SSブログ

ツアー・オブ・奈良・まほろば2015 その9 ゴール編 [ツアー・オブ・奈良・まほろば]

前回は最終エイドの満天ひろばに到着。

コーラによる糖分とカフェイン導入で、
ゴールまでがんばりましょう。

ゴールまでは約24km。
ツアー・オブ・奈良・まほろばは終盤になるにしたがって
エイドの間隔が短くなります。
疲労度に合わせたエイド設置なのかと思いましたが、
最終区間の長さを考慮すると、
たまたまエイドを設置できる場所の都合でこうなっただけだったりして。


最終第5区間

満天ひろばを出て最終区間に突入です。
ここまで80km走ってきていますが、
カフェインパワーのせいか、
不思議と体力的な疲労は余りありません。

それよりも、雨や濡れた路面に対する集中力により、
精神的な疲労の方があります。


最後の峠まで

雨は相変わらずぱらつくこともあり、
道路がドライ環境になりそうにありません。

こういう日は20インチよりも700cがの方が滑りにくそうだ
などと考えながら走ります。
700cの方が曲率が小さい分、
タイヤの接地面が20インチよりも広いのだろうなとか、
空気圧をどこまで高めれば700cと同じ接地面になるのだろうかとか、
そういうマイナス面ばかり考え始めてしまいます。

そういえば、ブレーキパッドが富士ヒルクライムから変更していないので、
相変わらずR55C2なんですよね。
雨天走行ならR55C4かせめてR55C3にしたいところ。

そういう嫌な部分ばかり思い浮かべながらの走行。


DSC05487.JPG
DSC05511.JPG
最終区間の序盤はまだまだ山の中の道。
とはいえ道路はしっかり舗装されていて、
2車線道路でなので安心です。
ツアー・オブ・奈良・まほろばの最後の緑を楽しみます。
もうきつい上り坂は余りありません。


DSC05558.JPG
戸ヶ坂トンネルまでやって来ました。
トンネル前は上りでトンネル後は下りですが、
大した坂ではありません。



DSC05570.JPG
下りと言えど、若干の下りです。
覚えていませんが、
少し雨が降っていたのでしょう。
写真の左下が水滴で歪んでいます。


DSC05635.JPG
水滴を拭きながらの走行。
車のフロントガラスでワイパー要らずになるような薬剤を
アクションカムにも応用できないかなと考えながら。
走行速度が違いすぎて使えなさそうですけど、
あると嬉しいですね。



DSC00179.JPG
小川と田んぼと針葉樹。
そして電信柱。
日本の田舎を代表できそうです。



DSC05718.JPG
国道25号を高架で横切ります。
25号と言えば、新しく出来た名阪国道と、
非名阪と呼ばれる25号が名阪の脇を走っていますが、
東京から大阪まで自転車で走る人にとっては
非名阪の方がなじみがあるでしょう。

私も何日かかけて東京から大阪まで走ったことがありますが、
そういえば旧25号も使いました。
ダートがあったり、
夜には街灯が一切なかったり、
工場が悪のシンジケートのアジトにしか見えなかったり、
動物のうなり声が聞こえたり。
夜に通るのは全くお勧めしません。

懐かしい記憶がよみがえってきましたが、
25号でならまで来てしまうと、
三重・亀山から大阪へ向かうには少し道を外れすぎています。
東京から大阪への走行では、この辺りは通らないんですよね。



DSC05909.JPG
25号に対し、
今走っているのは国道369号。
小さいながらも国道だけあって、交通量が多いです。
ツアー・オブ・奈良・まほろばは基本的に交通量が多いですね。
山道と主要道路を行ったりきたりしているような感じです。


DSC05963.JPG
減速の看板がありました。
どうやらこれもツアー・オブ・奈良・まほろばの看板のようです。
そして、ここがツアー・オブ・奈良・まほろば最後の峠。
勾配は全然きつくないので、
いつの間にか峠まで来ていました。



精神的優位性

峠のあとは、もちろん下りです。
それが峠。


DSC05979.JPG
ただこの峠の下りは勾配がきつく、
10%近い下りの箇所もあります。

また、写真のように道路に沿って溝が彫ってあります。
私は自転車のような細いタイヤでは
逆にグリップ低下をもたらしそうと想像してしまうので、
なんか怖いのです。

折角の下りですが、おそるおそる下っています。
運動エネルギーがもったいない。



DSC06051.JPG
近鉄大阪線を越える陸橋までやって来ました。
ここまで来れば、榛原駅はすぐそこです。
榛原駅からゴール会場までは
前日に自走した走行ルートとほとんど同じ。
一度走った道は走りやすさが違いますね。

微妙にずれてたりもしますが、
それでも心理的に生まれる余裕が大きいです。



DSC06056.JPG
駅にたどり着く前に、榛原トンネルを抜けましょう。
おっとまた雨のようです。


DSC06064.JPG
国道369号と国道369号でT字路になっている不思議な交差点。
ここを右折すれば、
榛原駅までは1kmほど。

さすがにロングライドイベントで駅前は通らないですが、
駅の近くを通った後は、前日と大体同じ道。


DSC06098.JPG
駅前を避けるとは言え、
こんな路地裏のような道を走るのも、
それはそれで危険な気がします。
急な飛び出しとかあり得るので、
こういう場所では慎重に走らざるを得ません。


DSC06101.JPG
このローソンが最も駅に近づいた場所です。
右手に駅があるはず。


DSC06131.JPG
ローソンのもう少し先からは前日に走行した道と同じ道に出てきます。
真っ暗な中走った前の日に比べ、
何と走りやすいことか。
雲泥の差があります。


DSC06242.JPG
だんだんと疲労を感じはじめました。
全くスピードが上がりません。
確かに極僅かな上り勾配ですが、1%くらいしかないのです。
それなのに、頑張っても25km/hも出せません。

脚が重い。
まるで後ろから誰かに引っ張られているかのようです。


DSC06309.JPG
しばらく走ると、
前日走った道の1つ裏側を走るようになりました。
右側を見渡すと前日走った道路がありますが、
この日走るのは少々古い町並みの中。
古流でいいじゃないですか。


DSC06310.JPG
町並みが綺麗だと感動していたら、
やはりそれを楽しむツアーのような集団がいました。
この歩行者たちの先頭の人が、
ガイドとして建物の解説をしているようでした。
もしかして、有名な場所なのでしょうか。



DSC06321.JPG
ただ、途中から道路の質感が変わってきました。
タイヤが滑りやすそう。
実際に滑ったわけではないのですが。

脚の重さもありますが、
とりあえず滑らないよう気をつけます。


DSC06329.JPG
この辺りの町並みもなかなか。




ゴール

DSC06337.JPG
道の駅「宇陀路大宇陀」(うだじおおうだ)へやってきました。
ここまで来れば、ゴールまであと少し。



DSC06344.JPG
信号を右折して会場の心の森に向かいます。
直進と右折しかないT字路ですが、
右折するには2段階右折でしょうね。

一旦直進して、
今度は直角方向の信号が青になるのを待つ・・・はずですが、
直進が青になってもスタッフ(写真では見えていないですが)が
進ませてくれません。
どういうタイミングで進むのだろうと思っていたら、
直進方向と交差する側が青になったときに(つまり直進は赤信号)、
直進+右折をさせようとしていました。

それはさすがに間違ってませんかね。

すこし憤りを感じながら、
右折していきます。
ゴールは目の前です。



DSC06362.JPG
と思っていたら、
最後の最後に上りがあるのを忘れていました。
スタート直後に下ったのですから、
ゴール直前は当然上りですね。
短いながらも、
もうゴールだ!
と思っていた私にはきついものがあります。

そもそも、少し前から体力の限界。
脚の重さをひしひしと感じていたので、
最後の最後に上りはきつい。
そりゃないよーという心の叫び。


でも仕方ない。
最後の力を振り絞ってとはこのこと。
珍しくダンシングも多用して一気に駆け上がり、


DSC06373.JPG
上りきりました。
ドームを右手に見ながら直進して、



DSC06376.JPG
ゴール!
雨が強くて大変な区間もありましたが、
なんとか無事にゴール。
よかったよかった。
無事にゴールすることが最大の目標ですからね。

いやホント、一時はどうなることかと思いましたが、
本当に無事でよかったです。


次回は

ゴール会場の様子をレポート。
あまり長居はしていないので、
大したレポートではないですが。

次回に続きます。

ツアー・オブ・奈良・まほろば 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 たかすみの里AS編
その4 龍穴神社給水所編
その5 やまなみドームAS編
その6 山添森林組合給水所編
その7 布目ダムAS編
その8 満天ひろばAS編
その9 ゴール編
その10 ゴール会場編
その11 帰路とまとめ編

スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。