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奄美大島チャレンジサイクリング その05 [奄美大島チャレンジサイクリング]

前回はスタート直後の奄美CC峠を無事にクリアし、
龍郷湾・笠利湾のそばを走りました。

今回は奄美大島の北東部、
旧笠利町を走ります。
現在は奄美市になっているので、
奄美市(名瀬)→龍郷町→奄美市(笠利)と進んでいます。
龍郷町は、奄美市に挟まれても単独で存続しています。
仲が悪いのか?と、あらぬ心配をしてしまいますね。

いや、あらぬ心配であることを願いますよ、本当に。



AS1まで


とりあえず目標は第1エイドステーション。
笠利局(郵便局)あたりがASになります。

そういえば、奄美大島チャレンジサイクリングは、
事前にAS・CPの場所の情報が少なく、
公式サイトの地図ではCPは一つもわからない上に
AS3の場所もわからない。
作戦を練ったり事前に地形を把握する目印として重要なので、
公式サイトの地図をもう少し工夫してほしいところです。



まだまだ笠利湾


奄美大島は坂が多いですが、
旧笠利町地域も例外ではありません。

DSC04254.JPG
大きな峠に隠れていますが、
細かいアップダウンがあります。
その度に自制心を持ってマイペースを貫きます。

短い坂だからと言って、
ダンシングで一気に駆け上がっていたりすると、
後半に走れなくなってしまいますからね。

DSC04347.JPG
笠利湾もかなり外海に近づいてくると、波があります。


DSC04370.JPG
さて、AS1の手前に100mほどの小さな峠があります。
小さいですが、もちろんここもマイペース。
イーブンペースで上ります。
奄美大島チャレンジサイクリングはここまでほとんど単独走なので、
イベントに来ている雰囲気がほとんどありません。
でも、240km完走という勲章を得るために、
粛々と上ります。

DSC_0024.jpg
思いのほか楽に上れてしまいました。

と思っていたら、
ここはまだ蒲生崎。
標高100mの峠の手前にある、標高50mほどの更に小さな峠でした。
そりゃ楽に上れるはずです。

DSC04449.JPG
というわけで、もう一度下って、
今度はもう完全に笠利湾ではなくて外海です。
波もより大きくなっています。



小峠


今度こそ本当に100mの峠。

DSC04494.JPG
さすがにさっきより長い坂です。

この辺りで、
後ろからかなり走れるお姉さまに遭遇しまいした。
私のペースが遅すぎて、休んでるのかと思われていたようですが、
私はこれでもイーブンペースで走っていたのです。
相当強い方でしたが、後ろからやってきたのは、
トラブルで取り残されていたためのようです。

この後、AS1までご一緒に走行しました。
色々な話をきけて楽しかったです。

この方もリア32Tと軽めギア(私と同じ)でしたが、
フロントは普通のコンパクト。
いや、シマノの4アームだったので110しかないですね。
つまり最小インナーが34T。
私は30Tなので、その差が4Tによるケイデンスの差が見れました。
ただ、きっとこの方、もっとギアをかけて
私を置いていってしまうだけの脚力は持っておられると思います。


DSC04522.JPG
ようやく峠の頂上。
100mとは言え、よく頑張りました。
序盤な上、緩すぎるペースで上っているので、
まだまだ元気です。

DSC04524.JPG
一緒に走っていた方の下りは攻撃的で、
ついていくのが大変です。
それでも、海が見えてきたということは下りももう少しで終わり。
下りきると数キロほどで第1エイドステーションに到着ですから、
気合も入れなおせるというもの。



エイドステーション1


エイドステーション1は笠利郵便局の先100mほどにある、
奄美市名瀬公民館・金久分館の前です。
こういう場所の正確性が、
事前情報にないのですよね。
前日にもらう資料には載っていましたのですが、
サイトにもアップしてほしいところです。

変更対応などの事情があるのかもしれませんが。



エイドにて


峠を下ってからAS1までは海岸沿いを一本道。

DSC04569.JPG
AS1に到着。
だいたい70kmの地点です。

DSC_0026.jpg
捕球食やドリンクがそろっています。

何があったかよく覚えていないですが、
スポーツドリンク・水・麦茶と、
バナナ・梅干し・飴・サーターアンダギー、
他にもいろいろあって、笹にくるまれたお餅のようなものもあったように思います。
左下のバナナの下にあるかごです。

本当は「おにぎりひとつと、他の物をいろいろ楽しむ」というのが
私にとってはベストなんです。
炭水化物・グリコーゲン補給と地域のモノを楽しむことが出来るので。
おにぎりはなかったのでバナナを半個と、
その他いろいろいただいてしまいました。

そういえば、ミキという奄美特有の飲み物もいただきました。
みきとは、鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる発酵飲料水。
米粉、サツマイモ、砂糖を発酵させて作られる。

wikipedia 「みき (飲料水)」より

飲むヨーグルトのようなものなのかと思っていましたが、
全然違いました。
ちょっと粒感がありつつも味はあっさり。
抹茶粉末やきな粉などの和菓子系のものをかけても
おいしそうです。

AS出発時には、
笹のお餅を背中ポケットに入れて出発。
さて、目指すは本茶峠にある第1チェックポイント。
30km先で、峠らしい峠は本茶峠のみです。
その峠が300mあるんですけどね。


AS1を出発したのが9:20ごろ。
CP1の制限時間が11:00なので、1時間40分ほどです。
平均18km/hくらいであれば、なんとかなりそうですね。
思ったよりぎりぎりを走っていますが、
序盤に脚を使わない作戦なので仕方ない。

本当は、時間制限はもっと長いと思っていたので、
当日まであまり考えていませんでした。
AS1で制限が意外とシビアであることを知って、
そこから真面目に考えるようになりますが、
そのあたりの心の葛藤も含めて続きは次回に。

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***** 奄美大島チャレンジサイクリング240K 2014 目次 *****
その00 一報
その01 バニラエア輪行編
その02 前日の奄美編
その03 当日スタート編
その04 最初の峠編
その05 AS1編
その06 CP1編
その07 CP2前篇
その08 CP2後編
その09 AS2前篇
その10 AS2後編+CP3編
その11 ゴール地点編
その12 さよならパーティ編
その13 帰路+まとめ編
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かきたろう

今年(2015年)こそは奄美大島チャレンジサイクリングに参加しようと思い検索してみたところ申込み期限が一昨日(10/28)までと知り意気消沈するとともにこのブログも見つけ楽しく読ませて頂いております。
地元の者ですが龍郷町が他市町村と仲が悪いという事はありません。合併して奄美市とならなかったのは、はいろいろ意見があったようですが大型ホームセンターや酒造メーカ、火力発電所などの税収があり他市町村より財政的に豊かであるためそれに勝る意義を見出せなかったからと聞いています。
by かきたろう (2015-11-01 01:48) 

takerunosuke

かきたろうさん、ご情報ありがとうございます。
なるほど、仲が悪いわけではないと聞いて安心しました。
いや元々本気で心配していたわけではないですが、
まさかと思う事実もたまにありますしね。
地元の方からの情報なら安心です。

チャレンジサイクリングは残念でしたね。
来年までトレーニング期間が増えたと思いましょう。
by takerunosuke (2016-01-04 08:54) 

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