SSブログ

ときがわ町サイクルフェスタ その9 ゴール編 [ときがわ町サイクルフェスタ]

前回は、白石峠から西平運動場まで下って、
春の緑遊会で補給完了。

今回は緑遊会会場を後にして、
ゴールに向かいます。



ゴールまで


ゴールまではあと少しのはずですが、正確な距離はわかりません。

スタッフの方に距離を聞いたら、
「自転車で10分くらいだよ」
と答えてくださいました。

こういう場合の10分は、
どのくらいのスピードで走っている前提なんでしょう。
ママチャリ?
ポタリング?
本気モード?
道の混雑度は?
信号の数は?

距離で答えてもらえた方が計算しやすいなと思うのですが、
それは自転車乗りの性ですかね。




猛進


春の緑遊会を満喫して、
後はゴールするだけです。

ちなみに、routelabで距離を見てみると、
7.3kmありました。
10分で7.3kmということは、約44kmですよ。
その上信号ストップもあるので、
大体50km暗いでは知っていないと10分では着きません。

まあ、15分かかっても10分くらいと言えばそうですよね。
誤差範囲ということでしょう。


DSC07075.JPG
こんなところにも花が。



DSC07081.JPG
TOKIGAWA BASEまで戻ってきました。
前方左手に小さく見えています。
本当は止まって写真を撮ったりしたかったのですが、
途中で聞いた話では、ゴールの制限時間が確か15:00らしいのです。

緑遊会会場を出たのが14:45過ぎ。
急がなければ15:00には間に合いません。
仕方なく先を急ぎます。


そういえば、開会式終了が相当延びたなあと思い出します。
エキップアサダの注意のお話が15分くらい延びたのがなければ、
もっと楽に間に合ったのに。

緑遊会会場で相当のんびりしてしまったのとか、
苅場坂峠の下りを集団で下ると間違えて待っていたのとか、
いろいろなところでタイムロスしています。
でも、開会式の延びはさすがに無駄すぎです。
あれがなければ。

なんて考えながらも必死にペダルを回します。



DSC07121.JPG
ときがわ町第2庁舎までやってきました。

DSC_0440.jpg
大会受付でもらったときがわ町マップがあるのですが、

DSC_0443.jpg
左上に500円の金券がついているんです。
「あたご」というお店で使えるらしいのですが、場所が確かこの辺り。

ただ、この券は大会当日だけではなくて、
6月14日まで使えるということと、
すでにお腹いっぱいなので、今日は使いません。
このまま使わないという可能性もありますが。


DSC07139.JPG
このコンビニは見覚えあり。
そう、明覚駅の目の前の交差点。

しかしこの時点で14:58。
ここから1.5kmあるので、
相当無理しないと間に合いません。

制限時間に間に合うために危険を冒すのは愚の骨頂。
ここからは安全運転で行くことにしました。



ゴール


最後の交差点までやってきました。

DSC07161.JPG
左折すると、河川敷に向かう小道がありますのでそちらに移ります。


DSC07163.JPG
河川敷の自転車道を通って、


DSC_0397.jpg
無事ゴール!!

ってあれ?どこがゴールとかはっきりしないですな。
まあいいか。

しかも、あまりしっかりした制限時間とかなかったみたいで、
大体この時間くらいまでに帰って来れればよかったようです。



DSC_0399.jpg
ゴールして聞いてみると、
上級コースの方々の多くは、
途中の峠で中級コースに変更されたそうです。
道理で一緒に走る方が少なかったわけだ。

私が遅かったのもありますが、
そもそも最初から少なかった上級コース参加者が
更に減っていたんですね。
そう聞くと、こんなに遅いゴールではありますが、
一応全ての峠を上ったのがちょっと満足です。




帰路


温泉チケットももらっているので、
温泉につかるのもいいです。

明覚駅の時刻表を調べると、
このまま駅に行くと丁度いい時間に電車が来るみたいなのです。
1時間に1本くらいしか走っていない明覚駅で、
これを逃すのはつらいかも。

温泉には寄らずこのまま帰ることにしました。




おみやげ


でも折角なので、おみやげ購入です。

スタッフの方に、ときがわ町のオススメのおみやげをたずねてみましたが、
特にないとの事。
「サイクルフェスタの会長が和菓子屋さんをやってるので、
そこに行ってみたら」
と冗談交じりに教えていただいたので、
本当に行ってみました。


DSC_0407.jpg
会場からすぐのところにある前澤屋です。

DSC_0408.jpg
こちらで簡単な和菓子を購入して、
明覚駅へ出発。





明覚駅


明覚駅まではそんなに時間がかかりません。
輪行の準備にかかる時間を見込んで、
発車の15分前に着くようにします。


DSC_0411.jpg
到着。

あれ?

こんなに綺麗な駅でしたっけ?
急いでいた朝は気付かなかったなあ。


DSC_0413.jpg
朝とは反対側の桜の下で輪行準備。
こちらはベンチというか手荷物置きというか、そういう台があります。
組み立てのときは何もなくて大丈夫ですが、
輪行前の準備のときは台があるとパッキングしやすい。

こちらの桜には、
「染井吉野」
と書いてある看板があります。

なんか格好いい。

気になって調べたところ、
反対側(駅を出て左にある桜のこと。ソメイヨシノは駅を出て右)の桜は、
「御車返し(みくるまがえし)」という桜だそうです。

初めて聞いた名前です。

他にも、善光寺を中心に桜のみどころがいっぱいあり、
桜コレクションとしてまとめてありました。
これは足を伸ばしてみればよかった。
帰ってきてから知ったことなので、
通り過ぎてしまいました。

あと、桜ってこんなに種類があったんですね。
染井吉野と河津桜くらいしか聞いたことなかったです。
大村桜は微妙に聴いたことある気がしますが・・・。




跨線橋


輪行の準備も済んだところで、
ちょうど電車が来る時間となりました。

ちなみに明覚駅は無人駅ですが、
Suicaなどの鉄道系Felica用改札が設置してあります。

DSC_0419.jpg
明覚駅のホームは対面式で、
東京方面へは陸橋(鉄道の場合は跨線橋と言うらしい)を渡らなければなりません。
自転車を担いでいる身にはつらいです。

左下に写っている赤い服の方々は、
ポタガール埼玉の方々。
しっかり活動されているんですね。
そういえば、朝、明覚駅到着時の自転車準備のときにもいらっしゃったように思います。


DSC_0421.jpg
跨線橋の上から見た明覚駅の駅舎と、御車返し。
wikipediaによると、「駅舎は旧・都幾川村の木を使用して建築された」のだそうです。



DSC_0427.jpg
丁度電車が来ました。
せっかくなので電車の接近ぎりぎりまで粘って激写。
撮り鉄ではないですが、
鉄道写真は好きですね。


自転車を抱えて急いでホームへ行ったものの、
ドアが自動では開かない。
八高線はボタンを押さなければ開かないんですね。

ポチッと。

あれ?
開かない。


さっきのポタガールの方々も後ろで待ってます。
あせる私。
もしかして、ここは開かないのか?
そういえば、朝ここへ来るときも、
「前方車両しかドアが開きません」
と放送されていたかも。

というわけでポタガールの方々とダッシュで電車の橋まで行きました・・・が、
朝の前方車両の方向は、
帰りでは後方車両になるわけで。
自転車をかついで端まできたのに開かない!

このまま電車が発車したらどうしよう。
まずい。
今度は前方車両まで急ぎます。

八高線は2両編成だったので、
正味の移動慮は1両分でいいのですけどね。
自転車を担いでいるのと発車時刻が不安だったのとで
かなりあせりました。


輪行の人が多かったものの、
乗客も多くなかったので無理なく乗れました。
無事帰宅できてよかったです。




ときがわ町サイクルフェスタ


最後に、恒例の感想という名のまとめ。

3つの峠を上る上級コースは62kmという距離に反して十分に走り応えのあるルートでした。
獲得標高1800mはすごいですね。
ただ、自転車初心者の方でもぜひ挑戦して欲しいと思います。

なぜなら、
ときがわ町サイクルフェスタの上級コースは
どの峠からでも中級コースに変更できるからです。
次の峠は上れない
と思ったら、いつでも中級コースに変えられるわけです。
これは便利です。

峠までのアプローチは少し交通量が多いですが、
上り始めたら車も少なく走りやすい。
白石峠の大きなバスはどうかと思いましたが、
基本的には自転車ばかりです。

スタッフの準備も素晴らしく、
とどこおりなく運営されていたように思います。
サイクルフェスタはストレスなくとても楽しめました。


さて、では私はまた参加するかというと、
残念ながらそれはないと思います。
なぜかと言うと、
自分ひとりで来て勝手に走っても、
あまり変わらないという点です。

イベント参加のメリットの一つは、
エイドステーションだと思うのです。
ときがわ町サイクルフェスタには、
エイドがひとつもありません。

天文台ドーム食堂は土日には常にある場所ですし
(結局何も食べられなかったですし)、
春の緑遊会はサイクルフェスタとは(おそらく)別の開催です。
参加費を払って走るメリットって何だろうと考えましたが、

荷物預かりはコインロッカーで代用できますし、
いただいた緑遊会金券、温泉利用券は参加費以下でまかなえます。
エキップアサダのレクチャー付きコースくらいしか参加メリットを見出せない気がします。
どこか最低1箇所、
高篠峠にでも簡単なエイドがあれば。
もしくは、各峠にバナナだけでも置いてあれば。


とはいえ、ときがわ町の魅力はずいぶん感じ取れたので、
そのうちまた来たいと思います。
サイクルフェスタとしては、
サイクルフェスタのリピーターを獲得できなくても
ときがわ町を自転車乗りにアピールできれば成功なのかもしれませんね。
少なくとも私には十分アピールされてしまいました。
東京からも近いですし、
気が向いたら自走で行くというのもよさそうです。

DSC_0386.jpg
春は花、
夏は緑、
秋には紅葉。
景色も峠の強度も素晴らしいので、
本格派トレーニングにも、ポタリングを楽しむ派にも、
全てのサイクリストが楽しめそうな町でした。
ぜひまた来たいと思います。

***** 第4回 ときがわ町サイクルフェスタ 目次 *****
その1 輪行で会場へ編
その2 スタート編
その3 苅場坂峠編
その4 高篠峠編
その5 白石峠編1
その6 白石峠編2
その7 堂平天文台編
その8 春の緑遊会編
その9 ゴール編

スポンサーリンク



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。