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グランフォンド八ヶ岳 その12 帰路とまとめ編 [グランフォンド八ヶ岳]

前回のゴール会場編に続き、
今回は帰路編。

ついでにグランフォンド八ヶ岳のまとめ。



宿へ戻ります

グランフォンド八ヶ岳の荷物預かりを利用していたものの、
預けたのはごく一部。
輪行袋などの主な荷物は宿の清里オーベルジュ・ドゥ・アンサンブルのご主人にお願いして、
預かっていただいていました。
しかも、ご主人のご厚意により、
サイクリングタッグヤマト便の発送も引き受けてくださったので、
清里オーベルジュに戻って発送準備までを行ないます。

清里駅から輪行でもいいのですが、
小海線は本数が少ない。
輪行参加者が集中してしまってスペース確保が大変そうですから、
サイクリングタッグにしました。
元々、やまなみドリームライドから直接OS-500梱包で送っていた為、
サイクリングタッグでの発送が出来る環境だったことも大きいです。


清里オーベルジュまで

会場を出発すると、
朝は上りだった坂が当然下りになります。
勾配はきつめですが、
疲れた体には、当然上りよりも下りの方がありがたいです。


DSC04645.JPG
道が広いので下りでも安心です。
ブラインドコーナーやわき道もないですし、
交通量も少ない。



DSC04669.JPG
踏み切りを超えてグランフォンド八ヶ岳のコースまで戻ってきました。
まだ参加者がゴールに向かって走っています。

まだここからも上りは続きますぜ。
私はもう終わりましたけどね!

なんて意地悪いことを思っているかいないかは自分自信でも分かりませんが、
この先の上りをがんばって
とは思って心の中で声援を送ります。



DSC04683.JPG
何度目か分からないくらいの清里駅前通過。
途中まではグランフォンド八ヶ岳と同じコースを走ります。
写真では右車線を走っていますが、
これは左から自動車が中途半端に出てきていた為。

突き当りを右折。


DSC04687.JPG
グランフォンドでは左折して数十メートルのところを左折します。
小さく黄色い看板が見えているところですね。

当然誘導スタッフが左折を指示しますので、
帰路中であることを示して直進。
感謝だけお伝えして、気楽に下り坂を進みます。
推進力は重力のみ。



DSC04708.JPG
清里交差点。
ここの左手前方が萌木の村で、
清里~新宿間の高速バスも停車します。
どうせサイクリングタッグを使うなら、バスでも良かったのですが、
ゴール時間を読みきれなかったのでやめました。
トイレがついてないというのも避けた理由の1つです。

片道3,000円前後で直通してくれるので、
自転車を送るならかなり便利だと思うんですけどね。



DSC04719.JPG
萌木の森のはずれをかすめるように進んで、
オルゴール美術館の裏を通り抜けます。
この辺りは雰囲気がいい。



DSC04724.JPG
その1で紹介した相の羊牧場を左に見ながら、
下り坂に任せて通り過ぎます。


DSC04732.JPG
清里オーベルジュ・ドゥ・アンサンブルに到着。
ご主人にお伝えしていた帰還予定時間よりも1時間ほど早く帰ってきてしまいましたので、
ご不在ならどこかで時間をつぶそうと思っていましたが、
いらっしゃったので助かりました。


預かっていただいていたOS-500に梱包を始めます。
今回は自宅への発送なので、
着払いで問題ありません。
保険だけは発払いしなければなりませんが、
今回は保険無しにしてしまって、ヤマトの方に預けるだけですむようにしました。

ちょっとリスクが高まりますが、
どうせ中華カーボンですしね。
そのくらいの扱いの方が中華カーボンらしくていいのかもしれません。

荷造りを終了し、
宿のご主人にお預かりいただきました。
清里オーベルジュ・ドゥ・アンサンブルのご主人には、
色々とご協力いただいて本当に助かりました。
お話によると、この日の宿泊はみなさんグランフォンド八ヶ岳への参加者だったそうで、
グランフォンドへの参加にご理解いただき、
自転車乗りへのご協力に、心から感謝いたします。


ロングライドイベントの印象はもちろんコースの良し悪しが大きいですが、
運営スタッフやエイドスタッフとのコミュニケーションや天気とともに、
宿での印象が地域の印象に重なってしまいます。
なので宿の印象が意外と重要だったりするのですが、
清里オーベルジュのご主人がとても親切にしてくださったので、
私にとってのグランフォンド八ヶ岳や清里の印象がとてもいいんです。



電車

清里オーベルジュから駅まではのんびり歩いて移動です。
駅までのバスがあったかもしれませんが、
せっかくなので、清里の町並みをよく見て帰りたかったんです。


清里駅

途中でグランフォンド八ヶ岳参加者の為の駐車場を見ながら歩きます。
どこかのブログに、
「駅より南側に駐車場があてがわれると、
会場までの上りがきつくて大変」
のようなことが書いてありましたが、
それは確かにそうだなあと思いました。

でも、駐車場よりも下ったところに宿泊した私はそんなに不満でもなかったので、
まあひとそれぞれですな。
完走後に下り方向に駐車場があれば、
多少の上りは何とかなりそうな気がします。



DSC00418.JPG
清里駅に到着。
何と風流な・・・。
グランフォンド中に駅前を通ったときには出店のようなものが数軒出店されていましたが、
そのお店はもう引き上げていました。



DSC00425.JPG
踏み切り近くのお土産屋でお土産を買った帰り、
おいしそうな煎餅屋さんがあったので、
2枚購入して文字通りの食べ歩き。


電車までの時間がまだまだありますが、
歩くのも疲れるので駅舎内で座って待っていると、
どんどん輪行組みが増えてきます。
小海線にそんなに載せられるかなと心配しながら、
自分はサイクリングタッグで送っているので気楽なものです。


小淵沢駅でスーパーあずさの指定席を取ろうとしたら、
さすがにもうありませんでした。
仕方なく自由席特急券を買ったのですが、
諦めきれずにえきネットを見ていると、指定席に空きが発生。
早速窓口で指定に切り替えてもらおうとして、
確認してもらうと確かに空き有りとのこと。

ナイス諦めの悪さですね。

で、自由席特急券を指定席に変更してもらおうとしたそのとき、
指定席が埋まってしまったとのことでした・・・・。
タッチの差です。
残念ですが仕方ない。

自由席でも、1席くらいならなんとか空いていることを願って。


小海線

DSC00428.JPG
ようやく小海線到着。
1時間くらい待ったかな。


DSC00433.JPG
さて乗り込みましょう。
グランフォンド参加者以外のお客さんも結構多いみたいで、
来たときよりもずいぶん混んでいます。

座れないかと思いましたが、
幸運にも1席だけ空いていたので無事着席。
これもサイクリングタッグ効果。
こういう細かい利益を享受できるので、
LCCや夜行バスなどで移動費を削減出来るとき以外にも
メリットが多いんですよね。
(そもそもLCCでも輪行は可能ですが・・・)


いつの間にかうとうととしていて、
気付けば小淵沢駅到着。



DSC00439.JPG
スーパーあずさが微妙に遅れて入線。


DSC00440.JPG
自由席には空きがなく、残念ながらデッキで立ちっぱなしです。

次の甲府駅での降車が出るだろうと思ったら、正解でした。
それでも、車両中央で待っていてぎりぎり座れた感じだったので、
輪行だとまず着席は無理だったでしょう。
今回はサイクリングタッグのありがたみを感じる帰宅になりました。

座った後は熟睡してしまったので、
特にレポートがありません・・・。



まとめ

グランフォンド八ヶ岳の参加まとめです。


移動

今回は隣県である山梨県にも関わらず、
往復とも自転車をサイクリングタッグ配送にしました。
(正確には、往路は大分から発送しています)
そのため、移動自体は非情に楽。

移動手段は
特急あずさなら6,000円強で3時間弱、
ホリデー快速ビューやまなしなら4,000円で4時間弱、
清里行き高速バスなら3,000円で3.5時間と、
時間や移動方法をかなり選べます。

東京から新幹線で佐久平(さくだいら)駅経由もありますが、
こちらは時間的にも費用的にもあまりメリットがありません。


自転車を宅配便で送ったなら、
バスが最もよさそうです。
トイレが付いていない4列バスでも構わないなら、
迷わずバス。
なんと清泉寮新館バス停に停車するので、
徒歩0分で会場に到着です。


特急あずさの場合は金券ショップで回数券を買えば安く済みます。
松本まで4,500円~5,000円くらいなので、
それプラス小淵沢~清里間の320円です。

いつ出発できるか分からない場合は中央線でも4時間強なので、
ホリデービューとあまり変わりません。
気ままな旅にしたいなら好きな時間にふらっと出るのもいいですね。
前日受付の締め切り時間にだけは注意しなければなりませんが、
20:00まで受け付けてくださっていたので、
よほどのことがない限り大丈夫でしょう。



グランフォンドのコース

景色は大変素晴らしく、
文句のつけようがありません。
今回は久しぶりに快晴に恵まれたこともありますが、
八ヶ岳高原や清里ののどかで雄大な景色を楽しむことが出来ました。

進むにつれて山だけでなく川や牧場など色々な景色にめぐり会えます。
とても素敵なフィールドです。



前半が下りで後半が上りというのはなかなか珍しいコースプロファイルです。
大抵は途中に大きな山があって、
それを上って、その後下って、そして終了、というパターンです。
最後に上りがあると、
最後まで安心できないのがつらそうだと思いましたが、
逆に楽でした。

というのも、前半が下りの為にほとんど脚を使わないので、
最後に上ったらそれで終わり。
疲れきった後に走らなくていいので実は気分的にも楽です。
前半の下りがほぼ70kmあったので、
後半の約40kmだけ頑張れば良いグランフォンドのようなものでした。
しかも、前半の下りメインの区間で程よく体を温められるので、
後半の上りも脚が回るんですね。

走る前は不安だった前半下って後半上るプロファイルは、
意外と走りやすいことが分かりました。


大会について

さすが運営慣れしているFUNRIDEだけあって、
滞りなく運営されていたと思います。

そのせいで些細なところが見えてきてしまいますが、
他のイベントであればまず気にならないレベルなので、
改善してくれるとうれしいなあという意味合いのことをいくつか。


(1) スポーツドリンク
エイドで水しか補給できないのはつらいです。
今はなきFUNRIDE本誌でも、
補給の推奨は水だけではなくスポーツドリンク的なものだったはず。


(2) エイドのチケット制度
ちょっと味気ないので、なんとかならないかな・・・
意図は分かるのですが。


(3) 一部の誘導が不明確
その6に2箇所あったように、
いくつかの場所で進路が分かりにくいところがありました。


(4) 説明不足
倒木トラブルについては、今になっても説明が不足しているように思います。
第4ASの浅尾原財産区駐車場には行けなかったグランフォンド参加者もいるみたいですから、
経緯や判断理由を説明する必要があると思います。
今の情報では不足すぎですね。


(5) エイドやゴール地点の砂利対策
長坂駅前駐車場AS会場で歩く砂利は、
シューズのソールを確実に痛めます。
通路にダンボールか何か敷くなりして、
折角のシューズを傷つけない工夫があっても良かったかと。



細かいところを指摘する姑のようなことばかりになってい、
逆に数が多くなってしまいましたが、
それだけ運営自体はしっかりされていたと言うこと。
今後も素晴らしいサイクリングイベントを開催して欲しいです。



感謝

今回も、多くの方のおかげでグランフォンドを楽しむことが出来ました。
イベントを企画してくださったグランフォンド八ヶ岳実行委員会の方々、
エイドでもてなしてくださった方々、
沿道で声援を送ってくださった方々、
交通整理やコースの誘導をしてくださった方々、
その他のグランフォンドに関わってくださった全ての方に感謝です。

今回は特にフラストレーションを感じることが少ない大会でした。
どんなに歴史のあるイベントでも、
どこかしら不満(私の価値観にあわない)ところがあるのですが、
今回はそういう記憶がありません。
本当に楽しくイベントに参加することが出来て、
2015年最後のイベントを締めくくることが出来ました。
(倒木の説明に関しては、まあ私は不利益を被ってないので別の話)


また、グランフォンドに携わったわけではなく巻き込んでしまった方々にも感謝です。
特に清里オーベルジュ・ドゥ・アンサンブルのご主人にはお世話になりました。
どう感謝を表現すればうまく表現できるか分かりません。



DSC00340 (2).JPG
最後に、
グランフォンドを付き合ってくれた中華カーボンミニベロ号にも。
サイクリングタッグの発送に耐え、
108kmの長丁場を共にしてくれた最高のバイクに感謝。


次回

グランフォンド八ヶ岳が今年の参加予定最後のイベントとなりました。
最後にサイクルモードの見物くらいかと思っていましたが、
おもしろそうなロングライドイベントを発見したので、
急遽申し込みました。
予定外参加のイベントは結構先ですが、楽しみです。

グランフォンド八ヶ岳 2015 目次

その1 移動編
その2 スタート編
その3 スパティオ小淵沢AS編
その4 長坂駅前駐車場AS編
その5 高根体育館AS編
その6 浅尾原財産区駐車場AS編
その7 おいしい学校AS編
その8 JA梨北・清里出張所AS編
その9 丘の公園AS編
その10 ゴール編
その11 ゴール会場編
その12 帰路とまとめ編

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