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福江島ポタ その1 移動編 [ポタリングレポート]

昨年の12月ですが、
長崎県の西の沖にある、五島列島に行ってきました。

五島列島にはたくさんの島がありますが、
今回は空港のある福江島だけです。
他の島は福江島からさらにフェリーで移動する必要があるので、
短期での旅行には難易度が高いです。


移動

東京から福江島までの移動は、
羽田から福岡空港か長崎空港を経由して福江空港へ行くことになります。

福江空港はANA(正確にはANAウィングス)とORIENTAL AIR BRIDGE(ORC)しか就航していません。
ORC便はANAとコードシェア便です。
福岡にも飛行機で行くなら、
ANAで行っておくと乗り継ぎや天候不順によるキャンセルなどの融通が利きそうです。



前泊

今回は、福岡に前泊して、
福岡空港発の第1便で福江空港へ行くことにしました。
羽田を6:25発の飛行機に乗れば間に合うのですが、
その時間に間に合うように目覚める自信がありません。


前泊の分余計な出費にはなりますが、
博多ほどの大都市であれば低価格な宿もたくさんあります。
寝過ごして後の便に正規料金で乗るリスクと、
余裕をもって旅行ができることを考えると、
前泊代もそこまで無駄ではありません。
博多で美味しいものを食べるのもいいでしょう。


A6_04558.JPG
12月とあって、
博多駅前はクリスマスムード一色でした。
エアロコンフォートを押す私はかなり変な人ですが、
誰も気にしていません。



博多駅前の安ホテルに一泊して、
翌朝、再び福岡空港へ向かいます。
同じ日の乗り継ぎなら自転車を預けたまま乗り継げるのですが、
日をまたぐ場合はできません。
そういう意味では、
前日入りするくらいなら福江島まで行けばいいんですが、
15:00羽田発に乗らないとその日中に福江空港までたどり着けません。

となるとその日はお仕事を休まなくてはならないので、
やはり福岡に前泊するのが妥当なところでしょう。



翌朝

福岡空港から福江空港へは40分程度の旅。
1日4便も出ていて結構時間の調整がしやすいのはいいですね。


A6_04567.JPG
私が乗ったのは始発便ですが、それでも8;55発と遅めです。
早起きに気合を入れるほどではありません。



A6_04586.JPG
飛行機の搭乗はバス移動。
待っていたのはボンバルディア DHC8-Q400。
プロペラ機です。
今回の旅の目的の一つは、
このプロペラ機に乗ってみたかったってのもあります。



A6_04591.JPG
プロペラ機の多くはBluetoothなどの短距離無線も使ってはいけないようですが、
この機体はWi-Fiがついていました。
一応確認しましたが、やはり機内限定の無線(BTなど)は使っていいようです。
もっと不便な旅で文句言ったりしたかったのに、
ちょっと拍子抜けです。



A6_04594.JPG
左右2列で74席。
小さい期待だからこそ、1日4便も飛ばせるのかもしれません。

博多や長崎、佐世保などからフェリーも出ていますから、
それほど座席はいらないということでしょう。

座席は少し狭いのかもしれませんが、
搭乗客が少なかったのでむしろ広々としていました。


短いながらも空の旅

福岡~福江間は40分ほどですが、
長崎~福江間なら30分ほどで着くようです。
安定飛行の時間なんてあるんでしょうかね。


A6_04633.JPG
飛行機は五島列島に近づいてきて、
島が急に増えてきました。
なぜこの地域だけこんなに島ができたのだろうか、
なんて物思いにふけります。

私は機体の最後尾の座席だったのですが、
折角のボンバルディア機を存分に楽しむなら、
プロペラのすぐ横の席にすればよかったです。
いつもなら景色の邪魔になるしうるさいし、いいことのない翼近辺なので、
なるべく翼の近くの席にはしません。
しかしこの日ばかりは翼のすぐ隣にするべきでした。
考えが浅い、と反省です。



A6_04654.JPG
福江空港に到着しました。
プロペラが格好いいですね。
騒音がひどいなんてこともなく、
短いながらも快適な空の旅でした。



A6_04659.JPG
福江空港は滑走路から徒歩で移動です。
この高架は搭乗時のもの。
到着時は地上を歩いて1階ロビーへ。



A6_04665.JPG
クリスマス前だったので、
手荷物受取場ではクリスマスツリーが流れていました。
地方空港はこういうところで楽しめますね。


また移動

この日の宿は福江港(空港ではなくて海の港)近く。
福江空港は島の小高いところにあって、
福江港まではほぼ下りのみなので自転車でも楽に行けます。
ただエアロコンフォートで来ている私は、
エアロコンフォートを背負って乗るわけにもいきません。
移動はバス。


バスの運転手の方に尋ねてみたら、
客が少なかったこの日は載せてもらえることになりました。
ダメだったら福江空港のロッカーに入れておく作戦も考えていましたが、
助かりました。



宿に着いてもまだチェックインには早い。
着替えてすぐにサイクリングに出発です。


福江島サイクリング

着替えと自転車の組み立てだけ行って、
さっさとサイクリングに出発です。



福江島の市街地

実は福江島は大きな島で、
択捉・国後・沖縄・・・と数えて11番目に大きな島。
石垣島や西表島よりも大きいのです。
その割には知名度が低い気がします。


五島列島の最も南に位置する福江島には、
五島列島唯一定期便が就航している福江空港がありますが、
五島列島間の移動は船になります。
九州との行き来も船が出ていますから、
おのずと港の周りは栄えていますね。

私の宿もやはり港の近くです。
まずは福江港に行ってみましょう。



DSC08359.JPG
大きな島ですから、
しっかりとした商店街があります。
もっと田舎じみた島を期待していたので、
ちょっと残念。
とても普通な街並みなんですから。


DSC08401.JPG
福江港は最近建てられたのか、綺麗でした。
今回の福江サイクリングが楽しかったら、
今度は船旅もありだなあなんて思いながら先に進みます。


次回

今回のサイクリングは、
島の東部にある福江港がスタート地点。
時計周りに半周走ります。

左手に海を見ながら走行して、
ちょうど西の中央部くらいに来たら、
島を横切って港に戻ってくる予定です。
続きは次回に。

その前に、プロペラ機の輪行時の注意を。

福江島ポタリング 目次

福江島ポタ その1 移動編
その1 (追記) プロペラ機の輪行時の注意
福江島ポタ その2 初日・富江編
福江島ポタ その3 初日・大瀬崎灯台編
福江島ポタ その4 初日・夜間走行編
福江島ポタ その5 2日目・魚津ヶ崎公園編
福江島ポタ その6 2日目・糸串鼻編
福江島ポタ その7 2日目・五島牛編
福江島ポタ その8 2日目・鬼岳編



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コメント 2

こう

小型機の場合、エアロコンフォートで輪行するのはちょっとリスクが高すぎです。

https://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/?menu=baggage-size

混んでなければ何とかなりますが、一応DHC8-Q400は合計180cmまでです。
by こう (2017-01-20 09:20) 

takerunosuke

こうさん、ご指摘ありがとうございます。
書こうと思ってすっかり忘れていました。
小型機輪行は路線や荷物で条件が変わるので、
その都度、状況やルールの確認が必要ですね。

今回の旅では、事前にANAに電話確認し、
搭載していただけると返事いただいたので
今回は輪行にしました。
詳細は追記しておこうと思います。
by takerunosuke (2017-01-22 12:00) 

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