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やまなみドリームライド2015 その4 長者原ビジターセンターAS編 [やまなみドリームライド]

前回は第1ASの
小田の池レストハウスに到着。
いきなり私の記憶の中の風景、通りたかった場所を通って、
最初の27km、いや6kmくらいで満足してしまいました。

こうなるとこの後の走る目的を見失いがちですが、
やまなみドリームライドはそんなことはありません。
他にも色々と待ち構えています。



第2区間

小田の池レストハウスASから第2エイドの長者原ビジターセンターまでは約17km。


yamanami_profile.jpg
序盤はちょっとアップダウンがありそうで、
後半はコース上の最高標高・牧ノ戸峠へ向かう上りの途中です。
走り応えのありそうな区間です。



大きくアップダウン

予定通り最初はアップダウン区間。


DSC01769.JPG
まずは上りから始まります。
道が広くて走りやすいです。
このくらいの広さがあって路面が綺麗だと、
さわやかに走れますね。

狭い道もそれはそれで走っていて楽しいですが、
広い道も別の楽しみがあります。


DSC01814.JPG
下りがあってまだ勢いの付いている緩やかな上り。
写真の女性のフードがあまりにも空気抵抗になっていて、
無駄な負荷が生まれてて可愛そうでした。
木曜(金曜日だったかな?)の天気予報で雨だったことからの装備らしいですが、
完全に裏目です。

自転車の抵抗の7割が空気抵抗でしたっけ?




DSC01877.JPG
崩平山を半周するようなコースですが
直線が長いですね。
鹿伏岳とのはざまに位置する道路だと思いますが、
こういう区間ではついスピードが出てしまいます。
ギア比が全然足りませんから、
重力だけによる加速ですが、
それでも60km/h近くまで出ていました。

この辺りは速度制限標識がないので、
おそらく制限は60km/h。
免許を取ったときも思ったのですが、
表示がなければ60km/hっていうのはどうかと思いますね。
たまたま見逃しているだけなのか、
本当に標識がないのかの区別がつけられませんから。



DSC01885.JPG
少しずつカーブし始めてきたところ、
私が少し右に膨らんでいたのか、
後ろからクラクションを鳴らされました。

が、私を抜くには明らかに60km/hオーバーになりますが、
どうやって追いついてきて、追い越そうとしてたのでしょう・・・。


DSC01885.JPG
更にカーブがきつくなってきます。
道が広く路面も広いため、問題ありません。

後ろからの車の圧力さえなければ。



DSC01889.JPG
とここで制限速度の標識発見。
(写真中央に小さく写っていますが・・・見えないですね)
なんと50km/h制限でした。
私の正義はもろくも崩れ去ってしまいましたよ。

速度を落とそうにも、
すでにカーブで速度制限以下の速度ですから、
反省だけして先に進むことにします。

自転車は相当細い道か下り以外ではあまり制限速度を意識するほど
速度が出ませんから、
普段はあまり速度標識を見ていないんだと再認識。
そもそも相当な条件な揃わないと、
下りでもなかなかスピードを出しませんが、
今回はたまたま条件が揃ってしまいました。

長い直線、
視界が開けているか、わき道からの飛び出しがまず無い、
綺麗な路面、
前をふさがれていない。

そういう道路を走るときには、
制限速度を前もって調べておけば・・・
って、初めて走るコースでそういう道の存在を事前に知るのは
なかなか酷な話です。
どうすればいいんだろう。

下りになったところに標識を増やしてもらえれば、
加速しきる前に発見できるのですが。

かと言って、標識の無い道路では制限が60km/h。
理想的には常に制限速度に気をつけておくべきなのでしょうが、
現実的に言って、常に速度標識を見ておくのは難しい。
平地や上りで制限速度を気にしなければならない場面は
自転車ではほとんどありませんから。
難しい問題です。

私だけなのかな。
次回からもう少し気をつけるようにします。


DSC01891.JPG
クラクションを鳴らしていた車は、
颯爽と追い抜いていきました。
お互い、法律を守りましょう。



DSC01898.JPG
第2区間の前半はもっと平坦基調かと思いましたが、
長い下りと長い上りが繰り返されるコースでした。
勢いだけで上れる坂ではないです。


DSC01930.JPG
上りの途中で発見した、
「九重"夢"大吊橋」の看板。
この後も何度か看板を見て期待していましたが、
結局その"夢"大吊橋を見ることは出来ませんでした。
一体、どこにあったのだ。

※調べてみると、コースから2km弱離れた場所だったようです。
そりゃ見当たりませんわ。
写真で見る吊橋は、確かに大吊橋の名に恥じぬスケール。
今度は是非行ってみたいです。


ところで、吊橋は「ここのえゆめつりばし」、
九重町は「ここのえちょう」ですが、
近くにある九重山は「くじゅうやま」です。
読みがややこしすぎですね。


DSC01985.JPG
下りです。
ここも直線が長いですね。
今度は速度に気をつけながら走りましたが、
重力加速だけでは50km/hにすら達しませんでした。

その速度になるとミニベロのトップ側ギアでは足りないので、
回すこともありません。
安全な範囲内でひたすらエアロな姿勢をとるだけですね。


変わる景色

崩平山から離れると、
今度は急に視界が開けます。

DSC02034.JPG
平地になるわけではなくて、
結局アップダウンはあるのですが、
景色の変化は気分が変わりますね。
少しだけ元気を取り戻します。

そう、いい景色に見とれて気付きにくいですが、
想定以上に体力を使っているんですよね。
しかもここから最高標高点まで上ることになります。


DSC02091.JPG
この辺りは飯田高原と呼ばれるようです。
読みは「はんだこうげん」。
「いいだ」高原ではありません。


DSC02095.JPG
飯田高原にも長い直線道路があります。
ただしこちらは上り基調なので、
速度制限に心配は無用。
速度の心配が必要になるのはカンチェラーラかマルティンくらいでしょう。


DSC02127.JPG
微妙に左右の土手(?)が小高くなってきました。
ちょっと沖縄のサトウキビ畑を思い出します。


DSC02177.JPG
軽く木陰で涼みます。
いつの間にか天気が良くなってきましたから、
日陰が嬉しいくらいの気温になってきました。

でも、暑いくらいが丁度いい。
天気が良い方が、
ずっとずっと楽しめますから!
暑いのなんて気にしない。

でも、日焼け止めは塗っておきましょう。
アネッサ パーフェクトUVが汗でも全然流れなくてお勧めです。
流れなさ過ぎて、
「帰りに目をこすったら日焼け止めが目に入って痛い事件」
が頻発してしまうくらいです。
他の自転車乗りの方々はどんな日焼け止めを使ってるのか興味があります。
バイシクルクラブやサイクルスポーツでアンケートとってくれないでしょうかね。


DSC02258.JPG
再び開放感あふれる場所に出てきました。
噴火した火山のように見えますが、
単に曇っているだけです。

最近は火山噴火のニュースが多いので、念のため。


エイド目前

視界に長者原ビジターセンターが入ってきましたが、
景色が良かったので一旦ストップ。


DSC00035.JPG
地図によると、この丘の先に三俣山があるようです。


DSC00034.JPG
振り返ってみると、
丁度いい曲線を描く道路が草地を割るように走っています。
こういうのは道路が綺麗な方が映えますね。


DSC02283.JPG
さて、長者原ビジターセンターASに入りましょう。
すぐ左にエイドがありますが、
エイドに入るにはこの先の信号まで言って戻ってくるように促されます。

自動車が入れるように段差を低くしてある部分が無いための処置でしょう。
ちょっと面倒ですが(持ち上げれば簡単に入れそうですが)、
渋滞になりかねないので素直にまっすぐ進みます。


DSC02293.JPG
信号からの戻りは歩道なので、
自転車は押して歩きます。
SPD-SLにはつらいですね。
SPEEDPLAYユーザーはもっとつらいでしょうから我慢です。
ここだけはSPDが羨ましい。


長者原ビジターセンターAS

歩いて入場を果たした長者原ビジターセンターAS。
ここはチェックポイントではありません。
なので、素通りする人もいるようです。

私は元々全てのエイド・給水所に寄っていく方針なので、
どこがチェックポイントか調べないまま走っていましたが、
どこかに書いてあったのでしょうね。
調べてないので分かりません。



塩分が足りないかも

恒例の補給タイム。


DSC00038.JPG
もしかして、テントは青白の縞模様に統一してあります?
なかなか行き届いてますね。


DSC00039.JPG
こちらは水。
そう、水なんです。
スポーツドリンクが無いので、
ちょっと水分に苦しみそうな気配です。

ドリンクの粉末か、せめて塩タブレットを持ってきておけば良かったのですが、
準備不足が露呈してしまいました。


DSC00041.JPG
その奥では、牛乳とヨーグルト牛乳を用意してくださっていました。
牛乳単体の方は、消化吸収しにくいかと思いやめておきましたが、
ヨーグルト牛乳はとても美味しかったです。


DSC00053.JPG
そのさらに奥には梨がひっそりと置いてありました。
梨のみずみずしさはロングライドの気分転換に丁度いいですね。



DSC00054.JPG
テレビクルーなのか、
やまなみドリームライドのムービー作成スタッフなのか、
豪華なカメラを持ったスタッフ発見。



そんなことをしていると、
この区間の序盤に、フードで相当空気抵抗の損をしてそうだった方が
エイドに入ってきました。

フードを隠しても隠しても、
前傾姿勢になったらフードが出て来てしまうそう。
その上着を脱ぐとノースリーブだったので、
脱ぐも落車時のダメージ大、
着るも空気抵抗大でいいこと無し。
装備って大事ですね。

と言いつつ、実は私も、
不要そうなウィンドブレーカーを持ち歩いていました。
気温が高くなってきましたからね。
人のことは言えません。



次回は最高標高まで上ります

第3区間は牧ノ戸峠を通りますから、
最も警戒すべき区間です。
1,300m越えですから、気合を入れましょう。

次回に続きます。

やまなみドリームライド 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 小田の池レストハウスAS編
その4 長者原ビジターセンターAS編
その5 ガンジーファームAS編
その6 JA九重飯田給水所編
その7 道の駅ゆふいん給水所編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ編

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