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サイクルマラソン阿蘇望 その4 南阿蘇鉄道編 [サイクルマラソン阿蘇望]

前回、開会式での中止を宣告されたサイクルマラソン阿蘇望。

今回は、帰路編。
開会式後、失意のもとに帰る様子をレポートします。
意外と元気です。




ヤマト営業所


サイクルマラソン阿蘇望が中止となり、
会場からは早く出て行くように促されたので、
荷物を預けたままどこかにサイクリングするわけにもいきません。

OS-500を背負って異動しなければならない私は、
このままどこかにサイクリングができないのです。




兵どもが夢の跡


失意とともに帰るのですが、
一応記念写真を撮っておきましょう。

DSC00690.JPG
こんなに歓迎してもらっているのに、
参加できなくて本当に悲しい。


DSC00691.JPG
もう、会場に人はいなくなりました。
私もさっさと帰らなければなりません。

でも、行き先が決まらない。




ヤマト営業所


輪行袋が邪魔なので、最初にやるべきは自転車の発送です。
サイクリングタッグヤマト便として持ち込むため、
ヤマトの営業所に行かなくてはなりません。

アスペクタから阿蘇くまもと空港のエリアには、
ヤマトの営業所の候補は2箇所。

1箇所目は、
阿蘇くまもと空港の最寄り駅である肥後大津駅(ひごおおづえき)から2kmの大津センター。
肥後大津駅から阿蘇くまもと空港までは無料シャトルバスが出ているので便利です。
アスペクタから21km離れているので、大荷物を背負う私には少々距離が長いですが、、
下り基調なので距離ほどの苦しさは無いはずです。

もう1箇所は、
高森駅から1kmほど離れた隆盛センター。
こちらはアスペクタから13kmで、アスペクタから下った後はほぼ平坦路です。


阿蘇くまもと空港へ行くだけなら肥後大津を選んだと思います。
サイクルマラソン阿蘇望を走っていたら、
肥後大津まで自走して飛行機で帰る予定でした。
帰りの便は20時過ぎ。

でもまだ午前8時にもなっていないので、
今から肥後大津に行って、
荷物を発送して、
そのまま無料シャトルバスに乗ったら、
11時くらいには空港に着いてしまいそうです。

それから予定の便まで9時間。
空港でだらだら過ごすのはなかなかきつい。


高森に行って何かしたいわけでもないですが、
トロッコ列車が走るという線路の電車(トロッコ列車ではない)に乗るだけでも、
まあそれはそれで有りかという判断は成り立ちます。

高森センターの方が、アスペクタからも最寄り駅までも近いですしね。
というわけで、高森駅へ出発。


ちなみに、阿蘇くまもと空港最寄の水前寺センターは、
空港まで3.5kmもあるのでこの距離を歩くのはきつそうなのでやめました。




発送


アスペクタを出発しましょう。
高森駅までの道は調べていませんが、
方角はわかるので何とかなりそうです。
道はシンプルなので。


DSC00822.JPG
アスペクタのゲート。
今回のゴールゲートはアスペクタのゲートでした。


DSC01146.JPG
途中で何度か雨に降られましたが、
そこまで強い雨には見舞われず、
なんとか高森センターまでいけました。

もっと広い道を走るのだとばかり思っていましたが、
意外と細めの道です。
細い道は楽しいですね。
交通量もこの時間だからかほとんどなく、
路面も綺麗でとても走りやすいのが素晴らしい。


DSC01263.JPG
小さな橋を渡ります。
橋自体はそれほど大きくないですが、
大きな鉄橋のミニチュア版みたいでなかなかいいですね。
天気が良ければもっと良かったのですが。


一旦高森駅の横を素通りして、高森センターを目指します。


DSC00695.JPG
到着。
軒先を借りて自転車の梱包開始です。
最初は端の方を借りていましたが、
「雨に濡れるといけないから、もっと中で作業されていいですよ」
と言ってくださいました。
優しさが身に染みます。

しかも、サイクリングタッグのことも良く分かってらっしゃいました。
いつもならサイクリングタッグのシステム、
60サイズの料金になる制度などを説明しなければならないのですが、
サイクリングタッグであることを伝えるだけで
あとはすんなり手続き終了。
持ち込みの値引きと保険代金で3000円位を払って終了。





南阿蘇鉄道


お仕事中に色々と熊本のお話(熊本市街までの電車・バスとか)を聞かせていただいて
ありがとうございました。
ヤマトの営業所の方はいつも優しくて素敵です。
高森センターの方は輪をかけてやさしかったですね。




高森駅


発送が終わった後、
1kmほど歩いて高森駅へ。


DSC00697.JPG
新しそうですが、
なかなか風情のある駅舎です。
こういう落ち着いた感じのカラーリングはいいですね。

ちなみに、このとき10時20分。
9時45分発のトロッコ列車があったようなんです。
もう少し急いで来たなら間に合ったかもしれません。
もっとよく調べておけばよかった。

・・・ってまあ、まさか阿蘇望が中止になるとは思ってなかったので、
調べているわけが無いのです。

トロッコ列車は1日往復2本で、
次は13時33分発。

3時間後か。


高森駅で3時間だらだら過ごせるほどのものはなさそうです。
しかも、10時27分に立野行きの電車があるので、
普通の電車ですがこれに乗ればスムーズな移動が可能です。

時間は20時の便までいっぱいあるので、
スムーズな移動を必要とはしていないのですけどね。
ただ単に待つって嫌じゃないですか。
今となっては、
3時間待ってトロッコ列車に乗るのが正解だったと思いますよ、本当は。
でもこのときは、スムーズな移動に魅せられて、
ついその電車の乗ることにしてしまいました。


DSC00702.JPG
こちらが南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ではない」、普通の車両。
普通です。
そりゃそうですわな。


列車は滞りなく走ります。
阿蘇の山々を眺めながら。

DSC00735.JPG
このころになると、
阿蘇山頂の黒い雲もほとんどなくなっていました。

ただし、中止直後から個人的に阿蘇アタックをした人の話によると、
そこかしこで強い雨が降っていて、
中止もやむを得ないと納得されていたようです。

そうか、私も納得しないといけませんね。
いつまでも子供みたいにぐずぐず言ってても仕方ないですよね。
切り替えていきましょ。


DSC00729.JPG
そういえば、
前日に真っ暗な中でしか写真を撮れなかった、
「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」を、
白昼の光の中で見ることが出来ました。

電車の窓ガラス越しなので少し霞んでいますが、
これだけでも高森駅経由にした甲斐があったというもの。


このあと、立野駅でJR肥後本線に乗り換えて、
熊本駅までは乗り換えなし。
立野駅は始発駅なのかと思っていましたが、
実は肥後本線がスイッチバックする駅だそうです。
なのでターミナルでもなんでもない駅で、実は無人駅。


DSC00753.JPG
熊本駅に到着しました。


DSC00750.JPG
こんなに都会だとは。
ちょっと熊本をなめてました。
すみません。


熊本駅到着は12時ごろ。
さてこの後、22時までどうしますかね。

だらだらと続きます。
とはいえさすがに次回が阿蘇望編の最終回。

***** サイクルマラソン阿蘇望 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 前日夕方編
その3 衝撃の開会式編
その4 南阿蘇鉄道編
その5 帰路編

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