SSブログ

にゃんよオレンジライド その9 帰路とまとめ編 [にゃんよオレンジライド]

前回はコースを間違ったり、
最終走者となってしまったりしたものの、
なんとかゴールまで到着できました。

今回はゴール会場の様子と帰路編。
そして、いつもと同じくまとまりきらないまとめ編です。



きさいや広場の様子

ゴールの時刻は15:45ごろ。
朝9:00スタートで68kmですから、
休憩や各エイドでの停車を含めると平均10km/hくらいです。
こんなにゆっくりと走るのは珍しい。




ゴール地点はなかなか盛況しています。
120人とでそんなに多くない参加人数のイベントですが、
みんなが似たようなペースで走るために寂しさはありません。
普通のロングライドイベントのように、スタート以外は完全自由なペース配分だと
参加者同士の間隔が広く、
ともすれば単独走のほうが長いくらいになってしまいます。
参加人数が少ないなら、
各エイドごとにまとまるのはいいやり方かもしれませんね。

ずっと猛スピードで走りたい人にとっては少し物足りないかもしれませんが。




みんなが同じ時間帯にゴールするので、
完走証をもらうのも行列になります。
まあこれは仕方ない。



完走証には確かに68kmと記載されています。
もしかするともっと短かったかもしれません。



隣のステージで小学生くらいの子達による
ダンスパフォーマンス大会が行なわれていて、
にゃんよオレンジライドの完走を祝ってくれているかのようです。
たまたまなのだと思いますが、
ちょっといいタイミングでした。



帰路

さて、こんなにゆっくりとしたペースで走るとは思っていなかったので、
帰りの便の時間が心配です。
当初の予定は80kmでしたが、
16km/hで走っても5時間。
14:00には余裕で完走できているつもりでいて、
うまくすれば道後温泉にも寄って帰れるかなとか思っていました。

しかしゴールは15:45と2時間近く遅れています。
道後温泉は第2エイドくらいですっぱり諦め、
帰りの便に間に合うかどうかだけが問題となりました。



宇和島駅へ

まずは宇和島駅へ。
大体の向きしか分かりませんが、
1km程度の道ならなんとかなるでしょう。




やけに南国ムード漂う***きさいや公園を後にして、
影の伸びた冬を演出する太陽を背にして走ります。
この向きだとGoPro Sessionの写真も明るく写っています。




***交差点から宇和島駅の方を見ると、
やたら背の高い椰子の木が並んでいます。
宇和島ってそんなに南国なイメージないですが、
この景色はなんかいいです。



背の高い椰子の木からすぐの、
宇和島駅に到着です。
あとは輪行になるので、今回の自転車はここまで。
お疲れ様でした。




宇和島駅から

ホテルクレメント宇和島に預かっていただいていた荷物を受け取りに行きましょう。
駅直結のホテルなので、
荷物を受け取って移動することなく輪行準備が出来て、
そのまま電車に乗れるのがいいですね。


電車を調べてみると、
16:03の宇和海は既に出発していて、
次の松山行きの宇和海が17:09発で約50分後。
ちょっと急げば16:03に乗れたかなという後悔はあるものの、
ぎりぎり飛行機に間に合う時間だったのでまあ良しとしましょう。



宇和島~松山間を走る宇和海。
前日にも乗りましたが、この日もお世話になります。
往復切符を買うと1割引くらいになるようですのでお勧めです。


宇和海に乗ってしまえば、松山着が18:34。
松山駅から空港リムジンバスに乗れば、
19:35発の飛行機にはぴったり間に合うので、
よほどのことがない限り大丈夫でしょう。
よほどのことって結構発生するんですけどね。
バスの遅延などは簡単に起こり得ますし。

今回は、ANA便に遅延が生じたので、
むしろ空港でかなり待たされました。



特急宇和海に乗車中、
ゴールにもらったもの袋を開けてみました。



大豆といりこの栄養揚げ「元気もん」。
そう言えば晩ご飯を食べていないのでお腹がすいています。
食べ物はありがたい。
その場ですぐに食べました。
お腹がすいていたからなのか、元々のポテンシャルなのか、
とてもおいしかったです。



ウェットティッシュが入っていました。
この気遣いはとてもいいですね。
もしかしたら上の「元気もん」を食べた手を拭いてください、
という意味なのかもしれません。
しかし、ロングライドを走ってそのまま風呂に入る時間もなく帰る事を考えると、
ウェットティッシュで体を拭くだけで全然快適さが違います。
特に首は拭いておきたいところで、
2枚以上あるならトイレで全身を拭けて更に良いです。

それに気付いてからは、
ロングライドイベントには100均のウェットティッシュを携帯することにしています。

まあ、今回も自前のウェットティッシュがあるので
あまり大きな意味は持ちません。
でも、この気配りが嬉しいですね。




西予にある自転車店で使えるクーポンをもらいました。
4枚あるので、全部で2,000円分です。
にゃんよオレンジライドは参加費3,000円なのですが、
収支はうまくいっているのでしょうか。
ただ、私には使う機会がありません。



参加賞などを確認した後は、
松山駅からリムジンバスで松山空港へ。
来るときとは違って、今度はがらがらです。
トランクルームに自転車を載せるのも問題ありませんでした。


ただ、先述の通りANA便に遅延が発生した為、
羽田に到着するのはかなり遅れました。
JETSTARのときと違い、
なんとか公共交通機関で家に帰れたので、
最低ラインはクリアしたということにしましょうか。




まとめ

にゃんよオレンジライドは第1回大会ということもあり、
最初からあまり期待していない中でのスタートでした。
そのため、かなり感想が甘めになっているだろうと思います。



アクセス

会場のきさいや広場はターミナル駅の宇和島駅から約1km。
東京から輪行で行くとすると
松山空港から一旦松山駅に行って、
予讃線特急宇和海で90分ほど。
ちょっと面倒かもしれません。

自転車は宿に送ってしまえば、
松山空港から宇和島駅へ直通バスが出ていますから、
かなり楽になります。

せっかく松山に来たのなら、
松山城や路面電車を見て、
道後温泉や東道後のそらともりに立ち寄る方が楽しそうですけどね。



コースについて

宇和島市を走るにゃんよオレンジライド。
当初は80kmの予定だったはずですが、
終わってみれば68km。
安全を期するためのコース変更が重なったのか、
そもそもの予定がうまくなかったのか。

その68kmのコースも、
ロングライドイベントには向いていないと感じられるところが多数ありましたから、
再検討の余地は大いにありますね。


景色としては、有名なところや特筆すべきものはありませんが、
のどかな田園風景や美しい海岸線を
のんびり楽しむことが出来ます。
のんびり、というのがおそらくにゃんよオレンジライドのキーワードでしょう。
各エイドごとに出発時間をコントロールする為に、
早く走っても仕方ない、
つまりゆっくり景色を楽しみ、
ゆっくり自転車自体を楽しむことが出来るのです。

一見面倒なシステムですが、
意外と面白みのある斬新なルールだと思います。


ちょっと68kmが短い気がしますから、
宇和島駅より南側、
権現山の方にも足を伸ばすコースなどがあるとより楽しそうです。



コースになるのか分かりませんが、
意外と沿道の声援が多かったのが嬉しかったです。
宇和島の方々の優しい声援に応えて
いつまでも走っていたい、なんてね。



エイド

エイドは68kmという短距離の中に4箇所もあります(好藤公民館は含めずに)。
しかも愛媛といえばみかん。
みかんもジュースもたくさんあって、地域の雰囲気も楽しめます。
おにぎりが用意されているエイドもありますから、
エネルギー補給面でも問題ないですし、
ドリンクもオレンジジュース、スポーツドリンク、水と揃っていました。

その上、昼食として鯛飯もいただけるというなんとも豪華なもの。
これで不満があるわけないですよね。




運営

コース自体が事前発表から大きく変わっていますので、
もっと周知を徹底できていると良かったかなと。
スタートの遅れはまあ良くあることですが、
予定より早く開会式を始めて、しかも参加人数の少なさを考えると、
うまくコントロールできていなかったといわざるを得ません。

走行時に各エイドごとにスタートコントロールされていたのは、
道路の申請の時間を明確に区切れますし、
運営側のスタッフ数も少人数にできますし、
なかなかいいアイデアだと思います。

参加者にとっては自由に走れず、
速く走ればそれだけエイドで止まっている時間が長くなるデメリットがありますが、
速く走らない人のためのイベント、
そう割り切って考えるべきでしょう。
それが明示されていればなお良かったでしょう。

スケジュールを書いてある文字通り読み取れば、
確かに各エイド間を時間で区切っていることがわかり得ます。
ただ、その方式はロングライドイベントで一般的ではないので、
各エイドでのスタートもコントロールすることを
注意深く明確にした方が分かりよいでしょう。

スタート以外は自由走行が一般的だと思っているのは私の主観です。
もしかして80kmからそれ未満の短めなロングライドでは、
にゃんよ方式の方が一般的なのかもしれません。
そうなると単なる私の思い上がりですから、
読み飛ばしてもらえると幸いです。


参加費がとても安く3,000円と抑えられている割に
サポートライダーが豊富でしたし、
参加者の人数管理も各所でされていました。
サポートライダーの扱いも、大風呂敷を広げるわけではなく、
あくまでも道案内だと紹介されていたのも苦情の発生を低減出来ます。
メカサポートは元々謳ってないわけですからそれでいいですし、
自転車乗りなら自分で出来るようにしておきたいところでもあります。

いくつかの小さな改善ポイントはあるものの、
とても素晴らしい運営だったと思います。



総括

というわけで、第1回ということを差し引いて考えれば、
とてもいいロングライドイベントでした。
また機会があれば参加したいと思わせるにゃんよオレンジライドです。
第2回・3回と続くのか分かりませんが、
期待したいイベントです。

ついでに、来年は四国にも注目したいですね。

DSC00170.jpg

にゃんよオレンジライド 2015 目次

その1 宇和島へ
その2 スタート
その3 奥南公民館
その4 吉田町ふれあい国安の郷
その5 中山池自然公園
その6 きほく町好藤公民館
その7 道の駅みま
その8 ゴール
その9 帰路とまとめ編

スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。