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グランフォンド糸魚川 その9 帰路とまとめ編 [グランフォンド糸魚川]

GF糸魚川は、無事120kmコースのゴールまでたどり着きました。
そんな感動のゴールの前回に続き、
今回はゴール会場の様子と帰路編です。




ゴール後

ゴールした後の会場は、
いつものサイクリングイベントと同じように、
和やかな空気に包まれています。


会場にて

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黄色いテントで完走証をもらっていると、
ゼッケンナンバーに丸印がつけてありました。

冗談で、
「何か当たりました?」
とお聞きしたら、
なんと本当にくじに当選していました。


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糸魚川産の新米、2kgです。
これは嬉しい。
新潟県と言えばやっぱりお米でしょう。
しかも新潟県産コシヒカリは、
糸魚川から分けられていったというルーツでもある、
糸魚川産です。

正直、重いので買って帰れないなと思っていたのですが、
貰えるのなら話は別。
喜びもまたひとしおです。
前日、買うか買わないか迷って、結局買わなくてよかった。
最悪の場合は4kmを背負って駅まで自走しなければならないところでした。



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能生マリンホールでは、
稲荷ずしとつみれ汁をいただくことができました。
完走後に温かいものは嬉しいですね。


なお、時間はもう16:00を過ぎていました。
まだゴール地点に帰ってくる参加者もいましたが、
残酷なまでに時間厳守で完走ならず・・・

ということにはならず、
温かくゴールを迎えられていました。
最終走者だと言われていた人が、16:15くらいだったと思います。
この辺りは柔軟に対応されているのですね。
途中の関門の時間厳守さがどうだったのかは分かりません。
少なくともゴールは少し大目に見てもらえる様でした。



帰路

飛行機に乗りたかったので、
帰りも飛行機です。

新幹線だったら、
東京行きの最終電車までは余裕があります。
能生駅20:46発で、
糸魚川で新幹線に乗り換えれば、
東京駅に23:24に到着。
本数も結構あるでしょうから、
当然、もっと早い時間にも調整は出来たのでしょう。


帰路の経路

飛行機は便数が限られるのでそうは言っていられません。
しかも富山空港まで結構距離がありますから、
乗り換えも大変です。

富山空港発、羽田空港着の便は、
19:35富山空港発の便が最終です。
この便に乗るためには、
能生駅を16:41に出る日本海ひすいラインに乗らなければなりません。
ゴールしたのは15:58ですから、
意外と時間はありません。


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GF糸魚川の途中まではかなりいいペースで走っていたので、
GF糸魚川参加者に配られていた無料入浴券で、
お風呂に入ってから帰れるかもなんて夢見ていましたが、
それはあまりにも甘かったです。

しかも、よく見てみたら、
入浴券の下にあるのはカニとの引換券でしたか。
引き換えずに帰ってきてしまいました。
もったいないことをした・・・。

とは言え、
能生駅まで自走で、
しかも飛行機で帰る私はどうやってカニを持って帰ればよかったのでしょう。
当日に気づいていたとしても、
結局諦めるしかなかったかもしれません。



能生駅まで

なんだかんだで16:15頃に会場を出ます。

能生駅までは約3km。
平坦なので疲労はあまり関係ないですし、
時間もあまりかかりません。
ただ、電車に乗ってしまったら
富山駅まで1時間半ほどかかりますから、
何か飲み物や食べ物が欲しい。


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途中にコンビニはないですが、
スーパーサンエー能生店に立ち寄ります。
ビンディングシューズで大きなお店は面倒ですが、
ないので仕方ありません。
むしろ、あってくれてありがたい。



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能生駅に到着。
スーパーで結構時間をとられて、
すでに16:30を過ぎています。
あと10分。


こういう時にミニベロ輪行は助かります。
前輪のみ外すタイプでも輪行規定に引っかからないので、
パッキング時間が短いです。

さっさと袋に詰めてホームに向かうと、
ちょうど電車到着のアナウンスが流れてきたところでした。



電車に揺られて

途中の泊駅で乗り換えるも、
乗車客数が少ないので輪行も楽です。


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無事、富山駅に到着したころにはもう日が暮れていました。

富山駅から空港までは、
来たとき同様、リムジンバスなので輪行ができます。
いつもなら富山空港の写真なども撮ったりするのですが、
もうこの日はそんな余力は残っていませんでした。

とは言え無事帰宅。
お疲れ様でした。



まとめのようなもの

毎回恒例のまとめと題した感想文です。


コースについて

GF糸魚川のコースは、
制限時間も相まってとても厳しいコースです。
それは完走した時の達成感もありますし、
無理だと思えば80kmコースに行けばいいのです。
むしろその厳しさはGF糸魚川の特色ですね。

しかもその厳しい山岳は
糸魚川の特徴的な地形を生かしたものですから、
地域性を活かしたとても魅力的なコースだと言えるでしょう。

完全な歩道を走行したり、
住宅街を走ったりする場所も少しありますが、
仕方ないと思える範囲でしょう。


下りはかなり急勾配で、
急カーブが連続します。
ブレーキシューの確認は怠らないようにしましょう。
途中でシューがなくなっていてはたまりません。
きついのぼりを考えるとカーボンホイールにしたくなりますが、
下りのことを考えると、
アルミホイールも検討すべきです。
むしろアルミ推奨なくらい。


エイドは120kmで3つなので、
他のロングライドイベントに比べると少なめです。
補給食は少し用意しておいた方が良いです。
私はエナジージェルの他に、
5個入りあんぱんも準備して出走しました。
豪華なエイドが揃っているにもかかわらず、
あんぱんはゴールまでに全部食べ切っていました。


エイド

その豪華エイドは噂にたがわぬグルメエイドでした。
コースがきつすぎて第3エイドではあまり食することはできませんでしたが、
言い訳でしかあえりませんね。
もっと脚を鍛えてくればよかっただけです。

補給食としてのおにぎりや、
地元の笹すしなど、
補給所としての役割も、
グルメライドのポイントとしての役割も果たしていました。
ドリンクも豊富で、頼もしかったです。

また、3つの大きな峠あった、
水の出張所もとてもありがたいものでした。
こういうのは、
細かいところに気が利いているなと、
とても好印象でした。

実際に走っている人が運営の中枢に携わっているのでしょう。



公式エイドではないですが、
第3関門前にあったカレーエイドも素敵です。
地元の方に愛されているイベントであることがうかがえます。

スタート後はいろいろな場所で沿道から声援を送っていただいたりもしました。
そういう意味でもとても楽しいグランフォンドとなりました。




その他

前日受付だけでなく、
当日受付でも構わないの素晴らしい。
柔軟に対応してくださっています。


あまりケチのつけようのない運営でしたが、
唯一、何か言わせてもらうとすれば、
コースの案内標識の不足でしょう。
結構重要な仕事だと思うのですが。


前半はコース自体がシンプルなこともあってあまり問題ないのですが、
少しコースが入り組んでくる後半、
住宅街などで分岐が相当数に上る終盤は、
案内標識もスタッフもずいぶん不足している印象が残っています。

地元の人にとっては決まり切ったコースや、
絶対に普通は走らないような道でも、
所見の人にはどちらに行っていいか迷う分かれ道だったりするのです。

それだけではなく、
普通の分岐にも標識がなかったりしました。
おそらく、道路上にチョークで書かれていた場所もあるみたいなのですが、
チョークと看板の併用は、
参加者は方向指示を探す場所が増えてやっかいです。
また、チョークは消えてくると一気にわかりにくくなりますし。

ついでに、GF糸魚川の方向指示看板は、
黄色に黒矢印なのですが、
普通の道路標識に紛れて目立ちません。
それも悩ましいところ。
一応、GF糸魚川と書いてあるに張るのですが、
その文字は小さすぎて目立ちません。


そして、なぜか肝心の誘導スタッフは
分岐でもなんでもないところに立っていたりします。
ちょっと後半の誘導や看板には疑問が残りました。



もう一つ、
個人的な好みで言わせてもらえるなら、
開会式の実行委員会の方の挨拶が長かった。
しかも言わなくていいことまで言って、
虚勢を張る必要があったのか。
スタート前に、いろいろとこの大会大丈夫かと不安になった時間でした。




アクセス

私は飛行機にしたので富山空港経由でなかなか面倒な移動でしたが、
東京からなら新幹線からひすいラインへ、
糸魚川駅で1回乗り換るだけで済みます。
正味3時間かからないので、
かなりアクセスが良いと言えるでしょう。

東京以外からはよくわかりませんが、
札幌からなら富山空港、
福岡・大阪・名古屋・沖縄なら新潟空港が使えるので、
まあまあ便利ですね。

最寄り駅の能生駅は地味な駅ですが、
能生駅から会場の道の駅能生までは平坦な3kmしかないのもアクセスが良いです。
輪行組にも嬉しい会場です。




気候

今回は10月にしては異常なほど気温が上がってしまいました。
さすがにこの天気は最適とは言えませんが、
10月という時期は本来はサイクリングに快適な時期になるはずです。

ただ、グランフォンド糸魚川は雨に祟られることが多かったみたいです。
10月の日本海側は雨が多いのでしょうか。
雨さえ降らなければ、
とても良い気候の中でサイクリング出来ることでしょう。



全体

というわけで総じて楽しかったGF糸魚川。
厳しい上り坂も美しい山々も、
怖かった下り坂も雄大な日本海も、
全て良い思い出です。


また参加するかと言われると、
とりあえずすぐはしないです。
ぎりぎりですが完走してしまいましたから。
とは言え、
いつかまた参加したくなることは間違いないイベントです。


そのときこそは、
非公式カレーエイドでカレーを食べられるように、
脚を鍛えなおしてから出直すことにしましょう。




グランフォンド糸魚川

これでグランフォンド糸魚川レポート終了です。
厳しかったGFも完走できれば良い思い出。
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フォッサマグナとお米を目指して、
いつかまた糸魚川で走る日が来るその日まで。

グランフォンド糸魚川 2016 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 母袋峠編
その4 第2区間前哨戦編
その5 こえど越編
その6 市野々と関門とカレー編
その7 魔の下り編
その8 ゴール編
その9 帰路とまとめ編


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