福江島ポタ その1(追記) プロペラ機の輪行時の注意 [ポタリングレポート]
前回、福江島ポタリング初回でしたが、
書き忘れ部分があったので追記しておきます。
福岡空港~福江空港間などで使用される、
プロペラ機など小型な飛行機での輪行についてです。
結論から行くと、条件付きで輪行はできます。
いくつか事前確認が必要ですが。
ANAの福岡~福江便は、
ANAウィングスか、ORCとANAの共同運航です。
どちらにしろANA便名で搭乗するならANAに問い合わせることになります。
まずは通常便の輪行についておさらいして、
小型機でさらに気を付けることを追記する順に紹介します。
ちょっとだけ書くつもりが、
情報の正確性を気にしていたら、
長くなってしまいました・・・・。
でも、正確性って大事なので、
これはこれで良かったのでしょう。
なお、今回はANA便名に限った話です。
JAL系やスカイマーク、天草エアラインなどの取り扱いについては未確認。
逆にANA便名に限れば、
以下の話はコードシェア便などでも同じ扱いだそうです。
自転車を預かっていただくには、
サイズと重量の問題があります。
まずは簡単な重量から。
預かっていただける手荷物重量は、
基本的には合計20kg以内にしなければなりません。
自転車以外にトランクケースなど、他の手荷物を預けるなら、
その合計値です。
ロードの場合は輪行袋込でも9kg程度にしかなりませんから、
まだ残り11kgの余裕があります。
着替えやヘルメット、
それ以外のトランクケースなどがあっても
余程のことがない限り重量で問題はないでしょう。
エアロコンフォートなどのキャスター付きやハードケースの場合は、
ケース自体の重さがかなりあるので要注意です。
エアロコンフォートは約10kgあるので、自転車と着替えを少し入れるともう20kgになります。
どうしても20kgを超えるなら、
3つの対策があります。
(1) 超過料金を払えば、20kgを超えて預けられます。
https://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/?menu=baggage-rule#anchor006
基本的には超過10kgまでは2,500円。
ただし、福岡~福江のような短距離路線では超過10kgまで1,500円。
(2) プレミアムクラスで予約すれば、
基本の20kgに加え、もう20kgの荷物を預けられます。
つまり40kgまで預かっていただけます。
(3) ANAのプレミア以上のステータス会員もしくはスーパーフライヤーズ会員になっておけば、
基本の20kgに加え、もう20kgの荷物を預けられます。
つまり40kgまで預かっていただけます。
もちろん、20kgいかに抑える、というのが最も簡単な対策だと思います。
プレミアムクラスは設定がない路線がありますし、
空席がなければ予約のしようがありません。
基本は(1)ですが、
毎回余計に費用が掛かるのはつらいです。
というわけで(3)がおすすめですが、
スーパーフライヤーズ会員になるには
1年間に50,000プレミアムポイント(PP)を獲得しなければならなりません。
仕事で乗る方以外はなかなかなれないです。
1年だけ頑張ってプレミアステータスを取るのがいいでしょう。
(ブロンズステータスではだめです)
プレミアステータス中はスーパーフライヤーズ会員に申し込むことができます。
一旦スーパーフライヤーズ会員になっておけば、
翌年以降は年会費を払い続ければ会員資格を維持できるのです。
何かの拍子にプレミアムポイントがたくさん取得できた年に、
5万PPまで頑張って飛行機に乗る(修行呼ばれているようです)のがいいでしょう。
私は仕事で乗る機会はほぼないので、
年初からANA便で行く島めぐり・自転車イベントめぐりを重ねて取りました。
この辺は、いろいろなサイトで攻略法が紹介されているのでそちらにお任せします。
次に荷物のサイズです。
Q&A詳細 自転車を手荷物として預けることはできますか。
のリンク先を見てみると、
となっています。
折り畳みは折りたたんでケースに入っていればいいようなので省略。
3辺合計203cmなんですね。
JRの規定は250cmですから、飛行機はかなり小さいです。
一般的な前後輪を外すタイプのL-100ですら、
110x950x25ですから1,085mm(108.5cm)で、規定オーバー。
普段、簡単に預かっていただいているのも、
の状態で預かっていただいているようですね。
これは知らなかったというか、
忘れていたというか、
今回調べていて改めて理解出来て良かったです。
輪行できなくても文句は言えないですね。
大き目の飛行機ならたいていの場合は問題なさそうですが、
沖縄の自転車イベントなどで集中すれば、
ダメな場合も発生しそうです。
次に、小型機の場合、
通常便(それなりの大きさの機体で飛ぶ便) より注意すべきポイントを上げておきます。
これに関してはANAサイトにあまり情報が載っていないので、
事前に問い合わせました。
重量に関しては、規定とほぼ同じで構わないそうです。
つまり20kgまで。
もしくは、プレミアムクラスやステータス会員であれば40kgまで。
あとは超過料金を支払うか。
ただし、便によっては1個の荷物の最大重量が規定され、
最大32kgだったりするようです。
(普段もなのかな・・・)
私の乗った福岡~福江便では1個最大32kgまでと言われましたが、
32kgあれば重いエアロコンフォートでも全く問題にならないので、
輪行にはあまり影響しないでしょう。
小型機は客室が狭いのですから当然荷物室も狭いはずです。
問題となるのはサイズのようです。
これも事前に問い合わせたところ、
「(規定よりも大きい)荷物のサイズを事前に連絡して、
その時点で余裕があれば確実に載せられるようにしておく」
とのことでした。
もちろん、その時点で空きが無ければだめですし、
単体サイズとして入れられるサイズであることが前提です。
これはおそらく小型機ではなくても同様だと思います。
(ただしイベント前後などは除く、でしょうね、きっと。
もしくはイベント前後は空きがないという扱いになるでしょう)
事前確認では、
輪行袋のサイズをお伝えする必要があります。
場所確保のためだと思います。
エアロコンフォートの場合はサイズが決まっているので簡単ですね。
普通の輪行袋の場合は自転車の入れ方で幅が変わってくるので、
そのあたりが少し面倒そうです。
このとき、置き方について何度も確認されました。
小型機で一般的にってことなのか、福岡~福江限定なのかわかりませんが、
「横置きになる可能性があるのでご容赦ください」
とのことでした。
別にそれは構わないですし、
むしろいつも縦置きだとも思ってなかったので、
意外な確認でした。
私は、輪行できないならサイクリングタッグで送る予定でいたので、
予約後に確認しました。
なので、この便に載せることはできるか?という問い合わせもスムーズにできました。
輪行に限定したい(送るという手段を選択できない)場合は
事前の便予約は難しいです。
予約後の変更が利かない運賃の場合もあるので、
先に荷物の問い合わせをしてから便予約しなくてはなりません。
その後、もう一度連絡することになるでしょう。
荷物確認
↓
便予約
↓
再確認
となるでしょう。
少し面倒です。
そこまでするなら、
私なら最初からサイクリングタッグで送るかな。
福江島までのサイクリングタッグヤマト便の運賃は、
東京から3.672円です。
往復で7,000円強ですから、
このくらいなら送ってもいいかなと思いますね。
その分身軽に移動できるので、十分に価値はあります。
福江空港から福江港などへの移動も、
輪行袋をバスに載せられなければ大変です(客数次第・・・?)。
さらに久賀島や奈留島に船で行くなら、
フェリー輪行代もかかります。
サイクリングタッグヤマト便は離島でも追加料金がかからないのが
とても助かります。
・重量はいつもと同じ扱い
・サイズ的な問題で、事前確認が重要。
その際、預ける荷物(輪行袋)のサイズを伝えなければならないので、
自分で知っておく
という結論です。
・結局は送った方がいいかも
が本当に最終的な結論かもしれませんが。
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書き忘れ部分があったので追記しておきます。
福岡空港~福江空港間などで使用される、
プロペラ機など小型な飛行機での輪行についてです。
福岡~福江の場合
結論から行くと、条件付きで輪行はできます。
いくつか事前確認が必要ですが。
ANAの福岡~福江便は、
ANAウィングスか、ORCとANAの共同運航です。
どちらにしろANA便名で搭乗するならANAに問い合わせることになります。
まずは通常便の輪行についておさらいして、
小型機でさらに気を付けることを追記する順に紹介します。
ちょっとだけ書くつもりが、
情報の正確性を気にしていたら、
長くなってしまいました・・・・。
でも、正確性って大事なので、
これはこれで良かったのでしょう。
なお、今回はANA便名に限った話です。
JAL系やスカイマーク、天草エアラインなどの取り扱いについては未確認。
逆にANA便名に限れば、
以下の話はコードシェア便などでも同じ扱いだそうです。
通常便
自転車を預かっていただくには、
サイズと重量の問題があります。
まずは簡単な重量から。
預かっていただける手荷物重量は、
基本的には合計20kg以内にしなければなりません。
自転車以外にトランクケースなど、他の手荷物を預けるなら、
その合計値です。
ロードの場合は輪行袋込でも9kg程度にしかなりませんから、
まだ残り11kgの余裕があります。
着替えやヘルメット、
それ以外のトランクケースなどがあっても
余程のことがない限り重量で問題はないでしょう。
荷物が重い場合
エアロコンフォートなどのキャスター付きやハードケースの場合は、
ケース自体の重さがかなりあるので要注意です。
エアロコンフォートは約10kgあるので、自転車と着替えを少し入れるともう20kgになります。
どうしても20kgを超えるなら、
3つの対策があります。
3つの対策
(1) 超過料金を払えば、20kgを超えて預けられます。
https://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/?menu=baggage-rule#anchor006
基本的には超過10kgまでは2,500円。
ただし、福岡~福江のような短距離路線では超過10kgまで1,500円。
(2) プレミアムクラスで予約すれば、
基本の20kgに加え、もう20kgの荷物を預けられます。
つまり40kgまで預かっていただけます。
(3) ANAのプレミア以上のステータス会員もしくはスーパーフライヤーズ会員になっておけば、
基本の20kgに加え、もう20kgの荷物を預けられます。
つまり40kgまで預かっていただけます。
もちろん、20kgいかに抑える、というのが最も簡単な対策だと思います。
ステータス会員について
プレミアムクラスは設定がない路線がありますし、
空席がなければ予約のしようがありません。
基本は(1)ですが、
毎回余計に費用が掛かるのはつらいです。
というわけで(3)がおすすめですが、
スーパーフライヤーズ会員になるには
1年間に50,000プレミアムポイント(PP)を獲得しなければならなりません。
仕事で乗る方以外はなかなかなれないです。
1年だけ頑張ってプレミアステータスを取るのがいいでしょう。
(ブロンズステータスではだめです)
プレミアステータス中はスーパーフライヤーズ会員に申し込むことができます。
一旦スーパーフライヤーズ会員になっておけば、
翌年以降は年会費を払い続ければ会員資格を維持できるのです。
何かの拍子にプレミアムポイントがたくさん取得できた年に、
5万PPまで頑張って飛行機に乗る(修行呼ばれているようです)のがいいでしょう。
私は仕事で乗る機会はほぼないので、
年初からANA便で行く島めぐり・自転車イベントめぐりを重ねて取りました。
この辺は、いろいろなサイトで攻略法が紹介されているのでそちらにお任せします。
荷物のサイズ
次に荷物のサイズです。
Q&A詳細 自転車を手荷物として預けることはできますか。
のリンク先を見てみると、
【折りたたみ式自転車ではない場合】
3辺の合計が203cm以内であればお預けいただけます。あらかじめソフトケースやダンボールでの梱包をお願いいたします。
なお3辺の合計が203cmを超える自転車は、航空機の貨物室に搭載可能な場合に限りお預かりいたします。 サイズと重量をご確認のうえANAへお電話にてご連絡ください。
となっています。
折り畳みは折りたたんでケースに入っていればいいようなので省略。
3辺合計203cmなんですね。
JRの規定は250cmですから、飛行機はかなり小さいです。
一般的な前後輪を外すタイプのL-100ですら、
110x950x25ですから1,085mm(108.5cm)で、規定オーバー。
普段、簡単に預かっていただいているのも、
3辺の合計が203cmを超える自転車は、航空機の貨物室に搭載可能な場合に限りお預かりいたします。
の状態で預かっていただいているようですね。
これは知らなかったというか、
忘れていたというか、
今回調べていて改めて理解出来て良かったです。
輪行できなくても文句は言えないですね。
大き目の飛行機ならたいていの場合は問題なさそうですが、
沖縄の自転車イベントなどで集中すれば、
ダメな場合も発生しそうです。
小型機便
次に、小型機の場合、
通常便(それなりの大きさの機体で飛ぶ便) より注意すべきポイントを上げておきます。
これに関してはANAサイトにあまり情報が載っていないので、
事前に問い合わせました。
重量
重量に関しては、規定とほぼ同じで構わないそうです。
つまり20kgまで。
もしくは、プレミアムクラスやステータス会員であれば40kgまで。
あとは超過料金を支払うか。
ただし、便によっては1個の荷物の最大重量が規定され、
最大32kgだったりするようです。
(普段もなのかな・・・)
私の乗った福岡~福江便では1個最大32kgまでと言われましたが、
32kgあれば重いエアロコンフォートでも全く問題にならないので、
輪行にはあまり影響しないでしょう。
サイズ
小型機は客室が狭いのですから当然荷物室も狭いはずです。
問題となるのはサイズのようです。
これも事前に問い合わせたところ、
「(規定よりも大きい)荷物のサイズを事前に連絡して、
その時点で余裕があれば確実に載せられるようにしておく」
とのことでした。
もちろん、その時点で空きが無ければだめですし、
単体サイズとして入れられるサイズであることが前提です。
これはおそらく小型機ではなくても同様だと思います。
(ただしイベント前後などは除く、でしょうね、きっと。
もしくはイベント前後は空きがないという扱いになるでしょう)
事前確認では、
輪行袋のサイズをお伝えする必要があります。
場所確保のためだと思います。
エアロコンフォートの場合はサイズが決まっているので簡単ですね。
普通の輪行袋の場合は自転車の入れ方で幅が変わってくるので、
そのあたりが少し面倒そうです。
このとき、置き方について何度も確認されました。
小型機で一般的にってことなのか、福岡~福江限定なのかわかりませんが、
「横置きになる可能性があるのでご容赦ください」
とのことでした。
別にそれは構わないですし、
むしろいつも縦置きだとも思ってなかったので、
意外な確認でした。
確認タイミング
私は、輪行できないならサイクリングタッグで送る予定でいたので、
予約後に確認しました。
なので、この便に載せることはできるか?という問い合わせもスムーズにできました。
輪行に限定したい(送るという手段を選択できない)場合は
事前の便予約は難しいです。
予約後の変更が利かない運賃の場合もあるので、
先に荷物の問い合わせをしてから便予約しなくてはなりません。
その後、もう一度連絡することになるでしょう。
荷物確認
↓
便予約
↓
再確認
となるでしょう。
少し面倒です。
そこまでするなら、
私なら最初からサイクリングタッグで送るかな。
送るという選択
福江島までのサイクリングタッグヤマト便の運賃は、
東京から3.672円です。
往復で7,000円強ですから、
このくらいなら送ってもいいかなと思いますね。
その分身軽に移動できるので、十分に価値はあります。
福江空港から福江港などへの移動も、
輪行袋をバスに載せられなければ大変です(客数次第・・・?)。
さらに久賀島や奈留島に船で行くなら、
フェリー輪行代もかかります。
サイクリングタッグヤマト便は離島でも追加料金がかからないのが
とても助かります。
まとめ
・重量はいつもと同じ扱い
・サイズ的な問題で、事前確認が重要。
その際、預ける荷物(輪行袋)のサイズを伝えなければならないので、
自分で知っておく
という結論です。
・結局は送った方がいいかも
が本当に最終的な結論かもしれませんが。
福江島ポタリング 目次
福江島ポタ その1 | 移動編 |
---|---|
その1 (追記) | プロペラ機の輪行時の注意 |
福江島ポタ その2 | 初日・富江編 |
福江島ポタ その3 | 初日・大瀬崎灯台編 |
福江島ポタ その4 | 初日・夜間走行編 |
福江島ポタ その5 | 2日目・魚津ヶ崎公園編 |
福江島ポタ その6 | 2日目・糸串鼻編 |
福江島ポタ その7 | 2日目・五島牛編 |
福江島ポタ その8 | 2日目・鬼岳編 |
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