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やまなみドリームライド2015 その10 帰路とまとめ編 [やまなみドリームライド]

やまなみドリームライドレポート、前回の続きです。

今回は帰路とまとめ編です。



ありがとう城島高原

城島高原ホテルさんのご協力もあって、
サイクリングタッグ梱包と帰宅準備は滞りなく終了。
発送もお任せしてしまいますので、
私はリュック1つだけで帰ることが出来ます。

楽しかったやまなみドリームライドの会場に後ろ髪引かれつつ、
JETSTARの時間に間に合うように帰路につきます。


バス

輪行の代わりに自転車を送ると、
行動が自由になって本当に楽です。

その1つがバス。
自転車を抱えてバスに乗るのはなかなか難しいですから。

今回利用したJETSTARなどのLCCの利用にも、
自転車を送るメリットがあります。
ANA・JALなどのレガシー系は、自転車も無料で受託手荷物として預かってくれますが、
LCCは受託手荷物に追加料金がかかります。
自転車なら、シューズ・ヘルメット、輪行袋(ケース)などを含め
だいたい15~20kg見ておけば事足りるとは思いますので、
どのLCCでも大体2,000円前後くらいの追加料金ですむとは思います。

サイクリングタッグで東京から大分まで自転車を送ると、
ヤマト便で60km料金ですから、3,348円です。
LCCの受託手荷物代の方が安く済むのは確実ですが、
いつでもバスを選択できる(路線バス・長距離バス含む)のが大きいですね。
もちろん、自転車を抱えなくてすむという最大のメリットがありますので、
サイクリングタッグは偉大です。


ただ、最近なのか気付いてなかっただけなのかわからないですが、
サイクリングタッグで発送した自転車の扱いが少しずつ雑になってきているように思います。
どうも引きずった跡やぶつけた跡が目立つようになってきているので、
中華カーボンは発送して(残念ながら壊れて)も諦めがつきますが、
プロパーなロード、特にカーボンバイクの場合はあまりオススメしません。

私はスーパーシックスを送る気にはなりません。
ちょっと面倒でも輪行すると思います。

輪行はもう少し楽に出来ればいいんですけどね。
SCICONのエアロコンフォート辺りにすると楽そうですが、
コンパクトにならないので駅や空港からの自走が全く出来ないのがつらいところ。


亀の井バス

話が大きく脱線しました。
帰路の話に戻りましょう。

DSC00177.JPG
城島高原から別府行きのバスに乗りましょう。
やまなみドリームライドの参加者くらいしかいないと思い込んでいましたが、
城島高原パークのお客さんらしき人が多数バス待ちしていました。
これで輪行だったらまず乗せられません。


DSC00180.JPG
バス到着です。
普通の路線バス。
亀の井バスの運行です。

別府駅までは約30分です。
城島高原からは基本的に下りなので、
地形的には自走でも良かったです。
交通量が多いので、ちょっとフラストレーションがたまりそうですが、
時間さえあれば城島高原から別府IC辺りまでの下りも楽しめたでしょう。


DSC00187.JPG
途中、別府ビーコンプラザにあるグローバルタワーも見ることが出来ます。
なんだか面白い形をしていて、
素敵なタワーですね。

別府タワーとはまた違った魅力があります。


JETSTARの日常

バスの車中でようやくゆっくり出来た私は、
JETSTARのウェブログインをしようとしたときに気付きます。

JETSTARの予定出発時間に遅延が生じたということに。

初めてJETSTARを利用するので知らなかったのですが、
どうやらJETSTARの遅延は日常的に発生しているようで、
珍しくもなんとも無いようです。

それを知らなかった私はびっくり。
急いで空港に行く必要はなくなりましたが、
むしろ心配は成田から家に帰れる時間についてくれるかどうか。


地援護の到着時間で路線検索してみたところ、

・・・当日中には帰れないデス

なんてこった。
だからLCCなんだな。
でも急ぐ手段もないし、どうしよう。



別府から大分空港

バスは別府駅西口に到着しました。
この時間は空港行きのバスは別府北浜バスセンターからしか出ていないので
500mほど徒歩移動です。
北浜バスセンターはトキハ別府店とほぼ同じ場所。


別府駅

もし自走で城島高原から降りてきた場合、
自転車の発送はヤマト運輸の営業所からということになります。
別府駅周辺の営業所というと、
南石垣公園の近くに別府北浜センター営業所がありますが、
別府駅や北浜バスセンターからは2km以上離れているんですね。


別府北浜センター・ヤマト営業所から空港行きバスに乗るなら、
約600m離れた餅ヶ浜バス停が最寄になりますが、
16:32を最後に餅ヶ浜バス停には停まりません。
後は急行のみになるようなので、
その場合は約1km離れた観光港(別府国際観光港)まで歩いていくことになります。
1kmなら10分~15分余裕を持っていないといけません。

自走の場合は地理的に不慣れで不確定要素が多かったんですよね。
もう少し別府駅近くに営業所があるといいのになと思っていました。
JETSTARの遅延により別府駅を散策する時間ができたのですが、
駅ビルを歩いていてびっくり。


DSC00191.JPG
小さいながらもヤマトの宅急便営業所を発見しました。

宅急便しか扱っていなくて、
ヤマト便(ヤマト便とヤマト宅急便は扱いが異なります)の取り扱いしているかお聞きしてみると、
ヤマト便も受付ているとのことでした。
ヤマト運輸の営業所検索で出てこない場所です。
最初からこちらを知っておけば・・・・。
来年はここを活用してみましょう。


ちなみに、最初は自転車の発送も行なっているかお尋ねしたところ、
受け付けていないとのご回答でした。
一旦それで諦めていたのですが、
「(輪行)袋に入れた自転車の、ヤマト便による発送受付は可能ですか」
と明確に聞きなおしたところ、
それは受付できるとのことでした。
最初の聞き方だと引越しなどによる自転車の発送と誤解させてしまったらしいです。
質問の仕方って難しいですね。

サイクリングタッグの発送も数はとても少ないのでしょう。
マイノリティ趣味だと理解して行動しないといけないことを
改めて認識しました。

そして、別府駅にはヤマト便を受け付けてくれる場所がありますので、
全国のサイクリングタッグ愛好家の方はぜひご活用ください。
1Fにあります。



空港バス

別府北浜センターまで徒歩移動。
特にやることもないのでバスを待ちます。



DSC00205.JPG
バス停はスターバックスの目の前なので、
時間までコーヒーブレイクでもいいですね。

バスは前日に乗ったのと同じタイプ。
電源もあります。


もう辺りも暗く、やまなみドリームライドの疲れもありましたし、
空港バスでは眠ってしまいました。


JETSTAR

LCCのつらいところは、
遅延や結構の補償がないところ。

JETSTARの場合は、スタッフに詰め寄ればホテル代が出たりするそうですが、
それもなんだかね。
こういうときはグランドスタッフの腕(演技力?)の見せ所だと思うのですが、
大して申し訳ないという素振りも見せず、
怒りしかわいてこなかったです。

遅延の理由を聞いてみると、
1便1便の遅延が少しずつ溜まって、
大分便の遅延につながっているとのことでした。


ハンドリング能力不足ですって言っているのと同じことで、
遅延でもなんでもないですね。
特別天気が悪かったわけでもないですから、
実力通りに遅れている結果なだけ。
これまで、たまに予定時刻に飛ばせていることがあったなら
そのときが運が良かっただけなんでしょう。
運任せのタイムスケジュールを組むんじゃないよ・・・

こんなことなら、今後は夕方以降のJETSTARを使うことは無いでしょう。
朝・昼なら、料金の安さに目がくらんで使ってもいいでしょうね。
ただし、常態的に遅延が発生するようなので、
時間に余裕がある場合に限ります。
JETSTARの時刻表は、ベストエフォート。
最速でその時間に到着するかもしれない、と思っていた方がよさそうです。

成田からの帰宅でタクシーを使ったり、一泊余計に泊まったりしたら、
LCCで旅行代金を低く抑えた意味がありません。
あの座り心地の悪いシートで我慢している意味は全くなくなってしまいます。


DSC00210.JPG
ちなみに、JALと共同運航の便だったのですが、
JALの管理能力はJETSTARには行き届いていないようです。
残念。


DSC00217.JPG
時間まではまだまだあるので、
その間はラウンジくにさきで待機。
大分空港のラウンジは、乗り場の目の前にあるので使い勝手がいいですね。


タクシー

なんとか成田に到着後は、できるだけ電車で家に接近して、
そこからタクシー。
LCCの利点は料金だけですが、それは消えてしまいました。

輪行だったらタクシーもままならないです。
危なかった。


以上でやまなみドリームライド旅行終了。
楽しかった旅行も、
最後の最後に残念な結果になりました。



まとめ

最後にやまなみドリームライドのまとめ。
飛行機のことはなるべく忘れましょう。


コース

コースはかなり魅力的です。
往復コースなので、往路と復路で同じ道になってしまう箇所が多いですが、
絶景を2回楽しめると思ってしまうほどの魅力があります。

特にスタート直後・ゴール直前のやまなみハイウェイ、
久住高原ロードパークは2回走れることがむしろ嬉しいです。
自転車乗りなら是非1度は体験して欲しいですね。


ただし、獲得標高2,900mということからも分かる通り、
距離136kmにしてはかなりハードなコースです。
心して参加しないと後悔することになるでしょう。
それでも、そこに立ち向かうだけの価値があります。
景色に魅了されつつ、最大の達成感も味わえるコース、
それがやまなみドリームライドですね。

自信がなければミドルライドコースやファンライドコースでもいいでしょう。
久住高原ロードパークは走れないですが、
スタート直後・ゴール直前のやまなみハイウェイだけでも感動に値します。


ちなみに、
久住高原ロードパークは「くじゅうこうげん」と読むんですね。
「くずみこうげん」かと思っていました。
この辺りでは九重山も「くじゅうやま」と読むようですし、
読み方がなかなか難しいです。



エイド

エイドは給水所も含めると136kmに5箇所。
丁度いいくらいでしょう。

ただ、私の好みとしては、
・スポーツドリンクが欲しい
・弁当で一気に補給するのではなく、各エイドで少しずつ補給する
の方がいいなあと思います。
まあそれは、
特に補給については運営方針ですし、
好みによるところもあるでしょうから、
要望というより希望くらいでしょうね。

一気に走って一気に食べて、また一気に走るほうがいい人もいるでしょう。

後半は給水所しかなかったのも、
弁当後はお腹いっぱいですから、そんなものなのかもしれません。
ただ、やはりミネラル不足が気になるので、
スポーツドリンクや、せめて塩飴だけでもおいていただけるとありがたい。
どっちも自分で用意できますけどね。
できれば。



運営

スタッフの方々やエイドの方々にはとても親切にしていただいて、感謝しかありません。
本当に楽しく走ることが出来ました。

唯一、要望があるとするなら、
会場で荷物預かりがあると嬉しいですね。
コインロッカーでもいいですが、
サイズによってはOS-500は入らなかったりします。
今回は城島高原ホテルだったので、
ホテルが近くで助かりましたが、
会場近くの宿がとれなかった場合は遠方からの参加、
特に輪行参加は苦労しそうです。


というわけで

やまなみドリームライドはとても楽しいロングライドでした。
まだ2回目ということでこれからの発展も期待できますし、
ぜひまた参加したいです。
いまのところ、来年も参加の予定です。


唯一の参加抑制材料は、
移動費がかさむことですね。
JETSTARが信用ならないので、代替手段を考えなければ・・・・。



最後に、今回もたくさんの方に助けていただき、
無事旅行を終えることが出来ました。
やまなみドリームライドのスタッフやエイドの方々、
スタート前に助けてくれた方々、
城島高原ホテルノの方々、
地域住民の方々、
そして、やまなみドリームライド参加者に。
こんな末端ブログの隅で申し訳ないですが。
ありがとうございました。


DSC00071.JPG
以上、やまなみドリームライドレポートでした。
来年も楽しみです。
多分・・・、参加するんじゃないかと。

やまなみドリームライド 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 小田の池レストハウスAS編
その4 長者原ビジターセンターAS編
その5 ガンジーファームAS編
その6 JA九重飯田給水所編
その7 道の駅ゆふいん給水所編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ編

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