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グランフォンド八ヶ岳 その7 おいしい学校AS編 [グランフォンド八ヶ岳]

前回は第4ASの浅尾原財産区までをレポートしました。

第4区間はグランフォンド八ヶ岳の最低標高地点がありましたので、
それ以降は基本的に上りです。
第4区間に限らず、残りのグランフォンド全体が上り。

上り地獄に入りましたが、
偶然にも今中さんや日向さんと一緒に走れて、
いい経験ができました。



まだ第4エイド

続く第5区間は短い平坦の後、
下って上る・・・はずでしたが、
その前にスタートが滞っています。


トラブル

浅尾原財産区駐車場ASはどんどん人が増えていきます。
確かに景色はいいエイドですが、
スタートをためらうまでの理由にはなりません。

DSC00146 (2).JPG
そもそも出発待ちの行列を作っているのですから、
運営側のストップがかかっているのでしょう。

先頭でストップをかけているスタッフに尋ねてみると、
「約1kmほど先の道路に倒木があって、危険なので規制中」
とのことです。
この後どうするかは協議中とのことで、
いつ結論が出るのか予測が出来ません。
とすると並んでいてもどうしようもないので、
適当に時間をつぶすしかない。
写真でも撮りましょうか。



DSC00178 (2).JPG
こちらはフラワーセンター、ハイジの村の方向。


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こちらは八ヶ岳方向。

写真を取ってはみたものの、
それとてそんなに時間をつぶせるものではありません。



再スタート

かなりボーっとしているうちに、眠くなる始末。
到着から30分くらい経ったでしょうか。
参加者が行列に並び始めました。
特に再開のアナウンスは聞こえませんでしたが、
おそらくグランフォンドが再開するのでしょう。


DSC00197 (2).JPG
トンボがお見送り。

倒木はそのままですが、
危険は少なそうなので
・スタート地点同様、小集団で間隔を空けてスタート
・倒木までは徐行
の条件付で再開することになりました。


ようやく第5区間

スタート待ちの列がはけるのはそんなに時間がかかりませんでしたね。
並んで少しでも早く再スタートするのがいいか、
潔くボーっとしているかは賭けでしたが、
並ぶ必要性は少なかったようです。




倒木からの下り

行列はどんどん進みます。


DSC02035.JPG
私もスタート。
規制で無駄に時間をロスしましたが、
安全管理をしっかりした結果でしょうから仕方ないですね。
グランフォンド八ヶ岳は時間の余裕が多いので
20~30分くらいのロスは問題ないでしょう。


DSC02077.JPG
倒木まではプロファイル的には上りですが、
ほとんど上りだとは意識しないくらいの勾配です。
八ヶ岳と相対しながらの走行が気持ちいいですね。

倒木がどんなものか、
ちょっとだけどきどきしながら走っています。


DSC02102.JPG
走っていると、スタッフが警告を出している箇所がありました。
写真の赤い服の方以外にもいたので、
どうやら倒木箇所が近づいてきているようです。


DSC00198 (2).JPG
これが問題の倒木場所。
片側通行で問題なく通行出来るようですから、
両側の誘導さえうまくできれば危険は無さそうです。

思ったより、こじんまりとした倒木でした。
私のイメージは、
道路をさえぎるように横たわる丸太があるものだとばかり思ってましたから。


もしかして、倒木の枝が電線に触れそうになってます?
そうだとすると、見た目以上に危険かもしれません。


DSC02124.JPG
倒木の後は下りです。
グランフォンド八ヶ岳にとっては最後の長い下り。

下りが好きで好きで、ってわけではないですが、
以降は上りしかないと思うとそれはそれで憂鬱です。

ここはほんのり紅葉を先取りしていたりして、
なかなか楽しめます。



DSC02155.JPG
DSC02156.JPG
道の広さも十分あり、
先が見えやすいので安心感もあります。
下の写真では、右手に花が見えていたりします。


孫女橋

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そして、どうやら橋が見えてきました。
橋へのアプローチの時点で、
かなり私の好物的な橋の香りがぷんぷんします。
これは久しぶりに炸裂しそうですね。



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塩川に架かる、孫女橋(まごめばし)です。
名前を調べるのに苦労しました・・・・
HDR-AS200Vではただの赤い欄干の橋にしか見えませんが、
実際に来てみると、とても魅力的な橋であることが分かります。


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まずは橋の進行方向左側、方角で言うと南になります。
エメラルドグリーンの水道管だか何かが架かっています。
ビアンキ乗りにとっては、チェレステに見えてしまうかもしれません。
赤と違って、自然との親和性があっていいですね。



DSC00204 (2).JPG
橋の北側は、増富ラジウムラインの小さなトンネルと渓谷のコラボレーション。
自然と一体化する人工物。



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赤い欄干と中華カーボンミニベロまで融和させてみましょう。


DSC00210 (2).JPG
橋を渡りきったところから。
赤もいいですが、
ちょっと神社っぽくなってしまうので、
この碧い色もなかなか映えますね。
もしかしてチェレステって、
そこまで自然との融和せいのある色だったのか。

・・・って元々あれはイタリアの空の色でしたっけ。
毎年、正月だかに空をみて決めてるとか。


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増富ラジウムラインはとても開放的で、
とても気持ちの良い道でした。
ラジウムという名前がちょっと気にかかりますが。


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増富ラジウムラインは2kmほどしかなく、
すぐに右折するように促されます。
ここで下りも終わりです。

あとはひたすらゴールまで上るだけ。



そこに上りしかないので上る

上り始めの1km弱は平均10%近くある急勾配。


DSC02259.JPG
急な上りでギアが合わなかったかチェーンが落ちたか、
停車する参加者続出です。
サドルを触っているので、
角度でも変わったのかもしれません。



DSC02288.JPG
停車するならいいのですが、
勾配を少しでも緩めようとしてか
道幅いっぱいに走る人の多いことが残念でした。

イベントで借り切っている道ではないことを忘れてはなりません。
自転車は左側通行で、
追い抜くときに右から追い抜きましょう。

中央や右側を走っている人が多すぎて、
左端を走っていたら前走者を追い越し出来てしまうことが多かったです。
左側通行を守っていれば、
そんなことは起こりえないはずなんですけどね。


DSC02323.JPG
かなり気温が高くなってきたので、
日陰が嬉しいですね。
天気が良すぎて日陰が恋しい。
矛盾しているようで、
ロングライドの真理です。



DSC02442.JPG
この辺りで、メディオフォンドの参加者と再度合流して、
同じコースを走ることになります。
道は細いですが、
参加者で混雑してしまっていますね。


DSC02458.JPG
これはもう、なんていって言いか分かりません。
前に出ようにも前に出れません。
あなた方はロンド・ファン・フラーンデレンの強豪チームですか・・・・。


DSC02507.JPG
上りが一段落してしばらく走ると、
いつの間にかエイドに到着しました。
上りで疲れたというより、
追い越しの度に神経を使って疲れた・・・。


おいしい学校AS

第5ASはおいしい学校ASです。
「おいしい学校」は普段はレストラン等があるようです。
学校の校舎を再利用してるから学校と名乗っている、のかな。


倒木の余波

メディオフォンドとグランフォンド参加者が一堂に会するエイドですし、
グランフォンド組は倒木により一気に放流されたばかりです。
ここまでの道もそうでしたが、
当然エイドも大混雑。


DSC00214 (2).JPG
後ろの建物がおそらく普段のおいしい学校かと思いますが、
黄色いテントがエイドとして設営されたテントです。
テントから伸びる行列がすごい・・・。


で、この行列が、

DSC00212 (2).JPG
さらにこう伸びています。
メディオフォンドとグランフォンドの合流エイドなので、
元々混雑するであろうと予想されるおいしい学校ですが、
倒木による交通規制の影響が加わって、
混雑極まりない常態です。

でもこれは仕方ないですね。
安全に配慮した結果ですから、
その結果の不便さはいたし方ありません。
倒木コースとは関係ない、メディオフォンドの参加者は少しかわいそうですが、
ご理解いただけることでしょう。

混雑は理解できますが、
公式サイトの新着情報のところ引用してみましょう。

グランフォンド八ヶ岳コースへご参加の皆さまへ(2015.10. 4)

本日10時20分頃、グランフォンド八ヶ岳コース78km地点で 倒木(自然災害)が発生いたしました。 走行に支障のある状況だったため、実行委員会にて協議し、 予定していたコースの一部を変更する判断をいたしました。

その影響により、走行コースが約15km短くなったこと。 また、第4エイド(浅尾原財産区駐車場)を通過できず、 楽しみにされていたフードやドリンクを手に取ることが できなかった皆さまに深くお詫び申し上げます。

グランフォンド八ヶ岳大会実行委員会


倒木によるコース変更などなどと書いてありますね。
どういうことでしょう。
グランフォンド参加者も、一部の人はメディオフォンドと同じコースに誘導されたのでしょうか。

ちょっとこのお知らせの意味が理解できませんね。
倒木(自然災害)と括弧書きで「自然」災害ですよと書いてあるのも、
言い訳がましくて素敵です。
私は第4エイドにも行けたのであまり気になりませんが、
いけなかった人にとっては説明責任を果たしていないのが癇に障るでしょう。
あいまいな説明をする場合って、
自分の行動に自信がないのだろうと読み取れます。

誰かに不満を生じさせるかもしれない判断をしたときこそ、
判断基準を明確にしたり
しっかり状況説明した方がいいと思うのですが。




エイドを楽しむ

気持ちを切り替えて、エイドを楽しんでいる様子を。
第5ASでも食べますよ。

ちなみに、大混雑の第5ASでしたが、
列が進むのはスムーズだったので、
列の長さの印象ほど待つ必要はありませんでした。


DSC00217 (2).JPG
まずはとうもろこし。
また繊維質の多そうなものを・・・とは思いますが、
もちろんいただきます。
ロングライドはお祭りみたいなものですから、
とうもろこしは雰囲気に合っていていいですね。


DSC00221 (2).JPG
そして菓子パン。
ちょっと疑問でしたが、
おいしい学校にパン工房があるようですので、
そのパンなんでしょう。

メロンパンやドーナツなどのオーソドックスなものから、
塩ワッサン(?)、抹茶と桑茶と大納言ブレンドという変わったパンなどなど、
色々あって1つだけ選ぶのは難しい!

「クルミとアーモンドのドーナツ」と迷った結果、
大納言ブレンドにしました。
私の選択は間違ってなかったと思います。
おいしかったです。
どれを選んでも、きっと間違いないおいしさなのでしょうけどね。



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エイドのテントの更に奥にも、
学校の降車のようなものがありました。
ここもおいしい学校なのか、
本当の学校なのか。

ソフトクリームを持って出てくる人がいたので、
おそらく売店なのでしょう。
つまり、おいしい学校の一部。


次回

おいしい学校が第5ASです。
エイドは全部で7箇所あるので、あと2つ残っています。
この辺りから、エイドの間隔が短くなってきて、
上りに配慮されているのがありがたいです。

に続きます。

グランフォンド八ヶ岳 2015 目次

その1 移動編
その2 スタート編
その3 スパティオ小淵沢AS編
その4 長坂駅前駐車場AS編
その5 高根体育館AS編
その6 浅尾原財産区駐車場AS編
その7 おいしい学校AS編
その8 JA梨北・清里出張所AS編
その9 丘の公園AS編
その10 ゴール編
その11 ゴール会場編
その12 帰路とまとめ編

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