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那須高原ロングライド その8 「明治の森黒磯」と「那須りんどう湖」編 [那須高原ロングライド]

前回は板室温泉駐車場に到着し、
稲荷ずし、そうめん、そばを堪能。
そばは今大会で最高においしかったです。





第8区間


おいしいそうめんに舌鼓を打ち、
ドリンクも補給したところで出発しましょう。
次のエイドは道の駅・明治の森黒磯です。





トンネル?


DSC_AS200_04866.JPG
板室温泉駐車場エイドを出た直後ですが、
とても温泉地とは思えない普通の場所。
前回登場した山喜あたりが
温泉街のメインストリートなのかな。
山の景色はとてもいいです。

写真左に写っている、「ふく味」というお食事処から
お稲荷さんなどが出されているようでした。
もしかして、あのおいしいそうめんも
ここに行けば再び食べられるかもしれません。


DSC_AS200_04878.JPG
再び上り坂。
さっきまでの上りとは方角が違うので、
少し見え方が違います。

さっきまでは暑苦しい感じでしたが、
今は少々清々しささえ感じます。


DSC_AS200_04889.JPG
この上り途中に、那須高原ロングライドで唯一のトンネル区間があります。
トンネルとは言いながら、
雪よけの屋根があるところでした。


DSC_AS200_04904.JPG
しかも、ここでは歩道走行ということで、
暗闇の外側、
屋根はあるけど囲われていない場所を通ります。
正直、そこまで暗くないですね。


DSC00235.JPG
この通路の途中、
左側を見るととても綺麗な川があったので、
つい写真に収めてしまいました。


DSC00238.JPG
雪よけトンネルを過ぎたところでは、
まさかのアジサイ(ですよね?)。
この辺りは風流の心が刺激される景色が多かったですね。
これもそうめん効果かもしれません。



DSC_AS200_04965.JPG
もう少し進むと、
再び雪よけトンネルがありました。
最初から、こちらのことがトンネル注意点として挙げられていたのかも。

DSC_AS200_04975.JPG
こちらはしっかりと中を通ります。
ただし、左側は十分は光が入ってくるようオープンになっているので、
暗すぎて危険ということはありません。
一応ライトを点けてみたものの、
あまり意味はなさそうです。

こちらも歩道通行が推奨ルートのようなので、
素直に従います。
車道より1段高くなった歩道なので、
車に対して自転車は安全になりますが、
歩行者に対して注意して走行します。

と言っても、こんな山の中では、
歩行者は1人もいませんでしたが。
めったにいないところは逆により集中しないと
心理的な死角になるので、見落としそうで怖いです。

DSC_AS200_04981.JPG
出口まで来ました。
ここはそのまま車道に吸収されます。
こういうところは下り坂のカーブよりも危険だと思いますね。
車のドライバーもまさか出てくるとは思わない隙があったり、
自転車側は後ろからの音が反響していて
近くまで車が来ていることに気が付かなかったり。



DSC_AS200_05022.JPG
久しぶりに針葉樹です。
那須高原ロングライドでは初登場かも。
ずっと広葉樹を見続けていると、
景色の変化が嬉しいです。


DSC_AS200_05040.JPG
急に視界の広い場所までやってきたりします。
のどかな感じがいいですね。
ついスピードを緩めそうになりますが、
実はスピードを緩めてはいけなかったことに気付かされます。
それはまた後ほど。


DSC_AS200_05139.JPG
救急車のサイレンが鳴っていたので
スピードを緩めて道を開けます。
前の自転車は停まっていましたし、
後ろの自転車も何もサインを出さなくとも
ペースを緩めていましたし、
何気ないマナーで少し心安らぎます

救急車の出動自体は心配事ですが、
そういえばそれに関しては何も考えてませんでした。
物事の一面しか見ないってのは良くないですね。


DSC_AS200_05150.JPG
この辺りは、基本的に平坦貴重です。
特に何も気にすることなく、
周囲の移り変わりを楽しみながら走っていると、



DSC_AS200_05169.JPG
次のエイドに到着しました。
AS9の道の駅・明治の森黒磯です。





道の駅・明治の森黒磯


道の駅というだけあって、
小奇麗に整えられた場所です。

DSC00239.JPG
このエイドは、那須高原ロングライドの中では規模が小さめ。
敷地的には大きいテントも張れた様に思います。
ヒルクライム100の参加者しか通らないエイドなので、
それほど大規模にしなくてもいいのでしょうね。

あれ?
南ヶ丘牧場や板室温泉もヒルクライム100しか来ない場所ですか。



DSC00243.JPG
ここでもドリンクの補給をします。
食べ物は、板室温泉で食べ過ぎたので、
あっさりとしてそうなキュウリを頂きました。
ここのキュウリはとっても美味しかったです。
この辺りで採れたキュウリだそうですね。


しかし、このエイドに寄って行く人数が少なすぎる気がします。
素通りする人も多いですし、
到着してすぐに出発する人もいる。

なぜだろう・・・・?

もしかして、
制限時間があって、
その時間が迫っています?

手元の資料を見ても載ってないし、
調べるよりさっさと出発する方が良いかもしれません。

というわけですぐに再スタート。




第9区間


次のエイドは那須りんどう湖 LAKE VIEW。
LAKE VIEWという名前だけあって、
景色がよさそうです。





急行探し


ただ、気になるのは制限時間。
今回は制限時間の存在すら知らなかったので、
情報がありません。

DSC_AS200_05262.JPG
箱根学園のコスプレ(?)をしている2人が、
制限時間について話をしていました。
なので、この2人なら知っているかと思って聞いてみると、
15km先での制限が14:30だと教えてくださいました。

このとき、13:55くらいでしたから、
制限時間まであと35分くらいで15km。
時速30kmで走れば5分の猶予がありますが、
正確に15km先かどうかは分からないですし、
地形に大きく左右されます。
ちょっと厳しいかもしれませんが、
頑張れば間に合いそうでもあります。



関係ないですが、
今回は弱虫ペダルの箱根学園ジャージが多かったですね。
でも、自転車のジャージ自体がコスプレみたいなものなので、
弱虫ペダルに登場するジャージを着ていても
コスプレかどうかの判断は難しい。



DSC_AS200_05296.JPG
この区間も穏やかなのんびりとした風景を楽しめるのですが、
今はそんなこと言っていられません。
時速30kmあたりをめどに飛ばしていきます。
できれば同じくらいのペースの人と一緒に走りたいのですが、
そういうペースの人はいません。
箱根学園の人も付いてこれれば引っ張っていくつもりでしたが、
全くそのつもりはなさそうだったので残念ながら置いていきます。



DSC_AS200_05306.JPG
集団を発見したものの、
このペースではとても間に合わない。
ここも残念ですが、
即座に追い抜いていくことになります。


DSC_AS200_05376.JPG
ちょっと景色のよい橋がありました。
写真では分かりづらいですが、
ここの左右はとても景色が良かったのですが、
残念ながら停車して写真を撮っている余裕がありません。
15kmを出来うる限りの最大速度で走ります。


DSC_AS200_05486.JPG
かなり狭い道に入ってきたところで、
後ろから追い抜いていく人がいました。
かなりペースが速いですが、
この人についていくのがいいか、
それとも自分のペースを守るか。

2択を迫られまして、私はついていくのを選択。
自転車乗りのはしくれですから。

しかしこの方、
平地も上り坂も同じスピードで走ります。
私は同じパワーで走りたいタイプなので、
ちょっとした上りでついていくのが苦しい・・・


もうついていくのは無理かな、
と思い始めているところに、ピンクのビブス発見。
どうも第10エイドの那須りんどう湖 LAKE VIEWに到着したようです。

AS9から10km以上は走っていますが、まだ15kmには到底達していません。
ここが制限時間の関門ではないのかな?
恐る恐るピンクビブスの人に聞くと、

「多分ここが関門だよ~」

とのこと。
ああ、間に合った、よかったー。
と安堵の到着です。




那須りんどう湖 LAKE VIEW


時間は大体14:17。
あと残り13分でした。
危ない危ない。


DSC00244.JPG
まさか100kmのロングライドで制限時間に引っかかりそうになるとは。
峠の茶屋からの下りでもたもたしてしまったのと、
事故への対応で15分ほど停まっていたことが影響したかな。


奥まで行こうとしていると、
気になる手持ち看板を持っているスタッフを発見。
何だ?

DSC_AS200_05531.JPG
目を凝らしてよく見てみると、

この先チェックポイント(足きり)あり
制限時間14時30分

とのこと。
何ですとー!




さっきのピンクビブスの方の嘘つきー!



この看板を持っている方に聞くと、
やはりここは関門ではなくて、
この先約8km地点が関門だそうです。

12~13分で8km。
時速40km程度が必要です。

終わった。
完全に終わった。
まさかこんなところで終わりを迎えるとは。
LAKE VIEWの景色を目に焼き付けて帰るか。

そう思っていたところ、
看板の方が、おっしゃいます。

「8kmありますけど、ずっと下りですよ」




・・・・なに!?
どの程度の下りか分かりませんが、
必死に走れば万が一があるかもしれません。

なんだか随分と翻弄されていますが、
とりあえずやる気を取り戻して再スタートしましょう。
あの有名な明言を思い出します。

諦めたらそこで試合終了ですよ。

安西先生、
自転車に乗りたいです。


この先、無事関門を突破できるのか、
それともあえなく撃沈してしまうのか。
次回に続きます。

***** 那須高原ロングライド 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 那須どうぶつ王国編
その4 大丸温泉編
その5 峠の茶屋編
その6 下りと南ヶ丘牧場編
その7 板室温泉編
その8 「明治の森黒磯」と「那須りんどう湖」編
その9 関門とミュージック編
その10 遊行茶屋からゴール編
その11 ゴール会場とまとめ編

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