サイクルモード2014 その5 ロードバイク編 [サイクルモード]
前回はロード系の話題としてYONEXを挙げてみたら、
YONEXロードのカーボネックスシリーズ・CBXFS01/02/03の話のみで
終わってしまいました。
今回もロード系です。
こんなにロード系も見ていたのかと気づき、
自分に高級ロードにもまだまだ興味があるのが驚きです。
今日はロード小ネタ集。
イタリアの老舗、DE ROSA。
KING とか PROTOSとか、
そうそうたるラインナップですが、
私はIDOLのチューブ形状が好きです。
そのIDOLに、ショッキングピンクが追加されました。
追加ではなく、元々あったのかもしれませんが。
金属フレームのころのDE ROSAはイタリアでのハンドメイドだったので、
それはそれはありがたいフレームでした。
カーボンになってしまうと、
生産は中国や台湾であることが多く、
R888やR838など、Rシリーズは完全に台湾製だと公言しています。
ちょっと残念ですが、
それも時代ですね。
現在のMERAKやsuperkingも同じでしょう。
そして、きっとIDOLもそうです。
KEMOはイタリア生まれのスイスブランドです。
今年のツールでフランスのコンチネンタルチーム、ブルターニュ・セシェが乗ってました。
これはKE-R5で、ミドルレンジのエアロロード。
この、シートチューブがタイヤに沿ってえぐれてる感がたまりません。
私はこのえぐれが大好きで、
次にロードを買うならぜひえぐれマシンでと考えています。
ピナレロのブース。
バイクには目もくれず、
ツールで走ったジャガーのチームカーばかり見てしまいました。
ビルダーについてほとんど知らない私でも、その名は知っているマキノ。
こういうところで展示するメリットって何かあるんですかね。
人気が高すぎて、バックオーダーでいっぱいでしょうに。
出店依頼されたということなのでしょうか。
マキノさんで、なんておこがましいことは言わないですが、
年を取ったらクロモリフレームをオーダーしたいものです。
ケルビムも展示してありました。
細くてい赤いフレームを見るといつもケルビムかな?と思って見入ってしまいます。
そして、9割がた正解です。
チューブラータイヤで有名なVITTORIA。
初めてチューブラーを使うときは、
とりあえずCorsa CX使っておけば間違いない、
と言われるくらいチューブラータイヤのスタンダードです。
そんなVITTORIAが今年からホイールに参入です。
正直なところ、今さらホイールに参入しても、
今の市場に受け入れられるかわかりません。
MAVIC・シマノ・カンパニョーロ・イーストン・レイノルズ・ZIPP・・・・
すでにそうそうたる顔ぶれでひしめき合っています。
VITTORIAの強みは、
タイヤで名前が売れていることと、タイヤと共通に開発できることくらい。
金属やカーボンの技術がどれほどあるのかすら未知数です。
で、私としては、
VITTORIAが20インチのチューブラーを扱われているという噂を聞いて、
その真偽を確かめるためだけに行っただけだったのです。
そのはずだったのですが、あまりの熱意にロードホイールの話をしっかり聞いてしまいました。
(MTBもあったはずですが、MTBは私は門外漢すぎるため聞いていません)
アルミホイールのALUSION。
前後で1790g。
ALUSIONのハブ。
VITTORIAのロードホイールは、Sessionを除いてすべて2to1組です。
カーボンの・・・・と思いきや、こちらもアルミ。
ELUSION NEROという名前だそうです。
前後で1576g。
イニシャルがCに見えますけどね。
ディープもありましたが、まずはこの辺りが売れ筋になるのではないでしょうか。
MAVICのエグザリット(EXALITH)や、
先日発表されたFulcrum Racing Zero Niteと同じ、
プラズマ電解酸化皮膜処理(PEO)を施したアルミホイールなので、
ブレーキ面の色がシルバーではなくブラック。
PEOは、MAVICと同じくイギリスのKERONITE社が施しているらしいのですが、
FulcrumやVITTORIAが同じ処理のモノを出せるようになったのは、
単にMAVICとKERONITE社の独占契約期間が終了したからなんだそうです。
ということは、
これから他のメーカーのホイールでも
PEO独特の黒いブレーキ面アルミリムが増えていきそうですね。
新技術をなかなか採用しないシマノですが、
WH-RS81くらいの値段で出してくれると嬉しいです。
VITTORIAのELUSION NEROがそのくらいであればいいのですが、
さすがにそれはないでしょう。
ちなみに、ELUSION NEROの非PEO版、ELUSIONもあります。
前後で1591gと、NEROよりも重くなっているので、
PEO以外にも違いがあるんでしょうね。
リム面を接写してみたものの、うまく写せず。
面に波型をつけるかどうかはまだ決定事項ではないとのこと。
ニップルが外にあるのは整備面ではよいですね。
1秒を争う方にとっては、空気抵抗が気になるのかもしれません。
VITTORIAのホイールでいいなと思ったのは、
写真のSwitchITシステム。
ELUSIONグレード以上のホイールで使えます。
ELUSION以上ではすべて同じハブだそうで。
SwitchITとは何かというと、
ハブボディを工具なしに取り外せるシステム。
回転方向は形状やノッチで引っかかるはずで、
左右方向はクイックリリースで止められる。
こんなの初めて見た!と思っていましたが、
後日、実はDTも同じシステムであることを知りました。
でも、このシステムはいいですね。
特にプロレースのメカニックには喜ばれるでしょう。
ステージレースで山岳と平坦ではスプロケ交換が必須でしょうから、
9人分のホイールを
予備も含めて交換するのは一仕事。
SwitchITなら、手で引っこ抜いて、
別のスプロケがついているハブボディを入れ込むだけ。
(私のような)ずぼらなホビーライダーにとってもうれしいはずです。
山岳でもポタリングでも、
どちらにも使える万能スプロケを使うのか、
その日のコースに適したスプロケを使うのか。
SwitchITならスプロケ交換の面倒さがかなり軽減されます。
これまではその面倒さをホイールごと換えて対処してきたところを、
ハブボディだけで済むようになりますからね。
お財布にも優しい。
ただ、ハブボディ自体が結構な値段がしそうです。
DTのハブボディはほぼ1万円ですから、
おそらく同等の価格。
DURA-ACEを除くスプロケより相当高いが、
ホイールを買うよりは相当安い。
そういう絶妙な位置づけです。
その他のホイールはこう。
カーボンディープチューブラー
Qurano 46 : 1298g
Qurano 60 : 1409g
Qurano 84 : 1573g
アルカーボンクリンチャー
Fraxion : 1698g
特別に軽いものを作っているわけではないところに、
逆に好感を感じたりします。
もサイクルモードが続きます。
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***** サイクルモード2014 目次 *****
その01 有名フォールディングバイク
その02 ミニベロ編[1]
その03 ミニベロ編[2]
その04 ヨネックス編
その05 ロードバイク編
その06 アクセサリ編[1]
その07 アクセサリ編[2]
その08 フォールディングバイク編
その09 まとめ編
YONEXロードのカーボネックスシリーズ・CBXFS01/02/03の話のみで
終わってしまいました。
今回もロード系です。
こんなにロード系も見ていたのかと気づき、
自分に高級ロードにもまだまだ興味があるのが驚きです。
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小ネタ集 | ||
今日はロード小ネタ集。
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DE ROSA | ||
イタリアの老舗、DE ROSA。
KING とか PROTOSとか、
そうそうたるラインナップですが、
私はIDOLのチューブ形状が好きです。
そのIDOLに、ショッキングピンクが追加されました。
追加ではなく、元々あったのかもしれませんが。
金属フレームのころのDE ROSAはイタリアでのハンドメイドだったので、
それはそれはありがたいフレームでした。
カーボンになってしまうと、
生産は中国や台湾であることが多く、
R888やR838など、Rシリーズは完全に台湾製だと公言しています。
ちょっと残念ですが、
それも時代ですね。
現在のMERAKやsuperkingも同じでしょう。
そして、きっとIDOLもそうです。
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KEMO | ||
KEMOはイタリア生まれのスイスブランドです。
今年のツールでフランスのコンチネンタルチーム、ブルターニュ・セシェが乗ってました。
これはKE-R5で、ミドルレンジのエアロロード。
この、シートチューブがタイヤに沿ってえぐれてる感がたまりません。
私はこのえぐれが大好きで、
次にロードを買うならぜひえぐれマシンでと考えています。
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PINARELLO | ||
ピナレロのブース。
バイクには目もくれず、
ツールで走ったジャガーのチームカーばかり見てしまいました。
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ビルダー | ||
ビルダーについてほとんど知らない私でも、その名は知っているマキノ。
こういうところで展示するメリットって何かあるんですかね。
人気が高すぎて、バックオーダーでいっぱいでしょうに。
出店依頼されたということなのでしょうか。
マキノさんで、なんておこがましいことは言わないですが、
年を取ったらクロモリフレームをオーダーしたいものです。
ケルビムも展示してありました。
細くてい赤いフレームを見るといつもケルビムかな?と思って見入ってしまいます。
そして、9割がた正解です。
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VITTORIA | ||
チューブラータイヤで有名なVITTORIA。
初めてチューブラーを使うときは、
とりあえずCorsa CX使っておけば間違いない、
と言われるくらいチューブラータイヤのスタンダードです。
そんなVITTORIAが今年からホイールに参入です。
正直なところ、今さらホイールに参入しても、
今の市場に受け入れられるかわかりません。
MAVIC・シマノ・カンパニョーロ・イーストン・レイノルズ・ZIPP・・・・
すでにそうそうたる顔ぶれでひしめき合っています。
VITTORIAの強みは、
タイヤで名前が売れていることと、タイヤと共通に開発できることくらい。
金属やカーボンの技術がどれほどあるのかすら未知数です。
で、私としては、
VITTORIAが20インチのチューブラーを扱われているという噂を聞いて、
その真偽を確かめるためだけに行っただけだったのです。
そのはずだったのですが、あまりの熱意にロードホイールの話をしっかり聞いてしまいました。
(MTBもあったはずですが、MTBは私は門外漢すぎるため聞いていません)
アルミホイールのALUSION。
前後で1790g。
ALUSIONのハブ。
VITTORIAのロードホイールは、Sessionを除いてすべて2to1組です。
カーボンの・・・・と思いきや、こちらもアルミ。
ELUSION NEROという名前だそうです。
前後で1576g。
イニシャルがCに見えますけどね。
ディープもありましたが、まずはこの辺りが売れ筋になるのではないでしょうか。
MAVICのエグザリット(EXALITH)や、
先日発表されたFulcrum Racing Zero Niteと同じ、
プラズマ電解酸化皮膜処理(PEO)を施したアルミホイールなので、
ブレーキ面の色がシルバーではなくブラック。
PEOは、MAVICと同じくイギリスのKERONITE社が施しているらしいのですが、
FulcrumやVITTORIAが同じ処理のモノを出せるようになったのは、
単にMAVICとKERONITE社の独占契約期間が終了したからなんだそうです。
ということは、
これから他のメーカーのホイールでも
PEO独特の黒いブレーキ面アルミリムが増えていきそうですね。
新技術をなかなか採用しないシマノですが、
WH-RS81くらいの値段で出してくれると嬉しいです。
VITTORIAのELUSION NEROがそのくらいであればいいのですが、
さすがにそれはないでしょう。
ちなみに、ELUSION NEROの非PEO版、ELUSIONもあります。
前後で1591gと、NEROよりも重くなっているので、
PEO以外にも違いがあるんでしょうね。
リム面を接写してみたものの、うまく写せず。
面に波型をつけるかどうかはまだ決定事項ではないとのこと。
ニップルが外にあるのは整備面ではよいですね。
1秒を争う方にとっては、空気抵抗が気になるのかもしれません。
VITTORIAのホイールでいいなと思ったのは、
写真のSwitchITシステム。
ELUSIONグレード以上のホイールで使えます。
ELUSION以上ではすべて同じハブだそうで。
SwitchITとは何かというと、
ハブボディを工具なしに取り外せるシステム。
回転方向は形状やノッチで引っかかるはずで、
左右方向はクイックリリースで止められる。
こんなの初めて見た!と思っていましたが、
後日、実はDTも同じシステムであることを知りました。
でも、このシステムはいいですね。
特にプロレースのメカニックには喜ばれるでしょう。
ステージレースで山岳と平坦ではスプロケ交換が必須でしょうから、
9人分のホイールを
予備も含めて交換するのは一仕事。
SwitchITなら、手で引っこ抜いて、
別のスプロケがついているハブボディを入れ込むだけ。
(私のような)ずぼらなホビーライダーにとってもうれしいはずです。
山岳でもポタリングでも、
どちらにも使える万能スプロケを使うのか、
その日のコースに適したスプロケを使うのか。
SwitchITならスプロケ交換の面倒さがかなり軽減されます。
これまではその面倒さをホイールごと換えて対処してきたところを、
ハブボディだけで済むようになりますからね。
お財布にも優しい。
ただ、ハブボディ自体が結構な値段がしそうです。
DTのハブボディはほぼ1万円ですから、
おそらく同等の価格。
DURA-ACEを除くスプロケより相当高いが、
ホイールを買うよりは相当安い。
そういう絶妙な位置づけです。
その他のホイールはこう。
カーボンディープチューブラー
Qurano 46 : 1298g
Qurano 60 : 1409g
Qurano 84 : 1573g
アルカーボンクリンチャー
Fraxion : 1698g
特別に軽いものを作っているわけではないところに、
逆に好感を感じたりします。
もサイクルモードが続きます。
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***** サイクルモード2014 目次 *****
その01 有名フォールディングバイク
その02 ミニベロ編[1]
その03 ミニベロ編[2]
その04 ヨネックス編
その05 ロードバイク編
その06 アクセサリ編[1]
その07 アクセサリ編[2]
その08 フォールディングバイク編
その09 まとめ編
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