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宮古ポタ 北部編その4 「遠見台」 [ポタリングレポート]

前回は大神島の西海岸から北部までのポタリング。
とても綺麗な海、とても綺麗な潮だまりが印象的でした。

道路は海岸線全てを網羅していないので、
自転車で走れる部分はこれで終了。
港まで戻った後、
高台に上って大神島の遠見台を目指します。


遠見台へ

港まで戻って、郵便ポストのあるT字路を左折。
かなりの坂を上ります。

以前は学校があったそうですが、
今はもう無いとのことでした。


急勾配

せっかくなので、いけるところまでは自転車で行きましょう。




郵便ポストを曲がったら目の前におぷゆう食堂があって、
すぐに急勾配の上り坂が始まります。
学校はこの右手に見える建物か、左手の空き地辺りにあったようです。

勾配が急なのですが、
道が狭い為に全力で走るわけにも行きません。
特に大神島では自転車が走っていることなんてほぼ無いでしょうから、
人が飛び出してくることは十分に考えられることです。




坂も半分くらいは上ったでしょうか。
段々と建物が少なくなってきました。


と思ったらこのあたりから集落になるので、
家が並んでいる地域になります。
海岸沿いではなく、高いところに集落があるんですよね。
よく考えると水害などの防止もあって当然のことなのかもしれませんが、
あえて坂の上なのがちょっと意外でした。




集落を抜けたところの三叉路に、井戸があります。
今は使われてなさそうでした。
その井戸の奥に、




大神島の遠見台へ行く小さな道があります。
ここからはさすがに自転車で行くわけにはいかないので、
自転車はここにおいて歩いていきます。
鍵を掛ける必要は無いですね。
倒れるのを防止したいならワイヤーロックをしてもいいですが、
盗難防止はまずする必要がありません。


遠見台までは歩いて5分とかかりません。


その間、大きな水のタンクがあったり、
宮古地方特有のハイビスカスが咲いていたり、
この短い道ですら行き着く暇が無いくらい色々な物に出会います。



ここはジャングルかと見紛う景色の中、
階段が近づいてきました。
これが遠見台への階段です。


遠見台へ

緑あふれる場所に突然現れた階段ですが、
それなりにマッチしているように思います。




白を基調とした木造の階段です。
段数が多いので上るのは大変ですが、
こんなところで階段を上っているのは、
それはそれで気持ちが高まってきます。

完全に整備されてはいなくて、
一部、木の枝葉が階段内まで伸びてきているのも
自然を感じさせてくれます。



結構上ってきましたが、
まだゴールが見えません。
でも山の中にいる感じだったのが、
山の上にいる感じに変わってきました。




頑張って上った結果、ようやく遠見台のデッキまでやってきました。
段数を数えてみると177段。
思いのほか段数が多くて息が切れてしまいますが、
遠見台への期待と興奮の方が大きくて気になりません。



デッキから

360度の視界があるウッドデッキは、是非一度来た方がいいです。



まずは南側。
港が見えています。
あそこから上ってきたわけですね。

よく見ると、遠くに宮古島も見えます。
遠くまで見わたせる台だから遠見台。
まさに文字通り。

ちなみに、高さは約75mほどあるらしいです。
宮古島の最高標高が115mなので、
余り変わりません。





南側は太陽が眩しいですが、
北東くらいを向くと、本当に綺麗な海が広がっています。
これぞまさに南国の海、
人間に汚されていない真の海の姿でしょう。

人間は、もっと雄大な自然に敬意を払わなければなりませんね。

なんて高尚なことを考えてしまうのも、
大神島の雰囲気のなせる業です。



下り

大神島遠見台からの景色を独り占めして大満足。
階段の下りは上りよりも気をつけましょう。



下りの階段の奥に、海と宮古島が見えます。
私は橋好きなのは自覚していましたが、
まさか階段も好きだったとは。

でも階段好きは自然の中の階段限定。
駅や会社の階段は、やっぱり好きにはなれません。




階段も下のほうまで来ると、
また木の枝葉に囲まれてきました。
さっきはあんなに海の美しさを感じていたのに、
急に山を感じるようになる慌しさです。


帰り道

階段を降りたら自転車のある井戸まで歩きましょう。



上っている間は感じませんでしたが、
自然のトンネルのようになっています。
神秘的だと思うのは、心のどこか無意識な部分で
パワースポット的な何かを意識してしまっているのでしょう。

井戸まで戻るのは

自転車を回収して下まで降りるわけですが、
港から上ってきた道以外の道に進んでみます。




方角は東向き。
未完成一周道路の東端あたりか、多目的広場あたりでしょう。



狭い道が続きます。
が、脇道はないので自転車でも構わないでしょう。




また階段に出くわしました。
その先に見えるのは、やはり東側にあった多目的広場です。
茶色い屋根はトイレとあずま屋。

自転車のまま降りるわけにはいかないので、
ここはシクロクロスのように自転車を肩に抱えて下ります。




2周目

港へ戻ってくると、いよいよやることがありません。
おぷゆう食堂で食事するなら、滞在時間はちょっと短めくらいなのですが、
食事しないなら時間が余ります。


再度、海岸沿いを走ってみよう

短い道路なので何回でも端まで走れます。
もう一度行くことで、
新たな発見があるかもしれませんし。



再び北の端まで来てみました。
まるで通せんぼをしているかのような巨大岩が行く手を阻みます。




港まで戻って、今度は東側へ。
岩が海で整列しているように見えます。




道路から生みえ少し突き出す形場所があります。
この先は階段になっていて、海まで降りられます。
どうやら地元の海女さんが海に降りるときに使う階段のようなのですが、
写真のように、車止め(?)の中央が削られています。
削られた理由は、神様の通り道だから。

・・・写真を撮っている間、
神様の通行の邪魔をしていてすみません。


次回

大神島でいくつか遣り残したことを残しながら、
もう一度くると誓ってから、
泣く泣く宮古島に戻ります。

次回に続きます。

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