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PowerTap 20インチ中華カーボンホイール (4) [中華カーボンミニベロ]

前回完成した、
PowerTap 20インチ中華カーボンホイールですが、
今のところ順調です。


全体像

組みあがったホイールは、
正直なところ、
一見しただけでは完組の中華カーボンホイールと区別できません。
つまり、見た目だけなら完組を買った方がいいでしょう。
手間もかからないですし、安いですし。


手組の喜び

完成車になった時の写真がこちら。


sideview.jpg
ちょっと写真が暗くて荒いのはご愛敬。

なかなか似合っていると思います。
パワータップはあまり主張しないのがいいです。
かなり溶け込んでいると思います。


今にして思えば、
フレームもグロスではなくてマットにしておけばよかったなと思うのですが、
当時はなぜかグロスにしたかったんですよね。

今は3kマット仕上げの中華カーボンフレームは、
探しにくくなりつつあります。
UD(ユニディレクショナル)が主流っぽいですね。
3kは化粧カーボンとして最表装に載っているだけのようで、
強度などにはあまり影響がないのでしょう。
だとすると、化粧カーボンを省略したUDの方が、
軽く安く作れるということ。
合理的ではあります。


実走

走ってみた感想は、

「特に違和感なし」

くらいでしょうか。
まあ、そんなものでしょう。
今までもリアはカーボンでしたしね。


ブレーキ

今回からブレーキシューを変更しました。

これまでは制動力を重視してスイスストップのイエローを使っていたのですが、
どうもイエローは熱を発しやすいらしいのです。
道理で私の20インチカーボンホイールは、
どんどんリムがやられていっているわけです。

700cでも問題になるくらいですから、
径の小さい20インチではより問題が重くなります。
そこで、今回は発熱の小さいといわれる2種類のブレーキを検討しました。

1つ目は、同じくスイスストップのブラックプリンス。
これにはプロエボがあります。
エボの方が高性能のようですが、
どちらも前後セットで5000円くらいなので、
値段の違いはあまり気になりません。
どうせならエボにしたいところです。


2つ目は、BBBのカーブストップ BBS-25
こちらは前後セットで2700円強といったところです。


3つ目は、王道シマノのR55C4です。
R55C4は同じ型番でアルミリム用もあるので注意です。
また、R55C4-1という、
ワイドリム用に1mm薄く作ってあるものもあります。
価格は1セットで2000円弱、
前後セットで4000円弱くらい。

シマノのカーボン用シューは、以前はかなり酷評されていましたが、
R55C4はなかなか良さそうです。
ただ、ウェットコンディションでの評価が少ないのが心配です。
数少ない評価では、ウェットではあまり良くなさそうでしたから。





悩みましたが、
安い割にそこそこ評判のよいBBBカーブストップにしてみました。


A6_04465.JPG
すぐにBBBの製品だとわかるいつものパッケージです。
こういう徹底ぶりは好感が持てます。


A6_04466.JPG
なぜかホワイト。
最も汚れそうなところに白を採用するの意図が分かりませんが、
白なんです。
まあ、スイスストップイエローよりは落ち着いているのでいいですかね。
よく考えたら、オールブラックを目指す中華カーボンミニベロプロジェクトなのですから、
ここはコスト度外視でブラックプリンスにするべきでした。


シューの制動面も、黒ではなくて少し灰色がかっています。
それが側面をホワイトにした要因なのかもしれません。



実走

BBBカーブストップのブレーキ感ですが、
イエローと比べるとかなり制動力が落ちます。

これは少し心配です。
少なくとも、レースに出る人にはお勧めしません。
ロングライドイベントを含む、サイクリングならなんとかなりそうですが。
もしかしたら、
ブラックプリンスをすぐに買い足してしまうかもしれません。


発熱に関しては、確かに抑えられているようです。
長い下りで、かなり強めにブレーキをしても、
イエローよりは発熱しません。
イエローの時は触るとやけどしそうなくらいになっていました。
BBBカーブストップでは、
熱くはなりますが触れます。


総合すると、リア用としてはいいかもしれません。
フロントにスイスストップのブラックプリンス、
リアにBBBカーブストップという組み合わせが、
性能・コストを両立させる選択かな。

ただ個人的には色を黒に揃えることを考えると、
リアはシマノのR55C4の方が良さそうです。
BBBカーブストップは減りが早いらしいので、
現在のセットが交換時期に来るまでは使っておいて、
次にブラックプリンスを試してみることにします。


パワータップ

20インチのパワータップホイールは、
結構珍しいのではないでしょうか。


パワーメーター

ミニベロにパワーメーターを付けている例自体があまりないと思いますが、
パワーメーター自体の制約は少ないです。

ペダル型・クランク型はもちろん使えますし、
チェーンリング型も問題ないでしょう。

ハブ型だけは車輪径の違いが問題になるかもしれなかったので、
一応、Saris Customer Serviceに問い合わせてみたところ、

「24ホールのリムなら問題ない」

とのことでしたので、
これですべての心配はないです。
ミニベロのパワーメーター生活を謳歌したいと思います。
トレーニング目的ではなく、
ペースメーカー的な役割になると思います。


まとめ

20インチの中華カーボンパワータップホイールを組みました。
ミニベロでもパワータップは問題なく、
見た目も格好良いのでお勧め。

ブレーキシューは、
けちらずにブラックプリンスを試しておけば良かったです。

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