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サイクルモード2015 その4 DE ROSA [サイクルモード]

前回はLOOK編でしたが、
今回はDE ROSA編。
SK、Nick、PROTOSあたり。


ハートマーク

ウーゴ・デ・ローザの興したDE ROSAは、
今となってはハートマークだけがとりえ・・・
とはさすがにならないようですが、
少し瞑想している感もあります。

今年はSK、そしてNickと2種の新型フレームを用意してきましたが、
フラッグシップのPROTOSには特に変化が無さそうですね。



SK by Pininfarina

今年のデローザの目玉はSKでしょう。
Pininfarinaとのコラボレーションですから、気合が入っています。

Pininfarinaといえばフェラーリのデザインで有名ですが、
自転車のデザインにはどの程度関わっているのでしょう。
形状は自転車の性能に関わってくるので、
自転車工学に精通していなければなりませんが、
Pininfarinaがどの程度自転車を工学的に理解しているのか不明です。

2006年ごろにもPininfarina名義のロードバイク「SCULTURA」を作っていましたが、
一見いかにも普通のカーボンバイクでした。
当時はやりのカーボン地にPininfarinaのロゴがあるだけ。
いかに高名なカロッツェリアとはいえ、
さすがに自転車は門外漢でしょう。

とうすると、形状はDE ROSAが設計して、
カラーリングだけがPininfarinaなのでしょうか。
それはそれでなかなか寂しいものがあります。

元々の自転車がデローザなのでまともですが、
仕組みはシボレーやトヨタの自転車となんら変わりはありません。
Pininfarinaがどこまで絡んでいるのか、とても気になるところです。



前置きが長くなりましたが、SKです。

なんだかんだ言いつつも、実物は美しいですね。
自転車は写真で見てもあまり魅力が伝わりません。
実物をみると、ほとんどのバイクが格好良く見えます。

SKの外見的な特徴は、
タイヤに沿って曲線を描くシートチューブが、
そのままシートステーまで伸びているところでしょう。
ただこのデザインは、TTバイクや中華カーボン系では良く見るデザインなので、
あまり目新しさはありません。




シートステーとシートチューブのつなぎ目は
とても美しいですね。



展示車は機械式コンポが載っていましたが、
BB裏には電動コンポ用と思われるフタがありました。
カンパ EPS V2バッテリー・シマノDi2内臓バッテリーどちらにも対応しています。




Nick

ウーゴ・デ・ローザの孫の名前を与えられたNickは、
3kカーボンのモノコックフレーム。
ロードレースよりもエンデューロ向けのモデル・・・かと思いきや、
ジオメトリはレース用のものとあまり変わらない様に見えます。



ポジションはレースと同じにとれるフレームだけれども、
乗り味は長距離向け。
そんなバイクになるのでしょう。



トップチューブに描かれた「Nick」の文字にも、
デローザのハートマークがあしらわれていて、
孫への愛を感じますね。

もちろんNickも電動対応です。



PROTOS

続いて、長らくデローザのフラッグシップを勤めるPROTOS。
一時期KINGにその座を明け渡していた時期もありましたが。



Nippo Vini Fantiniカラーのフレームです。
好きな色合いではないものの、
とても美しい塗装と配色がかなりいいです。
カタログ写真よりも実物の方が数段格好いいです。




ケーブルのフレーム内臓処理もとても美しい。
今や内臓ではないフラッグシップフレームを探す方が難しいですね。



ブレード形状のフロントフォーク。
光の加減なのか、かなり鋭利に見えます。
これは相当格好いい。
縁取りしているオレンジのラインが映えます。




IDOL

毎年気にしているIDOLも展示がありました。


が、特に変化無し。
NEW IDOLになった最初の年の日本限定カラー、
マットホワイトブラックが私にとってはこれまでで最高のカラーリングでした。

でももうなくなってしまって、
ブラックホワイトやホワイトブルーもグロッシーになってしまったので、
後悔がありますね。
今、マットホワイトブラックがあれば・・・。

次回のCANYON編に続きます。

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