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安芸・室戸パシフィックライド その3 唯一の峠編 [安芸・室戸パシフィックライド]

安芸・室戸パシフィックライドレポートの続きです。
前回は当日のスタートから第1エイドまで。
今回は第2区間です。
安芸室戸ライドは峠が一つあるだけですが、
その峠は第2区間に出現します。


第2区間

第1エイドでの滞在時間は約9分。
エイドでやることと言えば、
食事と水の補給とトイレ。
更に何枚かの写真を撮って10分以内に収めたいのですが、
うまくいきました。
ちょっとのんびりしているとすぐに超えてしまいます。


上り

第1エイドを出発です。


DSC03904.JPG
出た直後は一応舗装はされているものの、
とても狭い道です。
コケも生えているので、
滑らないように注意しなくてはなりません。

でもこういう舗装されている小道って好きです。
見た目よりも荒れていませんし。


DSC03909.JPG
小道からすぐに橋に出て、
奈半利川を渡ります。


A6_04506.JPG
橋を渡って川沿いを走る自転車たち。
この橋は名前が分かりませんが、
古びた橋も哀愁漂っていてなかなか良いです。



橋を渡ってしばらく走ると、もう一つ別の橋を渡ります。


DSC03994.JPG
その後がすごい勾配。
EDGE520が14%を示していたのを確認しました。

写真では全く上りの雰囲気がありませんが、
この写真は14%前後の坂の途中なんです。

ずっとサイコンを見ていたわけではないので、
もっときつい勾配を示していた可能性もあります。
この勾配が続くなら最後までもたないですが、
安芸室戸ライドは基本的に緩い勾配ばかりで、
きついのはここだけ。
ここさえ抜ければあとは大したことありません。


DSC04059.JPG
勾配のきつい区間を抜けた後も上りは続きますが、
勾配は1~3%程度。
むしろ速度に乗って走れるくらいです。


DSC_0118.JPG
途中に美しい金属つり橋があったので、
記念に一枚。



DSC04158.JPG
再び奈半利川を渡ります。
これで奈半利川を3回渡ったことになります。

この橋も、エイドを出た直後の橋に負けず劣らず古びています。
元々は赤い鉄橋だったのではないかと思いますが、
今はもう茶色になっています。



DSC04246.JPG
奈半利川から小川川(おごうがわ)に変わりました。
「川」が二つ並ぶ変な名前の川ですが、
全国にもいくつかある名前のようです。
小川なんて和やかな名前ですが、


DSC04332.JPG
このあたりから、道が細くなってきます。
私は好きな雰囲気ですが、
この細さの下りはいやですね。
峠を越えてからが心配になります。

しかも安芸室戸ライド唯一の峠、「四郎ヶ野峠(しろがねとうげ)」は、
下りの方が急こう配になっています。
平均約8%の下りが、この細さだと怖すぎです。


もう一つ、雨の心配もあります。
まだ降り始めていませんが、
午後から雨の予報なので、
雨の前に出来るだけ進んでおきたいところです。


A6_04513.JPG
ちょっときつめのところに出てきました。
手前のガードレールの勾配も結構ありますが、
奥のガードレールの勾配もかなりあります。
これを上らないといけないので、
ここは少し頑張りどころ。


四郎ヶ野峠

DSC04699.JPG
どんなに急な坂があろうと、
淡々と上るしかありません。

ぺダリングに集中していると、
立っているスタッフに出会いました。
どうやらここが四郎ヶ野峠。
標高は442mだそうです。

ここが峠なので、
本来ならウィンドブレーカーやレインウェアを着て、
体温低下を防ぐべきです。
雨予報でもありますし、レインウェアの方が多いですが、
私は今回、すっかり防寒具の準備を忘れていました。

それどころかボトルも忘れているので、
ドリンクはポカリスエットのペットボトルがそのまま刺さっている状態ですし、
クイックリリースも忘れてしまっているので予備を使用しています。

どこか気合が入っていないです。
1週間前から雨予報だったので、
どこか気乗りしていないのでしょう。
準備段階から集中力が足りません。



DSC_0121.JPG
特に峠に来たという記念になるものはなく、
野根山街道という自然歩道への入り口がある程度。



A6_04515.JPG
東屋があるので暑い日はここで少し休憩していくのもいいでしょう。
この日は雨が予想されているので、
このまま先を急ぎます。


DSC04751.JPG
出来れば体温が下がる前に、
そして雨が降る前に下り切りたいところです。
なので下りも急ぎたいところですが、
下りで急いでも、あまりいいことはないのでしっかり安全に下りましょう。



下りとカーボンリム

今回は新しいカーボンホイールなので、
平均8%の長い下りはあまりうれしくありません。
むしろ、上りと下りの勾配が逆だったらうれしかったです。


DSC04757.JPG
下りの道幅を心配していましたが、
こちらはまだ一般的な道幅が確保されていて助かりました。
この急勾配で8%の下りだと危なすぎですし、
雨でも降っていようものなら間違いなく事故が発生します。


A6_04517.JPG
カーボンホイールが熱でやられないように、
今回は途中で何回か休憩をはさみました。

そのおかげかリムの振れが出ることもなく、
無事に下り切ることが出来ました。
シューをBBBのBBS-25にしたのも良かったかもしれません。
これまでは盲目的にスイスストップのイエロー、「FLASH PRO」を使っていましたが、
イエローはどうも熱を発生させやすいそうです。
ミニベロは車輪径が小さい分、リムが熱を持ちやすいので、
今回は熱対策を重視してみました。
BBBのシューはスイスストップ・イエローと比べると音鳴りが激しいですが、
ストッピングパワーで不安になることはありませんでした。
しばらくBBBで行こうと思います。

音鳴りは、セッティングをきちんとすればなくなるかもしれません。

なお、タッチは固め。
シューの減りが少なそうなのもうれしいところ。




DSC_0123.JPG
カーボンリムの熱冷ましと、
振動続きで握力落ち回避で、
3回か4回の休憩をはさみました。
良い景色のところで写真がてら休憩していたので、
それほど面倒でもありません。
止まる度に、強めのブレーキをしないといけないのが不安なところ。

まあその瞬間的なダメージよりも、
蓄積した熱を休憩で冷却した方がよっぽどマシでしょうから、
仕方のないところです。



DSC04795.JPG
下り勾配は一向に弱くならないまま、
ブラインドコーナーは連続して出てきます。

しかも路面があまりきれいではなく、
かなり凹凸が目立ちますからいろいろな意味で危険です。



DSC04905.JPG
なんとか下り切った。
そう思ったとたん、目の前にスタッフが立っていて、
そこが第2エイドでした。

雨が降り始める前に無事下り切って、
安堵の第2エイドです。



第2エイド

第2エイドは押野農村公園。
ここまでで約58kmと、4割程度の走行距離。
この先はほぼ平坦コースなので、
もう半分から3分の2くらいは終わったような気持ちです。


土地の物で

今にも雨が降りそうですが、
峠を終えた私はかなり安心感に包まれています。

DSC04908.JPG
スタッフに促されながらエイドへ。
安芸室戸ライドは全てエイドがチェックポイントなので、
全4エイドに立ち寄る必要があります。


A6_04531.JPG
下り坂で冷えた体は、
あら汁で温まりましょう。

他に、写真左の皿にある4つの細長い饅頭は、
東洋町名物の「野根まんじゅう」。
これがなかなかおいしかったので、
今回はこれをお土産に買って帰りました。


その隣のお寿司は「こけら寿司」というそうです。
柚子酢の酢飯が特徴なのかな。

飲み物はこれまた東洋町特産のポンカンジュース。

というわけで第2エイドは東洋町の特産物アラカルトでした。
どれもおいしかったです。
冷えた体を温められて、
炭水化物でエネルギーを補給できて、
乾いたのどもうるおせて、
それでいて地域の物が食べられる。
理想的なエイドステーションでした


次回

第2エイドまで到着できたので、
あとは平坦区間が約80km。
交通事故さえなければ無事戻れるのですが、
もう一つの懸念は天候です。

午後からの雨予報が早まらなければいいのですが。
次回に続きます。

安芸・室戸パシフィックライド 2016 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 唯一の峠編
その4 室戸岬編
その5 雨ライド編
その6 帰路とまとめ編

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