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奄美大島チャレンジサイクリング その01 [奄美大島チャレンジサイクリング]

昨日第一報を出した奄美大島チャレンジサイクリング240Kのレポートです。
(最初は「速報」にしていたものを「一報」に変更)


奄美大島は鹿児島県に属しますが、
九州の鹿児島(鹿児島市や桜島のこと)よりも
沖縄本島のほうが近い場所にあります。
つまり気候的には沖縄に近い。

開催は冬ですが、
比較的高めの気温の中開催される大会となります。
ただし、風が強い地域のため体感温度は低く、
注意が必要。
こういう気候は、服装が難しいところですね。

ちなみに、240Kの「K」は大文字が正式名称のようです。
kmを表現する場合は小文字にしなければならないので、
240㎞以外に何かほかの意味も含んでいるのでしょう。



飛行機輪行


東京から奄美大島へは飛行機輪行するしかありません。
鹿児島港からフェリーというのもありますが
11時間かかる上に、最低でも12,000円かかります。
東京から鹿児島経由にする利点があまりないのです。




バニラエア


羽田から奄美大島へはJALが就航していますので、
輪行も問題なく行なえますが、
いかんせん料金が高い・・・。
特定便割引55という、55日前に購入するチケットでも、
片道17,000円くらいかかります。

往復で34,000円は高いな。


と悩んでいたら、
2014年7月から、バニラエアが奄美大島へ就航。
バニラエアはLCCということで少し不安ですが、
ANA系列なのでJALに乗りたくない私には渡りに船。

初めてのバニラエアなので、
どのチケットにすればよいのか等のシステムが分かりません。
色々調べた結果、手荷物として自転車を預ける私は、
料金が安いが何もオプションがついていないシンプルバニラではなく、
最初から手荷物料金込みのコミコミバニラにした方が良いようです。

なお、わくわくバニラという、週末限定で発売されるチケットは
基本的にはシンプルバニラ。
でも手荷物料金がかかってしまので、結局コミコミバニラとあまり変わりません。
輪行者にはあまりメリットがない状態。
(手荷物を預けない人には大いにメリットがあります)

安さを追い求めるかどうか。
初めてのバニラエアであることも踏まえ、
バニラエア・バケーションというANA関連の企画旅行で
宿泊チケット付きのものを予約しました。
パック設定の商品なら、45日前まではキャンセルもできるようです。


通常のわくわくバニラ料金よりも更に若干高くなったとは言え、
2日間の宿代込みで28,000円。
JALで行くよりも2万円ほど安く出来た計算です。

なお、バニラエアは羽田ではなく成田空港発となりますので注意。




成田へ


では、成田空港へ。
ちょっと寝坊しまして、乗ろうと思っていた電車に間に合わず。
京成電鉄の鈍行で第2ビル駅へ向かいます。
余裕を持った電車にしておいてよかった。

DSC_0010.jpg
今回はバニラエア輪行なので、前後輪外すタイプの輪行袋、オーストリッチL-100です。
前輪のみ外すタイプだと、追加料金が必要なサイズになるようです。

前後輪タイプでも、ロード320とどっちにするか迷いましたが、
寒い時期の輪行は荷物が多くなるので、
少しでも軽量なL-100にしました。
バニラエアの自転車の扱いがわからないので、
少しでも厚手のものにしたかったのが本音ですけどね。




成田にて


そんなこんなでちょっとぎりぎり感がありますが、
無事成田に到着です。
バニラエアのカウンターは第2ビル1Fの最も奥。
カートが欲しくなります。

DSC_0014.jpg
バニラエアのカウンターにほとんど人がいません。
搭乗手続き締切10分前ですけど、
みんなそんなに早く済ませているのですか?

私はウェブチェックインをしているので、
手荷物を預けるだけ。

とここで2つ問題発生。

バニラエアはANA関連なので無警戒でしたが、
タイヤの空気を抜かないといけないとのこと。
こいつは面倒です。
まあ仕方ない。


もう1つは、
自転車にマウントしているカメラの外部電源、
つまりモバイルバッテリーを手荷物として預けられないとこのこと。
おっと、今までそんなこと言われたことなかった。
今回はモバイルバッテリー用バッグを変えているので、
取り出しに時間がかかるのです。

仕方なく頑張ってはずそうと試みていると、別の人が来て、
「機器に接続されているバッテリーはOKです」
とのこと。
なんだか最初の係の人もいまいちわかってなさそうな感じだったんですよね。

モバイルバッテリーから出ているケーブルを指さして、
「接続はこのケーブルですが・・・」
と伝えてみると、それならOKらしい。
変なルールですね。


ところが、帰ってから調べてみると、
どうもモバイルバッテリーの時点で手荷物持ち込みはダメっぽいです。
機器専用のバッテリー(携帯とかPCとか)ならOKらしいですが、
USBケーブルで接続している汎用バッテリーですから、
本当はだめだったはず。
どういう理屈でOKだったんでしょう・・・・。
リチウムイオンのモバイルバッテリーだと伝えたので、
構成を勘違いされているとは思えないですが。

DSC_0017.jpg
飛行機まではバスで乗り込みに行きます。



バニラフライト中


座席は背もたれの角度が急すぎてきついです。
90度以上あるんじゃないかと思うくらい。
これがLCCか。
スカイマークが、
「自分たちはLCCではない」
と言っているのも納得できます。

前後の座席間隔も狭い気がする。
足元に落としたものが拾えません・・・・。



着陸間際はすっごく揺れます。
ジェットコースターのスーッとする感じを何度も繰り返しますが、
これは風が強いからなのか、バニラエアだからなのか。
着陸したら、拍手したいくらいです。

ちょっと乗り物酔いしました。

LCCだから不安に思ってしまいますね。
大手、つまりJALやANAが同じ揺れを起こしていたとしても、
もう少し安心できていたのかもしれません。


着陸態勢に入って、もう窓から滑走路が見えるところまできたものの、
再上昇しました。
何らかのトラブルで着陸できなかったようです。
そのために、旋回を開始。
この乗り物酔い誘発の揺れの中、
旋回で時間が増えるのはつらい。

「理由はわかり次第連絡します」
とアナウンスがあったものの、結局理由は発表されず。
車輪が出なかったとかなのでしょうか。

通路を挟んで隣の席の方は、肘掛を必死に握りしめていました。
相当怖かったのでしょう。
私にとっては今までに飛行機で体験したことのない揺れでしたからね。
何かあっても諦めるしかないと思っていましたが、
とりあえず吐きそうな揺れを何とかしてほしい。

旋回開始から10分くらいでしょうか。
何とか着陸しました。



奄美大島


なんだかんだで奄美大島到着。



奄美空港


奄美空港に到着すると、
まずまず暖かいですが、想像よりも暖かくない。
風も強いです。

DSC_0031.jpg
空港の駐車場に小さな庵のようなものがあったので、
ここで自転車を組み立てます。

今回は、240km走る長丁場。
さすがにがっちがちに硬い中華カーボンミニベロ号では無理そうなので、
700cのSuper Sixです。

DSC_0035.jpg
それでは奄美空港を出発して、
宿泊ホテルのある名瀬へ、
そして、前日受付場所へ行きましょう。

続きはまた次回

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***** 奄美大島チャレンジサイクリング240K 2014 目次 *****
その00 一報
その01 バニラエア輪行編
その02 前日の奄美編
その03 当日スタート編
その04 最初の峠編
その05 AS1編
その06 CP1編
その07 CP2前篇
その08 CP2後編
その09 AS2前篇
その10 AS2後編+CP3編
その11 ゴール地点編
その12 さよならパーティ編
その13 帰路+まとめ編

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兄ムーチョ

AiAi広場前で、SUSUMUCHOと言う飲食店をやっているものです。

こんなに細かく載せてくれてありがとうございます。

これで興味をもってくれる方が増えるといいなあ~、と思っています。

来年、来ないかもと言うことでしたが、是非またいらしてください。

奄美大島に来てくれて、ありがっさまりょ~た。(ありがとうございました。)
by 兄ムーチョ (2014-12-27 21:21) 

takerunosuke

こちらこそ、奄美の方々には良くしていただいて、
大変お世話になりました。
チャレンジサイクリングに毎年参加は私にはハードすぎますが、
またいつか必ず参加するつもりです。

チャレンジサイクリングに関係なく、
今度は旅行でのんびり走ってみたいなぁと思ってますので、
またよろしくお願いします~
by takerunosuke (2014-12-31 20:14) 

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