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OGK KABUTO ZENARD [自転車部品探訪]

ヘルメットを新調しました。
これまではを使っていたのですが、
購入から年数が経ってしまったので、
安全を期して交換です。



その名はZENARD

同じOGKカブトのMS-2にしようかと思った時期もあったのですが、
いまいち好みの色が入荷しないまま時が過ぎていました。

そんな中、モストロの名を冠した後継版、
モストロ-Rの発売を知り、
もうモストロ-Rの購入決定!と思っていたのです。
実際はMS-2も正式なモストロの後継版なのですが、
名前まで復活してはもう買うしかないでしょう。

一応、OGKの最上位にゼナードというヘルメットがあって、
これもモストロ系の日本人向け形状らしいのです。
一応試着してみたゼナードですが、
あら不思議、全く違和感がありません。

機能的にも申し分ないですし、
だったらゼナードにしちゃいましょう。



注文したものの、
なんだか品切れらしく入荷待ちになりました。
忘れたころに到着。



カラーは「パワーマットレッド」です。
マットカラーの質感がたまりません。



頭頂部の覆いは薄いペラペラのプラスチックです。
ここ以外はヘルメット的な発泡スチロールというのでしょうか、あの素材。
この薄いプラスチックがあるのとないので、頭の防護性は変わらないと思いますが、
おそらく空気の流れなどに影響あるのでしょう。

と思ったら、この薄いプラスチック板でヘルメット自体の剛性を確保しているみたいです。
大丈夫かな。




初代モストロとの形状比較

初代モストロと比較してみましょう。



正面から見ても、全体の形状にあまり違いはありません。
ただ、さっきの薄いプラスチック部分の空孔はかなり大きくなっており、
それ以外の孔もかなり大きくなっているのが分かります。
ゼナードは先代の最高級グレードであるレジモスに対しても、
開口面積が15%増加しています。



真上から見ると、後頭部の処理が変わっているようです。
すこし短くなったみたいですね。

最近はエアロヘルメットですら後頭部は短くなっていますが、
TT用のエアロヘルメットと違い、
ロード用ヘルメットはむしろ風を導入するように作られています。
空気抵抗が生まれてしまいますが、
風を入れることで東部の熱を下げられます。

ゼナードは、前方からの空気導入が多くなったこともあり、
よりエアロな形状でも頭部の熱対策ができるとふんだのでしょう。
レジモスと比較してみたいところですが、
残念ながら近場にないので出来ません。





初代モストロとのアジャスター比較

後頭部のアジャスターを比較してみましょう。


こちらはゼナード。



こちらはモストロ。

OGKはMS-2辺りからだったと思いますが、
今のゼナードの形状を採用し始めたんですよね。
私としてはモストロ型の方がかぶりやすくて好きなのですが。

というのを、去年(2015年)のサイクルモードでOGKブースの方に言ったところ、
どうも今の形状(ゼナード形状)の方が脱げにくくなっているので、
それを採用しているということのようです。
安全性を考えて、ということであれば仕方ありません。


調整

ゼナードは調整用パッドとネットが付属しています。


写真右側はネットになっているので、
夏でも蒸れにくく、虫も避けることが出来ます。

写真左側はネットになっておらず完全に空気を遮断。
冬の寒い時期にはこちらを使いたいですね。
私は今はこちらを使っています。
春になればネットにして、
暑くして仕方ない時期には、
写真下のパッドのみにしてしもいいでしょう。

ただ、モストロのときは真夏でもネットで通していたので、
おそらく上の2つをローテーションするだけでいいと思います。



ちなみに、これらのネットやパッドはマジックテープで固定されているので、
交換も簡単です。


乗りたいですが

せっかくゼナードを入手したのですが、
寒すぎてなかなか自転車に乗ることができていません。
こういうときは沖縄にでも行きたいですが、
ニュースでは40年ぶりくらいに沖縄でも雪が降るかもなんていってるくらいなので、
こういうときは家でおとなしくしておくに限りますね。

自転車の整備でもして、
別の方面から安全性を高めておきましょう。



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