東京都の歩道は危険

一時は隆盛を誇ったメールマガジンですが、
最近はどうなんでしょうか。
私はスパムメールと間違えがちになるので、
最近はほとんど登録しません。

現在唯一登録しているのが
疋田智の「週刊 自転車ツーキニスト」
です。
このメルマガも、登録したてのころは楽しく読んでいましたが、
最近はご本人の宣伝や、自転車に全く関係ない話題が増えてしまい、
気合を入れて読むことは少なくなりました。

たまに重要な情報が手に入るので一応購読し続けていますが。

そして、つい最近、その重要な情報がありました。
2014年7月9日発行の566号がそれです。

その内容はというと、
東京都の自転車政策についてのものです。
現都知事、舛添要一氏発言が
読売新聞の7月8日版に載っていたそうで。
(又聞きの又聞きみたいですみません・・・)


確かに、色々と突っ込みどころが満載な発言をされているのですが、

読売新聞7月8日
*********** 引用ここから ***********
舛添知事は、都内に現在ある自転車走行路計１２６キロを２０年までに倍の約２４０キロにしたいと表明。そのうえで今後の整備方針について「幅員を含めさまざまな形の道路がある。車が通るのが精いっぱいのような場所で車道を減らして自転車走行路をつくると、車が不便になる」と述べ、車道上の自転車レーンだけでなく、歩道にも自転車の走行路を設ける考えを明らかにした。
*********** 引用ここまで ***********
とのことでした。

引用元
http://mainichi.jp/feature/news/20140708mog00m040028000c.html



再度載せておきましょう。
舛添要一都知事が言うには、

「幅員を含めさまざまな形の道路がある。
車が通るのが精いっぱいのような場所で
車道を減らして自転車走行路をつくると、
車が不便になる」



もう一度。
今度は枝葉を省略してみます。

「自転車走行路をつくると、
車が不便になる」

かなり省略しましたが、
前後関係も含め、意味は変わってないと思います。

・・・東京は、終わったと思いました。


記事中には、

歩道上で対面通行を許容していく方針を示した。

とも書いてあります。
東京という都市では、
車が最優先であり、
自転車は邪魔なので車道から歩道に移動させたいということですね。
東京の知事がそう言っていますから間違いありません。

それはすなわち、
自転車を歩道に追いやることで、
歩道を歩く歩行者の危険を高めてでも、
自動車の利便性を求めるのが東京という都市であるということ。



利便性都市東京。



お笑い種ですね。

東京の歩道を歩くのはもうやめよう。
そう誓ったニュースでした。

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