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やまなみドリームライド2015 その1 前日編 [やまなみドリームライド]

やまなみドリームライドに参加してきました。
勝手に行った乗鞍ヒルクライムレポートの途中ですが、
一旦お休みしてやまなみドリームライドレポートを開始します。

大分県の別府市のはずれをスタートし、
湯布院や竹田市に向かって走るコース。
昨年は存在を知ったときにはすでにエントリー締め切り後だったので、
1年越しの参加です。


昨年から開催されているやまなみドリームライドは、
ロングコースで距離こそ136.4kmと長くはないですが、
獲得標高がなんと2900m。

なかなかハードなコースが予想されます。

ただ、昨年のやまなみドリームライドの公式サイトは、
緑あふれるやまなみハイウェイの清々しい景色だったので、
とてもこんな厳しいコースだとは思われなかったのかもしれません。
今年もほぼ同じコースですが、
公式サイトでは「鬼のやまなみ」と謳っています。
写真も昨年は山の緑と空の青があざやかな写真でしたが、
今年は赤と黒で地獄っぽい色使い。

そうでもしないと、
気軽過ぎる参加者が続々とリタイヤしてしまったのではないかと予想します。
昨年は相当完走率が低かったのでしょう。


移動

まずは前日の移動編です。
大分までの移動は飛行機ですが、
お安く行くためにはLCCですね。
成田・大分間ではJETSTARが就航しています。


成田第3ターミナル

LCC向けに作られた安普請設計の第3ターミナルですが、
ターミナルが豪華でも特に意味はないので私は安普請で構いません。


DSC00012.JPG
ただ、最寄り駅の空港第2ビル(第2ターミナルの駅)からの距離が結構あります。
連絡通路だけでも630m(第3ターミナルの公式サイトには約500mと書いてあります)あり、
連絡通路までにもそこそこの距離がありつつ階段などもあって、
結局800mくらい+階段を移動しなければなりません。
なので結構時間がかかりますね。
500mという表現は、
どちらかというと詐欺に近いです。

階段はもちろんエレベーターもエスカレーターもあります。


JETSTARカウンター

JETSTARはウェブチェックインも出来るのですが、
特定の物を持っている場合はできないと書いてあったので、
今回は通常チェックインします。

特定のものとは、薬品とかそういうものですが、
私の場合はリチウムイオン電池がひっかかります。
スマートホンやノートPCのような特定用途のバッテリーは良いらしいですが、
モバイルバッテリーのような不特定用途のリチウムイオン電池は
機内持ち込みなど関係なく
申告が必要なようなのです。


DSC00015.JPG
で、グランドスタッフにその旨お伝えすると、
機内持ち込みの場合は深刻不要で、
ウェブチェックインも可能とのこと。

それなら最初からウェブチェックインしておいたのに・・・。
とてもそういう記載には読めなかったです。
私の読解能力の低さを露呈することになってまいました。


DSC00020.JPG
各社のチェックインカウンターが並ぶ場所では、
お土産屋やドラッグストア、ローソンもありました。
とりあえず不便はしなさそうです。

飛行機の離陸まであまり時間がありません。
今回は素通りです。


DSC00021.JPG
登場口までの通路も作りが安いですね。



DSC00032.JPG
搭乗口も、どことなく簡素な気がします。
ポールで仕切ってありますが大丈夫なんでしょうか。


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搭乗口の目の前にはJETSTARショップがありましたが、
ここも素通り。
一体何が売ってあるのか興味がありましたが、
時間がありません。



DSC00034.JPG
搭乗口から滑走路まで降ります。


DSC00035.JPG
飛行機まで歩いて行きますが、
その区間は写真のように簡易的なゲートが備えてあって、
一応雨や風はしのげるようになっています。



DSC00037.JPG
最終的に階段を登って搭乗です。
そういえば出発した日の成田は雨が降っていたんですよね。

写真を撮っているときは、
離陸に影響ないように急いでいたので気付きませんでしたが、
よく見るとCAさんがカメラに笑顔を見せてくださっていますね。
こういう細かい心配りは嬉しくなります。
ハード(機体など)が低コストのLCCですが、
ソフト面を重視してあるなら
私の好みに合致していて好感触です。



機体

DSC00042.JPG
シルバー基調にオレンジと黒。
ちょっとジャイアンツっぽい感が否めないので拒否反応が出ますが、
悪い配色ではないですね。


DSC00043.JPG
ただ、シートは
垂直に近いというか、
前かがみなんじゃないかというくらいの背もたれで、
リラックスとは程遠い。
リクライニングもほとんど出来ないので、
これぞLCCと言った感じです。

よほど安く取れたりしない限り、
レガシー系を使った方が良いと感じました。
CAさんは男性女性どちらもいて、
気持ち悪いほど(!)笑顔でしたが、
ハード面が許容範囲外のつらい作り。

でも、帰りもJETSTARなんですよね。
気が重い。
まあ、往復で1万円しないので良しとしましょう。



大分空港

あまり快適でもない空の旅を終え、
大分空港に到着しました。


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大分県は「日本一のおんせん県おおいた」を推してますね。
香川の「うどん県」は納得ですが、
おんせん県はどうでしょう。
温泉のイメージはありますが、
そこまで突出しているかと言うと疑問が残ります、

それはそれとして、
手桶のキャラクターがかわいいです。



エアライナー

大分空港~別府駅を結ぶエアライナーに乗ります。
往復で乗るなら、2枚セットの切符が安いですね。


DSC00052.JPG
外見はいわゆる一般的なバス。



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内部も普通の左右2列づつの4列シート。
ただ、一部の座席ではコンセントが使えました。
必要なときになくなるバッテリーも、
これで安心です。



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基本的に海沿いを走るエアライナーから、
大きな客船が見えました。
ここはどうやら観光港。


DSC00077.JPG
別府のバスは別府駅よりも北浜バスセンターの方が
メインのバス停のようです。
北浜バスセンターは別府駅の目の前の道路を一本道に600m離れた所にあります。
どうせならターミナルを一まとめにしておいてくれれば良いのに、
と思いますが、
地方都市は電車とバスターミナルが離れていることが多いですね。

エアライナーは別府駅より北浜バスセンター発着の方が多く、
別府駅まで走っているのは2割程度。
どうせなら別府駅まで来てくれればいいのですけどね。



DSC00085.JPG
別府駅に到着しました。
背が高くはないので、
大きいと言うより広いというイメージ。
2階建てですが、平屋のような印象を受けてしまいます。



別府駅

折角別府に来たので地獄めぐりでもしようかと思っていたのですが、
たまには宿でのんびりすることにしました。
城島高原にはコンビニがないようなので
コンビニを探しがてら少しだけ散策。


DSC00091.JPG
コンビニは駅ビルにファミマがあったのですが、
セブン銀行でお金を下ろしたかったのでセブンイレブンを探して
結局北浜バスセンター付近まで歩いてみました。

セブンイレブンの隣にあった別府タワーは
タワー六兄弟の1つだそうです(wikipediaより)。
外見は完全に電波塔ですが、
使用前に十文字原テレビ・FM放送所が建設されてしまったため
電波塔として使われていた過去はないようです。
なんだか悲しい歴史を持つ塔ですが、観光スポットとして人気だとか。
世の中何が起こるかわかりませんね。


別府駅に戻って、お昼ご飯にしましょう。

DSC00096.JPG
駅の向かい側にある「とよ常」さんです。
店の前の写真を撮りたかったのですが、
タバコ集団がいたために離れた場所から・・・・。

本店は北浜バスセンターの裏にあるようです。


DSC00099.JPG
大分といえば「とり天」だそうで、
私もとり天のおすすめ店を観光案内所で聞いたのですが、
特上天丼750円を見てついこちらにしてしまいました。

こういうお店って、お味噌汁からおいしいんですよね。
天ぷらもサクサク、えびも美味しい。
これはいい選択でした。

さすがに天丼にとり天を加えるのは違うかなと思ってやめました。
が、とり天を食べていないのが心残りです。



DSC00105.JPG
別府駅前には、おんせん県らしく無料の温泉施設がありました。
その名も「手湯」。
足湯ならぬ手湯です。
ただの手洗い場なんじゃ・・・・と思うのは心が曇っている証拠。


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そしてあなたは誰?
子供たちを愛したピカピカのおじさん、とのことですが、よく分かりません。


城島高原へ

別府駅の観察も終わったので、城島高原へ行きましょう。
城島高原へもバスで行けます。
普通の路線バスですが、suicaも使えて便利ですね。
現金の場合は、別府駅西口~城島高原パークまで片道550円でした。


会場にて

宿は城島高原ホテルです。
バスはホテルではなく城島高原パークに停車するので、
そのままやまなみドリームライドの会場へ向かって、
受付を済ませてしまいましょう。
会場スペースはバス停から50m~100mくらい。


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まだ午後2時前という時間のせいか、
ほとんど人がいません。
受け付け時間前かと思いましたが、
無事受付できました。

ゼッケンなどと共に、参加賞もいくつか。


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スポーツようかん。
これは本番にいただくことにしましょう。


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スポーツリストポーチ。


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マジックテープで留められるので、
手首やハンドルに巻きつけて使う様です。
使い方を考えれば、なかなか便利かも。
小さめのジップロックと組み合わせて、
小銭や1000円札を入れておくとか。

DSC00152.JPG
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おんせん県の絆創膏です。
そういえば、最近は絆創膏ってあまり見ないですね。


DSC00155.JPG
おんせん県だけあって、温泉関係の券も充実。
上から、城島高原ホテルの入浴優待券、
竹田市・由布市・九重町の無料入浴券、
別府市営温泉の無料入浴券です。

竹田・由布・九重の券は11/30まで使えるので、再訪してもいいですね。


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スタートゲートも撮っておきましょう。
翌日はここから136km、獲得標高2900mの旅がスタートです。


城島高原ホテル

城島高原ホテルはバス停から800mほどの場所にあります。
バス停からホテルへは結構下っていますので、
逆にホテルからバス停へ(会場へ)行くには上っているため、
時間ぎりぎりにならないように注意です。


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城島高原ホテルは思っていたより大きなホテルです。
皇室の方も滞在されたことがあるようで、写真が飾ってありました。


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中庭には小さなチャペルもあります。


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エントランスロビーの床は大理石です。
ビンディングシューズで歩いてはいけません。
(先ほどの温泉優待券にも書いてあります)

部屋に備え付けのスリッパで駐車場まで出てよいそうですから、
そちらを使いましょう。
自転車を運ぶ際も持ち上げるべきですね。


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部屋からは城島高原パークの観覧車(写真左)と、
フリーフォールの塔(ですか?、写真右)が見えました。


昼間から温泉に入って大満足。
のんびりってのは良いですね。


DSC00141.JPG
湯上りにはゆふいんサイダーなどどうでしょうか。
湯布院の水を使用しているらしいです。
味は普通のサイダー。


城島高原ホテルの方々の接客があまりにも心地よいので、
普段はホテル飯は高いので敬遠しているのですが
急遽、晩ご飯もホテルでいただくことにしました。
(他に選択肢がなかったというのもありますが。)


DSC00142.JPG
夕食はバイキング形式。

大分名物とり天も食べて満足。
折角のバイキングなので、ステーキ肉をたらふく食ってやりました。
全然ロングライド向けではないですがね。

久々にお腹いっぱいになるまで食べました。
写真の皿を2回分と、さらに肉だけの皿を2枚。
腹12分目くらい。


のんびりできたので、あとは就寝。
翌朝に備えます。


次回

会場から近いホテルなので、当日朝もゆっくりできていいです。
そんな当日朝のスタートの様子をレポートします。

次回に続きます。

やまなみドリームライド 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 小田の池レストハウスAS編
その4 長者原ビジターセンターAS編
その5 ガンジーファームAS編
その6 JA九重飯田給水所編
その7 道の駅ゆふいん給水所編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ編

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