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北海道ポタ 札幌to留萌 その4 [ポタリングレポート]

前回は、濃昼地区のトンネル前後で強めの雨に降られ、
かなり精神的なダメージを負いました。

新送毛(おくりげ)トンネルを抜けると雨が止んでいて、
路面も乾いてくると次第にやる気も回復してきました。



まだまだ北上

目的地の留萌まであと約60km。
もうあまりアップダウンはないはずなので、
走行速度から計算がしやすいです。

このときの走行速度は向かい風に押し返されて約22km/h程度。
3時間以内には到着しそうです。
向かい風がなければなあ。



トンネルもまだまだ続く

淡々と走りますが、
向かい風以外の敵もまだまだ出てきます。




再び雨が降ってきました。
新送毛トンネルに入る前のような強さではないのでまだマシですが、
それでも多少は気を遣います。

そういえば、アクションカムが濡れるのもいやですね。
今回はHDR-AS50ですので、
仕様表の防水項目にはアンダーウォーターハウジングを使用時しか記載されていないので、
不使用時の防水性能は期待できません。
とりあえず降雨時は給電はやめておきましたが。




アップダウンがなさそうに思っていましたが、
細かい上り下りはあります。
上りは風の影響が小さく感じられるので、少し気が楽です。
その代わりに下りで大きく影響します。
この日は平地で20km/h程度の超低速走行しかできないので、
風で押し戻されるとは言っても、
30km/h以上で走れる下り区間は気晴らしになります。
路面が濡れているとそれもできないですが、
この辺りでは雨がぱらぱらと降っていても、
路面が走りに影響するほどではありません。
降り始めが最も滑りやすいなんていいますが、
そこまでも行ってない程度の雨。




再び覆道です。
この日のコースは、北海道の広大な大地というよりも、
連続する隧道・覆道たちというがぴったりなルート。

ちなみに写真は床丹覆道の入口です。
「とこたん」って読みの響きがかわいいですね。
ここからまた覆道とトンネルが連続します。




この辺りは覆道とトンネルが連続しすぎていて、
どれがどれなのかははっきり分かりません。
床丹覆道から直接トンネルに突入しますが、
おそらく二ッ岩トンネルだと思います。
「おそらく」なのは、
覆道から隧道に入った場合、その名前を見ることが出来ないからです。
トンネルだったら、大抵の場合は入口上部に書いてありますから確認できます。




二ッ岩トンネルは1,793m。
1km以上あるトンネルは長いですね。
せっかくの海景色もこれでは楽しめません。
雨が降っていたら恵みのトンネルになるのでしょうけど、
もう雨は止んでしまいましたから。




トンネルを抜ける前から次のトンネルが見えています。
今度は346mの千代志別トンネル。

のはずですが、覆道でトンネル間を結んだらしく、
地図を見てもどれがどのトンネルか分からなくなってきます。
タンパケトンネル・ガマタトンネルなども含め、、
覆道で接続された約4.7kmのトンネル群を浜益トンネルと呼んでいるようです。




またトンネル向こうにトンネルが。

このトンネルはやたら長かったです。
ここが浜益トンネルの最長区間でしょうか。
内部では2箇所ほど片側通行規制をしていました。

片側通行規制のとき、自転車をないがしろにするのをやめて欲しいですね。


白銀の滝

国境でもない長いトンネルを抜けると、滝がありました。



白銀の滝と名づけられたこの滝は、
国道沿いにあるにも関わらず落差25mもある滝です。
冬には氷柱になるらしいので、それも見てみたいですね。
そんな時期には自転車ではこれないでしょうけど・・・・。

白銀の滝には駐車場と公衆トイレがあるので、
自転車乗りにもありがたいです。



キャノンデール号も一緒に。
今回は700cロードです。
長距離を走りますし、万が一のトラブル時に、見つけた自転車屋で20インチよりも700cの方が
何かと回避できそうですから。






白銀の滝を堪能した後もしばらく平坦な道が続きます。




何のモニュメントかと思ったら、
国道231号開通記念碑でした。
なぜこの形なのかはわかりません。

この輪の中から夕日を見ると綺麗、とか書いてあったかな。
でもまだ夕方にはなってないですし、
そもそも雲が厚くて夕日を堪能できる状況ではなかったですから、
この記念碑の最大の魅力を享受することはできませんでした。





記念碑の先に走っていくと、
スノーシェッド(覆道)が3連続で並んでいます。
海岸沿いまで丘がせり出してきていますから、
冬季の安全な通行の為には重要なのでしょうね。

長いトンネルは観光面ではマイナスですが、
短い覆道はむしろ絵変わりが楽しめて私は好きです。
写真の3連続覆道なんか、見ただけでわくわくしてしまいます。



黒岩トンネルに入る直前の右手にも滝がありました。
こちらは銀鱗の滝。
斜めになっている滝ってのもなかなか良いです。

銀鱗は「ぎんりん」と読みます。
自転車を銀輪(ぎんりん)と呼ぶこともあるので、
自転車乗りとしては少し親近感が沸く滝ですね。



銀鱗の滝の残念なところは、
名前看板のすぐ横に人工的な黒黄のもの(何ていうのだ?)があることです。
看板のみを入れて写真を撮ろうとすると、
かなり撮り方を限定されてしまいます。
もう少し工夫できなかったのでしょうか。
せめて、看板自体を移動させても良いと思います。





比較的短めな黒岩トンネルと、
2kmを超える日方泊トンネルを超えると、
最後の上りが始まります。
最後のもうひと踏ん張り。

でも本当は、上りも下りもあまり関係ありません。
やっぱりこの日の最大の敵は向かい風で、
多少の上りは気にならないくらいなのです。


次回

次回もまだまだ北上します。
増毛町を通って留萌にゴールします。

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