グランフォンド糸魚川 その8 ゴール編 [グランフォンド糸魚川]
前回は第3関門の制限時間に引っかからず、
無事第3エイドのシーサイドバレースキー場に到達しました。
食欲もなくなるほど疲労していますが、
あとは最終区間を残すのみ。
終わりが見えていると、
最後のひと踏ん張りができるというものです。
最終区間は約22km。
2か所ほどの上りがありますが、
これまでの坂と比べると可愛いサイズ。
16:00に遅れないようにだけ気を付けて走ります。
では出発。
写真右上にはスタッフTシャツを着ている方が声援を送ってくださっていました。
仕事はしなくていいのかな、と少し心配しつつ、
声援を受けて少しうれしい私です。
もう第3エイドも閉じる直前だからあまり人手もいらないのでしょう。
第3関門のT字路から第3エイドまでは上り基調だったので、
第3エイドを出た直後は当然ながら下り坂。
直線でしかも道が広いので楽です。
横からの飛び出しにだけ注意していればいいですから。
写真の場所は第3関門。
中央に小さく黄色いスタッフTシャツの方が見えます。
第3関門のT字路を直進すると、
もう上り坂になります。
標高差150mほどの上り坂で、
勾配もこれまでの3つの峠に比べるとかなり緩いです。
が、これまでのダメージの蓄積が大きく、
体が言うことを聞きません。
自分の視界に写る坂はそんなに厳しくないのに、
足は限界に来ていて全然回せないのがもどかしい。
この坂は両サイドを背の高い木に囲まれて、
日陰部分が多かったので助かりました。
ただやっぱり、
日なたの方が気持ちいい写真になりますね。
なんとか坂を上り終え、下りに突入。
コースプロファイルを見てわかる大きな坂はあと1つ。
下り切りました。
秋晴れの空がとても綺麗です。
こんな穏やかなサイクリングコースが続いてくれるといいのですが。
でもやっぱり、もう一か所上り坂があるんですよね。
しかも、入り口から見るからにきつそう。
と思ったらここはそうでもありませんでした。
コースプロファイルに現れないほどの小さな坂。
このあたり以降、民家の裏道のような場所まで走るコースが多いです。
道が入り組んでいるのですが、
コース案内の看板や表示が少なくなってきました。
前走の人がいないと少し不安になるくらい分かりづらいです。
踏切を渡ります。
頸城大野駅(くびきおおのえき)の少し北あたり。
もうそろそろの最後の上りに怯えています。
距離は短いものの、勾配は先ほどの坂よりも厳しいです。
最後の最後まで自転車乗りを苦しめる、
素晴らしいコースですね。
嫌味でもなんでもなく・・・はないですが。
いやまあ、このくらいの方が完走した時の達成感があってよいでしょう。
以前は、今のコースに加えてさらに10%越えの長い坂があったらしいのですが、
厳しすぎるとの苦情でもあったのか、
道路事情で通れなくなったのか、
今はその坂はなくなったそうです。
最後の厳しい上りもここで終了。
厳しい坂でしたが短いので何とかなりました。
しかしここまで足を消耗している状態だと、
こんなに短い坂でもかなりきついものですね。
クラシックレースで最後に小さな丘が設定してあるのが、
勝負所になる理由が改めて実感できました。
もちろんレベルは全く違うのは置いといて。
最後の下りは気持ちいいものです。
途中、大きな橋があったのもうれしいところ。
たださすがに停車して写真を撮る元気は残っていません。
坂も下りきって、海へ向かって走ります。
この辺りまで来ると、
もう自然の中を走ってきたグランフォンドの雰囲気はなく、
ただただゴールまでのアプローチでしかありません。
海沿いに来たはずなのに、
なぜかトンネルを通る地形。
海の近くまで山がせり出してきている証拠ですね。
海沿いまで来ると、
もう車道ではなく歩道を走るように促されます。
これはちょっと走っていて難儀なところ。
川の名前は分かりませんが、河口の青さが濃かったです。
日本海は沖縄の海とは違って色が濃いですね。
これはこれでいい色です。
歩道から、サイクリングもできそうなところへ入っていきます。
海のすぐ傍で走ることができて嬉しい区間ですが、
やはり歩道を走っているのは少し気が引けます。
このあたりの出入りも入り組んでいるので、
グランフォンドとしてどう走っていいのか、
指示看板などがいまいち足りていません。
歩道の終点まできました。
ここを右折して、車道を渡った後、
今度は正真正銘の歩道を走行することになります。
なんとかならなかったのでしょうか。
歩道はそれほどは続かず、
またサイクリング道路のような道になりました。
左手に日本海を見下ろしながらの走行は気分がいいです。
高速道路の高架が緑に染まっています。
ちょっと綺麗。
この辺りは道案内の看板も減ってきていて、
かなり不安な思いをしながら走っていました。
スタッフがいると、正しい道なんだなと安心できました。
・・・が、走行コース横でのタバコはやめて・・・・
あと、この一時停止線が横いっぱいにあるところって、
進入してもいいんでしたっけ?
ちょっと気持ち悪いです。
狭い狭いトンネルです。
歩行者と自転車用だと思うと、
わざわざ掘った費用が気になります。
もうひとつ。
トンネルを2つ超えると、
もうゴールはすぐそこまで迫っていました。
左に曲がって橋を渡るとそこにはもうゴール地点。
そしてゴール。
ゴールゲートが最後の直線から右折したところにある、
変なゴール設定ですが、
それでもゴールはゴール。
ゴールタイムは15:58。
あと2分しか余裕がなかったとは。
最後の海沿いなどで写真を撮ってたりしたら、
意外とぎりぎりになってしまいました。
2つの坂にも苦しめられましたね。
甘く見てはいけません。
無事完走を果たしました。
ほぼ16:00ですが完走は完走。
しかし、私はまだ時間に追われています。
なぜなら帰りの便に間に合うためには、
次の能生駅からの電車に乗り遅れるわけにいかないからです。
完走の余韻に浸ることなく、
へとへとの体に鞭打って帰路につきます。
次回に続きます。
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無事第3エイドのシーサイドバレースキー場に到達しました。
食欲もなくなるほど疲労していますが、
あとは最終区間を残すのみ。
終わりが見えていると、
最後のひと踏ん張りができるというものです。
最終区間
最終区間は約22km。
2か所ほどの上りがありますが、
これまでの坂と比べると可愛いサイズ。
16:00に遅れないようにだけ気を付けて走ります。
あと22km
では出発。
写真右上にはスタッフTシャツを着ている方が声援を送ってくださっていました。
仕事はしなくていいのかな、と少し心配しつつ、
声援を受けて少しうれしい私です。
もう第3エイドも閉じる直前だからあまり人手もいらないのでしょう。
第3関門のT字路から第3エイドまでは上り基調だったので、
第3エイドを出た直後は当然ながら下り坂。
直線でしかも道が広いので楽です。
横からの飛び出しにだけ注意していればいいですから。
写真の場所は第3関門。
中央に小さく黄色いスタッフTシャツの方が見えます。
あと2つの上り
第3関門のT字路を直進すると、
もう上り坂になります。
標高差150mほどの上り坂で、
勾配もこれまでの3つの峠に比べるとかなり緩いです。
が、これまでのダメージの蓄積が大きく、
体が言うことを聞きません。
自分の視界に写る坂はそんなに厳しくないのに、
足は限界に来ていて全然回せないのがもどかしい。
この坂は両サイドを背の高い木に囲まれて、
日陰部分が多かったので助かりました。
ただやっぱり、
日なたの方が気持ちいい写真になりますね。
なんとか坂を上り終え、下りに突入。
コースプロファイルを見てわかる大きな坂はあと1つ。
下り切りました。
秋晴れの空がとても綺麗です。
こんな穏やかなサイクリングコースが続いてくれるといいのですが。
でもやっぱり、もう一か所上り坂があるんですよね。
しかも、入り口から見るからにきつそう。
と思ったらここはそうでもありませんでした。
コースプロファイルに現れないほどの小さな坂。
このあたり以降、民家の裏道のような場所まで走るコースが多いです。
道が入り組んでいるのですが、
コース案内の看板や表示が少なくなってきました。
前走の人がいないと少し不安になるくらい分かりづらいです。
踏切を渡ります。
頸城大野駅(くびきおおのえき)の少し北あたり。
もうそろそろの最後の上りに怯えています。
最後の上り
距離は短いものの、勾配は先ほどの坂よりも厳しいです。
最後の最後まで自転車乗りを苦しめる、
素晴らしいコースですね。
嫌味でもなんでもなく・・・はないですが。
いやまあ、このくらいの方が完走した時の達成感があってよいでしょう。
以前は、今のコースに加えてさらに10%越えの長い坂があったらしいのですが、
厳しすぎるとの苦情でもあったのか、
道路事情で通れなくなったのか、
今はその坂はなくなったそうです。
最後の厳しい上りもここで終了。
厳しい坂でしたが短いので何とかなりました。
しかしここまで足を消耗している状態だと、
こんなに短い坂でもかなりきついものですね。
クラシックレースで最後に小さな丘が設定してあるのが、
勝負所になる理由が改めて実感できました。
もちろんレベルは全く違うのは置いといて。
最後の下りは気持ちいいものです。
途中、大きな橋があったのもうれしいところ。
たださすがに停車して写真を撮る元気は残っていません。
坂も下りきって、海へ向かって走ります。
この辺りまで来ると、
もう自然の中を走ってきたグランフォンドの雰囲気はなく、
ただただゴールまでのアプローチでしかありません。
日本海
海沿いに来たはずなのに、
なぜかトンネルを通る地形。
海の近くまで山がせり出してきている証拠ですね。
海沿いまで来ると、
もう車道ではなく歩道を走るように促されます。
これはちょっと走っていて難儀なところ。
川の名前は分かりませんが、河口の青さが濃かったです。
日本海は沖縄の海とは違って色が濃いですね。
これはこれでいい色です。
歩道から、サイクリングもできそうなところへ入っていきます。
海のすぐ傍で走ることができて嬉しい区間ですが、
やはり歩道を走っているのは少し気が引けます。
このあたりの出入りも入り組んでいるので、
グランフォンドとしてどう走っていいのか、
指示看板などがいまいち足りていません。
歩道の終点まできました。
ここを右折して、車道を渡った後、
今度は正真正銘の歩道を走行することになります。
なんとかならなかったのでしょうか。
歩道はそれほどは続かず、
またサイクリング道路のような道になりました。
左手に日本海を見下ろしながらの走行は気分がいいです。
高速道路の高架が緑に染まっています。
ちょっと綺麗。
この辺りは道案内の看板も減ってきていて、
かなり不安な思いをしながら走っていました。
スタッフがいると、正しい道なんだなと安心できました。
・・・が、走行コース横でのタバコはやめて・・・・
あと、この一時停止線が横いっぱいにあるところって、
進入してもいいんでしたっけ?
ちょっと気持ち悪いです。
狭い狭いトンネルです。
歩行者と自転車用だと思うと、
わざわざ掘った費用が気になります。
もうひとつ。
トンネルを2つ超えると、
もうゴールはすぐそこまで迫っていました。
左に曲がって橋を渡るとそこにはもうゴール地点。
そしてゴール。
ゴールゲートが最後の直線から右折したところにある、
変なゴール設定ですが、
それでもゴールはゴール。
ゴールタイムは15:58。
あと2分しか余裕がなかったとは。
最後の海沿いなどで写真を撮ってたりしたら、
意外とぎりぎりになってしまいました。
2つの坂にも苦しめられましたね。
甘く見てはいけません。
次回
無事完走を果たしました。
ほぼ16:00ですが完走は完走。
しかし、私はまだ時間に追われています。
なぜなら帰りの便に間に合うためには、
次の能生駅からの電車に乗り遅れるわけにいかないからです。
完走の余韻に浸ることなく、
へとへとの体に鞭打って帰路につきます。
次回に続きます。
グランフォンド糸魚川 2016 目次
その1 | 前日編 |
---|---|
その2 | スタート編 |
その3 | 母袋峠編 |
その4 | 第2区間前哨戦編 |
その5 | こえど越編 |
その6 | 市野々と関門とカレー編 |
その7 | 魔の下り編 |
その8 | ゴール編 |
その9 | 帰路とまとめ編 |
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