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GREAT EARTH 宮崎ライド その7 道の駅・田野編 [GREAT EARTH 宮崎ライド]

前回は第4エイドの飫肥城ASに到着。
あゆみちゃんに出迎えられておにぎりと豚汁と飫肥天に舌鼓を打ちました。
ショートコースは飫肥城ASでゴールですが、
ロングコースはまだ50kmほど残っています。

出発するとすぐに、飫肥城の名残を感じられる飫肥城大手門通りを通過します。
そしていよいよGREAT EARTH宮崎ライドロングコースの最大の難所、
第5区間を走ります。



第5区間

今回がロングコースのクライマックス。
大戸野越(おおとのごし)という標高450mを超える峠を上ります。
第5区間の最低標高は20mほどなので、
420m以上の上りになります。


序盤

飫肥城大手門通りから外れていきます。



大手門通りを外れても、まだ少し城下町の雰囲気を感じられます。



一度右折したあと、この先を左折して、
いよいよ県道へ戻ることになります。
ロングライドの再開です。

写真左下に看板が出ているように、ショートコースは直進して飫肥駅に向かうことになります。


どうやら飫肥駅でバスやトラックで会場に戻る仕組みみたい。
そういえばゴールがこんな中途半端なところで放り出されても、
ショートコースの方は困りますよね。
スタート地点まで自走しないといけないのならロングコースと変わりませんよね。


本格的にロングライド再開

再び大きな道に出てきて、
ようやく再スタートを切った気分です。



序盤は平坦が続きます。
まだ力をためておきましょう。




と思ったら早くも上りが始まりました。
第5区間は25kmほどあります。
ちょっと上りが早く始まりすぎじゃないかな?
と思ってたら、



やっぱり違いました。
一旦踏み切りを渡って北郷あたりを走ります。




最後の上り

北郷駅を過ぎたあたりでもう一度踏み切りを渡ったところあたりから、
明らかに景色が変わってきました。

そろそろか。

私も心の準備を始めます。



そしてそれは当然のように、
とても自然に始まりました。
400m超のヒルクライムの始まりです。

400mのヒルクライム単体であればきつくはないですが、
すでに80kmほどの走行を終えている身ですから、
それなりに脚を使っているはずです。
エネルギー切れなどにも気をつけて走るつもりが、
思いのほか足に力が入りません。

アクションカムHDR-AS50を新調下のに浮かれて、
なるべく先頭を引くように走ってきたのが効いてきました。
上りがつらい。
450mの峠なんてなんてことないと思っていましたが、これは大きな誤算です。

まあでも、大戸野越さえ超えてしまえば、ゴールまで基本的には下りです。
この峠だけ頑張りましょう。



鷹之巣トンネルです。
トンネルがあるということは、そこそこ上ってきている証。

と思ったら、調べてみるとまだ標高60mほどでした。
この後が長いなと思ったんですよね。


最後の上りはかく美しき

でもこの後は、自然に囲まれた素敵な景色を堪能しながら走れたので、
疲れなんて関係なくむしろ楽しい走りが出来ました。



橋の上から眺める川も美しい。
これはおそらく広渡川。



また上りが始まりますが、
心なし道路がこれまでより綺麗に思います。
緑に囲まれて走るのは気持ちいいですね。
たとえ上りでも。

もちろん、体力的にはきついので、実際は必死です。
それでも、まるできつさなんて何もないようなふりをして優雅に上るのがサイクリストのたしなみですかね。
そんなわけないか。




上りでリカンベントに追い抜かされてしまいました。
平地で追い抜かされるなら分かりますが、
構造的にリカンベントは上りが不得意なはずです。
私が相当遅かったのか、
それともリカンベントの方の身体能力がすごかったのか。

おそらく真実は前者の方が主因だと思いますが、
ここは降車だったということにしておきましょう。




ちなみにこの上りも他のコースと同じで交通量は多めです。
GREAT EARTH宮崎ライドで感じた唯一の不満は
ほぼ全域で交通量がそこそこあることですね。
それなりの街を走るので仕方ないのですが。



川沿いを走り始めると、川が気になってしかたありません。
川は車線の反対側、つまり下り側にあるのですが、
わざわざ川を見るために(安全確認を十分にして)渡ってから写真を撮りました。
なのでこの写真の道路の方向は下り方向です。

川と交差すると橋がかかるのでそれはそれで好きですし、
川と並走する道路も清々しく走れる気がして好きです。



もう少し上っていくと、今度は左手側(自分の走っている側)に川が移って来ました。
ちょっと遠目ではありますが、
川の段差がなかなか綺麗です。



綺麗な川の景色が続く区間ですが、
相変わらず上りは続いています。
山や川の景色に心を預けて、
上りの苦しみから逃れようとしているのかも知れません。

大戸野越は峠に近づくほど勾配がきつくなっているようなので、
後半になればなるほどハードになっていく厳しい峠。




でも後半になればなるほど景色も良くなってきて、
上ってきた甲斐を感じてくる峠です。
ここはもうかなり上ってきたところですね。
道路わきの木がなくなったところでは、
こうして下のほうを見渡すことが出来ます。
木々に囲まれて走っている中でときどき開放的になると、
そのギャップがあるので特に気持ちいいです。




開放感漂う場所から上り続けてすぐのところ、
どうやらここが大戸野越のようです。
写真は上ってきた側に振り返ったところ。



こちらはこれから進む方向。
ここから宮崎市に入ります。
宮崎市の旧田野町地区ですね。
ちなみにこれまで走っていたのは、日南市の旧北郷町。
平成の大合併により宮崎市・日南市にそれぞれ合併されているようです。



あさぎり橋

峠まで来たら下るだけ。
道の駅・田野ASまでもう少しです。



赤い鉄骨の大きな橋があります。
井倉川に架かるあさぎり橋のようですが、
地図を見る限り川はなさそうに見えます。
どうなっているんだ・・・。

いつもならこんな格好いい橋が架かっているとついつい停まってしまうのですが、
もうすぐエイドでしたし、
下り途中で止まるのはちょっと危険でもありますし、
かなり後ろ髪引かれながらここは通過。
上り途中なら休憩がてら止まって写真を撮っていくんですけどね。




すると直後にエイドに到着しました。
道の駅・田野です。


第5AS 道の駅・田野

第5ASである道の駅・田野はGREAT EARTH宮崎ライドの最後のエイドステーションです。
ロングライドイベントでは毎度のことですが、
最後のASとなると少し寂しくなります。
完走に向かっている喜びもありますが、
楽しい時間が終わってしまう寂しさ。



補給

最後のASを楽しみましょう。
まずは補給という名目のグルメな愉悦。



おなじみの緑と白のテントです。
ここはGE宮崎ライドのASの中で、唯一ショートコースの参加者が来ないエイドです。
そのためか自転車ラックが少なめだったように思います。




ここではぜんざいとお茶をいただきました。
ここまで約100km走ってきているので、
「固形物よりも消化のいいものを」
という心遣いなのでしょうか。



それとお漬物。
お漬物が抜群においしかったです。



動物たち

道の駅・田野は牧場を兼ねているのか、
なぜか動物たちがたくさんいました。


ヤギかな。
中に入ってエサやりなんかも出来るようです。
クリートに色々なものが挟まりそうなのでやりませんでしたが。

ポニーやウサギもいるみたいです。




綺麗な建物もあるので、
売店やレストランもありそう。
子供連れの家族がたくさんいたのは、
動物に触れ合いつつ、
物産センターで名物・あさぎり団子を職セルあたりでしょうか。

私もヤギが駆け回っているのを見て癒されました。


次回

道の駅・田野を出ると、ついに最終区間に突入です。
ゴールまで約25km。
と言っても下り基調なので事故に気をつければ無事ゴールは出来るでしょう。

次回に続きます。


GREAT EARTH宮崎ライド 2016 目次

その1 移動編
その2 スタート編
その3 フェニックス編
その4 鵜戸神宮編
その5 道の駅酒谷
その6 肥後城編
その7 道の駅・田野編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ





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