乗鞍ヒルクライム その16 白骨温泉編

ずいぶんと乗鞍ヒルクライムレポートの間が空いてしまいました。
前回はエコーラインを乗鞍観光センターまで下りきったところまで。

ここまででは獲得標高が2,700mと中途半端なので、
獲得標高3,000mを目指して、白骨温泉へ向かう決心をしたところからの続きになります。

白骨温泉への下り

蛭窪トンネルを超えて、あとは白骨温泉までは下りだけです。

下りも苦しい

この日は700cですし、アルミホイールですし、
下りでは体力を使わないので
ゆっくりのんびり下りましょう。



ただここの下り、さっきまでの上りと同じく勾配が急ですし、
上り以上にカーブが多い。
のんびり下ろうと思わなくても、
そんなにスピードは出せません。

路面は上り同様、あまり良くないです。



あきらかに壁面が補強されすぎていて、
以前ここで崖くずれなどがあったのだろうと想像できます。

ちょっとこれまでのコーナーよりも緩めなのでスピードが出る場所にも関わらず、
コーナーの先が見えない完全なブラインドコーナーになっています。
そういう意味で危険なコーナーです。




そもそもブラインドコーナーが多いです。
車も何台かとすれ違うくらいには通るので、
カーブの度に注意深く走りましょう。



白骨温泉で人気のある泡の湯を発見。
白骨温泉バス停まであと1kmちょっと。



泡の湯の先は道が更に細くなります。
勾配は急なままなので、細心の注意を払います。



看板でも「対向車あり注意！」と呼びかけてありました。
ここはバスも通る道なので、どれだけ注意して走っても
注意しすぎということはありません。



見えてきました、白骨温泉郷です。
バス停は正面に見える鳥居の右隣にあり、
鳥居の左となりの建物は観光案内所です。

ラスト40m

しかし私のゴールはここではありません。
獲得標高3,000mまではあと40mほど足りていませんから、
このまま白船荘新宅旅館へ向かいます。




高地乗鞍林道から白骨温泉へ到着して左折。
ここから少しだけ上ります。



売店や日帰り温泉兼食事処の煤香庵などを抜けると、
右折できる道があります。
写真では分かりにくいですが、
右手の看板が目印ですね。



ここは緑豊かな道で、
走っていて清々しさが漂います。




途中で白船グランドホテルの角を入って、
少しだけ走ったところに、



ありました、白船荘新宅旅館です。
いやあ、ここでようやく乗鞍ヒルクライム3kを達成です。
疲れた。
本当に疲れました。

ちなみに、このときは既に14:00を回っていたので、
もう日帰り入浴時間は終わっていました。
それはまあ途中で気付いていたのですが、
とりあえず3,000mの獲得標高を達成したので白船荘新宅旅館まで来た甲斐はあります。
平湯温泉に降りてから2回目のヒルクライムに時間がかかってしまったのが遅れた原因ですね。
それだけならぎりぎり30分くらいは入力できたかもしれませんでしたが、
乗鞍観光センターから白骨温泉までの坂も見積もりが甘かったです。
普通に上るだけなら大したことない坂なのかもしれませんが、
2700mを上った後なので、いつもの何倍も苦しかった。

次に来るときは、もっと余裕のあるプランにして、
ゆっくり温泉につかりたいと思います。
と言うより、もう3kチャレンジはしなくとも、
エコーライン・スカイラインのどちらかだけで満足するでしょう。

次回

さて、ようやく予定走行を完了しました。
1日で、しかもたった87kmほどで獲得標高3,000mはなかなかの満足度です。

天気にも気候にも恵まれた乗鞍ヒルクライム3kは無事終了して、
次回は帰路編です。

2015 乗鞍ヒルクライム3K 目次

その1 ムーンライト信州編
その2 アルピコ交通編
その3 スタート編
その4 位ヶ原編
その5 畳平編
その6 下り編
その7 下り後半編
その8 平湯峠編
その9 ミニ展望台編
その10 森林限界突入編
その11 再畳平編
その12 畳平バスターミナル編
その13 エコーライン下り編
その14 夢の続き編
その15 蛭窪トンネル編
その16 白骨温泉編
その17 乗鞍ヒルクライム帰路編

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