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グランフォンド糸魚川 その7 魔の下り編 [グランフォンド糸魚川]

前回はどうにかこうにか市野々の峠に到着。

あまりのきつさに完走を諦めそうになるほどでしたが、
なんとか上り切りました。
今思えば、
スタート前に市野々が一番厳しいと聞いていたのが良かったです。
市野々の坂に対する覚悟というか、
気持ちの準備が出来ていたことが功を奏したと思います。

GF糸魚川名物の非公式カレーを食べれなかったことは残念ですが、
気持ちを切り替えてゴールを目指します。



第3区間後半

それにしても、とてもとてもきつかった市野々の峠。
峠まで来れば下るだけなので、
あえて休憩する必要はないのですが、
あまりにもきつかったので少し日陰で休憩しました。


下り開始

さて、この後は下りです。
体力は使いませんが、
精神的には疲れます。


DSC05396.JPG
路面はきれいで、そこそこ広いので、
まだこの辺りは安心です。
下り勾配も急なので、
リムの熱が不安なのはこえど越の下りと同じ。
ここも休みを入れながら下ることにします。


DSC05400.JPG
途中で少し平坦な場所に出ました。
所々でこうして休憩できると嬉しいですが、
この後はそうはいかないでしょうね。
しばし景色を楽しみます。


DSC05445.JPG
だからといって、上りまではいらないのですが・・・。
GF糸魚川はアップダウンを繰り返すので、
下り途中にも上りがあります。
休める場所がありません。


DSC05496.JPG
下り途中に花が綺麗に咲いていました。
何の花か走りませんが、
淡いピンクの花に癒されます。


厳しい下り

DSC05518.JPG
この辺りから、道幅がかなり狭くなってきました。
上りでも狭い場所はありましたが、
上りは走行速度が10km/h以下のスローペースなので気になりませんでした。
下りでこの狭さは恐ろしいです。
簡単に40~50km/hは出るような下り勾配なので、
かなりブレーキを駆使しながらの下りです。
腕が疲れます。
道も荒れてきていて、気を遣う要素が満載です。


DSC05528.JPG
工事跡のある個所も出てきました。
わずかな段差ですが下りの速度では何が起こるかわかりません。
なるべく段差を横切らないように気を付けます。
特に、斜めに段差を横切らないように。


DSC05543.JPG
ここまで狭いと、
前後に他の人がいると少しプレッシャーになってしまいます。
なるべくなら単独で下りたいところですが、
追いついてしまったらどうしようもありません。

脇に止めて休憩がてら間を開けたいところですが、
そんなスペースも見当たりません。

そういえば、GF糸魚川では、
この下りだったかどうかは忘れてしまいましたが、
狭いカーブの途中でパンク修理している人がいました。
パンクで動けないのはわかりますが、
さすがに下りのカーブ途中に立っているのはやめましょう。
立っている人も下っている人も危険です。



DSC05566.JPG
この下り区間はカーブがきついです。

右に左にきついカーブが続く上に、
道幅の狭さ、
下り勾配のきつさが加わって、
本当に嫌いな下りです。

道路わきに少し広いところがあると
そこで休憩を挟みながら進みます。
第4関門の制限時間が少し気になるところですが、
制限時間を突破するためにリスクを冒すような博打は打てません。



ようやく終わり

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少し道幅が広くなってきました。
このくらいになると、これまでよりはまだましですが、
それでもまだきつい下り勾配であることには変わりません。
気を抜いたその時が事故に遭いやすそうなので、
最後まで気を抜かずに下ります。



DSC05625.JPG
なんとか無事平地まで降りてきました。
こんなにきつい下りは久しぶりです。
前輪がアルミホイールで助かりました。



A6_02736.JPG
ピンぼけが過ぎますが、
きれいな川を越えていきます。
ブレーキで疲れすぎて、
手が震えていたのかな。


DSC05668.JPG
突き当たったところを左折。
このT字の交差点が第4関門でした。
このとき、時刻は14:07。
関門の制限時間が14:20か14:30かわからなかったので、
14:20を走っていましたが、
ここに立っていたスタッフに聞くと14:30が正解だったみたいです。


エイドへ

左折後しばらく緩い上りです。
T字路からエイドまでは、エイドから戻ってくる人とすれ違う区間になります。

実は最後の第3エイドは14:30に閉まってしまうので、
それはそれで急がなければなりません。
第4関門は、単に第3エイドが終わった後は
もうエイドまで行かなくていいよ、
という程度の関門なんでしょうね。


DSC05728.JPG
第3エイドのシーサイドバレースキー場に到着しました。
冬にはここがスキー客でいっぱいになるのでしょう。


エイド

シーサイドバレースキー場エイドが、GF糸魚川の最後のエイド。
もうゴール以外に関門は残っていないですし、
最後のエイドを思う存分楽しみたいところです。


しかしながら

ただ、あまりに疲れてしまっていて、
今までになく疲れがすごすぎて、
あまり食欲がありません。

GF糸魚川の厳しい上りと下り、
そして天候に恵まれすぎたために上がり過ぎた気温。
エネルギー消耗しているはずですが、
何かを食べたいと思えないほど疲労しました。

DSC05729.JPG
第3エイドに到着したのは14:12ごろ。
第1・第2エイドに比べて、
ずいぶん人が減りました。
80kmコースの参加者はここに来ないというのもありますが、
私の到着が遅すぎるのと、
非公式カレーエイド後の第2関門を抜けられなかった参加者が、
それなりに多かったのではないでしょうか。

コースはそれほどまでに厳しいですし、
気温がさらに追い打ちをかけました。


A6_02740.JPG
駐車場にエイドが設営されています。
ちなみにここでは到着のサインをする場所がありました。
そういえば第1エイドにもありましたが、
第2エイドにもあったのでしょうか。
私、GF糸魚川走行中は2回しかサインしてないですが。


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これまでと違って、テント前の列もまばらです。
私と同じで食欲のない人も多かったのかもしれません。


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このシーサイドバレースキー場エイドもこれまでのエイドと同様に、
豪華なご提供いただいています。
手前にはおにぎりとコロッケ、
奥には笹すしなどが並んでいます。
とてもおいしそうなのですが、
体調的に食べられませんでした。

折角ご提供いただいていたのに、
とても残念で、
とても申し訳なかったです。



次回

第3エイドまで来たらあとはゴールを残すのみ。
ゴールも一応制限時間が16:00に設定してあるので、
それなりに気にしておきましょう。

次回に続きます。

グランフォンド糸魚川 2016 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 母袋峠編
その4 第2区間前哨戦編
その5 こえど越編
その6 市野々と関門とカレー編
その7 魔の下り編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編


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