ツールド妻有2015 その7 芋島編 [ツールド妻有]
前回は坪山峠ASで冷汁ととパエリアに舌鼓。
それまでの疲れも吹っ飛びます。
次に向かうのは孟地CP。
ツールド妻有で唯一の公式エイドステーションです。
チェックポイントなので、全員の強制立ち寄りですが、
それだけに混雑しそうですね。
第5区間は17kmとツールド妻有の区間の中では長めの区間です。
基本的には下りなので、
それほど頑張らなくても、事故にだけ注意すればよさそうです。
特にこの日は、乾いていない路面が滑りやすそうですし。
では出発しましょう。
まずは下り・・・・の前に、
自転車の群れの間隙を縫って外に出ましょう。
ようやく自転車に乗れるような場所に出てきたと思ったら、
対抗車が来ています。
いや、よく見ると、
あの車はバックしているようですね。
坪山峠ASの前を車が通るのは無理な状況でしたから、
諦めて戻り始めたのでしょう。
どこまでバックしていくのでしょうか。
よくわからないものの、
停まるまで待っているわけにも行かず、
追いかけえる形になってしまいます。
バックで進むスピードはなかなかの速度です。
運転うまいなあ。
道が広くなったところで停まったので、
そのままパスしていきます。
方向転換出来れば良かったのですが、
一体どうなったのでしょう。
興味はありましたが、とどまっているほどの時間はありません。
雨はもうほとんど降っていないとは言え、
まだまだ路面が乾ききっていない場所もあります。
その上写真のこの場所は、
枯れ枝や落ち葉が多く簡単にスリップしてしまいそうです。
狭いこともあって、
下りですがあまり速度を出さないように下ります。
路面は乾いたものの、
道幅は相変わらず狭いままです。
ここでもまだ十分に注意しましょう。
いつ対向車が来るか分かりません。
気をつけているつもりが、
それでもペースが速かったようで、
前の集団に追いついてしまいました。
ここまで来ると道幅がかなり広くなり、
対向車がいてもそんなに危険ではなさそうです。
路面が少し湿っていますが、
スリップにつながるほどではありません。
快適な下りの始まりですね。
快適な下りに終わりが近いのか、
かなり平坦基調になってきました。
ここまで平地になってくると、
一つ一つの田んぼが広いですね。
もっと山の上の方だと1つの田んぼの面積がもっと狭いです。
ここから国道252号。
下りもここまでか、と思いきや、
意外とまだ下りが続きます。
下りでのペースが速すぎて、
自動車に追いついてしまいました。
と思ったら、この自動車は前の自転車群を追い抜けずに走っているだけでした。
つまり、前走者に追いついただけ。
対向車はいないのだから抜けばいいのにとも思いましたが、
まあ安全の為には車線を変更しない方がいいという判断なのかもしれません。
私としては、この車がいなければ前の自転車を追い抜くことはたやすいのですが
車がいるとそれができません。
どうしよう。
とは言え、道路を貸してくださっている地域の車に文句があるわけでもなく、
とりあえず淡々と下ります。
ツールド妻有の国道走行は短いので、
どうせ252号もすぐ終わるでしょう。
やっぱりね。
待っていて正解でした。
この国道コースは2km以上あったみたいですが、
平均勾配が5%近い下りでしたし、
あっという間に終わった印象です。
252号の終わりとともに、第5区間の下りが終わりました。
ここから先はほぼ平坦ながら、緩い上りが続きます。
ここでも応援が。
こういう軽い上り基調では、
速度もそれほど上がってないし、
体力的にしんどいわけでもないし、
最も応援に応えられる場所ですね。
上ったり下ったり。
緑に囲まれた素敵な道路です。
妻有地方にしては珍しく路面が綺麗ですね。
本当に、それほど路面はがたがたしているんですよ・・・。
応援再び。
120kmコースの第5区間は、90kmコースでも70kmコースでも走る区間です。
今回のツールド妻有の参加者は1,000人ほどらしいですから、
約1,000人がここを通るんですね。
応援ありがとうございます。
道路の起伏は余りありませんが、
景色は色々と楽しめます。
小さな赤い鉄橋があったり、
落石注意の看板の傍を小川が流れていたり、
古びた緑色の橋が錆びていたり、
小さな渓谷に脚を止めてみたり、
小さなトンネルがあったり。
坂が緩いこともあって、
景色を楽しめる区間になっています。
ゆっくり走ってしまったせいで、
どしどし追い抜かれていきます。
どこかのんびりとした雰囲気が続いていましたが、
ちょっと格好いい橋を発見。
橋を渡る自転車を眺めるのもいいですね。
当然私も渡りますが、
なんだか不穏な雰囲気。
景色がこれまでよりも山らしいです。
急にきつい坂が始まりました。
これはもしかして、芋島への上りですか?
距離は600mほどしかありませんが、
平均勾配が8%ほどの急坂です。
そして、ここを上りきったところにガリガリ君があるんです。
昨年はガリガリ君があるのを知りませんでしたが、
今年は公式マップにもガリガリ君の絵が入ってましたし、
ガリガリ君目指して猛烈アタック。
ついさっき私を追い抜いていった元気な方も、
ここの上りはきつかったらしく押して上っています。
メカトラブルでもなさそうですし、
ペースを間違ったのかな。
坂がきつくて、
途中でペースを変えてもあまり意味がありませんからね。
もうすぐ頂上。
こんなところでカメラを構えてても、
満足にポーズを取れません。
しかも、カメラポイントではまだ上りが終わっていないので、
ポーズを決めた後でもうひと踏ん張り必要です。
なかなかのトラップですが、
ポーズを決めた上でガリガリ君へ直行します。
あれ?
ガリガリ君は・・・・・?
昨年はこの小さな広場でガリガリ君を配ってくださっていましたが。
そこに座って観戦されていたご夫婦(?)に聞いてみると、
運搬車がどこかを通れなかったとかで
どうもガリガリ君の車が間に合っていないそうです。
そうかー、残念。
気温が高くなかったのでガリガリ君でなくてもいいのですが、
ガリガリ君の気分になってたこともあって残念でした。
今になって思うのは、
もしかして、
坪山峠ASを出た直後にバックしていた車がガリガリ君運搬車だったのか?
だとしても何も出来ませんでしたけどね。
あと、親切に教えてくださったこの事情通のご夫婦は、
一体何者だったのでしょう。
芋島からの眺めは、
急勾配の坂を上りきった満足感もあってとても美しいものでした。
そして、まだまだ上り中で苦しんでいる自転車乗りを見て、
もう上りきった自分の優越感に浸ります。
少しでもガリガリ君の無念を晴らすべく。
あと少しで孟地AS/CPですが、
第5区間は次回に続きます。
***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編
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それまでの疲れも吹っ飛びます。
次に向かうのは孟地CP。
ツールド妻有で唯一の公式エイドステーションです。
チェックポイントなので、全員の強制立ち寄りですが、
それだけに混雑しそうですね。
第5区間
第5区間は17kmとツールド妻有の区間の中では長めの区間です。
基本的には下りなので、
それほど頑張らなくても、事故にだけ注意すればよさそうです。
特にこの日は、乾いていない路面が滑りやすそうですし。
序盤は基本的には下り区間
では出発しましょう。
まずは下り・・・・の前に、
自転車の群れの間隙を縫って外に出ましょう。
ようやく自転車に乗れるような場所に出てきたと思ったら、
対抗車が来ています。
いや、よく見ると、
あの車はバックしているようですね。
坪山峠ASの前を車が通るのは無理な状況でしたから、
諦めて戻り始めたのでしょう。
どこまでバックしていくのでしょうか。
よくわからないものの、
停まるまで待っているわけにも行かず、
追いかけえる形になってしまいます。
バックで進むスピードはなかなかの速度です。
運転うまいなあ。
道が広くなったところで停まったので、
そのままパスしていきます。
方向転換出来れば良かったのですが、
一体どうなったのでしょう。
興味はありましたが、とどまっているほどの時間はありません。
雨はもうほとんど降っていないとは言え、
まだまだ路面が乾ききっていない場所もあります。
その上写真のこの場所は、
枯れ枝や落ち葉が多く簡単にスリップしてしまいそうです。
狭いこともあって、
下りですがあまり速度を出さないように下ります。
路面は乾いたものの、
道幅は相変わらず狭いままです。
ここでもまだ十分に注意しましょう。
いつ対向車が来るか分かりません。
気をつけているつもりが、
それでもペースが速かったようで、
前の集団に追いついてしまいました。
ここまで来ると道幅がかなり広くなり、
対向車がいてもそんなに危険ではなさそうです。
路面が少し湿っていますが、
スリップにつながるほどではありません。
快適な下りの始まりですね。
快適な下りに終わりが近いのか、
かなり平坦基調になってきました。
ここまで平地になってくると、
一つ一つの田んぼが広いですね。
もっと山の上の方だと1つの田んぼの面積がもっと狭いです。
ここから国道252号。
下りもここまでか、と思いきや、
意外とまだ下りが続きます。
下りでのペースが速すぎて、
自動車に追いついてしまいました。
と思ったら、この自動車は前の自転車群を追い抜けずに走っているだけでした。
つまり、前走者に追いついただけ。
対向車はいないのだから抜けばいいのにとも思いましたが、
まあ安全の為には車線を変更しない方がいいという判断なのかもしれません。
私としては、この車がいなければ前の自転車を追い抜くことはたやすいのですが
車がいるとそれができません。
どうしよう。
とは言え、道路を貸してくださっている地域の車に文句があるわけでもなく、
とりあえず淡々と下ります。
ツールド妻有の国道走行は短いので、
どうせ252号もすぐ終わるでしょう。
やっぱりね。
待っていて正解でした。
この国道コースは2km以上あったみたいですが、
平均勾配が5%近い下りでしたし、
あっという間に終わった印象です。
緩いのぼり
252号の終わりとともに、第5区間の下りが終わりました。
ここから先はほぼ平坦ながら、緩い上りが続きます。
ここでも応援が。
こういう軽い上り基調では、
速度もそれほど上がってないし、
体力的にしんどいわけでもないし、
最も応援に応えられる場所ですね。
上ったり下ったり。
緑に囲まれた素敵な道路です。
妻有地方にしては珍しく路面が綺麗ですね。
本当に、それほど路面はがたがたしているんですよ・・・。
応援再び。
120kmコースの第5区間は、90kmコースでも70kmコースでも走る区間です。
今回のツールド妻有の参加者は1,000人ほどらしいですから、
約1,000人がここを通るんですね。
応援ありがとうございます。
道路の起伏は余りありませんが、
景色は色々と楽しめます。
小さな赤い鉄橋があったり、
落石注意の看板の傍を小川が流れていたり、
古びた緑色の橋が錆びていたり、
小さな渓谷に脚を止めてみたり、
小さなトンネルがあったり。
坂が緩いこともあって、
景色を楽しめる区間になっています。
ゆっくり走ってしまったせいで、
どしどし追い抜かれていきます。
芋島
どこかのんびりとした雰囲気が続いていましたが、
ちょっと格好いい橋を発見。
橋を渡る自転車を眺めるのもいいですね。
当然私も渡りますが、
なんだか不穏な雰囲気。
景色がこれまでよりも山らしいです。
急にきつい坂が始まりました。
これはもしかして、芋島への上りですか?
距離は600mほどしかありませんが、
平均勾配が8%ほどの急坂です。
そして、ここを上りきったところにガリガリ君があるんです。
昨年はガリガリ君があるのを知りませんでしたが、
今年は公式マップにもガリガリ君の絵が入ってましたし、
ガリガリ君目指して猛烈アタック。
ついさっき私を追い抜いていった元気な方も、
ここの上りはきつかったらしく押して上っています。
メカトラブルでもなさそうですし、
ペースを間違ったのかな。
坂がきつくて、
途中でペースを変えてもあまり意味がありませんからね。
もうすぐ頂上。
こんなところでカメラを構えてても、
満足にポーズを取れません。
しかも、カメラポイントではまだ上りが終わっていないので、
ポーズを決めた後でもうひと踏ん張り必要です。
なかなかのトラップですが、
ポーズを決めた上でガリガリ君へ直行します。
あれ?
ガリガリ君は・・・・・?
昨年はこの小さな広場でガリガリ君を配ってくださっていましたが。
そこに座って観戦されていたご夫婦(?)に聞いてみると、
運搬車がどこかを通れなかったとかで
どうもガリガリ君の車が間に合っていないそうです。
そうかー、残念。
気温が高くなかったのでガリガリ君でなくてもいいのですが、
ガリガリ君の気分になってたこともあって残念でした。
今になって思うのは、
もしかして、
坪山峠ASを出た直後にバックしていた車がガリガリ君運搬車だったのか?
だとしても何も出来ませんでしたけどね。
あと、親切に教えてくださったこの事情通のご夫婦は、
一体何者だったのでしょう。
芋島からの眺めは、
急勾配の坂を上りきった満足感もあってとても美しいものでした。
そして、まだまだ上り中で苦しんでいる自転車乗りを見て、
もう上りきった自分の優越感に浸ります。
少しでもガリガリ君の無念を晴らすべく。
第5区間は2部構成
あと少しで孟地AS/CPですが、
第5区間は次回に続きます。
***** ツールド妻有 2015 目次 *****
その1 前日編
その2 スタート編
その3 西田尻AS編
その4 ベルナティオAS編
その5 鉢AS編
その6 坪山峠AS編
その7 芋島編
その8 孟地CP編
その9 儀明AS編
その10 星峠AS編
その11 五十子平AS編
その12 ゴール編
その13 帰路とまとめ編
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2015-08-29 19:48
nice!(2)
コメント(2)
ガリガリ君が無かったのは、毎年使っている冷凍車(保冷車?)が故障のために使えなかったからです。
代わりの車も手配できず、苦渋の決断でカットされました。
朝のミーティングでも、確かアナウンスあったはずですよ〜。
by 銀 (2015-08-30 07:17)
そうだったのですね。
聞き逃していました。
ではご夫婦からの情報はきっと私の聞き間違いか、私の記憶違いですね。
ご情報ありがとうございます。
by takerunosuke (2015-08-30 21:09)