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ツアー・オブ・奈良・まほろば2015 その11 帰路とまとめ編 [ツアー・オブ・奈良・まほろば]

前回はゴール会場の様子でしたが、
今回がツアー・オブ・奈良・まほろばの最終回。

会場から宿(椿寿荘)経由の帰路と、
全体の感想を少し。


帰路

東京へ帰らないといけないので、
あまりのんびりもしていられません。
前日泊まった宿の椿寿荘に荷物を預かっていただいているので、
とりあえず戻りましょう。


椿寿荘まで

後輪の振れが大きいですが、
椿寿荘までの1.3kmくらいなら慎重に走れば何とかなりそう。
ただしリアブレーキのクイックリリースは開放状態にしないとホイールがパッドに擦ってしまいますので、
これ以上ないほど慎重に。



本当は、宿で荷物を受け取った後は
桜井駅近くのヤマト営業所まで12kmの自走をする予定でした。
サイクリングタッグヤマト便で自宅へ送ると同時に
駅の近くまで自走できるので一石二鳥です。

女寄峠(みよりとうげ)まで少し上りますが、
基本的には下り主体なのでイベント後でも走れるでしょう。


でも、さすがにスポーク折れになってしまうと峠を含む12kmの自走は無茶です。
仕方ないのでヤマト運輸に椿守荘まで集荷に来てもらうことに。


DSC06720.JPG
朝通った道を逆向きに走ります。
コースとは反対側なので、
こちらは人が少ないです。
リアホイールが故障している私にとっては好都合。


DSC06754.JPG
しばらく走って、ここを左折。
わき道に入っていくと鎮守荘です。
道路の分岐点に看板が出ていますね。


DSC06759.JPG
分岐からきつい上りが始まりますが、
きついながらもまだまだ序の口。


DSC06761.JPG
この辺りからかなりきつくなります。
それでもまだ中盤戦。


DSC06772.JPG
このカーブが本当に厳しい。
壁か?


DSC06774.JPG
ここはもう、立ちこぎすると車輪が浮くほど。
前日は真っ暗な中の走行で勾配が分かりにくかったので、
本当に車輪が浮きました。

ツアー・オブ・奈良・まほろばを通して、
もっとも勾配がきつかったのはこの鎮守荘前の坂です。
自転車乗りにとってはとても楽しい坂ですね。
上り甲斐があり、
きついながらも短いからなんとかなります。

DSC06781.JPG
なんとか鎮守荘へ到着。


サイクリングタッグ

椿寿荘はヤマト宅急便の取り扱いはやっていますが、
ヤマト便(サイクリングタッグ含む)の取り扱いはやっていません。

なので基本的には私がいなければならないのですが、
ヤマト運輸に問い合わせたところ、
集荷は翌日になるとのこと。

さすがに翌日まではいられないです・・・。
配送が遅くなるのは全くかまわないのですが。
自宅の場合は1時間くらい出来てくれるので、
その塩梅を期待していました。
失敗です。


ことの事情を椿寿荘の片に話すと
翌日の受け渡しを引き受けてくださいました。
本当にありがたいです。
料金は着払いにしたのでかからないですが、
10万円分の保険料(100円)は発払いしないといけないらしく、
100円と着払いの伝票とOS-500に収納した自転車を預けます。
着払いは何となく上乗せ料金がかかりそうで避けていましたが、
発払いと変わらないそうです。
今後また同じ湖おtが発生したら迷わず着払いにします。

あと、ヤマト便(宅急便ではなくヤマト便)の発払い・元払いの伝票が異なるので、
どちらも手元に持っておくといいですね。
基本的には着払いでかまいませんが、
宿から宿へ送る場合は初払いにするしかありません。


ちなみに、ヤマト運輸の営業所止めにする場合、
センターコードだけでもいいそうです。
営業所の名前と住所を全て書かなくてもいいのは
少し助かります。


椿寿荘の方には色々と助けていただき、
本当に助かりました。
スポークが折れたり雨にあったりしても、
気持ちの良い対応をしていただけて、幸せでした。

また参加する場合はまたここに来たいですね。
スタッフの方の接し方がとても素晴らしかったです。

※ただし、宿の都合もあるでしょうし、
毎回ヤマト便の発送に協力していただけると押し付けてはいけません。
それを前提にはしないでくださいね。
あくまでもご厚意で引き受けてくださっただけですから。
なお、ヤマト宅急便は必ず対応してくださるはずです。
看板が置いてありましたから。


そういえば、椿寿荘に宿泊した他の参加者の方も帰って来ていました。
2人組みでしたが、
その方たちは最初の関門でタイムアウトだったそうです。
私は、このとき初めて関門の存在を知りました。
後で調べてみると、
大雨を考慮しなくても第1関門は厳しい時間設定です。
関門とは関係なく急いでいた私はたまたま関門を通過で来てよかったです。
が、第1関門はもう少し緩くてもいいのでは・・・?



椿寿荘を後にして

自転車をお任せして、私は帰路につきます。
(1) 桜井まで自走
(2) 新大阪までJRで移動
(3) 新幹線
の予定でしたが、自走が出来ません。
15分ほどバス停まで歩いて、榛原駅へ戻ります。
15:53の桜井駅行き便があったのですが、
残念ながら16:00を過ぎています。

代わりに榛原駅行きが16:36でした。
(時刻表も椿寿荘の方に調べていただきました。
ありがとうございます)


バスで榛原駅へ行く道中に、
ツアー・オブ・奈良・まほろばの参加者がゴールへ向かっているのを見れるかと思いましたが、
良く考えたらコースはバスルートから離れています、
残念ながら見えません。
いや、そもそもゴールの制限時間が16:00なので、
この時間にはいないですね。
榛原駅か桜井駅へ自走している方々は何人かいました。


榛原駅

インターネットで帰路を検索してみると、
新大阪から新幹線に乗るパターン、
京都から新幹線に乗るパターン、
そして近鉄特急に乗って名古屋から新幹線に乗るパターンの3つが出てきました。

大阪・京都はありきたりすぎて面白くない。
名古屋へ行ってみよう!
ってことで名古屋経由に決定。
桜井へ自走していたらこの経路は出てこなかったでしょうから、
ひょうたんからコマです。


桜井駅や奈良駅から東京までの夜行バスもあります。
奈良の夜を存分に味わいたい方はそれでも良いでしょう。


近鉄特急

榛原駅から名張駅までは急行電車で、
名張駅から名古屋までが近鉄特急です。

近鉄特急はなかなか乗る機会がないのでちょっと嬉しい。


DSC00213.JPG
ちなみに、急行以外の車両がこういう普通な車両なのに対し、


DSC00232.JPG
DSC00239.JPG
特急車両の車体はオレンジ。
ピカピカの車体は早そうに見えます。
指定席だったか自由席だったか忘れましたが、
無事座れました。


DSC00242.JPG
DSC00243.JPG
中は広くて快適ですが、
シートは左右2列なので前輪だけ外す輪行袋ではシートの裏に格納するのは難しそうです。
デッキに置くしかないでしょう。
デッキは確かに広いですが、
あまり輪行に適した場所はなさそうなので、
少し木を遣いそうです。

私はサイクリングタッグで発送しているのでその心配がありません。
サイクリングタッグは移動が楽でやめられないですね。


DSC00244.JPG
座席にはテーブルも出せますので、
モバイル生活も自由自在です。


名古屋

榛原駅から2時間弱で名古屋に到着。
名古屋で何か擦るわけでもなく、
乗換だけの素通りです。


DSC00245.JPG
名古屋の待ち合わせといったら金の時計。
定番中の定番待ち合わせ場所を通り過ぎて新幹線乗り場へ。



DSC00249.JPG
のぞみは自由席にしました。
指定も余っていたのですが、
名古屋からなら万が一立っていてもいいかと思いますし、
自由席に1席分の空き位は見つけられるでしょう。

これが輪行だったら
座席の位置とか色々考えないといけないのですが、
自転車を持たない移動は細かいところでメリットがたくさんあります。

デメリットはそう、
お金がかかることと、
発送・受け取りが必要なこと。


ぐっすり

新幹線には余裕で座れました。
夏休みが終わった次の週の日曜日なので、
座れないことはないだろうとは思っていましたが、
思惑通りです。


座ってしまえばあとはもう、
勝手に運んでもらうだけ。
写真を見返すも良し、寝るも良し。
何もしなくても東京へ到着します。


感想

ツアー・オブ・奈良・まほろばは、残念ながら大雨に見舞われてしまったため、
正当な評価が出来ないと思います。
いい方にも悪い方にも振れ幅がずれているでしょう。
なので話半分で。


コース

私は103.8kmの東吉野・山添コースに参加しました。
平地が少ないコースは獲得標高が約2000m。
距離にしてはきついと感じるかもしれません。
それでも走り甲斐のあるコースですし、
山あり谷あり川ありダムあり
景色もいいので走っていて退屈しません。

山好きなら走って損はしないです。


懸念点は、交通量の多い場所を通る距離が長いことですね。
不慣れな参加者は少ないと思いますが、
多くの自転車が交通量の多い道路を占有すると
何が起こるかわかりません。
特に今回は雨も降っていたことですし、
気になったポイントです。

エイドは丁度良し。
最終区間がちょっとだけ長く、
バランス的には満天ひろばエイドがもう少しゴール側にあると良さそうに思いましたが、
大きく問題となるほどではないでしょう。

それぞれのエイドで提供していただける食べ物は、
味しいものばかりでした。
地元のものがおいしくいただけて、
しかもロングライド途中であるなんて、
これ以上の幸せはなかなか見つけられませんね。

エイドの方々もみなさん優しい方ばかりで、
本当に楽しかったです。


運営

運営になるのでしょうか。
事前情報が少ないとは感じました。

関門の制限時間などは、
公式サイトで探すのがなかなか難しいレベル。
大会直前になって追加されたpdfのマップ以外で
(今のところ私では)確認できません。
ゴールの制限時間はルールに書いてありますが。



もう1つ。
雨のせいというのが多分にあると思いますが、
道案内の看板がかなり見にくかったです。
白地の看板は道路標識に溶け込んでしまって、
行き先を迷うことが多々ありました。

集団の先頭を走る場合は
かなり標識に気を遣いながら走る必要があります。


それ以外は、
大会を通じて不快に感じることも無く、
全く問題ありません。


その他

場所は山の中ですが、
交通の便が悪いわけでもなく、輪行でも参加しやすい場所です。
私にとってはこれがとても嬉しい。


夜行バスもありますし、
大阪・京都・名古屋どこからでもアクセス可能。

開始時間にも工夫があるらしく、
それなりに遠い場所からでも参加できるようにいしているそうです。
たしかに、会場近辺に宿泊施設がとても少なかったので、
この配慮はとてもありがたいです。
私は相当早くに宿を予約したので
会場からすぐの椿寿荘を予約できましたが、
むしろそれ以外の宿をほぼ見つけられませんでした。

そういうことも考慮してのことなのでしょう。


まとめ

雨さえなければもっと素敵な景色を楽しめただろうとは思うと残念ですが、
途中からは雨もほとんど降らなくなって、
それなりに気色も楽しめました。

大きい大会ではないですが、
しっかり運営されていて参加者のストレスはほとんどなく、
奈良を楽しむにはとてもいいロングライドイベントだったと思います。

惜しむらくは11月開催での紅葉を見たかった気がしますが、
さすがにそのころは自転車にとっては寒いのでしょうか。
秋晴れの奈良を走ってみたくなりますね。

来年はどうしようかな。
晴れることを祈ってもう一度トライするかもしれませんが、
9月はロングライドイベント激戦月。

どうすることやら。

ツアー・オブ・奈良・まほろば 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 たかすみの里AS編
その4 龍穴神社給水所編
その5 やまなみドームAS編
その6 山添森林組合給水所編
その7 布目ダムAS編
その8 満天ひろばAS編
その9 ゴール編
その10 ゴール会場編
その11 帰路とまとめ編

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