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やまなみドリームライド2015 その7 道の駅ゆふいん給水所編 [やまなみドリームライド]

前回はJA九重飯田給水所に到着。
もうエイドはなく、給水所しかないので、
補給は自分で何とかするしかありません。

が、なぜかこの日は1円も持たずに出発した私。
補給食どころか、
スポーツドリンクすら購入できません。



第5区間

第5区間は途中までは往路で通った道を戻るコース。
すでに廃止された水分峠レストハウスあたりで、
県道11号に入らずに国道210号を湯布院ICに向かって走ります。


水分峠まで

午前中に一度通った道とは言え、
逆向きになると景色が違って見えます。
ましてや、太陽の向きも変わっていますし、
気温や気分も変わっているので、
印象は全く別のものです。


DSC05151.JPG
JA九重飯田給水所を出た直後は上りです。
そういえばこの辺りは長いアップダウンが続くんだったなと思い出しながら走ります。
道路と木々しか見えないので、
さすがに思い出す場所は少ないです。
たまに往路と同じ場所にスタッフが立っていたりすると、
そういえばここ通ったな、
くらいには思い出します。



DSC05224.JPG
長い長い直線の上り坂。
そういえばそんな地形もありましたっけ。
(下りでは)速度オーバーに注意。



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太陽光と影によって出来る芸術は、
万華鏡と同じようになかなか再現できませんから、
そのはかなさが美しい。
なんて。



DSC05428.JPG
長い下りに入りました。
50km/h制限に注意して。

こちらから走るときは直線の下りが少なかったので、
速度制限に違反する場面はありませんでした。
普通はそんなものです。


DSC05440.JPG
また、この辺りは交通量が多く、
そんなに速度を出せない背景があります。

カーブでは自転車の方が早く、
直線では自動車やエンジン付きバイクの方が早いので、
どちらもがボトルネックになるのです。


DSC05541.JPG
そしてまた上り。
上りのほうが長い時間がかかる分、
記憶に残りますね。
苦しみの記憶として。

苦しんだ分、鮮やかな記憶としてよみがえります。
思い出とはそんなものかもしれません。
今となってはいい思い出。


DSC05555.JPG
まだまだ上りです。
往路で記憶は全くありませんが。

下りは早すぎて、
記憶に残すほどの時間が無いのでしょうね。


DSC05653.JPG
到着しました、水分峠レストハウス(廃墟)。
峠とは言え、コースとしてはここには坂を下って到着する、
珍しい峠になってます。
それは上りの途中に水分峠に到着した往路と同じ。


DSC05654.JPG
往路は右手から上ってきましたが、
復路は直進します。
ここから国道210号に入ります。
そして、ここから往路とは別の道になります。


国道210号

往路とは別の道、しかも県道11号と違って国道になります。
大きく変化するのかと言うと、全然そんなことはなく、
知らずに走っていたら、
国道だとか往路とは別の道だとか全く気付かないくらい
似た雰囲気の道でした。



交通量

DSC05663.JPG
道路を直進していると、トンネルがありました。
水分隧道です。
全長200mに満たない短いトンネルなので、
すでに出口が見えていますね。

そういえば、やまなみドリームライドはトンネルをほとんど通りません。
これだけ山の中を走っているのにトンネルが少ないのは、
・そういう道をコース設計者が選んでいる
・田舎だからスペースが広大なので、道作りが自由
・トンネルを掘らずに高いところまで道路を延ばしている
のどれかでしょう。
特に3つ目がアヤシイ・・・

ちなみに、水分トンネルは近くにある高速道路のトンネルで別のものです。


DSC05686.JPG
国道210号は基本的に下り区間。
所々に上りがありますが、
やまなみドリームライドのロングライドコース上、
最低標高の場所までひたすら下ります。

最低標高は 道の駅ゆふいん給水所を過ぎた第6区間にあります。


DSC05701.JPG
国道だけあって、
交通量が更に増えました。
そのため、あまり気持ちよく走れません。

これなら県道11号を走ればいいように思いますが、
もしかすると、最低標高地点に到達したい、
つまり最大標高差888mを謳いたいが為に
ここを走るコースになっているのではないかと勘繰ってしまいます。

全体の最低標高地とは言え、
往路の最低標高地点との差は約5mくらい。
体感として有意な差はないですが、
888mと標榜できるか883mと中途半端になるかは
大きな差だと考えたのでしょう・・・

以上、私の勝手な予想でした。



DSC05712.JPG
その予想の小さな裏づけとして、
青年の家交差点が挙げられます。
この道路の色分けが何かと思ったら、



DSC05714.JPG
直進と右斜め方向への誘導の為でした。
自転車は直線にしか行けないので、
左側の青緑色のレーンを直進しますが、
本当に行きたいのは赤のレーンで進む右斜め前方向。



DSC05716.JPG
そのため、少し直進して左側に小さく迂回し、


DSC05731.JPG
Uターンして青年の家交差点に戻ってきます。
そして左折。
そうすることで、乗用車なら一回で行けた赤レーンの方向へ進めるのです。
2段階右折どころか右折まで3・4段階が必要です。

私がコース設計者なら、
こんな複雑な右折が必要な交差点は避けるだろうと思います。
他に何か思惑が無い限り。
特に今回は、往路と同じ県道11号が代替道路として存在すので、
この道を選ぶ理由がますますありません。

最大標高差888mの語呂の魔力に取り入られたのではないでしょうかね。



DSC05739.JPG
なんて無粋な詮索をしているとすぐに給水所に到着しました。
道の駅ゆふいん給水所です。


道の駅ゆふいん給水所

道の駅とは言え、駐車場の端にテントがあるだけなので、
湯布院らしさを感じることはありません。
それどころか、道の駅らしさすらないです。


残りの距離

ここも水しかありませんが、
とりあえず寄って行きます。


DSC00129.JPG
最後の給水所の貼り紙が寂しいですね。
もうゴールまであとわずか。
こんなに綺麗な景色を楽しめるのもあと1区間しかないのです。


補給はやはり水しかありませんでしたが、
それは事前に分かっていたこと。
なので実は補給食を大量に持ってきていました。
おんぎり2つと薄皮アンパン4個いり。
薄皮アンパンはおそらくヤマザキの商標ですが、
最近はセブンイレブンなどでも似たような商品があるので探す手間が省けます。

おにぎりは往路で1個、
復路のここまでに1個食べてもうありません。
薄皮アンパンが残っていますが、
正直、ガンジーファームエイドで食べたお弁当がお腹いっぱい過ぎて、
これ以上食べる気がしません。

むしろスポーツドリンクや塩分の補給が間に合ってないのが痛い。
本当に頭痛がしています。
塩分が足らないと頭痛が始まる体質の私は、
塩タブレット必携のはずなのに!

まあ残り距離はあとわずか。
Edge500はここまで120kmほど走ってきたと表示していますから、
全長約136kmのやまなみドリームライドはあと16kmほどの計算です。

最終区間はきつくて長くて美しい上りが待っていますが、
何とかなるでしょう。


JETSTARの帰りの便が20:00大分空港発。
それに間に合うようにバスの時刻表を見ながら逆算していくと、
城島高原を17:27発のバスでぎりぎり、
17:06(ゆふりん)より早い便に乗りたいところ。

給水所に到着時点では15:10くらいなので、
16kmに80分かかったとして16:30。
そこから、
城島高原ホテルへの移動、
サイクリングタッグ発送準備、
着替え、
時間があればゴール会場の写真撮影、
などを考えてもなんとかなりそうです。


と思って油断していると、
DSC05743.JPG
テントの貼り紙が見えるでしょうか。


DSC05741_2.JPG
別の写真を拡大してみました。
左から、
・空気入
・最後の給水所
・GOALまで約24km
だとか。

GOALまで24kmってのはまずい。
時速24kmで1時間ですよ。
最終区間は後半のほとんどが上り。
120km以上の疲れた脚では、
10km/h出せるかどうかも怪しいです。

その辺りにいたスタッフに尋ねてみても、
残りは24kmですね、と譲りません。
サイコン表示に踊らされていたというわけか・・・。
残り24km、2時間くらいかかるかもしれません。

17:10ゴールになってしまうので、17:27のバスにも苦しい時間。

その時は自走で別府駅近くのヤマト営業所まで行って、
その近くのバス停から乗車すればもしかしたら間に合うかも、
という選択肢は残っていますが、賭けになります。
城島高原からその営業所までは下り基調の12kmなので、
バスと同じくらいの時間で下れるかもしれませんから、
城島高原~別府のバス時間に縛られなくなるのです。


そうならない為にも、
最終区間はこれまでで最高の気合で走らなくてはならなくなりました。


次回

なぜか窮地に陥っているやまなみドリームライドは、
次が最終区間になります。
往路で見た絶景は楽しめるのか、
ゴールの時間はどのくらいなのか。

次回に続きます。

やまなみドリームライド 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 小田の池レストハウスAS編
その4 長者原ビジターセンターAS編
その5 ガンジーファームAS編
その6 JA九重飯田給水所編
その7 道の駅ゆふいん給水所編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ編

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LOOK

遠路はるばる大分までお越しいただきありがとうございました。私も昨年出場いたしまして今年もエントリーしてはいたのですが昨年もエイドがあまりにも貧相でローディーがあまりにも歓迎されていない気がして最後まで出場悩み当日は急遽他の大会に参加いたしました。第2回目は少しは改善も期待していたのですが貴殿のブログを読む限り参加見合わせて良かったかなとも思いました!レースではないのでもっと楽しくエイドで会話しながら楽しみたいものですね!コースはサイコーと思うんですが・・・。
by LOOK (2015-10-05 23:29) 

takerunosuke

LOOKさん、コメントありがとうございます。
昨年も同じだったんですね。
確かにエイドがしょぼいのは残念ですが、
お弁当に力を入れた1点豪華主義なんだと思います(思いたい)。
まだ2回目の開催ということで、今後に期待ですね。
コースの魅力は最高なので、
スタッフはとても親切な方々ばかりでしたし、
今後のソフト面の改善に期待しています。
by takerunosuke (2015-10-07 21:35) 

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