サイクルモード2014 その8 フォールディングバイク編 [サイクルモード]
サイクルモードレポートもいつの間にかその8まで来てしまいました。
前回まで小ネタ集をしていましたが、
またミニベロ系のネタに戻ります。
その2やその3で折りたためないミニベロレポートは終了してますが、
今度はフォールディングバイク。
折り畳み自転車の話題は、
今年はあまりなかったような・・・・
相変わらず三角形のSTRIDA。
これまでの歴史も展示していありましたが、
私には違いがわかりませんでした。
でも、変わらない良さってありますよね。
完全に初見のメーカー、PATTO BIKE。
世界初の倒立する自転車ということらしいのですが、
どういうことかというと、
折りたたんだ後に90度倒立させることができるんだそうです。
そうすることで安定し、補助輪で転がすこともできる。
ここまで聞くと、村山コーポレーションのMC1とかがそういうの出してたような気がしましたが。
折りたたんだ状態がこちら。
スーツケースに入っても何の得もないですけど、
それほど小さいよ、というアピールですね。
ドロップハンドルもうまくかさばらない場所に入り込むように考えてあるようです。
写真中央上部に懐かしいウスが見えますね。
このシルバーの棒の、斜めに切れ込みの入ったモノです。
アヘッドステム全盛の現在では、
見たことない人がいるかもしれませんが、
日東のPEARLステムなどを見てもわかるように、
ノーマルステムはすべてこれ。
上部のねじを締めこむと、下部の斜めに切られた先の部分が引き寄せられて、
斜めになっているがために横に移動しようとして筒に制限されて固定される。
そんなシステム。
PATTO BIKEのヘッドチューブ長の調整は、これを採用しているようです。
普通はシートポストと同じように周りから締め付けるタイプですが。
そのため、それを締めるのはクイックレバーは真上から下に伸びています。
これ、走行中に思わず緩めちゃいません?
手がぶつかったり、
ダンシングの膝がぶつかったり。
ちょっと怖い。
折り畳みのときにチェーンが緩むそうで、
チェーン止めのための板がついていました。
いかにも後付感が否めません。
まだまだ発展途上のバイクのようですが、
折りたたんだ後の形は綺麗ですし、
もう少し安全面配慮がなされ、細部が洗練されると期待できそうなメーカーでした。
ただ、無名メーカーに27万は誰も出さないでしょう。
最も安いものでも14万。
量産効果もないでしょうが、ちょっと苦しいです。
これまた聞いたこともないメーカーCARACLE-S。
世界最小折り畳みサイズ、ということを標榜しているものの、
どうもBromptonの方が小さい気が・・・。
まあ、20インチで最小サイズということでしょうかね。
あと、折り畳みのステップがサドル下げ含め5段階必要なのですが、
前後ホイールとシートポスト下部で自立するスタイルなので
折りたたむならサドルを必ず下げなくてはなりません。
ちょっと面倒だと思います。
これで12万円弱。。。。
パナソニックのチタン製軽量折り畳み自転車、「トレンクル」が
4代目になりました。
初代は(軽い方は)6.5kgだったと記憶しているのですが、
4代目は6.9kgとなっています。
また、フォークがいつの間にかカーボンになってます。
こんな短いフォークにカーボンを使ったところで効果があるのか、
疑問でいっぱいです。
むしろ、フォークまでチタンのほうが面白いと思うのですが。
折り畳みのクイックレバーには、
ゴムバンドのようなものがついていました。
安全性を考えてのことなのかもしれませんが、
なんか恰好悪いですよね。
つけてはダメとは言いませんが、
こういう後付品が必要ないような工夫を施してほしいところだと思います。
297,000円もするのですから。
なんだか今日は、STRIDA以外では不満ばかりでした。
もう少し明るい話題がほしい。
次回に続きます。
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***** サイクルモード2014 目次 *****
その01 有名フォールディングバイク
その02 ミニベロ編[1]
その03 ミニベロ編[2]
その04 ヨネックス編
その05 ロードバイク編
その06 アクセサリ編[1]
その07 アクセサリ編[2]
その08 フォールディングバイク編
その09 まとめ編
前回まで小ネタ集をしていましたが、
またミニベロ系のネタに戻ります。
その2やその3で折りたためないミニベロレポートは終了してますが、
今度はフォールディングバイク。
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フォールディングバイク | ||
折り畳み自転車の話題は、
今年はあまりなかったような・・・・
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STRIDA | ||
相変わらず三角形のSTRIDA。
これまでの歴史も展示していありましたが、
私には違いがわかりませんでした。
でも、変わらない良さってありますよね。
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PATTO BIKE | ||
完全に初見のメーカー、PATTO BIKE。
世界初の倒立する自転車ということらしいのですが、
どういうことかというと、
折りたたんだ後に90度倒立させることができるんだそうです。
そうすることで安定し、補助輪で転がすこともできる。
ここまで聞くと、村山コーポレーションのMC1とかがそういうの出してたような気がしましたが。
折りたたんだ状態がこちら。
スーツケースに入っても何の得もないですけど、
それほど小さいよ、というアピールですね。
ドロップハンドルもうまくかさばらない場所に入り込むように考えてあるようです。
写真中央上部に懐かしいウスが見えますね。
このシルバーの棒の、斜めに切れ込みの入ったモノです。
アヘッドステム全盛の現在では、
見たことない人がいるかもしれませんが、
日東のPEARLステムなどを見てもわかるように、
ノーマルステムはすべてこれ。
上部のねじを締めこむと、下部の斜めに切られた先の部分が引き寄せられて、
斜めになっているがために横に移動しようとして筒に制限されて固定される。
そんなシステム。
PATTO BIKEのヘッドチューブ長の調整は、これを採用しているようです。
普通はシートポストと同じように周りから締め付けるタイプですが。
そのため、それを締めるのはクイックレバーは真上から下に伸びています。
これ、走行中に思わず緩めちゃいません?
手がぶつかったり、
ダンシングの膝がぶつかったり。
ちょっと怖い。
折り畳みのときにチェーンが緩むそうで、
チェーン止めのための板がついていました。
いかにも後付感が否めません。
まだまだ発展途上のバイクのようですが、
折りたたんだ後の形は綺麗ですし、
もう少し安全面配慮がなされ、細部が洗練されると期待できそうなメーカーでした。
ただ、無名メーカーに27万は誰も出さないでしょう。
最も安いものでも14万。
量産効果もないでしょうが、ちょっと苦しいです。
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CARACLE-S | ||
これまた聞いたこともないメーカーCARACLE-S。
世界最小折り畳みサイズ、ということを標榜しているものの、
どうもBromptonの方が小さい気が・・・。
まあ、20インチで最小サイズということでしょうかね。
あと、折り畳みのステップがサドル下げ含め5段階必要なのですが、
前後ホイールとシートポスト下部で自立するスタイルなので
折りたたむならサドルを必ず下げなくてはなりません。
ちょっと面倒だと思います。
これで12万円弱。。。。
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Panasonic トレンクル | ||
パナソニックのチタン製軽量折り畳み自転車、「トレンクル」が
4代目になりました。
初代は(軽い方は)6.5kgだったと記憶しているのですが、
4代目は6.9kgとなっています。
また、フォークがいつの間にかカーボンになってます。
こんな短いフォークにカーボンを使ったところで効果があるのか、
疑問でいっぱいです。
むしろ、フォークまでチタンのほうが面白いと思うのですが。
折り畳みのクイックレバーには、
ゴムバンドのようなものがついていました。
安全性を考えてのことなのかもしれませんが、
なんか恰好悪いですよね。
つけてはダメとは言いませんが、
こういう後付品が必要ないような工夫を施してほしいところだと思います。
297,000円もするのですから。
なんだか今日は、STRIDA以外では不満ばかりでした。
もう少し明るい話題がほしい。
次回に続きます。
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***** サイクルモード2014 目次 *****
その01 有名フォールディングバイク
その02 ミニベロ編[1]
その03 ミニベロ編[2]
その04 ヨネックス編
その05 ロードバイク編
その06 アクセサリ編[1]
その07 アクセサリ編[2]
その08 フォールディングバイク編
その09 まとめ編
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