予想できません。

ところで、
並走する人って、なぜか男性同士ばかりなんですよね。
女性同士で走っている方々、
夫婦などの男女ペアの方々は、
きっちり前後に並んでいることが多いです。
なぜなんでしょう・・・。
ここに解決の糸口がないかな。



アクセスなど

ちょっと飯山線の本数が少ないのと、
越後田沢周辺の宿が取れなくて大変ですが
来年は通常開催の年なので、今年ほどではないでしょう。

飯山線は景色もよかったですしね。
今度は長野方面から飯山駅経由で行くのもいいかもしれません。

車で行けば万事解決なのですが、
帰りに居眠り運転しそうでできれば車での参加は避けたいのです。




どうでもいい話

最後に、好みの問題なのでどうでもいいのですが。

tour_de_tsumari_jersey2015.jpg
これが今年のツールド妻有ジャージです。
全参加者が共通のジャージで走るのはなかなか壮観ですね。

ただ、ちょっとこのジャージが恰好悪い。
全身にお経を書いた耳無し芳一かのように、
全身にスポンサー名が入っています。

自転車競技はスポンサーが大事なのは分かります。
入場料収入を期待できないプロロードレースでもとても重要ですが、
日本の、それも地方のロングライドイベントのスポンサーをしてくれる企業に
少しでも恩返ししたいのは痛いほどわかります。
ですが、
耳無し芳一にしか見えないじゃないですか。

tour_de_tsumari_jersey2012.jpg
2012年のジャージがこちら。
とても格好いいと思います。
濃い黄色も凛々しいですし、
スポンサーの少なさもあってか、背中でもツールド妻有ジャージだと分かります。

2015のゴールなどに、去年のジャージを着ている方がいました。
ゴール後に、汗をかいたジャージを着替えたのでしょうか。
2012ジャージは実物も格好よかったです。

2015年ジャージは、
黄色が薄くなって少しくすんだように見え(個人の意見)、
背中はスポンサー名で埋まってしまって、
映画のスタッフロールの後半かと思うくらい。

せっかくのジャージ。
もう少しデザインにも力を入れてほしかったなと思います。

以上、個人の好みの話でした。



ツールド妻有

以上でツールド妻有2015のレポートは終了です。
何よりも地域の協力性が強く感じられる、
ほっこりそしてしっかり運営されている稀有なロングライドイベントです。

8月後半という他にロングライドイベントがない時期の開催されることもあり、
また来年も参加したくなりそうなツールド妻有の
さらなる発展を祈っております。

ボランティアを含む運営の方々にはとても優しくしていただけましたし、
地域の方々からは温かい声援がとてもうれしかったですし、
また参加したいですね。


とはいえ来年はどうでしょう。
2年連続で参加したから、ちょっと間を空けたいかな。
その気分になったら、くらいですか。

***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編

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