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やまなみドリームライド2015 その5 ガンジーファームAS編 [やまなみドリームライド]

前回は第2ASの
長者原ビジターセンターASに到着。
一旦通り過ぎた後、歩道を歩いて入場するという斬新なエイドでしたが、
ヨーグルトが美味しかったので満足です。


第3区間

長者原ビジターセンターASから牧ノ戸峠を通って、
第3エイドのガンジーファームまでは約22km。

何と言っても牧ノ戸峠でしょう。
やまなみドリームライドの最古標高。
標高は1330mです。


牧ノ戸峠へ

長者原ビジターセンターは、
すでに牧ノ戸峠への上りの途中です。
エイドを出発するとそこはすでに上り坂。


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「寒の地獄・牧の戸方面」なんていう看板がありますが、
寒の地獄ってどういうことでしょう。
確かに標高が1,000mを超え、
平地よりは気温が低いだろうとは思いますが、
地獄というほどの寒さなのでしょうか。

もしかすると、背中ポケットに入れているお荷物ウィンドブレーカーが
役に立つ時間が来るかもしれません。



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分かっていたこととは言え、ひたすら上ります。
勾配がきつすぎないのがせめてもの救い。


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交通量はかなり多いです。
別府・湯布院・阿蘇をめぐる人が多いのか、
単に生活道路なのか。
バスも乗用車も多かったです。


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ちょっと視界の開けた場所に出てきたと思っても、


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すぐにいつもの上りに逆戻り。



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天気はかなり良くなってきました。
そのせいか、寒の地獄方面に向かっているのに
あまり寒くなってきた感じがありません。
ってまあ、そりゃそうですよね。
本当に寒さが堪えるのは下り。


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ここはすごいですね。
山側の補強は金網で如何にも暫定処置。
道路は明らかに後から拡幅した補修が丸分かり。
つぎはぎだらけで、不安しか感じられません。


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道路が再び綺麗な路面に戻りました。
ちょっと平坦基調になるのかと思っていたら、


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ここが牧ノ戸峠でした。
記念写真を撮っていたら、順番待ちの列が出来ていたので早々に退散。


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もっと山の中の、道路以外何も無いような風景を思い浮かべていたので、
しっかりとした売店や休憩所があってびっくり。


下り

コース上における最高標高の牧ノ戸峠をクリア。
やまなみドリームライドは往復コースですが、
往路と復路は微妙に違うので、
もう牧ノ戸峠は通りません。
最大の難関を終えてほっと一息。


寒さは感じませんが、
それは上りで多くのエネルギー消費した証。
さっさと下らないと体が冷えてしまいます。
無用に思えるウィンドブレーカーですが、
一応着用して下りを開始。


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5%に満たない下りは景色も楽しめます。


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こういう如何にも人間の手で自然を抑え込んでいるのも、
余裕があるせいか趣を感じます。
人間対自然の闘いは、
未来永劫続くことでしょう。


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全く記憶にないですが、
かなり自転車を倒してカーブを曲がっています。
路面が綺麗でないとなかなかできません。

大分の特性なのか、
やまなみハイウェイの特性なのか、
基本的に路面で苦しむことは少なかったですね。
あえて溝が彫ってあるような場所(は走りにくいですが)も含め、
基本的にはよく整備されている印象が残っています。


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下りの途中に、見晴らしの良い場所がありました。
肉眼では綺麗だったのですが、
写真は腕が悪く暗いですね。


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むしろ同じ場所で撮った道路の写真が
いい風景に見えます。

コースとしては、
写真奥から手前に向かって下ってきたところ。
ちょっとだけ反対車線側に渡ってからの撮影です。
脚力も無いのにこういうことをやって時間がかかってるから、
制限時間ぎりぎりになってしまうんですよね。



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ここで誘導のスタッフに促されて左にそれていきます。
雰囲気的に下りはこの辺りまでで終わり。
次は何が待っているのか。


久住高原ロードパーク

まだ牧ノ戸峠を通過した余韻に浸っていたと思うのですが、
どうやらここから久住高原ロードパークという道路を走ります。



DSC02962.JPG
ゲートも少し格好いい。

ここに入った当時は全く知らなかったこの道路、
実は有料道路で、
しかも普段は自転車は通行できません。
なんともありがたい経験をさせていただけていることに気付いていませんでした。


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標高1,100mを少し超えるくらい、
上りの距離は牧ノ戸峠よりもかなり短いのですが、
いかんせん勾配はきつい。
平均勾配7%程度なので、場所によっては10%を超えてみたり。

牧ノ戸峠に隠れて、伏兵が潜んでいました。
しかもなかなかの強敵です。


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上るしかないから、ペダルを回すしかない。
木々に囲まれていたり視界が広くなったり、
景色を楽しみながら出なければやってられません。

あと、暑い。
天気がよくなって、お蔭様で景色もかなり楽しめるのですが、
体力的にはどんどん奪われていく方向です。
しかも、スポーツドリンク補給が無いことが少しずつ影響し始めています。
塩飴も持ち合わせておらず、
明らかにミネラル不足。
私の場合は顕著に影響が出て、
頭痛が始まってしまうんですyね。

このころから、頭痛の兆候が出始めていました。



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うん?
もう紅葉しているのかな?



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久住高原ロードパークの難易度が高い点は、
きつい勾配に加えてもう1つあります。
坂を上りきったと思って勢いよく下り始めるのですが、
実はまだ上りがあるのです。


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ほらね。

しかも下りも上りもそれなりの長さがあります。


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ここは以前はレストラン等があったようですが、
すでに廃墟となっていました。
水分峠レストハウスと同様です。


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暑さをしのぐ木陰が嬉しい。



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どうやら久住高原ロードパークも終わりに近づいてきたようです。
最後は長い下りを下りきると、
県道669号に合流。
区間の終着点ガンジーファームまであと約2.5km。


ラストスパート

実は久住高原ロードパークの路面は、
やまなみドリームライドの中ではいい方ではありません。
それはロードバークの路面が汚いわけではなく、
他の場所が綺麗すぎるのです。


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県道669号も例に漏れず綺麗な路面。
このあたりは珍しく平坦基調で、
のんびりと走れる区間です。

ただし、ちょっと牧場の臭さがあります・・・・



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忘れていました。
ガンジーファームは直前に上りがあるんですよね。
これはプロファイルからも予想が出来ていましたが、
疲れた体にはきついです。
頭の中ではもうほとんどエイドまで来ていると思っているので、
坂を上るように切り替えるのが難しいです。


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右手に見えるのがガンジーファームです。
なぜガンジーか。
そういえば、謎のままでした。



ガンジーファームAS

ついに中間地点、折り返し地点のガンジーファームASに到着です。
距離的にもだいたい中間点。
しかしすでに牧ノ戸峠を通らないという
心理的な優位さはあります。


入場

ガンジーファームといっても、奥の方の駐車場まで行かなければなりません。
まだ自転車には乗ったまま。


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建物のわき道を通って裏の方へ抜けていきます。
ロングライドに関係ない観光客の方が、
あまりの自転車の多さにびっくりしたのか、
ずっと眺めてらっしゃいました。

せっかくなので、
応援されているわけでもないのに手を振って応えておきましょう。
こういう細かいところで自転車への印象を少しでもよく感じておいて欲しいですから。
裏目に出たら、それはただただ申し訳ない。


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裏までやっきたら、そこは砂利と草地。
ここからは自転車を押して歩きます。



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50mほど歩いたでしょうか。
ようやくエイドに到着しました。
ガンジーファームはチェックポイントでもあり、
全ロングライドコース参加者が立ち寄っていきます。


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ここも青白の縞々テント。
オレンジ色のタンクは水補給で、
手前のスタッフがお弁当とバナナを配ってくださっています。


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やまなみドリームライドは補給食が少なめなのですが、
それはここでの弁当で一気に補給する志向なのでしょう。
私としては少しずつ補給するのが好みですが。

スタッフの方に写真を撮りやすいように持ってもらいました。
ご協力ありがとうございます。


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ちなみにトマトもありますが、
私はトマトがあまり好きではないのでパス。


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特にテーブルや椅子があるわけでも、
座れるような場所もないので、
みんなその辺の草地に座ってお食事です。


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草原と弁当とバナナ。


私は食べるのが遅いですね。
お弁当を食べるだけで30分以上かかってしまいました。

なお、このエイド以降は給水所しかないので、
補給はあまり期待できません。
お弁当でお腹いっぱいなので、
あと70km弱では補給不足の心配はあまり無いと思いますが。


となりで弁当を食べていた方々の会話で、
「戻りはもう牧ノ戸峠が無いから、
ゆるいアップダウンだけですね」
なんて会話をされていました。
概ね同意ですが、
牧ノ戸峠の代わりの道の短い峠、
プロファイル上は勾配がありそうに見えていたので安心は出来ないぞ、
そう思っていまいた。

杞憂に終わればいいのですが。



復路のスタート

往路が終わり、次回から復路のスタート。
久住ロードパークまでは同じ道を戻りますが、
それ以降では牧ノ戸峠ではない別のコースを走ります。

次回に続きます。

やまなみドリームライド 2015 目次

その1 前日編
その2 スタート編
その3 小田の池レストハウスAS編
その4 長者原ビジターセンターAS編
その5 ガンジーファームAS編
その6 JA九重飯田給水所編
その7 道の駅ゆふいん給水所編
その8 ゴール編
その9 ゴール会場編
その10 帰路とまとめ編

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