SSブログ

美瑛センチュリーライド 60km編 その1 スタート編 [美瑛センチュリーライド]

美瑛センチュリーライドは2日間にわたって開催されます。
最長で初日60km、二日目100kmの合計160kmのサイクリングとなります。
センチュリーライドと言えば160kmらしいので、
二日間でフルセンチュリーライドとなる優しい構成ですね。

前回は前日入りの様子をレポートしましたが、
今回は初日の60kmコースのレポート。
初日は土曜日ですし最長でも60kmと短いので、受付が10:45まで。
朝はゆっくりできます。



スタート前

無理すれば当日入りも可能でしたが、
前日入りのおかげで朝はのんびりできました。
余裕のあるロングライドイベントっていいですね。



会場へ

民宿クレスから会場の美瑛町スポーツセンターまでは約2kmの平坦路。
宿から会場までが近いのは楽でいいです。

民宿クレスからスポーツセンターまで直線で結ぶと線路があります。
地図ではわかりにくいですが、
道の駅のすぐそばに自転車を押せばぎりぎり通れる踏切があるので、
道に迷いたくなければ直線で行くのもいいでしょう。
距離も数100メートル短くなりますが、
2.2kmが多少短くなったところでありがたみは薄いですし。


前日の夜はびっくりするほどの大雨が降っていましたが、
朝には雨は止んでいて、路面はほぼ乾いています。
これは幸運でした。


DSC05254.JPG
到着。
すでに道路にスタート用のゲートが設置されていました。
ゲートを見ると気持ちが高まってきますね。



会場では、
・やまめの学校・やまめポジションでおなじみの堂城賢さんの講義
・ブリッツェンレディーのトークショーと、
さくらとして観客に混じるブリッツェン関係者、そしてクリリン(栗村さん)
・ポジティーボ代表の永井さんによるトークショー
など、豪華な顔ぶれが揃っていました。


A6_01645.JPG
開会式はスポーツセンターの競技場内で行われ、
ゲストライダーと関係各位が写真のように並んでいます。
左から順に挨拶を始めたときにはいったいいつ終わるのかとひやひやしましたが、
町長(?)とゲストライダーの挨拶の後は紹介だけで助かりました。
挨拶が短ければ短いほど、
ロングライドイベントの印象が良くなるのは私だけではないはずです。
美瑛ロングライドの運営はよくわかってらっしゃる。

注意事項も最小限の確認と、
台風の影響でコースが変わっていることの再確認だけ。
すばらしい。

というわけでさっさとスタートです。
さっさとスタートできる開会式、これ重要です。


スタート地点へ

競技場から行動まで出て、ぐるっと回って先ほどのゲートまで走ります。


A6_01654.JPG
スタートゲートには各コースのエントリー番号若い方から縦に1列づつ並んでいます。
これは目から鱗の素晴らしいスタート方法でした。

よくあるスタート方法は横1列か2列が30秒などの一定間隔おきにスタートするやり方です。
スタート直後の混雑緩和のために、1集団の人数を絞る意図ですね。
大人数が一度にスタートすると、
衝突による落車、並走による交通迷惑(交通違反)などを誘発してしまうので、
賢明な処置です。
ただ、1グループスタートするたびに並んでいる全参加者が少しずつ前に出ていかなければならないので、
なかなか面倒なやり方でもあります。

美瑛センチュリーライドの方式なら、
あまグループをり小分けにしなくても、
勝手に1列状態が作られることで安全性が向上し、
交通ルール徹底にもつながります。
さらに、待機中の全参加者がちょっとづつ前進する必要もありません。

もっと小グループにしたいなら、縦にならんだ20人ずつスタートさせる方法も取れますし、
なかなかいい方式なように思います。
難点は、スタート待機中の会話がしにくいことと、
最初の1列はそこそこ狭いところを走らなければならないこと、
でしょうか。



自己申告速度

ちなみに、何列かできていますが、
これは申告速度順・・・・だそうです。
そんな申告しましたっけ?
私はすっかり忘れていましたよ。

最も早いのが25km/hグループ(最も左側の列)で、私もそのグループで申告したようです。
そこから、20km/hグループ、15km/hグループと続きます。
写真ではまだ2列しかできていませんが、
最終的には何列にもなっていたので、
人数の多い速度グループは何列かになっていたようです。

私は25km/hグループで申告していましたが、
そういえばうっすら思い出しました。
走行速度は確かに25km/hでいいですが、
写真撮影時間を合わせたグロスでの平均速度はもっと低いはず。

美瑛センチュリーライドでは信号でのストップがないのが救いですが、
写真ストップは意外と時間がかかります。
自転車にまたがったまま撮る場合はいいのですが、
自転車を風景と共に撮ろうとする大変です。
完全に自業自得ですが。

更にはストップ&ゴーの負荷がかかります。
そうして次第に体力・筋力が削られていって・・・
って今度は言い訳がましいですね。

そんなこんなで悩んだんですよね。
走行中の速度だけ見れば25km/hグループがおそらく主催者の意図に合う申告です。
走行速度が同じ人を集めれば安全になる、という意図であれば。
しかし、グロスタイムでの速度で考えるとそうはいかず、
20km/hの方が適切でしょう。
写真に盛り上がってしまったら、
15km/hの方が良いかもしれません。

迷った結果、今回は2日間で同じような場所を走るので、
あまり撮影ストップを増やさずに走ることにしました。
途中で体力的にバテバテになったり、
どうしても写真をたくさん撮りたくなったら、
まあその時はその時です。


スタート

前置きが長くなりましたがスタートです。
スタート直後は北向きで、美瑛の街中・美瑛駅方向に走りますが、
すぐに方向転換して南に向かいます。



60kmコース


初日の60kmコースはまだいいのですが、
はっきり言って二日目の100kmはコースが入り組みすぎていて、
いったいどこを走っているのかよく分からなくなります。


ちなみに初日の60kmコースは、
公式サイトにコース概要として見どころが載せられていて、
とても助かります。

2日目の100kmコースもおそらく載っていたように思うのですが、
台風で一部のコースが変更になったためか、
現在でもコース概要は現在準備中です。となったままです。
今からでもいいので復活してほしいです。



DSC06292.JPG
そのコース概要に乗っている最初の見どころ(?)がみどり橋。
確かに緑色というか青緑色をしています。
ちょっとチェレステっぽくも見えるのは考えすぎでしょうが、
多くの自転車乗りがそう思っているはずです。

ちなみに下を流れる川は美瑛川。
旭川市の四大河川だそうです(wikipediaより)。



DSC06331.JPG
橋を渡って少し走ると、
もう周囲を緑に囲まれた北海道らしい風景に包まれます。
さっきまで市街地だったのに。

美瑛センチュリーライドは町の方々に支えられていますね。
こういう自然の中にぽつんと建っている宿でも、
手を振って応援してくださる方がいらっしゃいます。
スタート直後や、その後の市街地でも声援が多かったですし、
走っていてとても楽しくなるイベントです。


三愛の丘

DSC06388.JPG
次の見どころ、三愛の丘にやってきました。
というか、走っているときは、
どこがどんな名所なのかわからないまま走っているのがほとんどで、
後になってアクションカムの写真と公式ページのコース概要を見比べる作業をして
ようやく理解するような順番です。

もっと基礎知識を蓄えてから走り始めればよかったのですが、
それをするには美瑛は名所が多すぎです。

参加者が走りながらも名所を理解できる仕組みがあればいいなと思いました。


ただ、美瑛は観光地になろうとしている感じではありませんでした。
主な産業は農業です。
それぞれの名所もCMなどに使われたというだけで、
私有地に生えている木だったりもするらしいんです。
なのであまりそういう看板設置などには積極的にならないでしょうし、
自転車イベントのためだけに何かをすることもないでしょうから、
なかなか共存させる妙案が思いつきません。

さて、三愛の丘あたりから、
もう私はどのあたりを走っているのかわからなくなってきています。
二日目の記憶も混在しているので、
レポートもかなり曖昧な記憶、不正確な起債になりうることをお許しくださいませ。


DSC06433.JPG
北海道は平坦なイメージがありますが、
美瑛は「丘のまち」を標榜しているだけあって、
坂が多いです、かなり。
長短緩急取り揃えた坂の群れがサイクリストを苦しめます。

ですが、
ほとんどの参加者はそれすらも楽しんでいるはず。



DSC06470.JPG
ほぼ全ての分岐点に誘導員が配置されていて、
コースの複雑さにもかかわらず道を間違えることはなさそうです。
二日目なんて相当な数の分岐点があったので、
かなりのスタッフの数だったことでしょう。



A6_01657.JPG
ちなみにこの日の天気予報は、
朝のうちだけ雨で、
午前10時ごろから、晴れはしないものの雨は降らないとのこと。
そのため一面曇り空ですが、
雨が降らないだけ良しとするべきでしょう。

そのせいで美しいパッチワークの丘景色も暗くなってしまいます・・・
てわけではなくて、これは単なるカメラの扱い方がまずいだけかな。



美沢

DSC06577.JPG
(おそらく) 美沢にやってきました。
山の中を抜けた後に広がる水田地帯で、
ここは美瑛にしては珍しく平らです。

長い直線一本道が売りだと思うのですが、
6月にオロロンライン・オホーツクラインを走った私には、
もう見慣れた光景でした。



A6_01662.JPG
むしろその周囲に広がる稲刈りの終わった田がきれいでした。
米を黄金と呼んだ意味が分かるような色合いです。



次回

第1エイドまであと少しの美沢までやってきました。
次回に続きます。

美瑛センチュリーライド 2016 目次

2016 その0 前日編
60km編 その1 スタート編
60km編 その2 雨の第1区間編
60km編 その3 厚い雲が心配な第..
60km編 その4 パッチワークな最..
60km編 その5 美瑛の夜編
100km編 その1 スタート編
100km編 その2 最高標高地点編
100km編 その3 葛藤編
100km編 その4 美瑛の名所たち..
100km編 その4 ゴール編
100km編 その4 帰路とまとめ編


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。