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美瑛センチュリーライド 100km編 その3 葛藤編 [美瑛センチュリーライド]

前回は100kmコース第1エイドに到着。
広い春日台駐車場でバターロールとバナナを補給して、
気合を入れて再スタートです。


第2エイドまで

第2エイドは美馬牛小学校。
初日の第1エイドでもあります。

ただし、出発時点ではエイドがどこかはピンときておらず、
ただただ約24km程度なんだということだけ。


スタート

情報が少なくても、
100kmしかないのでそれはそれで構いません。
ゴールまでの残り距離はedge520の走行距離からでも、
ルート機能の残り距離からでも分かります。
残り時間が計算できなくて、
帰りの予定に間に合うかどうか心配になる、
ってことにはなりません。


DSC01581.JPG
では再スタート。
まだまだ余裕です。



DSC01607.JPG
ちょうど宇都宮ブリッツェングループに近いタイミングだったようで、
後ろから抜かされていきます。

私にはちょっと早めのペースですが、
尊敬する栗村さんもいることですし、
折角なので、ついて行ってみましょう。

2日目はそんなに早く走らない、のんびりペースの予定でしたが、
もうここで予定変更。
少し頑張ってみます。


DSC01664.JPG
ブリッツェン以外の普通の参加者も多い小集団は、
大体15人くらいだったでしょうか。
みんな走りが安定していて、
変に気を遣う必要がありませんでした。
左カーブもきれいに曲がっていきます。


DSC01684.JPG
少し景色のいい丘の横を走るときも、
ペースは特に緩まることなく進んでいきます。
最初は少し早いかと思っていたテンポでしたが、
慣れてくると心地よいテンポになってきました。

平地・下りはドラフティング効果を期待して頑張ってもよいですが、
上りはいつもと同じく自分の力だけで頑張ることになります。
上りはついていけてたらそのままついて行く、くらいの気持ち。
1つの坂でついて行くことにこだわってしまうと、
その後のサイクリングで大後悔してしまうことになりかねません。



考えるべきこと

DSC01822.JPG
快適な列車の旅ですが、
少し考えるところもありました。

多くの場所で、自転車の並列走行が発生しているんです。


そりゃもちろん、並走できた方が楽しいでしょうが、
美瑛センチュリーライドはあくまで公道イベント。
道路を借り切っているわけではありません。

交通ルールを守り、他の参加者や一般の歩行者、自動車に迷惑にならないよう注意を払い、安全なサイクリングを行ってください。二人乗りは禁止です。


と大会規定にも明記されているので、
本来は並走はダメなのです。

でも、こんなほとんど車の走らないところでまで、
1列縦隊で走らなければならないの?
イベントなんだからいいのか、
プロだからいいのか、
いやいや、よくないでしょうよ、
なんて混乱してしまいました。

これが一般の参加者だけだったり、
名前くらいしか知らないチームの集団だったら、
そんなんはだめだとすぐに判断できたでしょう。
でも、尊敬する栗村さんの元チームということで判断力が失われていました。
ミーハーなんでしょうね。

それでも一応、自分だけは道路の左端を走ることによって、
自分は交通ルールを守っているんだという
小さな抵抗というか醜い主張というか、
そんなことを続けていました。


実際、複数でのサイクリングって難しいというか、
ドラフティング以外はあまり意味ないですよね。
前後に並ぶので会話が難しい。
並走したくなる気持ちもわかりますが、
公道イベントを続けるためにも、
ここは厳しい態度でいかなければなりませんでした。
反省しています。



A6_01963.JPG
集団が上りでばらけたタイミングで私も離脱。
坂を上ったその場所は、
美瑛の雄大な風景がありました。
自分の小ささを見せつけられているようで、
なんだか少しだけ恥ずかしかったです。



風景を楽しむ

DSC01942.JPG
丘を下りきった後、
JR富良野線の踏切を渡ります。
ここはもちろん一旦停止。
形だけでも足をついて、安全確認です。



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後ろからブリッツェンの集団に抜かされていきます。
いつの間にか速度が上がっていて、
必然的に車列が1列になっています。

それなら乗っていこうかな、
ってことで再びしばらく乗車します。
いつものように無賃乗車。


A6_01967.JPG
ブリッツェントレインに、どこかの丘まで連れてきてもらいました。
この丘は遠くまで見渡せて気持ちいいですね。
写真を撮っている人も多かったです。



DSC02184.JPG
左右に広がるパッチワークの丘の中をなだらかに下るのは最高に気持ちいいです。
これでも最盛期に比べると畑の色のバリエーションが少ないらしいですから、
ベストシーズンにはどれだけ綺麗なんでしょうか。

そして、いつがベストシーズンなのでしょう・・・。
夏?



DSC02301.JPG
そのまま気持ちよく走っていたら、
第2ASに到着してしまいました。
初日にも来た美馬牛小学校に同じ方向から来たのですが、

「あー、この道通ったなあ」

なんて思い出すこともなく。
それだけ何回でも感動できる、ということならいいのですが、
実際はそうではありません。
似たような風景が多すぎて、
思い出すきっかけがないんです。



第2AS

2回目の美馬牛小学校に到着。
初日はここでおにぎり定食の昼食でしたが、
2日目は名物のカレーだそうです。

そういえば、カレーつけ麺が最近の美瑛の押しらしいですし、
カレーに縁がある場所なんでしたっけ。
ごはんも豚肉もじゃがいもも採れるから、
多くの食材を地産地消でいけるから、かな。


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初日と同じようにテントが並べられてあって、
ペットボトルのお茶付きなのも同じ。
500mlを一気に飲むのはきついです。


A6_01998.JPG
新鮮なトマトもこのエイドの売りです。
農業の町ですから、さぞやおいしいトマトなのでしょうが、
私はトマトが苦手なので頂きませんでした。


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トマトの分までカレーを堪能しました。
スタート前は、一人一杯までですよ~と言われていましたが、
現場ではおかわりもどうぞとおっしゃってくださっていました。

やったーと思ったのもつかの間、意外と一杯で満腹。
カレーはとてもおいしかったので、
頑張って2杯目を食べるもの良いですが、
一応後続の方がなくなる危険性を考えて、無理はやめ。

ソーセージと豚のしょうが焼きもあり、
普通の昼食と考えてもそこそこ豪華な昼食です。
そりゃなかなかおかわりはできません。
第1エイドのバターロールも地味に効いているかもしれません。



次回

第2エイドは約50km地点なので、ほぼ中間地点。
次の第3エイドが100kmコース最後のエイドであり、
つまり美瑛センチュリーライド2日間の最後のエイド。

場所は地域人材育成研修センターで、
初日の第2エイドと同じです。

次回に続きます。

美瑛センチュリーライド 2016 目次

2016 その0 前日編
60km編 その1 スタート編
60km編 その2 雨の第1区間編
60km編 その3 厚い雲が心配な第..
60km編 その4 パッチワークな最..
60km編 その5 美瑛の夜編
100km編 その1 スタート編
100km編 その2 最高標高地点編
100km編 その3 葛藤編
100km編 その4 美瑛の名所たち..
100km編 その4 ゴール編
100km編 その4 帰路とまとめ編


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