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乗鞍ヒルクライム その15 蛭窪トンネル編 [ポタリングレポート]

ずいぶんと乗鞍ヒルクライムレポートの間が空いてしまいました。
前回はエコーラインを乗鞍観光センターまで下りきったところまで。

ここまででは獲得標高が2,700mと中途半端なので、
獲得標高3,000mを目指して、白骨温泉へ向かう決心をしたところからの続きになります。


白骨温泉へ

白骨温泉へ行くのは事前に決めていましたが、
獲得標高しか見ておらず、
どのくらいの距離なのかは認識していませんでした。


出発

では出発。
白骨温泉へは、乗鞍観光センターのすぐ裏の道を通ります。



DSC03522.JPG
この道を直進すると松本方面。


DSC03523.JPG
建物の裏を通るように左折すると白骨温泉方面です。
一本道なので迷うことはありません。


DSC03532.JPG
2008年までは白骨温泉へ行く道は有料道路(上高地乗鞍林道B区間)だったので、
ゲートが残っていますね。
現在は無料開放されています。


DSC03550.JPG
白骨温泉への道の路面は、
お世辞にも綺麗だとは言えません。
亀裂や穴が多く、下りでは走りたくない道です。

今は上りなのでいいですが、
3kmも続くのは結構長く感じました。


DSC03561.JPG
ところどろこに空が見えて明るい場所もありますが、
基本的には薄暗いです。
それもまた、秘境に向かっている感を助長しています。

乗鞍高原の更に奥にある温泉ですからね。
バスで行くのは本数が少なくて制約が多くなりますが、
車で行くなら割と気軽に行ける秘境だと思います。


DSC03580.JPG
道が薄暗い印象を受けていましたが、
写真もまた"もや"が写り始めました。
これは一体何なんでしょうね。
走行時の私の印象を反映しているのでしょうか。

なぜか若干白っぽくなった写真がこの後も続きます。


DSC03598.JPG
停止信号。
上りの信号はつらいです。


DSC03605.JPG
これだけの重機が入っていたら片側通行も仕方ないですね。


DSC03610.JPG
反対側の信号では車が待っていました。
なんとか青信号の時間内に通過できて良かった。
片側通行箇所では、自転車の上りでゆっくり走っていると
ちょっと間に合わないくらいに設定してあるのが憎い。
なのでちょっとだけ力を入れないといけないのです。


DSC03635.JPG
ちなみにこの道路、
落石注意の看板がいたるところに掲げてあります。
いつも思うのですが、
どうやって注意すればいいんでしょう。
標識で教えてもらえるのはありがたいのですが、
その注意の仕方が分かりません。
ずっと上ばかり見ているわけにも行かないですし。

覚悟を決めとけよ、ということかな。



思わせぶり

白骨温泉へ行くルートは、事前に確認済みでしたが、
やはり乗鞍エコーラインとスカイラインに気をとられて、
どれだけ上るのか、
どれだけ走るのかをあまり確認していませんでした。

今は距離3km・獲得標高200m超の上りだということは分かっていますが、
当日はただひたすら上りが終わるまで走るだけ。
いつ終わるともわからない上りを走るのはなかなかきついものがあります。

しかも、距離と獲得標高で分かるように、
勾配がなかなかきつい。
平均7%は優に超えています。

エコーラインとスカイラインを登り終えた体で上るのですから、
そりゃあきつい。



DSC03667.JPG
この上りは何度か走ったことがあるので、
最後に左に曲がって蛭窪トンネルを抜ければ上りが終わることだけは
覚えていました。
なので、左折の旅に期待してしまいます。

この暗い道の左折はトンネルがありそうな雰囲気がありますが、
ここは終点ではありません。


DSC03705.JPG
ここも違うな・・・。
こんな小屋なんかなかった気がしますし、
もっとじめじめした雰囲気だったような。


DSC03718.JPG
また信号か。
ということは、信号の反対側に行くまでは確実にトンネルはないな。
なかなか残念な事実。



DSC03747.JPG
こんなに晴れやかな景色はうれしいのですが、
こんなに明るい道でトンネルを迎える記憶はない。


DSC03755.JPG
なのでこの左折も期待できません。
もういい加減に終わってほしい。

3,000mにこだわったのを少し後悔し始めます。



DSC03756.JPG
ここもまだまだ。
ブラインドコーナーの左折の度に
落胆し続けるのももうつらいです。



DSC03769.JPG
おお!
この左折は、大いに期待できる。
これじゃなかったらもう蛭窪トンネルはなくなったんじゃないかと思うくらい
この雰囲気はトンネルです。


DSC03771.JPG
来たー。

愛しの蛭窪トンネルまで到着です。
トンネルを抜けると、あとは白骨温泉まで下るのみ。



DSC03773.JPG
トンネル内部は道が狭く、
自動車で対面通行は出来ません。
走っている車がいたら、対向車は入口で待っていないといけません。

そこそこ長い蛭窪トンネルですが、
交通量が少ないからできる方法です。
両方から同時に入っちゃったりしたらどうするんだろう?

以前より広くなったような気がしますが、
壁面の古さ加減を考えると、新たに拡幅したようにも見えないですね。

まあ、自転車の私には関係ないこと。


DSC03787.JPG
入口は外からの光で明るいですが、
奥のほうは真っ暗です。
電灯も少ないので、
自転車乗りは前後のライト必須。



DSC03807.JPG
トンネルを抜けると、青い空と緑の山に迎えられ、
ここから5kmほどの長い下り。
エコーラインの20kmの下りがあったので、
5kmって短く感じますが、
いやいや結構長いですよね。


次回

ようやく白骨温泉に到着して、
乗鞍ヒルクライムの獲得標高3,000mを達成するか。

次回に続きます。

2015 乗鞍ヒルクライム3K 目次

その1 ムーンライト信州編
その2 アルピコ交通編
その3 スタート編
その4 位ヶ原編
その5 畳平編
その6 下り編
その7 下り後半編
その8 平湯峠編
その9 ミニ展望台編
その10 森林限界突入編
その11 再畳平編
その12 畳平バスターミナル編
その13 エコーライン下り編
その14 夢の続き編
その15 蛭窪トンネル編
その16 白骨温泉編
その17 乗鞍ヒルクライム帰路編

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