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ツールド国東2016 [イベントレポート]

ツールド国東2016に参加・・・の予定でしたが、
暴風警報が出ていて、かつ大雨の予報だったのでDNSにしました。

草津に続くDNSです。
4月30日開催予定だった阿蘇望は中止になったので、
3イベント連続の不参加になってしまいました。



前日入り

とは言え、一応前日入りはしていたんです。
既に宿はとっていましたし、
奇跡的に事前の予報が外れることを祈って。

しかし、当日になっても午は大雨予報で、
しかも当初からの暴風警報は変わらず。
強めの偏頭痛に襲われていたことも考慮してDNSを決断しました。



元々のプラン

サイクルマラソン阿蘇望が開催されていれば、
阿蘇望からツールド国東までのプランはこうでした。

日にち 内容
4/29 阿蘇のラピュタの道辺りをサイクリング
4/30 マウンテンサイクリング阿蘇望
5/1 高千穂(宮崎)へのサイクリング
5/2 別府へのサイクリング
5/3 ツールド国東

一気に2つのイベントに参加できる豪華なゴールデンウィークになるはずだったんです。

阿蘇望は熊本大地震で開催中止は仕方ないですし、
ツールド国東は天候によるDNSなので自らの決断。
走れなかった(走らなかった)のは仕方ないですが、
大分のホテルに少しでも貢献できたなら良しとしましょう。

阿蘇から別府までの途中の宿(阿蘇望走行後と高千穂)はまだ取ってなかったので、
心苦しいキャンセルをせずにすんだのが
気持ち的に少しだけ助かりました。
熊本前泊の宿はキャンセルせざるを得ませんでしたが、
予約サイトが消滅していたので、
営業どころではなかったのではないかと予測しています。


前日

羽田~熊本便は飛行機自体が欠航ルになったので、
羽田~大分便に変更。


移動


おんせん県おおいたに到着。
大分も熊本寄りの地域は被害が大きいようですが、
空港もある国東半島は熊本から最も遠い地域。
私が通った場所では特に深刻な被害はなさそうでした。
軽微な被害もなさそうに見えましたが、
さすがにそんなことはないでしょう。



大分空港からツールド国東の会場までは約20kmの自走です。
杵築沿海路を走っていると、なかなか格好いい橋を発見。
楓江大橋(ふうこうおおはし)と名づけられた橋は迫力があります。




直進すると大分空港道路で、
会場の杵築市総合運動場への近道となります。
しかし、写真では小さくてわかりませんが、
自転車や125cc以下の二輪車は進入禁止。
自転車は左折して国道213号を走ります。




基本的にはほぼ平坦なのですが、
一箇所だけ上りらしい上りがありました。
ほんの一瞬で終わります。

この日の国東半島南部は、低気圧の影響か風が強かったです。
その風が追い風となって助けてくれたので、
大分空港から会場までの自走が楽で楽で仕方ありませんでした。



お城コレクション

会場までのルートを作っているときに
杵築市総合運動場近くに杵築城なるお城を発見。
寄ってみることにしました。




国道213号沿いにある杵築城は、国道からも見える位置にあります。
入口は反対側なので、大回りして入城しましょう。



入口にある大きな鳥居。



鳥居の後は階段なのですが、
乗用車用の道路もあります。
ただし勾配が急なので注意。



こちらが杵築城敷地内への門。
なかなか風情があります。



100mも歩かないうちに、天守閣が見えてきました。
国道から見えた姿はあまり期待できたものではなかったのですが、
ここから見る杵築城はなかなかの風格です。




正面から見るとやっぱり少し物足りないかも。
ちなみに、内部は資料館になっています。
入場料300円。

私は自転車の格好だったので、
杵築城スタッフの方にツールド国東の参加者だと分かったようです。
「明日なら、ツールドの参加者の方は無料だったんですよ」
とおっしゃってくださいました。
でも私の予定では、ぎりぎりの完走後すぐに電車に乗らないと帰れない飛行機。
とても当日に見に来ることはできなかったので、
興味に来るしかなかったことと教えていただいたことに感謝を伝え、
杵築城を後にします。



受付

あとは会場に向かうだけ。



と思っていたのですが、古い町並みの場所に出くわしました。
進行方向ではないですが、
せっかくなので少し走ってみました。
古い町並みの間を走れるのはいいですね。
でもどうやらここはツールド国東のコースになっていたようです。





ちなみに、塩谷の坂という有名な坂がこの写真の左右に上っているのですが、
そんなことはつゆ知らず。
その坂は幅3mくらいの細い細い坂ですが、
杵築市の観光PRポスターになっているほどだったのです。
素通りしてしまいました。

失敗したー。




周囲を田んぼに囲まれ始めると、会場の杵築市総合運動場まであとわずか。



幟の立ち並ぶ道路を進むと、



ありました、スタートゲートです。

とはいえ、結局このゲートは当日くぐることなく帰ってしまったのですが・・・。




会場は綺麗な建物でした。
受付を済ませて足早にホテルへ。


別府

私は本来は熊本から杵築へ自走で来る予定だったので、
この日のホテルは別府駅近くです。
そもそも、会場周辺にあまり宿がないようなんですけどね。


これが杵築駅。
立派な木造(風?)の駅舎ですが、
すぐ目の前に自家用車とタクシーが停まっていて
風情も何もありません。
せっかくの駅舎なのですから、
停車位置を少し考えた位置に変更すればいいのに。
(タクシーの運転手に言っているのではなく、JRに対して言っている)




ホームも昔の雰囲気を漂わせています。




日豊線の鈍行電車にはトイレがついていて、
その前が広い空間になっています。
そのため輪行も楽々です。



なんとなく電車の幅も広い気がしますが、
それは乗客がすくないためでしょう。

ただ、この後びっくりするくらい込み合いました。
さすが有名観光地別府です。



別府駅到着。
私は別府駅の目の前にある、ホテルシーウェーブ別府に宿泊。
写真右の建物は温泉にもなっていて、
宿泊者は無料で利用できました。
これはラッキー。

宿のちょっとした機材トラブルはありましたが、
連絡してからの対応はとても早く、
トラブルの悪印象を埋めて有り余る好感が持てました。
何かあったときの対応で宿の印象って決まりますよね。
通常営業時には見えてこない、その宿に流れる本質というか。




その後

この日の朝から何となく感じていた偏頭痛がひどくなってきたので、
宿近くのドラッグストアで頭痛薬を購入。
編頭痛のクセに解熱鎮痛剤で納まるニセ偏頭痛なのですが、
風邪でもないので勝手に偏頭痛と呼んでいます。

いつもなら1錠飲めば治まる頭痛ですが、
どうも納まる様子がない。
2錠目を飲んでしばらくするとようやく治まった様子。
これはまずいなと思いながら、
もしかする無意識ながらもすでにこのときには、
翌日は走らない方がいいなと思っていたのかもしれません。



翌日

朝起きてみると、やはり頭痛再発。
とりあえず朝ごはんを食べて天気予報を見てみると、
こちらもやはり前日のまま。
強風と午後からの雨は変わりません。

せっかくここまで来たけれど、
無理して走って大事故を起こしてはもっと悲惨な事態になります。
勇気を持ってDNS。




帰路

というわけで帰路なのですが、
杵築から大分空港へは電車がありません。
リムジンバスは会場から少し遠いところまで行かなくてはならず、
少々きつめのツールド国東完走後に走れるか心配でした。
そこで、杵築駅から電車に乗って福岡空港経由で羽田に帰る予定だったのです。
なので出発は21時台。

頭痛でDNSの私にはそんな時間まで待ってられません。

しかし現在、ANAの九州発着便で、熊本大地震以前から予約していた便は、
搭乗時間の変更が無料で出来るようです。
杵築駅から博多駅の特急ソニックは強風で低速運転したりして、
これはDNSで正解だったかもしれないと思いながら、
なんとか夕方には帰宅することが出来ました。



ちなみに、初めてのスターフライヤー(ANAのコードシェア便)搭乗です。
シートにモニターがついていて、
テレビを見たり飛行機がどこを飛んでいるか見れたりして素敵なシートでした。
USBの充電出力も付いていて嬉しいですね。
この日の私には不要でしたが、
イベント後であれば、スマホなどを充電したいでしょう。

今後はスターフライヤーがあれば優先して乗ってしまうかもしれない、
そう思わせる設備でした。


まとめ

というわけで、ツールド国東はDNSで終わりました。
大分の方々は優しい方が多かったです。
去年のやまなみドリームライドでもそんな事言ってたような気がしますが。
なのでツールド国東にはまた走りに来たいと思います。

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