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さぬきセンチュリーライド その2 [さぬきセンチュリーライド]

前回は新幹線と自走により
新岡山港まで到着したところでした。
ぎりぎりに新岡山港に到着したため、
新岡山港やフェリーの写真を撮れないという失態はありましたが、
1本逃すと1時間待ちという悲劇が待っていますので、
間に合っただけで良しとしましょう。

新岡山港の周りには
本気で何もありません。
フェリー乗り場の売店くらいです。
売店はそこそこいろいろなものが売ってそうでしたが、
時間がなくてあまり見れて無いんですよね。



フェリー


さぬきセンチュリーライドレポートから脱線がはなはだしいですが、
フェリーのご紹介。
運行会社は両備フェリーです。
船の名前は失念しました・・・。



輪行者


DSC_0933.jpg
大会前日16:00発の便なんて輪行でいっぱいなのかと思いましたが、
1階に置いてある自転車は私のだけでした。
輪行袋に入れて手荷物扱い(無料)にできるフェリーはよくあるので、
皆さんそうしていた・・・という様でもなかったです。

もっと早い時間から小豆島へ行っているのでしょうかね。



フェリーの様子


フェリーの中は、なかなか居心地の良い空間です。

DSC_0938.jpg
前方はくつろぎペースのような空間。
乗客は少ないです。

DSC_0937.jpg
後方はいわゆる座席のようなタイプ。
乗客はこちらも少なめ。

DSC_0957.jpg
客が少なければ、
カーペットで横になれるスペースもあります。
この日は寝放題でした。

DSC_0939.jpg
売店もありますが、
出航後から20分間だけの営業だそうです。
この時間はまだ出航していないので開いてません。

なお、売っているものは見えているものだけ。
まあ乗っているのは70分だけですからね。

DSC_0944.jpg
デッキに出ると児島湾大橋が見えました。
濡れてはいますが、雨は止んでいます。
風はとっても冷たいです。
風邪を引くのでさっさともどりましょう。

DSC_0958.jpg
売店が開いたので、
こんなときに食べたくなるジャンクフードたち。
チップスタート三ツ矢サイダーのコンビネーションです。



土庄港


到着しました、土庄(とのしょう)港。

DSC_0976.jpg
小豆島の西の端 にある港で、
小豆島の繁華街に最も近い港ではないかと思います。

DSC_0993.jpg
17:10着とはいえ、すでに11月。
辺りはかなり暗くなっています。
雨もふっています。

DSC_0997.jpg
土庄港ターミナルの目の前にある大きな建物は、小豆島温泉オーキドホテルです。
2つ前の写真でも見えていますね。
本日の私の宿はここです。
港から近くてとても楽でした。




小豆島


四国へは何度か来たことがありますが、
小豆島は初めてです。



オーキドホテル


早速オーキドホテルへチェックイン。
部屋で荷物の整理や翌日の準備などしていると、
晩ご飯の時間になってしまいました。
私は「ひしお丼」を食べてみようとレストランに向かったものの、
夕飯付きプランの方々で満席で、
店員さんにも若干いらだたしい態度をとられる始末(時間帯を選べば違ってたのでしょうが)。

ホテルのレストランには見切りをつけ、
売店のお姉さんに近場のオススメ食事処を聞いてみました。

このお姉さん、と言っても年は50~60く前後だと思うのですが、
とっても雰囲気のある女性で、
つまり、とっても美人な方なんです。

「うちにもレストランがありますので」
なんて冷たくあしらわれてもいいから、
会話しておくのもいいな、なんて思ってのアタック。

そうするとですね、その方、
とても親切に教えて下さるんです。
私の条件に合ったところとして、
「島活」
をご紹介くださいました。
本来なら自転車で自走する距離ですが、
雨が降っているのでバスにします。
すると、バス停からの行き方を詳しく教えてくださったり、
バスの時刻を調べてくださったり、
おかげさまで色々助かりました。

早速、電話で予約します。



島活


島活に向けて出発です。
フェリーターミナルにバスターミナルもあるので
バス停もホテルから近くて便利です。

土庄本町か西本町で降りればよいのですが、
バス運転手の方が、

「島活なら本町がわかりやすいよ」

とアドバイスくださいました。
しかも、降りるときにも、
この道をこう行ってこう行って・・・と
道まで教えてくださるという気遣い。
他にも1組(2人)の乗客がいましたが、いいんですかね。
私は助かりましたが。

DSC_1006.jpg
曲がるはずの交差点で、変なもの発見。
なんだか橋のようにも見えますが、
橋なら川に垂直にかかっているはずです。
これは、橋に平行に、かぶさるように架かっています。
まあ、なんか作っちゃったんですね。
無駄金使って。


交差点に戻って、確認のためにパンフレットの地図を見た瞬間、

「どこ行くの~?」

と40~50歳くらいのお姉さんが声をかけてきて・・・・。
島活に行こうとしている旨を伝えると、
なんとこの方もまた道を詳しく教えてくださった上、

「コンビニに行って、クーポン券もらってくるといいよ」

とのアドバイスまで。
観光地で受けるおせっかいって、何でこんなに心地いいんでしょう。
小豆島の方々がみな優しすぎて、
本当に気持ちいい。
この時点で小豆島にまた来ることが決定してました。

DSC_1008.jpg
5分ほど歩いて島活へ到着です。



島活


DSC_1013.jpg
ちょっと高級感あふれる入り口です。
私はサイクリングタイツとジャージの上に、ハーフパンツとロングスリーブのスポーツウェアを着ているだけ。
ちょっと場違いかもしれないなあと思っていました。


大きな地図で見る

DSC_1014.jpg
ところで、よく見ると
「貸切中」
の文字が見えます。
貸切ってのは満席とは違うよな~
なんて不安に思いながらも暖簾をくぐってみると、
すぐに予約した私だと気付いていただきました。


DSC_1015.jpg
予約の電話のときにカウンターで良いか聞かれましたが、
こんなおしゃれなカウンターだとは。
ちょっと緊張します。

コンビニのクーポンを提示して、
オレンジジュースか島の小鉢の選択でもちろん島の小鉢を選択。
料理は島活コースを選択。
まさかの2,200円という破格に、
普段はあまり飲まないビールも注文してみます。


ほどなくして小鉢が到着しました。
なんとクーポンの小鉢なのに3品もいただける気前のよさ、
そしておいしい!
醤のゼリー状のもの、えのきと明太子の和え物、何らかの練ったもの、
の3品ともとてもおいしかったです。
(私に料理や食材の知識が少しでもあったなら・・・)
最後の何らかの練ったものが独特の風味で格別においしかったですね。

続いてコースも登場。
刺身と天ぷらがメインのコースです。
どの料理もおいしくて、小豆島に来たらまた島活に来たいですね。


カウンターなのでお店のご主人と結構お話できました。
お店のこと、
小豆島の観光のこと、
小豆島の風習のこと、
色々お話が聞けてとても楽しかったです。
普段なら食べたらすぐに帰るのですが、
かなり長居してしまいました。

DSC_1016.jpg
これはそのときの話の中で出た、瀬戸内海で捕れた天然物の鯛です。
天然物は、尾ひれがしゃきっとしていて、
色が濃いのだそうです。


話に夢中で、オーキドホテルまでのバスがなくなったなあと思っていると、
雰囲気でお察しされたのか、
「近ければ送っていきますよ」
とのご申し出を受けるというなんともありがたい展開。

いや、でもそんなにお金使ったわけではないし、
一度は断るものの、
何度も断るのも申し訳ないので、ありがたくご厚意に甘えることにしました。
一応一度は断ってみたものの、
もちろん、とてもありがたかったです。

そして、もう閉店も近かったのでお会計。
上のカウンターの写真は、実はこのお会計ごろの写真なんです。
入店時はカウンターもお座敷も満席でした。
(写真は、お店の方の許可を得ております)


お会計も終わり、オーキドホテルまで送ってもらったのですが、
閉店が近いこともあり、ご主人自ら運転してくださいました。
本当にありがとうございました。
ちなみに、他にもう2台、送迎用の車があるそうです・・・

そういえば、送っていただいている間に、
先ほどの橋の様なところが、
土渕海峡(どふちかいきょう)というのだと分かりました。
世界一狭い海峡としてギネス認定されているそうです。

これは、無駄金なんかではなく、
観光産業の一環として意味ある事業かもしれません。
少なくも私は、世界一といわれると興味を惹かれました。




オーキドホテル再び


オーキドホテルへ帰ってくると、
さきほどご親切に色々教えていただいた女性が
今度はカウンターの中にいらっしゃいました。

先ほど島活を紹介してくださったときも親切にしていただきましたが、
今度は、小豆島の見所ポイントを色々とお聞きできました。
そのうち、翌日のセンチュリーランのときに見れるポイントを、
コースを見ながら探していただいてしまいました。
なんという親切さ。
なんて素敵なホテルなんでしょう。




ホテルだけでなく、小豆島全体から親切心を感じます。
本当に、人とのふれあいが心地よい島ですね。
まだセンチュリーライドは終わってないこの時点で、
次はいつ来るか考えていたほど好きになりました。

これから冬になると寒そうなので、
早くても来年の春だと思いますけどね。


この後、小豆島温泉・塩の湯にも入って、すぐに就寝。
翌日に備えます。
起きたら自走で会場まで行くことになりますが、
そのときの様子はまた次回

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***** さぬきセンチュリーライド2014 目次 *****
その01 新岡山港編
その02 小豆島到着編
その03 スタート前編
その04 土庄港再び編
その05 第1エイド編
その06 第2エイド編
その07 坂手港編
その08 オリーブ園編
その09 ゴール編
その10 ゴール後編
その11 第一こくさい丸編
その12 サンライズ輪行編
その13 まとめ編
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