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サイクルモード2014 その5 ロードバイク編 [サイクルモード]

前回はロード系の話題としてYONEXを挙げてみたら、
YONEXロードのカーボネックスシリーズ・CBXFS01/02/03の話のみで
終わってしまいました。

今回もロード系です。
こんなにロード系も見ていたのかと気づき、
自分に高級ロードにもまだまだ興味があるのが驚きです。



小ネタ集


今日はロード小ネタ集。



DE ROSA


イタリアの老舗、DE ROSA。

DSC_1419.jpg
KING とか PROTOSとか、
そうそうたるラインナップですが、
私はIDOLのチューブ形状が好きです。
そのIDOLに、ショッキングピンクが追加されました。

DSC_1423.jpg
追加ではなく、元々あったのかもしれませんが。

金属フレームのころのDE ROSAはイタリアでのハンドメイドだったので、
それはそれはありがたいフレームでした。
カーボンになってしまうと、
生産は中国や台湾であることが多く、
R888やR838など、Rシリーズは完全に台湾製だと公言しています。
ちょっと残念ですが、
それも時代ですね。

現在のMERAKやsuperkingも同じでしょう。
そして、きっとIDOLもそうです。




KEMO


KEMOはイタリア生まれのスイスブランドです。
今年のツールでフランスのコンチネンタルチーム、ブルターニュ・セシェが乗ってました。

DSC_1424.jpg
これはKE-R5で、ミドルレンジのエアロロード。

DSC_1425.jpg
この、シートチューブがタイヤに沿ってえぐれてる感がたまりません。
私はこのえぐれが大好きで、
次にロードを買うならぜひえぐれマシンでと考えています。



PINARELLO


ピナレロのブース。

DSC_1417.jpg
バイクには目もくれず、
ツールで走ったジャガーのチームカーばかり見てしまいました。



ビルダー


ビルダーについてほとんど知らない私でも、その名は知っているマキノ。

DSC_1563.jpg
こういうところで展示するメリットって何かあるんですかね。
人気が高すぎて、バックオーダーでいっぱいでしょうに。
出店依頼されたということなのでしょうか。

DSC_1564.jpg
マキノさんで、なんておこがましいことは言わないですが、
年を取ったらクロモリフレームをオーダーしたいものです。


DSC_1635.jpg
ケルビムも展示してありました。
細くてい赤いフレームを見るといつもケルビムかな?と思って見入ってしまいます。
そして、9割がた正解です。




VITTORIA


チューブラータイヤで有名なVITTORIA。
初めてチューブラーを使うときは、
とりあえずCorsa CX使っておけば間違いない、
と言われるくらいチューブラータイヤのスタンダードです。

そんなVITTORIAが今年からホイールに参入です。

正直なところ、今さらホイールに参入しても、
今の市場に受け入れられるかわかりません。
MAVIC・シマノ・カンパニョーロ・イーストン・レイノルズ・ZIPP・・・・
すでにそうそうたる顔ぶれでひしめき合っています。

VITTORIAの強みは、
タイヤで名前が売れていることと、タイヤと共通に開発できることくらい。
金属やカーボンの技術がどれほどあるのかすら未知数です。

で、私としては、
VITTORIAが20インチのチューブラーを扱われているという噂を聞いて、
その真偽を確かめるためだけに行っただけだったのです。

そのはずだったのですが、あまりの熱意にロードホイールの話をしっかり聞いてしまいました。
(MTBもあったはずですが、MTBは私は門外漢すぎるため聞いていません)

DSC_1618.jpg
アルミホイールのALUSION。
前後で1790g。

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ALUSIONのハブ。
VITTORIAのロードホイールは、Sessionを除いてすべて2to1組です。


DSC_1619.jpg
カーボンの・・・・と思いきや、こちらもアルミ。
ELUSION NEROという名前だそうです。
前後で1576g。
イニシャルがCに見えますけどね。
ディープもありましたが、まずはこの辺りが売れ筋になるのではないでしょうか。


MAVICのエグザリット(EXALITH)や、
先日発表されたFulcrum Racing Zero Niteと同じ、
プラズマ電解酸化皮膜処理(PEO)を施したアルミホイールなので、
ブレーキ面の色がシルバーではなくブラック。
PEOは、MAVICと同じくイギリスのKERONITE社が施しているらしいのですが、
FulcrumやVITTORIAが同じ処理のモノを出せるようになったのは、
単にMAVICとKERONITE社の独占契約期間が終了したからなんだそうです。

ということは、
これから他のメーカーのホイールでも
PEO独特の黒いブレーキ面アルミリムが増えていきそうですね。
新技術をなかなか採用しないシマノですが、
WH-RS81くらいの値段で出してくれると嬉しいです。

VITTORIAのELUSION NEROがそのくらいであればいいのですが、
さすがにそれはないでしょう。

ちなみに、ELUSION NEROの非PEO版、ELUSIONもあります。
前後で1591gと、NEROよりも重くなっているので、
PEO以外にも違いがあるんでしょうね。


DSC_1620.jpg
リム面を接写してみたものの、うまく写せず。
面に波型をつけるかどうかはまだ決定事項ではないとのこと。
ニップルが外にあるのは整備面ではよいですね。
1秒を争う方にとっては、空気抵抗が気になるのかもしれません。

DSC_1623.jpg
VITTORIAのホイールでいいなと思ったのは、
写真のSwitchITシステム。
ELUSIONグレード以上のホイールで使えます。
ELUSION以上ではすべて同じハブだそうで。

SwitchITとは何かというと、
ハブボディを工具なしに取り外せるシステム。
回転方向は形状やノッチで引っかかるはずで、
左右方向はクイックリリースで止められる。

こんなの初めて見た!と思っていましたが、
後日、実はDTも同じシステムであることを知りました。

でも、このシステムはいいですね。
特にプロレースのメカニックには喜ばれるでしょう。
ステージレースで山岳と平坦ではスプロケ交換が必須でしょうから、
9人分のホイールを
予備も含めて交換するのは一仕事。

SwitchITなら、手で引っこ抜いて、
別のスプロケがついているハブボディを入れ込むだけ。

(私のような)ずぼらなホビーライダーにとってもうれしいはずです。
山岳でもポタリングでも、
どちらにも使える万能スプロケを使うのか、
その日のコースに適したスプロケを使うのか。
SwitchITならスプロケ交換の面倒さがかなり軽減されます。

これまではその面倒さをホイールごと換えて対処してきたところを、
ハブボディだけで済むようになりますからね。
お財布にも優しい。

ただ、ハブボディ自体が結構な値段がしそうです。
DTのハブボディはほぼ1万円ですから、
おそらく同等の価格。
DURA-ACEを除くスプロケより相当高いが、
ホイールを買うよりは相当安い。
そういう絶妙な位置づけです。

その他のホイールはこう。
カーボンディープチューブラー
Qurano 46 : 1298g
Qurano 60 : 1409g
Qurano 84 : 1573g
アルカーボンクリンチャー
Fraxion : 1698g

特別に軽いものを作っているわけではないところに、
逆に好感を感じたりします。

もサイクルモードが続きます。

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***** サイクルモード2014 目次 *****
その01 有名フォールディングバイク
その02 ミニベロ編[1]
その03 ミニベロ編[2]
その04 ヨネックス編
その05 ロードバイク編
その06 アクセサリ編[1]
その07 アクセサリ編[2]
その08 フォールディングバイク編
その09 まとめ編
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